Quintino - Go Harder EP Part 3: Do or Die 

Artist: Quintino
Title: Go Harder EP Part 3: Do or Die
Label: Spinnin' Records
Catalog#: SP1333
Format: File
Released: 2017/06/30
オランダの大手ダンスレーベルSpinnin'を中心にリリースを続けているオランダのトラックメーカーQuintinoの乳いやNEW。
ジャケットは深夜の(おそらく)日本のどこかの街の写真に、"背水の陣を敷く" の文字。これは特に意味はないと思いますが。

主にトラップ/フューチャーベース/ジャングルテラー路線と、ベースハウス路線の二本立て。
ストレートなベースハウスの「Rewind」などは直情的なかっこよさがあるし、トラップ路線のその他の曲のラテン風味を加味した荒々しさも魅力的だ。そしてその双方の特徴を持ち合わせた「Bawah Tanah」は集大成とも言える。

ゲストに迎えたBarong FamilyでおなじみのCesqeauxとのコラボ曲、あるいはリミキサーに迎えたOutsidersの手掛けたトラックでは、そこからさらにハードスタイルやジャンプスタイルにも接近しており、こういったエレクトロニック・ダンスミュージックの混血感覚、ミクスチャー感覚はやはりオランダならではだなぁって思います。

オランダのダンスミュージックってやっぱり独特で面白いですね。

Tracklisting
01. Quintino & Cesqeaux - Blow Up In Ya Face
02. Quintino - Rewind
03. Quintino - What What
04. Quintino - Bawah Tanah
05. Quintino & Henry Fong - Money
06. Quintino - Carnival (Outsiders Remix)

DJ Q & Jamie Duggan - Pure Bassline 

Artist: DJ Q & Jamie Duggan
Title: Pure Bassline
Label: New State
Catalog#: 0885012031200
Format: 3CD
Released: 2017/04/10
いわゆるDJミックスCDって、いっときはMP3なんかの音声ファイルのフリーダウンロードやあるいはストリーミングなんかに圧されて減少気味でしたけど、さいきんは再びリリース量も持ち直してるような気がします。といってもあくまでこれは日本に住んでる僕から見た印象で、他地域ではどうなのかはよくわかっていませんが。
で、ひとくちにDJミックスCDって言っても、そのDJが現在クラブの現場でプレイしている内容に即したものや、実際にクラブでライブ・レコーディングしたもの、逆にそのDJの普段とは違ったイメージを企画として推し出した作品性の高いもの、あるいは特定のジャンルをショウケース的に紹介したものやレーベル・コンピ的なものなど、いくつかの分類が可能なわけです。
今回紹介するミックスCDは、前述のカテゴリにおいては "特定のジャンルをショウケース的に紹介したもの" に当たると思うのですが、この手のものって、未開のジャンルを知る上で便利ではあるものの、作品としては単調であったり聴いていて退屈なものも多いんですよね。

『Pure Bassline』は、現行のUKベースハウスにフィーチュアしたDJミックスCDで、手掛けたのはベースラインハウスの時代から活動しているDJ QとJamie Duggan。
DJ Q (CD1) はボーカルもののベースハウス寄り、Jamie Duggan (CD2) はクラブトラック寄りのベースハウスをそれぞれセレクトしていて(CD3はそれらの混在)、それぞれベースハウスやベースラインハウスだけにおさまらず、UKガラージ、ファンキー、ダブステップといった歴々のUKベースミュージックを織り交ぜたプレイは単調に陥ることなく、CD3枚組という長尺を抜群の疾走感で駆け抜けている。
今回このミックスCDを聴いて思ったのは、僕が今ベースハウスにハマってるのは、30年近く経った現在にUKレイヴやアシッドハウスの残り香が感じられるからなのかもしれない。個人的にはこの手のサウンドでひと晩じゅう踊りたいと思ってるし、タイトルとジャケットがクソダサいことさえ目をつぶればこのミックスCDは本当に最高だ。



