Petar Dundov - Oasis (Music Man/2008) 

Petar Dundov - Oasis
Label: Music Man Records (MM 139)
Format: 12"/MP3
Released: 2008
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***夏休み痛飲グ日記 8/13(wed)***
・ヱビスビール
・ヱビス・ザ・ホップ
・ヱビス・ザ・ブラック
友人のビール氏宅におよばれ。

Brother's YardとしてはPascal FEOSのPVレーベルを中心に、そして本人名義ではJeff MillsのTomorrowレーベルからアルバムもリリースしたクロアチアのPetar Dundovの、もうすぐMusic Manからリリースされるニューアルバムからの先行シングル。
#Aの「Oasis」オリジナルは、プログレッシヴ・ミニマル通過後の感覚を持った、キックのごく弱いエレクトロ・トラック。こんな地味な曲を先行シングルに選んだあたり、アルバムの内容を予見してなくもない。いやアルバムすごい楽しみです。
で、#Bのリミキサーに選ばれたのは、Basic Channel一派であるScionことSubstanceとVainqueur。これがまんまScionな感じの、煙たく流細なミニマル・ダブに再構築していてオススメ。気持ち良過ぎです。
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Pink Skull - The Chicago EP (Pink Skull/2007) 

Pink Skull - The Chicago EP
Label: Pink Skull (PS-02)
Format: 12"/MP3
Released: 2007
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長らく工事中だったリスボンのロッシオ駅が開通したそうですね。地下鉄がサンタ・アポローニャまで延びたという話も聞くし、これでポルト行きの特急列車に乗るのにわざわざ一旦バスに乗り換えて駅まで行くなどということをしなくてもよくなりますね(まぁそれはそれで楽しかったのですが)。

matsさんが紹介していたのを試聴してあわてて手に入れた、Pink SkullっていうニューエレクトロのひとたちがシカゴハウスのクラシックスをカバーしたEP。シカゴハウス好きとしてはやはり押さえておかないとねっ。
#A1のネタはLil' Louisの「Video Crash」。原曲はニューエレクトロのミックスに使われてることも多いですね。アシッドなシンセフレーズにエフェクトかけてイマっぽく仕上げてます。ハットの刻み方なんかは明らかにニューエレクトロっぽい。
#A2はRobert Armani「Circus Bells (Hardfloor Remix)」ネタ。正直原曲とどこが違ってるのかよくわからんのですが、マイナーなオリジナルではなくメジャーなHardfloorのヴァージョンを使ってるあたりが、良くも悪くも彼らのセンスなんだという気がします。
そしてイカレてるのがMr. Fingers「Can You Feel It」ネタの#B。原曲のアトモスフェリックな持ち味をまったく無視したバウンシーな仕上がり。あのイントロのシンセフレーズとキング牧師のサンプルがかろうじて原形を留めてるといったところか。いや、このトラックはオモシロイ。やるならやはりここまで独自の解釈を加えてくれないと。
全体的には、ニューエレクトロのシーンに対応可能なシカゴハウス風のニューエレクトロという印象の1枚。こうしてシカゴハウスが色んなシーンにこっそり忍び込んでいく様を見るとなかなか痛快です。
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Pryda - Genesis (Pryda/2007) 

Pryda - Genesis
Label: Pryda Recordings (PRYLTD001)
Format: 12"/MP3
Released: 2007
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TBCのTVCM、よく観ると間違い探しが何問も作れそうだ。

Swedish House Mafiaの中では僕はEric Prydzが好きなんだけど、特にPryda名義のトラックにはテクノ寄りのものも多くてチェックが必要です。また、同じスウェーデンのAdam Beyer、Joel Mull、Henrik B、そしてAril Brikhaなんかとも交流があるというのが面白いところ。
この『Genesis』はちょっと古い片面シングルだけど、疾走するディスコ・ベースと叙情的なキラキラしたシンセラインがドラマティックに展開する10分超えの大作。
Eric Prydzのトラックって、どれも何故か男らしい感じがするなあ。
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Para One - Epiphanie (Institubes/2006) 

