Scion - Arrange And Process Basic Channel Tracks (Tresor/2002)
Scion - Arrange And Process Basic Channel TracksLabel: Tresor (Tresor.200CD)
Format: CD
Released: 2002
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家でエスプレッソを入れるのに初めてポッドを使ってみたけど、楽チンなのに美味しくてイイカンジイイカンジ! もうミルで豆挽くことはなくなるかも(入れるのも挽くのも相方ですが)。
CDで聴くBasic Channelガイド 第7/12回
これはBasic Channelの作品というよりも番外編に近いかな。Basic Channelレーベルのバックカタログから、ScionことSubstanceとVainqueurの2人が選曲し、 Ableton Liveでミックス、再構築したという1枚。と言ってもRichie Hawtinの『DE9』のように原型を留めないほど細切れにエディットされてるわけではなく、DJミックスの延長線上として聴ける。
ぐわんぐわんとエコーのかかったアブストラクトなウワモノと性急なビートが織りなす初期Basic Channelの世界を、これでもかとノンストップ仕様で聴くことが出来るのはこのアルバムだけ! 鳥山明先生の作品が読めるのはジャンプだけ!
そんなわけで(?)先日出たばかりの初期Basic ChannelのコンピCD『BCD-2』が気に入った向きは、このCDも何とかして探し出してみて下さい。オススメ。
- [2008/07/23 23:52]
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DJ Sega - Rockstars vs. Clubheadz (51:51/2008)
DJ Sega - Rockstars vs. ClubheadzLabel: 51:51 (5151002)
Format: CD
Released: 2008
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すっかり書くタイミングを逃してしまったけど、おとついの『SMAP×SMAP』は凄かった。僕的にはメインアクトは当然TM Networkだったのですが、世間的にはバービーボーイズ一夜限りの再結成の方がメインだったようですね。確かにTMも米米も現在活動中だからなぁ。いやでも80年代感満載で懐かしかったです。あと、翌日のmixiの日記ワードランキング1位が "バービーボーイズ" なのを見て笑った。
さて、ゲットー・ミュージック大好きなワタクシびびんばですが、今、ゲットーと言えばやはりB-Moreでしょう。matsさんが紹介していたのを読んで欲しくなったDJ SegaのミックスCD、ようやく買いましたー!
いやあ、とにかく痛快過ぎる!!
ざっくりとしたボトムへヴィーなエレクトロビートやブレイクビーツに、ひたすら大ネタサンプリングのオンパレード。This is B-More! どんなネタが使われているのかはトラックリストを見て想像して下さい(トラックリストだけではわからんのもあるけど)。一応前半(#01〜16)が "Rockstars"、後半(#17〜28)が "Clubheadz" という構成で、サンプルもロックネタとクラブ(ヒップホップ)ネタに分けられてるみたい。・・・なんだけど、その境界線は曖昧というかいい加減で、よく理解できん部分もある。そしてアホさ加減に拍車をかけているのが罰ゲームのように延々繰り返される「セ〜ガ〜」のジングル。最高にアホな勢いだけの音楽なんですね、B-Moreって。ファンキ・カリオカ(バイレファンキ)ほどチープ過ぎない辺りも僕好み。
ただ、全体の構成というか簡単な流れは結構考えられているのかな?という瞬間が何度かあってドキッとした(それとも気のせいかしら)。どす黒いゲットーの中から微細に感じるインテリ臭(笑)
- [2008/04/23 17:10]
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Steve Aoki - Pillowface And His Airplane Chronicles (Thrive/2008)
Steve Aoki - Pillowface And His Airplane ChroniclesLabel: Thrive Dance (651249077)
Format: CD/MP3
Released: 2008
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笑い飯と言えば吉本興業所属の漫才コンビで、ボケとツッコミといった従来の固定された役割構造を持たない特異な漫才で人気を博しており、先日若手の登竜門的な劇場であるbaseよしもとを卒業したばかりである。M-1グランプリでは決勝進出の常連で、特に "奈良県立歴史民俗博物館" のネタは半ば伝説とされているが、意外や優勝経験はない。また、西田幸治(ヒゲの方)は芸人業の傍らクラブDJとしてのキャリアも長く、"Steve Aoki" を名乗ってダンスフロアをロックさせている。本作『Pillowface And His Airplane Chronicles』は、笑い飯の西田幸治の、Steve Aokiとしては初のDJミックス作品であり、漫才のときのソリッドなボケ同様の切れ味鋭いフレンチ/ニューエレクトロが纏められている。
