【ビール】 ヱビス #126 デュアルスムース 


ヱビスからまたまた新しいヴァリエーション "ヱビス #126"(エビスイチニーロク、と読むらしい)が発売されました。ヱビス最近色々出しすぎじゃね?

この商品は、「麦芽100%」「厳選したホップ」「ヱビス専用酵母使用」「長期熟成」など、原材料や製法にこだわってきたヱビスの特長はそのままに、新製法の「デュアルスムース製法(注1)」を採用することにより、渋みや苦みを抑えたスムースな味わいを実現しました。
また、商品名に記載されている「#126(イチニーロク)」は、SNSなどで使用されている#(ハッシュタグ)を用い、126年を迎えたヱビスの新たな挑戦であるという意味合いを込めています。
(注1)デュアルスムース製法
穀皮に含まれる雑味成分を減らす「穀皮分離仕込」製法と、良質な苦味を残しながらも雑味成分の生成を抑制する「穏やかな煮沸システム」を採用。この2つの技術を掛け合わせ、ヱビスならではの上質なコクはそのままにスムースな飲み口を極限まで追求した製法です。

ニュースリリースからコピペ)

このニュースリリースは長々と説明しているのに何も書いていない典型的な文章ですね。これ読んでもあまり味の想像が出来ない…。
ところでスムーズじゃなくてスムースなん?
まぁいいや、いただきます。

うん、シルキーなヱビスと言うか…。とっかかりがなくスルッとした印象。飲後に口内に残る酸味が特徴なのかな。正直に書くけど、これなら僕はレギュラー商品のヱビスを選びますよ。
ヱビスは大手国産ビールの大御所的立場であり基準点であり指標でもあるのだから、あまりガチャガチャとせずにどっしりと構えていてほしいなと思います。

【ビール】 キリン 一番搾り 滋賀づくり 


昨年、日本全国9種類の一番搾り(北海道、仙台、取手、横浜、名古屋、滋賀、神戸、岡山、福岡)が期間限定で販売されましたが、今年は全都道府県47種類の一番搾りですよ奥さん。

47都道府県の一番搾り >>

この滋賀づくりは、昨年に引き続いての登場。昨年は残念ながら飲む機会に恵まれなかったのですが、今年は無事いただくことが出来ました。滋賀県産の大麦麦芽と琵琶湖水系の水を使用しているということです。
ほのかに白ワインを思わせるすっきりとした香りと口当たり。磨き抜かれた純度の高い一番搾り、という感じがします。

ちなみにこれまでのところ、記事にupしたものも含めると、東京、横浜、名古屋、京都、滋賀、大阪、神戸の一番搾りを飲むことが出来ました。それぞれの一番搾りにそれぞれの特徴がきちんと出ていて、ビールづくりって本当に繊細なんだなぁ、面白いなぁ、と改めて感じた次第です。


【ビール】 キリン 一番搾り 大阪づくり 


昨年、日本全国9種類の一番搾り(北海道、仙台、取手、横浜、名古屋、滋賀、神戸、岡山、福岡)が期間限定で販売されましたが、今年は全都道府県47種類の一番搾りですよ奥さん。

47都道府県の一番搾り >>

まずは我が地元、大阪づくりを飲んでみました。ちなみに大阪にはキリンの工場はないので、神戸工場謹製です。"ブラボーホップのおだやかな香りと、めっちゃ豊潤な飲みごたえ。" だそうです。飲んでみましょう。
んー、第一印象はホップの持つ香りや苦みを存分に感じるし、モルトの重みもあるのだが、飲んでしばらくするとそれらが何事もなかったかのようにスッと消えてなくなってしまう。余韻らしき余韻が一切ないという。
大阪らしいかと問われると判断に迷うけど、なかなか変わったタイプのビールだなぁ。いちどお試しを。




【ビール】 アサヒ クリアアサヒ 関西仕立て 


関西地方限定のクリアアサヒのヴァリエーション、クリアアサヒ 関西仕立てという商品が出ておりました。まずはいつものように商品情報のコピペを。

本年「クリアアサヒ」ブランドでは、「食卓の彩り」や「季節の食との連動」を念頭に置いた限定商品を発売するなど、「理想の食中酒」を目指した様々な取り組みを行っています。今般、この取り組みの一環として、関西エリアの「食」特性とのマッチングを狙いとして開発した、『クリアアサヒ 関西仕立て』を発売します。
関西エリアのユーザーを対象に行った調査(※)によると、「関西の人が普段の食卓で食べるものとして思いつくもの」のトップ2は、「お好み焼き」「たこ焼き」でした。また、「関西の代表的な食として思いつくもの」の調査(※)でも、「お好み焼き」「たこ焼き」がトップ2となっています。
『クリアアサヒ 関西仕立て』は、「関西の食卓を、もっとおいしく」という商品コンセプトのもと、関西の食卓で最もポピュラーである、「お好み焼き」や「たこ焼き」など、ソースを用いた料理との相性を追求した中味設計で開発を行い、一緒に飲んだ時に口の中で調和し生まれる、ふくらみのあるまろやかな味わいを実現しました。
(※)当社調べ