Para One - Epiphanie
Label: Institubes (INSCD003) / Naïve (NV809111)
Format: CD
Released: 2006
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ビール、発泡酒、いわゆる第3のビールとそれぞれTVCMが放送されていますが、それぞれのCMに、その商品のランクに見合ったタレントを出演させるのってなかなか難しいんでしょうか。例えば、プレミアムモルツに永ちゃんっていうと何となくプレミアム感あるから正解だと思うけど、所ジョージは明らかに自宅でジョッキ生なんて飲んでないでしょ。と思われてしまう時点でCMとしてはアウトだと思うんだけどなあ。

恥ずかしながら、半年から1年ほどオクレで、やっとこせ最近フレンチエレクトロ(※1)に自分の耳が追いついて来た(※2)感じです。
(※1: フランス産に限らず、UK、ドイツ、イタリア、その他の地域から同時多発的に発生したニューエレクトロなどとも呼ばれるムーヴメントとそのなかで展開されている音のことを、このblogでは便宜上フレンチエレクトロと呼んでいます。単にエレクトロという呼称を使わないのは、Kraftwerk以降のドイツ、NY、デトロイト等を中心とした従来のエレクトロとの差別化を図りたかったからです。)
(※2: 自分の耳が追いついて来たとは、いろいろ聴いた中から自分の好みの音を判別出来る程度になって来たという意味。特にネガティヴな意味はありません。)
そんな中、フレンチエレクトロの代表的なレーベルはいくつか挙げられますが、テクノ耳で聴いて瞬時に「ああ、これなら俺でもわかる!」(重ねて言いますが特にネガティヴな意味はありません)と感じたのがInstitubesだったわけです。
このPara OneはInstitubesを代表するアーティストでキャリアもそこそこあるひとらしいですが、僕的にはDaft Punk「Prime Time Of Your Life」のリミックス(iTS >>/『Human After All Remixes』収録)のあの硬いリズムとカットアップが織りなすハネたグルーヴで衝撃を受けました(世間的にもそうなのかな?)。シカゴハウスを経由していると思われるガチッとしたリズム、アシッドを感じさせる狂ったようなシンセ使い、それからベタベタになり切らない程度の絶妙なディスコ濃度が僕のツボなところで、フレンチエレクトロ敬遠気味のテクノ耳のひとでもカッコ良く聴けるのではと。
このアルバム、僕はフランス盤を買ったけど、ニホン盤にはヒット曲「Dudun-Dun」のMSTRKRFTリミックスが入ってるので、今から買うならそちらの方がオススメ。
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Princess Superstar - American Gigolo III (Gigolo/2007) 

Princess Superstar - American Gigolo III
Label: International Deejay Gigolo Records (GIGOLO 206)
Format: CD
Released: 2007
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来月卓球のKoplatikoから出る川辺ヒロシのミックスCDのトラックリスト見てビビったのは俺だけではあるまい。Audion、Pascal FEOS、Trentemøller、John Dahlbäck(しかもZoo Brazilリミックス!)って、これは俺に買えと言ってるようなものじゃないの? いやあ、めっさタノシミです。

で、今回紹介するのはそんなエレクトロミニマルとは全く関係なく、過去にTigaAbe Duque過去レビュー >>)が手がけたGigoloのミックスCDシリーズ "American Gigolo" の第3弾。担当したのは、ん?誰だこのおばちゃん。しかもすげえ名前だなあ、Princess Superstarって! どうやらNYのセレブラッパーだそうです。セレブって! どう見てもビッチやんけ。Miss KittinやUffieとも関係があるとかないとか・・・。
音の方はGigolo音源を中心にロッキンなエレクトロディスコ、つまりはエレクトロクラッシュ・・・なんだけど、そこから逸脱した音がアクセントに効いていて、いやー、カッコイイじゃないですか!
今年でGigoloも設立10周年だそうですが、相変わらずこのレーベルは外さないなあ。

PS: arkレポの記事にThe めがね〜ずのセットリストを追記しました。
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Popacid - I'm Not In Love (Ladomat 2000/1998) 