・・・えっ別人!? 笑い飯のひとじゃないの? や、失礼しました。ハリウッドのセレブDJなんですってね、このひと。
トラックリスト見た限りでは、駄目なニューエレクトロのDJミックスの典型的な例だろうとか思っていたのですが、ぜんぜんそんなことなくって、付け焼き刃感もなく、スムースなミックスと緩急の効いた展開は聴いていて単純に楽しい。この楽しいって感覚は現代のポップダンスである(と僕は思っているのです)ニューエレクトロにはけっこう大事なんじゃないかな。
あと、単に音源をミックスしているだけではなく、大半の曲にゲスト・ヴォーカルを迎えてエディットされているあたりは、このひとの人脈の面目躍如たるところではないでしょうか。
- [2008/04/11 00:36]
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Sascha Funke - Mango (BPitch Control/2008)
Sascha Funke - MangoLabel: BPitch Control (BPC167CD)
Format: CD/MP3
Released: 2008
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昨日のエイプリルフール、電気グルーヴがライヴを行ったそうですね。まりんも出演したそうじゃないですか(NOW!さんの記事参照)。本日発売の8年振りのアルバム『J-POP』は先ほどウチにも届きました。2回ほど聴いたけど、もうちょっと聴き込んでから記事にしたいと思います。
初期のKompaktからリリースしていたイメージの強かったSascha Funkeですが、気付けば活動の中心をEllen AllienのBPitch Controlに移してからもうずいぶんと経つんですよね。本作はSascha Funke約4年半振りの2ndアルバム。
まるでワタナベヒロシの昨年の傑作アルバム『Genesis』(過去レビュー >>)を思わせる、壮大で感動的な美しいテックハウス・アルバム。さらにはスパニッシュギターのサウンドを取り入れるなど、バレアリックで開放的な雰囲気も素晴らしい。・・・でもこのひとこんな芸風だったっけ?(笑)
- [2008/04/02 16:39]
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Sven Väth - Sven Väth In The Mix: The Sound Of The Eighth Season (Cocoon/2007)
Sven Väth - Sven Väth In The Mix: The Sound Of The Eighth SeasonLabel: Cocoon Recordings (COR MIX 019)
Format: CD×2/MP3
Released: 2007
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Cocoon Recordingsというテクノ界の『笑っていいとも』的な(育てるとかはしないで、ちょっと遅れて売れてるタレントを根こそぎ持って行く)レーベルを主宰するSven Väthが定期的にリリースしているDJミックスCDシリーズ "Sven Väth In The Mix" もこれが8作目。近年のSvenのちょっとダサいという各所の扱いは、Eye Q/Harthouseを主宰していた当時、95年あたりのジャーマントランスが落ち目になってきた頃のSvenと重なるものがありますが(デジャヴ?)、今回のミックスも別に悪くはないです。
1枚目の聴きドコロは中盤J.T.C.「Take 'Em Off」〜Steve Rachmad「Moog On Acid」のアシーッドな部分と、 終盤Worthy「Irst_te? (Claude VonStroke rmx)」以降の怒濤のブリープ・ミニマルの洪水。たまらんとです。
2枚目にはなんだか懐かしい名前を発見。René et Gastonって! Fresh Fruit Recordsですよ。DJ Zki & Dobre、Jark Prongo、Tomba Vira、そしてThe Good Men、どれも彼らの変名ですよ。「Meluche Ideale」は昨年リリースされたRené et Gastonとしては8年振りのシングルだそうで、相も変わらずの作風のダッチハウス。変わってなくて安心。
全体として情感あるシンセのメロディーが特徴のトラックが1曲1曲長めに使われており、ミックスそのものを聴かせると言うよりは、最新トラックの紹介といった内容。ジャーマントランスは昔取った杵柄だけあって、Svenの面目躍如たるところではないでしょうか。
- [2008/03/14 23:49]
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Steve Bug - Fabric 37 (Fabric/2007)
Steve Bug - Fabric 37Label: Fabric Records (FABRIC 73)
Format: CD
Released: 2007
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NOW!さんとこで知ったのですが、なな何と、X-102がMad MikeとJeff Millsのオリジナルメンバーで復活!!! Sónar2008でライヴだそうです。ヤバーーーい!!
