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岡村靖幸 2018 SPRINGツアー マキャベリン @ Zepp Namba 2018/04/30 


岡村靖幸 | YASUYUKI OKAMURA >>

岡村靖幸のライブに行くのは3年ぶりだったのですが、その間も彼は半年に1回の全国ツアーを相変わらずコンスタントに続けており、そんな中今回久しぶりにライブに行きたいなと思ったのは、何より昨年DAOKOとコラボした「ステップアップLOVE」がとにかく素晴らしく、昨秋のツアーではどうやら岡村靖幸のひとり「ステップアップLOVE」を演っていたという噂も聞きつけ、どうしてもライブで聴きたくなったからです。
その「ステップアップLOVE」は2曲目で、DAOKOのパートはそのままDAOKOの声がテープで流れている状態ではありましたが、1曲目の「ステップUP↑」から「ステップアップLOVE」に繋ぐって、絶対曲名でセトリ組んでるよね?笑
かつて氣志團の綾小路翔を深夜に呼びつけ、「翔さんはセットリストって、どんな風に決めてますか?」「もうすぐツアーなんですけど、まだ悩んでいて…」と相談したという逸話を遺す岡村靖幸らしく、きっとベイベたちが楽しがる姿を期待しながらこの箇所のセトリを決めたであろうことは想像に難くありません。
それ以外にもセトリの斬新さに関しては、一青窈に提供した「Lesson」(過去記事)を披露したり、ライブでのラスト曲のド定番だった「Out of Blue」を中盤に持ってきたり(しかもギターを弾かなかったり)、弾き語りコーナーがキーボードではなくギターだったり、「友人のふり」もキーボード弾き語りではなくスタンドマイクでフル尺でじっくりと歌ったりと、ここ3年ほどの変化を見ていないので確かなことは言えないまでもそこかしこに見ることが出来て、それと同時に喉のコンディションの安定感は本当に確かなもののようで、安心してそのパフォーマンスに身を委ねることが出来たのが何より良かった。
例をひとつ挙げると、「どんなことをして欲しいの僕に」みたいな半分以上ファルセットボイスを使用する曲なんてかつてはもう歌うことが出来なかっただろうと思われていたのに、きちんと当時の録音作品を超えるくらいの力強い歌声を聞かせてくれていて。
僕が初めて岡村靖幸を観て唐突にファンになってしまった6年前からずっと言いたくて、でも表に出すのを躊躇し続けてきた "完全復活" という言葉は、全盛期とされていた1990年頃の岡村靖幸をしれっと超えてしまい、今なお全盛期をアップデートし続けているという現在の状況に、もはや発するタイミングを完全に失ってしまった。そしてこんな痺れることってないよな、と思うのだ。

岡村靖幸 2018 スプリングツアー マキャベリン @ Zepp Namba 2018/04/30 セットリスト
01. ステップUP↑
02. ステップアップLOVE (DAOKO × 岡村靖幸)
03. Dog Days
04. どぉなっちゃってんだよ
05. Lesson (一青窈)
06. 青年14歳
07. ぶーしゃかLOOP
08. 愛の才能 (川本真琴)
09. バンドメドレー
10. できるだけ純情でいたい
11. ヘアー
12. 忘らんないよ
13. 彼氏になって優しくなって
14. Out of Blue
15. あの娘僕がロングシュート決めたらどんな顔するだろう
16. だいすき
(アンコール)
17. Superstition (Stevie Wonder)
18. どんなことをして欲しいの僕に
19. Punch↑
20. 祈りの季節
21. SUPER GIRL
(ダブルアンコール)
22. 木綿のハンカチーフ (太田裕美) 〜 大阪ベイベ
23. 真夏の果実 (サザンオールスターズ)
24. 友人のふり
25. 愛はおしゃれじゃない
26. ビバナミダ
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小沢健二 春の空気に虹をかけ @ 大阪城ホール 2018/04/29 