Popacid - I'm Not In Love
Label: Ladomat 2000 (LADOMAT 2075)
Format: AAC
Released: 1998
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日曜の晩にかに宿のTVで『あるある大辞典』を見て嫌な予感はしてたんだ。今、近所のスーパー、どこ行っても納豆がSOLD OUT状態! と思ったらYahoo!ニュースにも出てましたわ。何がダイエット効果だよ。食って痩せよう、なんて都合のいいことばかり考える前に、痩せたかったら納豆買い占めるエネルギー使ってもっと動いたら〜? (だって俺が食えないじゃん。納豆のない食卓なんて肉のない鉄板焼きも同然だよ。)

いつの間にやらiTSで、8〜9年ほど前にテクノシーンに新風を巻き起こしたジャーマン・テックハウスのレーベルLadomat 2000のバックカタログが購入出来るようになってます。
僕が以前ケルン特集レビューしたForever Sweetのアルバム『Geben & Nehmen』(iTS >>)も、ようやくみなさんの耳に届く運びとなり、嬉しい限りです。
これでEgoexpress(iTS >>)もWhirlpool Productions(iTS >>)もSensorama(iTS >>)も聴けるんだぜいえい!
で、はやる気持ちを抑えながら、とりあえずPopacidの2nd EPを買ってみました。

PopacidはWolfgang Voigt (aka Mike Ink) の数多い変名のひとつ。1枚目のEP『When Love Breaks Down』については、以前紹介しました(過去レビュー >>)。
今回のサンプルネタは僕でもすぐにわかった。タイトル通り、10ccの「I'm Not In Love」をモロにサンプリング。#A1と#A2は同路線のヴァージョン違いといった感じの、硬めのリズムのテックハウスにアシッド。
#B1は同じサンプルフレーズを少し長めに使いながら、歪んだキックとレイヴィーなシンセがいかにも1992年な感じのハードアシッド。個人的にはこのヴァージョンが一番好きだけど、ちょっと時代錯誤過ぎるか。
#B2はロービートのブレイクビーツ。

あと、1st「When Love Breaks Down」のサンプルネタも実は結構ストレートなのかも、と思って調べてみたら、Prefab Sproutというバンドのそのまんま「When Love Breaks Down」という曲でした。Mike Inkはこの辺のサンプルソースの選び方もセンスあるわ(何せ "Pop" acidですからね)。
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Paul van Dyk - X-Mix-1: The MFS-Trip (MFS/1993//1998) 

060726.jpgAlva Notoと教授のライヴが10月に東京と大阪であるそうです(ソースはmixiのCarsten Nicolaiコミュ)。こ、これは行かなきゃ(鼻血)!!

で、Notoとは全く関係なく、引き続き古いテクノ、略して「懐古趣味」を。

現在は『DJ Kicks』として続いている老舗DJミックスCDシリーズ『X-Mix』の記念すべき第1作は、ジャーマン・トランスの重要レーベルMFSより、レーベルの看板アーティストだったPaul van DykのナビゲートによるMFS音源を使用したDJミックス。
『X-Mix-2』以降〜『DJ Kicks』をリリースしている!k7は、元々MFSに居たひとが立ち上げたレーベルだと以前どこかで読んだことがあります。

純度の高いディープ・トランス。決して派手派手しくもガツンとアガりもしないけど、高揚感と多幸感あふれるメロディは正しくE謹製。あと、ピアノ率は高め、アシッド少々。スムーシーだけどぐにゃぐにゃ曲がる最高に気持ちの良いクラブ・ミュージックです。
故Caspar Poundが、「ジャーマン・トランスは世界で最も優れたダンス・ミュージックである。」って言った気持ちは、これを聴くとよく解るなあ。

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Pascal FEOS - Synaptic (Level Non Zero/2006) 