でーっと、これも今年になって買った去年リリースの買い逃し。『Fuse presents Steve Bug』(過去レビュー >>)に続くSteve Bugの昨年2枚めのミックスCD。
僕はshooterさんとは逆で、現在のミニマルの中でもSteve Bugと彼のレーベルであるPoker Flat周辺は、いちばん自分の好みに合うタイプのサウンドのひとつです。淡々とした、感情の起伏の少ないクールなミニマルハウスというのがSteve Bugの大きな印象。そしてチャカポコしたグルーヴも僕の永遠に好きなリズムのひとつなんですが、しかしこのミックスを聴くと、単に気持ち良いだけではない別の要素、例えるならまるでドライアイスの棘のような、冷たく鋭い毒気が時折感じられる。そう言った意味で、偶然とは言え、このジャケット・デザインは中身を良く現している(左目だけを出していたりと、ここに別のメッセージを見い出すのは穿ち過ぎなんだろうけど)。
- [2008/02/29 20:47]
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Shinedoe - Fuse presents Shinedoe (Music Man/2007)
Shinedoe - Fuse presents ShinedoeLabel: Music Man Records (mmcd 029)
Format: CD
Released: 2007
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キャッツ・アイ逮捕 >>
病んでるなぁ、こいつら3人は勿論、こいつらに "キャッツ・アイ" って名付ける警察も。おかしいよ、この国。(ところで、やっぱりレオタードで空き巣に入ってたんでしょーか?)
去年の年間ベストのエントリにもちらと書いたけど、とにかく去年リリース作品の買い逃しが多くて、今月に入ってようやくちょっとずつ買い集めてます。このミックスCDも、ずっと聴きたくて聴けてなかった1枚。
ベルギーのクラブ "Fuse" のミックスCDと言えば、1作目のDave Clarkeから5作目のSteve Bugまで当然のように持ってるし、どの作品も高いクォリティを保持していて安心して買うことの出来るのシリーズですが、このShinedoeというほぼ無名(?)の黒人女性DJのミックスもまたなかなか良い出来です。
基本はミニマルなんですが、このひとの場合ハウス・マナーに則したビートで紡がれているので、決してディープ過ぎず、カッチリと小気味よく固まっているのが気持ち良い。やはり終盤のUR「Final Frontier」がピークかな(ちょいと唐突すぎる感じはするけど)。
- [2008/02/27 00:44]
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Surgeon - This Is For You Shits (Warp/2007)
Surgeon - This Is For You ShitsLabel: Warp Records (WARPCD151)
Format: CD (0484/1000 Copies)
Released: 2007
全日本選手権が終わり、世界選手権の代表選手が決まりましたが、男子は中庭選手かわいそうでしたね。まあ結果は結果なのでしょうがないですが。女子の方はまあ順当かなという気がします。ただ、同時に四大陸選手権の代表も発表になったのですが、今年は世界選手権の代表とカブッてるのは何でなんでしょ。どうせなら下の選手達を出してあげた方がと思うんだけど。
SurgeonことAnthony ChildによるDJミックスCDが、なんとWarpから登場! しかもWarp Martのみで1,000枚限定の販売(商品ページ >>)。SurgeonのDJミックス音源と言えば、自身のサイトにて更新されるMP3が聴けるし、オウン・レーベルCounterbalanceの音源を纏めた『Counterbalance Collection』というCDも出てるけど、純然たるDJミックスCDのパッケージ化としては本作が初。
ハードミニマル、エレクトロニカ、ボディミュージック、そしてダブステップなどを、Surgeonお得意のハードコアでインダストリアルなテイストで見事に統一して纏め上げている。聴いてると、薄暗い産廃処理場を延々と歩いているような錯覚に陥りそう。そもそも音楽を聴く行為とはトリップにほかならないと思うのですが、この種のトリップを求めるひとが果たしてどれだけいるのかなあと少々疑問にも。もちろん個人的にはインダストリアル大好きっ子なのでズッパマリで、特にAFXの「Ventolin」あたりではテンション上がりまくりです。
こんなに素晴らしい内容なのに送料含めてもおよそ1,500円とたいへんお買い得なので、お早めにどうぞってことでオススメ。