Kenji Ozawa 小沢健二 Official Site ひふみよ >>

一昨年のツアー "魔法的"(過去記事)以降、3枚のシングル発売にフジロックや数々のテレビ出演と、近年になくその(商業的な)活動の密度を上げてきた小沢健二による、2018年の春に行われた東京・大阪の全4公演 "春の空気に虹をかけ"。
今回のライブのテーマが "36人編成ファンク交響楽" であることは当初から明かされていたことではあるのですが、僕は正直言ってその意味を掴みかねていました。
蓋を開ければそこには特に何のレトリックもなく、文字通り36人編成楽団によるファンク交響曲を中心に奏でられるまごうことなき小沢健二の世界だったのですが、僕を含め聴衆の誰しもが予想していなかったであろう、あるひとつの要素が加わることにより、今回のライブの意味性そのものが大きく変容したことはやはり大きな驚きと言えるでしょう。
それは、36人の楽団メンバーのひとりでもあり、開演から終演まで、常に小沢健二の傍らに寄り添いながら、ギターやパーカッションの演奏だけでなく、ヴォーカルやコーラスから照明やパフォーマンスまでをこなす、満島ひかりの存在。
最新シングル『アルペジオ』において競演を果たしていることから、彼女が登場すること自体は特段大きなサプライズではなかったのだけれど、それにしても全編に渡って小沢健二と満島ひかりのツインヴォーカルと言っても過言ではない様相を目の当たりにしてしまうと、今回のツアータイトルなどは、"小沢健二と満島ひかり 春の空気に虹をかけ" とするのが正確であり本来の姿ではなかったのかと思ってしまいます。
ところで、36人編成のうちざっと見て実に25人ほどが服部隆之率いるストリングスだったのですが、その重層的でゴージャスな音の響きは贅沢であり、特にライブ中盤の「フクロウの声が聞こえる」以降で奏でられた躍動的な音の塊、「戦場のボーイズ・ライフ / 愛し愛されて生きるのさ / 東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー / 強い気持ち・強い愛」という煌めきと強さのある曲たちが次々と顕れては移り変わっていく交響詩には高揚感があり、「流動体について」は「ある光」のアンサーソングだとする僕の主張を証明するかのような「ある光」から「流動体について」への繋ぎなども含め、箱庭に囲まれたマジカルな世界は健在でした。
魔法的のときと同様に「生活に帰ろう。」という小沢健二からの最後の言葉によりマジカルな世界は雲散霧消するのですが、前回と違って突き放された感がなかったのは、小沢健二と満島ひかりの主役ふたりが終始楽しそうにしていた印象が大きかったからかもしれません。
この例えが正しいのかどうか僕にはよくわからないのですが、まるで披露宴のような幸せでちょっと浮わついた気持ちが残るようなライブだったなぁ、何故か。

小沢健二 春の空気に虹をかけ @ 大阪城ホール 2018/04/29 セットリスト
01. アルペジオ (きっと魔法のトンネル先)
02. シナモン (都市と家庭)
03. ラブリー
04. 僕らが旅に出る理由
05. いちょう並木のセレナーデ
06. 神秘的
07. いちごが染まる
08. あらし
09. フクロウの声が聞こえる
10. 戦場のボーイズ・ライフ / 愛し愛されて生きるのさ / 東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー / 強い気持ち・強い愛
11. ある光
12. 流動体について
(アンコール)
13. 流星ビバップ
14. 春にして君を想う
15. ドアをノックするのは誰だ?
16. アルペジオ (きっと魔法のトンネル先)

MAHARAJA ALL MIXXX @ マハラジャ大阪 2017/09/15 

バブル期に隆盛を誇ったディスコ "マハラジャ" が2014年に大阪・梅田の東通り商店街に再オープンしたときは、僕やそれより上の世代の間ではちょっとした話題になったものでしたが、復活前のマハラジャの全盛期、僕はまだ 中学生とか高校生とかだったので、実際に遊びに行くという経験は一度も積むことがありませんでした。

この度、ニューアルバム『light showers』をリリースした藤井隆がマハラジャ大阪でライブを行うことを知ったわれわれ調査班は、深夜のマハラジャ大阪への潜入に成功しました。
個人的には人生初のマハラジャであり、およそ1月振りの藤井隆のライブとなります。

maharaja.jpg

さて、23時をすこしまわった頃、「ナンダカンダ」のリミックス・バージョンのイントロとともに、DJブース前の舞台兼お立ち台のスペースに藤井隆が登場。
今夜もキレッキレのダンスに飛び散る汗が眩しく、やはりこのひとのたたずまいはスターだと思う。

シティポップなニューアルバム『light showers』から2曲、先日リリースされたリミックス・アルバム『RE:WIND』からもう1曲(ちなみにDJケオリによるリミックス・バージョン。DJケオリのシャウトをリワインドするくだりは今回もやってくれた)、そしてラストはtofubeatsによる「ディスコの神様」!!
マハラジャというロケーションから考えられたセットリストだったのかな。30分程度のいわゆるインストア・イベント並みのライブではあったが、藤井隆は今夜も全力疾走でした。