Tracklist
CD1: mixed by DJ Q
01 DJ Q ft. PowerDress – Naked Truth
02 TYLA ft. Kelli-Leigh – Deeper (DJ Q Remix)
03 Holy Goof x Notion – Sweet Talk (VIP)
04 Shaun Dean ft. Miss Kai Ryder – My Love (DJ Q Special)
05 TRC & P Money – Dun Know (Bassline Remix)
06 Swindle – Connecta (DJ Q Remix)
07 Deadbeat UK ft. Forca – Certain Beat (VIP)
08 TQD – A Letter To EZ
09 Moony – Without You
10 Redlight X Taya – Here With Me (Lobster Boy Remix)
11 Flava D – Bare Fields VIP
12 Phatworld – Thinkeye Luvya
13 Low Steppa ft. Kelli-Leigh – Runnin'
14 Champion ft. Dread MC – One Time
15 DJ Q – Breathe (VIP)
16 Skepsis – Goes Like
17 Jack Junior – Oh Yeah
18 Tuff Culture – Dreaming
19 Ussy X Jack Junior ft. Miss Kai Ryder – Down 4 U
20 Todd Edwards – Lost
CD2: mixed by Jamie Duggan
01 Jamie Duggan – The Countdown
02 Elliphant ft. Skrillex – Spoon Me (AC Slater Remix)
03 Mr Virgo – Hypnotical (Skepsis Remix)
04 P Money – Gunfingers ft. JME & Wiley (Jamie Duggan & Booda Remix)
05 Chris Lorenzo – Come Down
06 Holy Goof – Eyes on You
07 Forca – Listen (Deadbeat UK Remix)
08 Bassboy ft. Laura Aston – Baby Cakes
09 Palizé x Kdot & Tempo ft. Tez Kid – Scary (VIP)
10 Marc Spence – Nasty (VIP Edit)
11 Jamie Duggan & Booda ft. Official Nancie – Teardrops
12 Darkzy – Glock Riddim (VIP)
13 FooR – Switch (Shaun Dean Refix)
14 Valentino Khan – Deep Down Low (VIP)
15 Skepta – Duppy (Jamie Duggan & Booda 2016 Rework)
16 Notion – Crooklyn
17 DJ Q – Make Some Noise
18 Wittyboy – Warlord (VIP)
19 TQD – Vibsing Ting
20 Burgaboy ft. Miss Kai Ryder – What's It Gonna Be
CD3: mixed by DJ Q & Jamie Duggan
01 DJ Q ft. MC Bonez – You Wot!
02 Boy Better Know – Too Many Man (Jamie Duggan & Booda Remix)
03 TS7 ft. Tonia – Smile
04 P Money – Round The Clock (Cause And Affect Remix)
05 H "Two" O ft. Platnum – What's It Gonna Be (Jamie Duggan Meets Da Booda Refix)
06 Wittyboy ft. Lauren Mason & JME – Get Ya
07 TS7 ft. Slick Don & Specks – All Night Long (Jamie Duggan VIP)
08 Nastee Boi ft. E Man ‎– Mussy Mad (WittyBoy Remix)
09 Spooky – Baby (DJ Q VIP Remix)
10 Solo 45 – Feed Em To The Lions
11 DJ Q ft. K Dot & AK – Get Milli Get Mad
12 Iman – Stormy Weather (Krissi B Remix)
13 Zibba ft. Lem – You Don't Even Know
14 Kyla – Think About You (Burgaboy Remix)
15 Nina Jayne – Anything (Paleface Remix)
16 Bassboy ft. Trilla – Etap Riddim
17 Sim Simi – Open Your Eyes (Sub Zero Remix)
18 Sticky ft. JJ – So Right
19 Jamie Duggan & Booda ft. Tezz Kidd – Browninz
20 2Play – That's The Way it Goes (Domino & R Kane Remix)







Quadrophonia - Cozmic Jam (RCA/1991) 

Quadrophonia - Cozmic Jam
Label: ARS / RCA (07863 61019-2)
Format: CD
Released: 1991
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途中で【CDで聴くBasic Channelガイド】なんてものを始めてしまったのですが、この記事の続きです。