中国のパンダ幼稚園のアイドル、となりのこぱんだの網網(ワンワン)の本が出る! そのニュースを知って、特典CD-ROM目当てに早速注文してしまったわが家です…。

80年代半ばからDJとして活動している独テクノ・シーンのヴェテラン、Pascal FEOSの3rdソロ。リリースしているLevel Non Zeroは、自身のレーベルPVのテックハウス系サブレーベルだそうです。
脱ジャーマン・トランス以降はハウシーな作風で評価の高いひとですが、今作はTB-303をベースラインとして使っているトラックが目立つ、アシッドハウスの血を引いたクリック気味のジャーマン・テックハウス。ガツンとギアの入るような高揚感は抑えられている反面、じわりじわりと効いて来てグイグイ迫り出す抜群のグルーヴ感にものすごくシヴィレる。ごくたまに顔を見せるジャーマン・トランス風のギラギラしたシンセサウンドがなければ、元Resistance Dであることすら忘れてしまいそう。
だいたい、ジャーマン・トランスってそもそもミニマルでアンダーグラウンドな音楽でしたからね。90年代後半のユーロ・トランス以降でしょ、"トランス" って音楽を駄目にしたのは。90年代初頭のジャーマン・トランスと、それ以降現在までのトランスは、ほとんど別モノと考えるべし。
ジャーマン・トランスの血潮をそこはかとなく感じさせつつ、最新型のクラブ・ミュージックの体裁を提示し続け、しかも文句なしにカッコイイPascal FEOSって、やはりただ者ではない。やっぱり、出してる音がカッコ良くないと説得力ないですからね。

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Popacid - When Love Breaks Down (Profan/Ladomat 2000/1998) 

昨日、いつも食べに行く会社の近所の居酒屋で昼ご飯を食べて(この居酒屋、ごく普通の和風居酒屋なんですが、何故か店員のほぼ全員が古いバンドマンで、店中にシド・ヴィシャスやらストーンローゼズやらクレイジーケンバンドやらのポスターが貼ってある。ちなみに昨日かかってた音楽は荒井由美でした)、そのあと入った中古レコード屋で段ボール箱を漁ってると、こんなの出てきました。
●KOMPAKTオーナーWolfgang Voigt (aka Mike Ink) によるプロジェクト "Popacid" の1枚目。これ、200円でした。
このPopacid、まあその名の通り、Mike Inkがポップなアシッドものをやるシリーズとして、今までに2枚シングルが出てます。

A1「When Love Breaks Down」はエレピのリフとヴォーカルサンプルがさわやかな、明け方が似合いそうなハウスなんだけど、ビキビキのTB303が重なって来るあたりが異形です。サンプルは昔のロックかポップスから取って来てるっぽいけど、ソースがわからないのが何とも残念。Mike Inkのことだから、結構有名どころから取って来てるんだろうけど。
その他も割と清涼感のある、まるでイビサもののコンピに入ってそうなアシッドハウスだったりして、あのMike Inkがこんなキャッチーなダンストラック作ってることに驚きですが、このEP、みんなに聴いて欲しいほどすごいイイです。でも試聴ファイルが見つかりません。B2「Acid Bonny」は卓球の『DJF400』に収録されてるから、せめてこの曲だけでも、持ってるひとは聴いてくれ〜。
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Popsoda - Luv Luv Robot (Technorient/1999) 

Tracklist:
A1. Luv Luv Robot
A2. Luv Luv Robot (Edit)
B1. Luv Luv Robot (Takkyu Ishino Remix)
B2. Luv Luv Robot (Mijk Van Dijk Remix)


前回ちらとふれたので、TechnasiaによるPopsodaプロジェクトのそもそもの発端『Luv Luv Robot』を引っぱり出して来て久し振りにターンテーブルに乗せてみました。

おお、ピンクのカラーヴァイナルでないの! きれいねえ、カラーヴァイナル大好き。って言うかすっかり記憶にない。多分買った時2〜3回聴いたっきりかも知れんな…。
オリジナルは…おお、こんないかついビートの曲だったのか! やばい、これじゃ初聴状態だ(笑)。まあ新鮮でいいか。シャールのニホンゴのヴォーカルとエレポップ調のメロディはさすがにインパクトあったのか覚えてたけど。
卓球のリミックスはエレポップ・ディスコ全開なんだけどカッコイイ。マイクの方は意外とインダスっぽい、ジャーマン・トランシー・テクノに仕上げてますね。

ところで、試聴ファイルどころか、オフィシャルサイトにすらこのEPの記録がないんですけど、何でなんでしょう。

幸せをみつけるため
ほしの宇宙を旅してる
夢のあの子を探すため
Luv Luv Robot はとんでゆく
でも心に残る悲しみ
でも心に残るさみしさ
Luv Luv ...

(Lyrics by Akane Nozaki and Charles Siegling)