ニュースリリースからコピペ)

関西のみんなは普段の食卓でお好み焼きやたこ焼きばっかり食ってんの…。ウチの家は異端だったのかな…。
今回は粉もんじゃなくてゴーヤチャンプルーとともにいただきました、サーセン。

飲んでみます。クリアアサヒ特有の透明感ある飲みくちはそのままに、飲後にやや残る水っぽさ。
まー確かにソース系の味の濃い食べ物には合いそうだ。水に流してくれそうと言うか。






水曜日のカンパネラ ワンマンライブ2016 未確認ツアー @ 京都 萬福寺 2016/07/18 

僕にとっては7ヶ月振り、通算8回目の水曜日のカンパネラのライヴは、メジャー・デビューEP『UMA』(過去記事)の発売を記念した全国ツアー "未確認ツアー" の最終公演。場所は京都府宇治市の黄檗萬福寺。
ツアー・ファイナル、しかも会場はお寺というロケーションと、スペシャル感が半端なく、しかも超ひさしぶりの水カンのライヴということもあり、僕は当日を心待ちにしておりました。

ちなみに、前回のライヴ(過去記事)から7ヶ月も空いたのは、今年2月のワンマンライヴ "NANIWA!" のチケットをあえて取らずに "1回休み" を入れたからですが、これにはまったくネガティヴな意味合いはなく、逆に今後も末永く水カンのファンとしてい続けるための、完全にポジティヴな休憩であったことをここに記しておきたく。

さて、会場の黄檗萬福寺に到着すると、シネマTを制服のように着そろえた若い女の子たちや、コムアイさんみたいなファッションの若い女の子たちがたくさん。
あれ、水カンのライヴの客層ってこんなんだったけ…。僕の知ってる水カンのライヴはもっとこう、おっさ(以下自主規制)

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えー、いきなりだけど、今回のライヴを観終わって感じた、今後改善が必要と思われる点をみっつほど。
あっ、と…。本来この手のライヴレポにおいては、ライヴの良かった点、楽しかった点を逐次述べたあと、最後に指摘事項を申し添えるという構成が一般的だと思うのですが、そうすると読後感にネガティヴな印象を引きずってしまうおそれがあり。しかし僕がこの記事で伝えたいのは、あくまでも今回のライヴがいかに良かったか、いかに楽しかったかということなので、あえて、先に指摘事項だけ済ませておきたい。もちろんこれはdisでもなんでもなく、健全な批判こそがアーティストのさらなる成長の助けになると信じてやまないからだ。

ひとつめは、水カンのワンマンライヴでは不名誉な恒例行事と言ってもいい、開演時間の遅れについて。
今回の萬福寺でも入場開始が20分遅れ、開演時刻は30分の遅れを見せた。開演が予定よりも遅れる理由が毎回同じなのかそれとも違うのかはわからないが、どうも偶発的に起こるトラブルとかではなく慢性的な原因を抱えているように思える。特に、今回のように屋外の炎天下で長時間にわたってお客さんを待たせるのはとても危険だ。
ちなみに僕の真後ろにいた若いカップルは、彼氏が水カン好きで彼女が初めて水カンのライヴに連れて来られた、といった様子だったが、開演時間が延びるに従い彼女の機嫌がみるみる悪くなっていき、険悪な雰囲気にこちらもいたたまれなくなるほどだった笑(笑うんかい・笑)。

ふたつめは、ひとつめとも関連するのだけれど、ライヴ本編の時間の短さについて。
今回のライヴはMCやアンコールを含めて、実質80分程度しかなかった。演ったのは全15曲。未確認ツアーの他の会場と比べても3曲ほど少なくなっている。
この3曲が、開演時間が押したために削られたのか、それとももともとの予定通りだったのかは定かではないが、ワンマンライヴである以上、やはり120分間をひとつの目安としてほしいところだ。コムアイさんの体力的な問題なのかはわからないが、まだまだワンマン慣れしていないといった印象を拭えない。
初めて来たお客さんは、えっこれでおしまい!?って絶対がっかりすると思うんだよなぁ。僕も未だにがっかりしているけど。