Quadrophoniaは、T99のメンバーであるベルギー人プロデューサーOlivier Abbeloosと、オランダ人ラッパー(現在はDJ)Lucien Foortのユニット。T99と言えばフーヴァーノイズが暴れまくるレイヴクラシック(ジュリアナ・クラシックでもある・笑)「Anastasia」でオナジミのレイヴユニットであり、他のメンバーはTechnotronicのPatrick De Meyerに2 UnlimitedのPhil Wildeというおそろしい組み合わせなので、T99はこれはもう当事のドリームチームと言うべきユニットであったことは、このエントリを書くのに調べて初めて知りました(笑) 世の中まだまだ知らないことが多いです。
で、このアルバムなんですが、ブリープシンセ、オケヒット、高速ブレイクビーツ、そしてMCと・・・あれ? こんなこと、確かこないだも書きましたね。まぁつまりは典型的なハードコア・レイヴです。U96との違いと言えば、さらにダンスミュージックに特化した音作りがされているといったところか(いや、こっちのほうが古いんですけど)。
この手の音楽を聴いて血湧き肉踊るのは決して懐古的なだけではなくて、洗練されていない分、プリミティヴな衝動があるからでしょうね。Hardcore will never die!!
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Quantec - Unusual Signals (Echocord/2008) 

Quantec - Unusual Signals
Label: Echocord (echocord cd03)
Format: CD/MP3
Released: 2008
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デンマークはコペンハーゲンをベースとするEchocordは、●KOMPAKTなどからもリリースするMikkel Metalを擁することでも知られるミニマルダブ・レーベルであり、同レーベル3作目のアーティストアルバムに当たる本作は、QuantecことSven Schienhammerの2ndアルバム。(・・・という書き方をしたが、Echocordという紛らわしい名前から、僕はてっきりEchospace/Deepchord関連のレーベルだと思い込んでいた。Echocordから出てるMikkel Metalのアルバムも持ってるくせに。)
Echospaceのトリップの質が、例えるならたおやかなダウナー系とでも言うべき快楽性を宿していたのに対し、Quantecには、どこかおどろおどろしたダークさが潜んでいるように感じる。有り体に言えばバッドトリップなんですな、Quantecは。曲名もそのことを暗示しているように思います。
でもこういう、Basic Channel以降のミニマルダブでここまでディープな音像のものってどこかで聴いたことある音楽だなと思ったのですが、これアレだ、つい最近再発されたGASだ(いや、もちろんGASよりもビートはしっかりしてますが、アトモスフェリックなのに楽天性の欠如した部分なんかは)。つまりQuantecは、Basic ChannelフォロワーではなくWolfgang Voigtフォロワーと呼ぶべきなのかも知れませんね。
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Quadra - Sketch From A Moment (Frogman/1997) 

昨日書きましたが新しい携帯を買ったので、新しい着メロを落として遊んでます。
端末変わるたんびに金払ってDLしなければならないのって、狡辛い商売しやがりますよね。FUCK著作権法!
とりあえず、着うた(R)が使えるようになったら自分の携帯に入れたいとずっと思っていたPE'Z「Hale no sola sita ~LA YELLOW SAMBA~」とクレイジーケンバンド「タイガー&ドラゴン」をDL。
あとは長年愛用しているCoolSoundってクラブ系に強い着メロサイト(有料)から、Jeff Mills「Changes Of Life」、Mathias Schaffhäuser「Desire」、Akufen「Deck The House」もゲット。
さらに某無料アップローダ(違法)からm-flo「Come Again」とm-flo loves Crystal Kay「Reeewind!」、それから何故か電気グルーヴ「メカニカル娘」も落としました。
有料分はあと1曲DL出来るんですが、何にしようかな。

昨日ちらっと書いたヒロシワタナベの1stアルバム、Quadra名義の『Sketch From A Moment』を何年ぶりかに聞きました。
いかにもNYで活動していた時代の音らしく、当時のジュニア・ヴァスケスとかジョニー・ヴィシャスみたいなNYハードハウスっぽい音作りをしてます。
この頃はまだNYハウスシーンにどっぷりだったのだろうと、X-Beat多用のヘヴィなキックからもうかがえます。
一応アンビエント風な曲もありますが、イマのTreadやKaito名義の作品とくらべるとどこか垢抜けないというか、洗練されてはおりません。
まあ逆にそこがこのアルバムの魅力だったりもするんですが。
曲間はフィールドレコーディングのような音源でつなげられており、Non Mixものなのに全体で1曲のような不思議な統一感も感じられるアルバムです。