- [2007/12/29 10:44]
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Slam - Human Response (Soma/2007)
Slam - Human ResponseLabel: Soma Quality Recordings (SOMACD059D)
Format: MP3
Released: 2007
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Amazon.co.jp >> iTS >>
僕はと言えば、MacにATOKを入れた、ただそれだけでMacさわるのがちょっと楽しいです。
Slamと言うと僕はいまだに「Positive Education」のイメージが強いんですけど(古すぎですか、そうですか)、UKテックハウスのハシリみたいなユニットだったSlamも、ニューアルバムでは流行のエレクトロミニマル路線に則した音を出してきています。これには稀代の名レーベルであるSomaの運営者という立場が大きく関係していると思われます。
幽玄な雰囲気でアトモスフェリックなヴォーカル入りの#06や#02が先ず良い。そしてアルバムの半分を占める(#04、05、08、09、10、11)、コロコロした音色が転がったりメランコリックだったりするミニマルで4つ打ってるトラック群も、地味ながらもグルーヴがしっかりしてるし、ウワモノは気持ち良過ぎ。どれもこれもクオリティ高し。
ベテランらしいトラックメイキングの能力と、レーベルオーナーとしてのシーンが求めているものを見抜く選球眼の双方を駆使することができたSlamならではの、2007年を代表するアルバムだと思います。
- [2007/10/27 13:00]
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The Sabres Of Paradise - Haunted Dancehall (Warp/1994)
The Sabres Of Paradise - Haunted DancehallLabel: Warp Records (WARP CD 26) / SMEJ (SRCS7570)
Format: CD
Released: 1994/1995
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90年代前半から半ばにかけてのテクノシーンでトリップホップのブーム(ブレイクビーツの再評価)に先行していたDJは、世界的に見てもAndrew Weatherallと田中フミヤくらいしか思い浮かばないのですが、そのWeatherallによるバンドの2ndアルバム(田中フミヤについてはこちらの過去記事に少し記載があります)。
それまでゴシックなバレアリック・ハウスをやっていたS.O.P.の大転換となったこのアルバムについては94年末あたりには各所で話題に上るところでしたが、僕は翌年明けのニホン盤リリースのタイミングで購入。レコ屋から出て、家に帰る電車内ですぐさまポータブルCDプレイヤーに入れて聴いた時に受けた衝撃は今でも忘れません。具体的には#02「Bubble And Slide II」の音の粒子が鋭角的な電子的にざらついたブレイクビーツにヤラレタ。
このアルバムはJames Woodbourneなる人物によるハードボイルド小説を原作とするサウンドトラックという位置付けなのですが、このJames Woodbourneとは実はAndrew Weatherall本人のことなのです。音の方はと言えば、先行シングル#08「Theme」や、田中フミヤの『I am not a DJ』にも使用された#03「Duke Of Earlsfield」に代表されるように、ひとことで言うと、ダブ。なかでもScraffによってリミックスされた#06「Wilmot」なんて、妖しげな暗い路地に迷い込んだらいつの間にか周りは煙だらけって感じでもうカッコ良過ぎる(オリジナルは『電気グルーヴのテクノ専門学校Vol.3』にも収録)。一貫した雰囲気のある大人の不良音楽決定版。
しかしこのアルバムがあまりにも高い評価を受け、S.O.P.そしてWeatherall自身が表舞台に浮上してしまったがために、Weatherallはまだまだ可能性の残されていたはずのS.O.P.の解散と、同名レーベルの運営停止を決意することとなるのはあまりにも皮肉です。まあレーベルの方に関しては、当時付き合っていたNina Walshと別れたという裏事情が大きく影響しているのは禁句。
- [2007/10/17 16:07]
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