蛇足ですが、MCで、25年ほど前の関西ローカルの深夜テレビ番組『テレビのツボ』のムック本を、持ってきたお客さんの手から取り上げ、チャンネル君時代の思い出を語るというレアな場面が見られたのも良かった。

藤井隆 @ マハラジャ大阪 2017/09/15 Setlist
01. ナンダカンダ (Hyper Juice REMIX)
02. AIR LOVER
03. DARK NIGHT
04. OH MY JULIET! (DJ KAORI REMIX)
05. ディスコの神様

マハラジャの様子についても少し書き記しておきます。

先ずは遊びに行く前から頭を悩ませていたドレスコードについて。昔のマハラジャがどうだったのか経験していないのでわかりませんが、現在はドレスコードはあってなきが如しという感じでした。Tシャツなどのカジュアルなお客さんも多かったし。まぁ男性客でよく目についたのはアフターセブンと思わしきサラリーマンのおじさんたちでしたが…

かかっている音楽は、今回遊びに行ったMAHARAJA ALL MIXXXというパーティーに関して言えば、メジャーEDMを中心とした最新ヒット曲という感じで、とはいえ選曲はDJによってわりと幅広く、Major LazerやDJ Snake、EXILE系やK-POPから星野源の「恋」までが一晩でかかるという振り切ったわかりやすさは単純に楽しい。

客層はやはり平均年齢高めで、40代50代のパリピたちが各々好き勝手に楽しんでおり、僕はこの中に入るとまだまだ若輩者だけど、年齢的にはぼちぼちこういうところで遊んだほうがいいのかもなという気持ちになりました。僕も40代サラリーマンであり、仕事帰りにそのままの格好で遊びに行けるという意味では、普通の(ドレスダウンの)クラブよりもかえって敷居は低く感じるし…



藤井隆 REMIX ALBUM “RE:WIND” TOUR & ikkubaru japan tour 2017 @ 心斎橋SUNHALL 2017/08/05 


会場に入るとすでに脇田もなりが、先月発売された1stアルバム『I am ONLY』に先駆けてMVが公開された西寺郷太によるプロデュース作「泣き虫レボリューション」を演っていた。
「ディッピン」「EST! EST!! EST!!!」「祈りの言葉」と、アップテンポの曲からバラードまで、アルバム収録曲を緩急織り交ぜて歌う姿を見て、サビなどで思い切りよく歌う力強さが彼女のナチュラルボーンな部分であるのに対し、例えばBメロあたりで抑制が必要な部分は努力の成果なんだろうなと感じた。
あと、MCでは自虐的な言葉も出ていたので、フロア後方で見ていた僕にはよくわからなかったが、ステージ前付近のお客さんはわりと地蔵だったのかもしれない。そんなことないよ。とてもよかった。
福富幸宏の手による「I'm with you」、PWLオマージュで僕の大好きな「Boy Friend」というダンスナンバー2連続で脇田もなりのステージは終了。「Boy Friend」が聴けたのでこの日の僕はもう満足です。
このひとはいい歌手になるだろうな。これまでの経緯を考えるといわゆるムネアツというやつである。

インドネシアのバンドikkubaruの今年のジャパンツアー、大阪は藤井隆とのダブルネームでの開催となった。
個人的にはおよそ2年ぶりのikkubaruのライブである(あいだにボーカルのイックンのソロライブをお茶漬けバーオオノ屋で観たりはしているけれど)。
(2年前の記事はこちら→ Ikkubaru Japan Tour 2015 @ 心斎橋SUNHALL 2015/06/18

脇田もなりに続いてPARKGOLFのライブ。
バキンバキンのトラップやフューチャーベースっぽいビートにときにメロウなウワモノやボーカルが乗ったりと、いやあかっこよくて踊った踊った。実は今回のイベントのベストアクトかもしれない。

DJをはさんで、藤井隆が「ナンダカンダ」で登場。藤井隆トリじゃないのかよ!という驚き。
今回のイベントは藤井隆のリミックス・アルバム『RE:WIND』の発売記念でもあるので、その収録曲から中心に。
あのDJケオリことDJ KAORIがリミックスした「OH MY JULIET!」では、イントロに入ってる "ディィィジェェェケオリィィィ" のシャウトを3回リワインドして、その都度大爆笑&大盛り上がり。DJケオリのシャウトでこんなに盛り上がるパーティーって一体何なんだ(楽しかった)。
しかし改めてナマで見て、藤井隆って不思議なひとだ。

