Yann Tomita - From Banzai Pipeline To Brain Wave (マガジンハウス/2001) 

Tracklist:
A. Surf Reports, Test Records, Part 1
B. Surf Reports, Test Records, Part 2

ヤン富田のバイオ・フィードバック・サウンドその2。
マガジンハウス刊『Relax』誌の、ヤン富田特集号(2001年2月号)の付録アセテート(ソノシート)。
これって激レアでしょ?、と思ってたら、近頃出版された『電子音楽 In The [Lost] World』(田中雄二著/アスペクト)の初回版特典としてCD化されたらしい。ちぇっ(笑)。

内容は、ハワイで適当に(?)つかまえた女の子の頭に電極をつけて遊んだって感じ(笑)。

Dr.Yann & Grandmaster Flash - Vinyl Beat Of Two Turntables With Cybernetics And Bio-Feedback (For Life/1998) 

Tracklist:
A. Vinyl Beat Of Two Turntables With Cybernetics And Bio-Feedback
B1. Introduction Of Bionic Music
B2. Vinyl Beat Of Two Turntables With Cybernetics And Bio-Feedback (Japanese Version)

ヤン富田のバイオ・フィードバック・サウンドその1は、アルバム『Music For Living Sound』にも収録された、ヒップホップの超大御所グランドマスター・フラッシュとのコラボ。
グランドマスター・フラッシュの頭と体に電極をつけて、脳波と筋肉の収縮運動から出る電気信号を音楽信号に変換した電子音と、グランドマスター・フラッシュ自身のDJプレイのセッションなんですが、コレ、カッコ良すぎます。
ドープな重~いどっしりとしたビートと、フリーキーに踊りまくる電子音のからみに、バイオ・フィードバック・サウンドについてのナレーションが英語でミックスされとります(B面はこのナレーションがニホンゴ)。

それにしても、よくこんな企画実現したなあ。
世界中でリスペクトされているドクターだからこそ。

Yin & Yang Tomita - Music For Living Sound (For Life/1998) 

4枚組なので、よろしくお願いします。

CDのオビに書かれたコピーが毎回微妙な笑いのツボを突いてくるヤン富田ですが、そのコピーの通り、音楽CD3枚+CD-ROM1枚の4枚組 "エクスペリメンタル" 作品集。

人間の体に電極をつけてその微弱な電気信号でシンセサイザーを鳴らしてみたり、太陽光線の刻々と変化する照度を電気信号に変換してシンセサイザーを鳴らしてみたり、エアコンの音をマイアミベースだと言い張ってみたり、ロボットを笑わせてみたり、自然風が演奏する "エオリアン・ハープ" という楽器を使用してみたり、レコードを120°づつ3分割にカーターナイフでカットしたものを3つつなぎ合わせて新しいレコードを作ってみたりと、この作品では "自分の意思ではコントロールできないもの" による音楽演奏がひとつのテーマとされています。

実験的な手法をエンターテインしようとするヤン富田氏の姿勢が余すことなく表れた怪作!
唯一の難点は、解説なしに音楽だけ聴くと、ただのイッちゃってるヤツの作ったわけのわからないノイズにしか聴こえない場合があることです(笑)。

勿論、スティール・パン、ジャズ・バンド、サーフ・ミュージック、キャロライン・ノバクといった、"自分の意思でコントロールできるもの" による音楽演奏も登場しますよ。
これらのバランスが、ヤン富田の音楽家としての作家性なのではないでしょうか。

もしあなたが "音楽好き" を自認するなら、1度は聴いてみることをオススメします。拡がりますよ。

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