みっつめは、不可解なセットリストについて。
今回、宇治のお寺でライヴを演るということがわかって、ほとんどの水カンファンは "あの曲" を演るだろうと思っていただろうし、期待もしていたはずだ。また、7月の夕刻、蝉の声が鳴りやまない中30分も待っていると、どうしても "あの曲" のイントロを思い浮かべずにはいられなかっただろう。
しかし結局 "あの曲" は演らなかった。
宇治のお寺などという会場を押さえておきながら "あの曲" を演ることを思いつきもしなかったとすれば、残念ながら水カンチームは無能だ。しかし決してそんなことはないだろう。きっとあえて演らなかったのだ。ファンの期待を逆手に取ってあえて裏切ってみせたのだ。わざとハズしたのだ。スカしたのだ。
思えば、昨年11〜12月のジパングツアーのときも、アルバム『ジパング』(過去記事)において重要な位置を占めていたはずの「西玉夫」と「マッチ売りの少女」の2曲を、ツアーの全日程を通してセットリストから除外していた(その2曲は今年2月のNANIWA!とOEDO!において始めて披露された)。
だが、そんな90年代のサブカルにありがちな逆張りの態度は、今後さらに大きなステージを目指すであろう水カンにとってはむしろ障害にしかならないと思う。ファンの期待に向き合って正面突破を図る実力とアイディアは、すでに水カンには備わっている。水カンはもっとファンの期待に対して意識的に正面から応えることによって、より大きなポピュラリティを得るようにしたほうがいいと思う。

以上、重ねて言うけどdisじゃないのよ。これはあくまで僕の水カン愛なんですよ。そこんとこよろしくお願い申し上げ!

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ライヴは、「ラー」のイントロとともに、建築用移動式足場のローリングタワーに乗ったコムアイさんとカレーメシくんが会場後方から登場してスタート。

ステージは本堂前の月台と呼ばれる舞台のようなスペースに設営されており、とても広くて奥行きがある。しかしそのせいで、コムアイさんが舞台中央後方の定位置に陣取ると、ただでさえ小さいコムアイさんは僕の立ち位置からは例のMacBookを乗せている台の後ろに隠れてしまって、ほぼほぼ見えなかった。
しかも僕の立ち位置が、背中に松の木、目の前に灯籠、という状況で(そりゃそうだ、ここは境内だもの)、背中や首筋にチクチクと刺さる松の葉の痛みに耐えつつ、灯籠に空いた穴の隙間からコムアイさんをのぞき見るという、なんともレベルの高いプレイを強要される羽目に。

しかしコムアイさんは会場中を縦横無尽に動き回るので、実際のところはモウマンタイ。
「小野妹子」で、コムアイさんの "フロムジャペン! フロムジャペン!" の歌声とともに登場した萬福寺の僧侶たちが、客席中央に設けられた花道を合掌したまま隊列を組んで練り歩く様は、これ…が…遣隋使…と、絶句と大爆笑を同時に経験することが出来た。この強烈な画ヅラこそが僕にとっての今回のライヴのピークであったと言えよう。

屋外で聴く水カンのトラックは、重低音がピーカンの空に響き渡り、最高に気持ちが良かった。
と同時に、僕は屋外で水カンを見るのが今回で2度目だったが、今回1500人の聴衆の前で響き渡った「ユタ」でゆらゆら踊りながら、200人ほどのお客さんだったタワレコマルビル店のインストアライヴ(過去記事)で聴いた「ユタ」を思い出し、感慨深くて涙が出そうになった。

メジャー・デビュー作『UMA』に収録の外部プロデューサーによる楽曲については、特に「フェニックス」の印象が良かった。CDで聴いたときはいまいち良さの分からなかったラテンハウスだったが、屋外でその大箱向けサウンドの本領を発揮したと言えよう。

2匹のイエティが登場したり、さなぎの着ぐるみのコムアイさんが羽化したり、「チュパカブラ」のMVの登場人物が登場したり、沙悟浄がきゅうりを投げたりと、とにかく情報過多な演出がまったく飽きさせることなく。
今回に限ってはコムアイさんのMCも自虐的でキレキレで、つい先日発売されたフライデーの記事を読み上げ、「ここに書いてあるのは全部事実です!」とあらためて告白。かつて岡村靖幸は "Baby 週刊誌が俺について書いていることは全部嘘だぜ" と歌ったが、これが俺たちのコムアイさ。リアル・ロックスターさ。
2月のNANIWA!で初お目見えとなり、水カンのライヴではいまや定番の演出となっている、ウォーターボールを使ったクラウドサーフィングも登場した。僕もコムアイさんの入ったウォーターボールを追いかけて、追いかけて、追いかけて…

かつて僕が水カンのライヴで感じていた多幸感は祝祭的に昇華され、"なんだかよくわからないもの" だった水曜日のカンパネラは、いつの間にか、"似たものがどこにも思いつかない唯一無二のなんだかよくわからないもの" になっていた。
水カンはまだまだ大きなところを目指すだろうし、実際に想像もしなかったような大きなところに立つことができるだろう。
僕は彼女たちがどこまで行ってしまうのか、見続けたい。これからも確認していきたい。そう心に誓っています。

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水曜日のカンパネラ ワンマンライブ2016 未確認ツアー @ 京都 萬福寺 2016/07/18 セットリスト
01. ラー
02. シャクシャイン
03. ディアブロ
04. 小野妹子
05. 雪男イエティ
06. フェニックス
07. チュパカブラ
08. ウランちゃん
09. バク
10. ユタ
11. 猪八戒
12. ユニコ
13. ツチノコ
14. 桃太郎
15. ドラキュラ