DJをはさんで、いよいよikkubaruの登場。
オナジミの既発曲もやってくれたけど、新曲多めのセットリストで、その新曲がどれも80〜90年代のUKロックに近づきつつある印象を受けた。もはやシティポップの一言では語れないバンドに進化していて。あとイックンも他のメンバーも日本語がうまくなってる(笑)
日本語詞の新曲「skyline」もほんと良くて、今回のツアー会場限定のシングルCDも終演後に買いましたよ。
Easycomeのちーかまをゲストに、Sugar Babeのカバー「Down Town」、脇田もなりをゲストに、ikkubaruがプロデュースした『I am ONLY』収録曲「Cloudless Night」、そして藤井隆をゲストに、ikkubaruがリミックスした『RE:WIND』収録曲「未確認飛行体」、というゲスト3連発でパーティーは大団円を迎えた。

2年ぶりのikkubaru、やっぱり良かったなぁ。またバンドで観たいなぁ。その際はできればまた休みの日に、大阪で、お願いします(笑)

水曜日のカンパネラ IN THE BOX TOUR @ Zepp Osaka Bayside 2017/07/19 

水曜日のカンパネラ2017年の全国ツアーIN THE BOX TOUR。
大阪は全16公演のうちの14公演めということで、やっとモーターのコイルがあったまってきたところだぜ。

開演前から水音のSEをミックスしたドローンやダーク・アンビエントといった音楽が流れており、客電が消えてから流れてきたイントロも、そんな世界観と同一のダブ・テクノ。
森のようなもしくは深海のようなアーチ状の舞台オブジェから登場したコムアイさんが歌い始めたのは、1stアルバム『クロールと逆上がり』に収録されていた「ゴッホ」だった。
完全にリアレンジされ刷新した最初期の楽曲を初めて体感することができていきなり泣きそうになったが、同時に僕はオリジナルのアレンジも大好きなんだよなぁとも思ったり。

今年のアルバム『SUPERMAN』やそれ以降に配信された最新曲、昨年のアルバム『UMA』、一昨年の『ジパング』から中心に配された楽曲はライブ用にエディットされており、さらにPA卓に陣取ったケンモチさんと松橋氏の手によりリアルタイムで音の抜き差しやEQの操作が行われている。
今年の3月8日に行われた日本武道館公演以降にもっとも変化したのがこの部分で、以前のようなステージ端にぽつんと置かれたMacBookのiTunesからカラオケが流されるのとは違って、ライブ感が格段に増している。
今回僕はPAブースの真横でライブを観ていたが、途中で音の同期がズレたか何かでオフビートになった箇所があって、一瞬ケンモチさんと松橋氏も「おおっ!?」となってたけどすぐさまリカバーしていた。実際には4拍くらいの時間だったのではないかな。こういうところもエレクトロニック・ミュージックのライブの醍醐味と言える。

コムアイさんの声は長丁場のツアーの過酷さの表れなのかガラガラで痛々しかったけどそれも喋っているときだけで、歌い始めるとコムアイさんのボーカルは澄んでいて伸びやかで、この人は本当にプロのパフォーマーに成長したんだなぁと畏敬の念を抱いてしまった。
アンコールを除く本編の全15曲はMCもほとんどなく、ほぼノンストップで一気に突っ走った印象があり、その濃密な時間に当てられて本当にあっという間に感じた。

ただ、ライブの演出に関しては、何を意味あるいは意図しているものなのかがあまり判然としないところが多かったので、もう少しコムアイさんのアイディアを翻訳することができて、実際の演出にカタチ作ることができる舞台演出のプロが必要なのかもしれない。
アンコールのラストは再び『クロールと逆上がり』収録曲の「マルコ・ポーロ」をダブ・テクノに改訂したもので、再びアーチ状の舞台オブジェから登場したコムアイさんを見て、これはもしかしたら死と再生を意味していたのかなぁと思った。

かつて僕の愛した、数百人規模の暗くて天井の低いライブハウスで、グダグダのMCとグダグダのパフォーマンスなのにやたら多幸感に溢れたなんだかわからない水曜日のカンパネラのライブはもう二度と見ることはかなわないが、大きく成長を遂げた彼女たちがこれからどんな風景を見せてくれるのか、僕はこれからも追い続けたい。

水曜日のカンパネラ IN THE BOX TOUR @ Zepp Osaka Bayside 2017/07/19 セットリスト
01. ゴッホ
02. 嬴政
03. チャップリン
04. オードリー
05. メロス
06. バク
07. ウランちゃん
08. ユタ
09. ピカソ
10. ライト兄弟
11. ツチノコ
12. シャクシャイン
13. 世阿弥
14. ユニコ
15. 桃太郎
(Encore)
16. 一休さん
17. アマノウズメ
18. マルコ・ポーロ

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