2020年に観てたテレビ番組 

2020年にワタクシびびんばが好んで視聴していたテレビ番組5選。連ドラやアニメを除き、レギュラー放送されている(されていた)ものの中から選びました。並びは番組名の五十音順です。

シュガー&シュガー 〜サカナクションの音楽実験番組〜
(Eテレ)
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計4回の特番を経て2020年の秋冬シーズンにレギュラー放送されたサカナクションの音楽実験バラエティー。『絶対歌える男』『シュガシュガ将棋』『シュガシュガ選曲家劇場』『さかさ王選手権』『はじめてのDJ講座』など数々の名コーナー過ぎる名コーナーを残した。シーズン2希望(キボンヌ)。

水曜どうでしょう 『21年目のヨーロッパ21ヵ国完全制覇』
(HTB)
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まさか2019年に続き2年連続でどうでしょうの新作が観られるなんて思ってもみなかった。しかも2019年放送の『北海道で家、建てます』と並行して撮影されていたとは。2年近く謎のままとされていた新作がようやく明らかに(2018年の撮影当時、パリ行きの飛行機に大泉洋が乗ってた、という目撃情報があったのです)。
時代が変わってデジタルガジェットを手にしても、あの4人が揃うとどうでしょうになるんだもんなぁ。

ヒロシのぼっちキャンプ Season2
(BS-TBS)
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YouTubeのヒロシちゃんねる開設以降、ソロキャンプ・ブームを牽引するヒロシによるソロキャンプ番組。何も起こらないのにずっと観ていられるのが魅力だ。静かにこだわり抜かれた映像美にも注目。

町中華で飲ろうぜ
(BS-TBS)
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酒場紀行系の番組はほぼほぼ飽和状態かと思われていたところに颯爽と現れたニューカマー(放送開始は2019年4月)。おっさんと女子というフォーマット自体は真新しいものではないものの、「中華で飲む」ことに特化したことと玉ちゃんの力量(力技とも言う)でランクイン。『洗浄』『黒帯』『633は大人の義務教育』『カテえ』などの流行語も生まれた。

迷宮グルメ 異郷の駅前食堂
(BS朝日)
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ヒロシの番組をもう1本。
僕は紀行番組が好きなので2018年の放送開始からちょくちょく観てはいたのだが、コロナ禍以降は海外ロケができないことから国内ロケに切り替えており、前半30分が国内ロケの新作、後半30分が過去の海外ロケ作の再放送、という構成に変わっている。
海外ロケにおける、ヒロシの、言葉ができないながらも体当たりのコミュニケーションを見るにつけ、この人は度胸あるなぁといつも感心してしまう。
それにしても、BSとはいえ2本もレギュラー番組を持ってるなんて、ヒロシは一発屋どころか今や安定した売れっ子だよなぁ。

2020年下半期ベスト 

※いつもの通りアーティスト名のアルファベット順です。

あいみょん / おいしいパスタがあると聞いて/風とリボン -POTATO STUDIO, June, 2020-


chelmico / maze


木下百花 / 家出


ラブリーサマーちゃん / THE THIRD SUMMER OF LOVE

2020年上半期ベスト 

※いつもの通りアーティスト名のアルファベット順です。

chelmico / Easy Breezy
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junyamabe / jnymb-3
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木下百花 / ダンスナンバー
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ラブリーサマーちゃん / 心ない人/どうしたいの?
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岡村靖幸 / 躁/思い出白書
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The Best Discs of 2019 2nd Half (2019年下半期ベスト) 

※ アーティスト名もしくはレーベル名のアルファベット順です。
※ 2020/01/13 コメント追記しました。

HALLCA / VILLA
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ひとりEspecia。

Have a Nice Day! / Distopia Romance 4.0
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まさかのavexからのセルアウト・シット。冒頭3曲の緊張感と多幸感がとにかくとんでもないんだけど、そこだけ。

加納エミリ / GREEN POP
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Chester Beatty全面サポートによる最高すぎるエレポップ/ハイエナジー歌謡。

Moksi / The Return of House Music

Barong Familyが贈るトラップ以降のベースハウスのヤバすぎ集大成。

小沢健二 / So kakkoii 宇宙
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みんなこのひとを歌詞で評価しようとするからおかしくなるんだよ。こんなに都会的なファンク・ミュージックをお金かけたプロダクションで日本で鳴らしてるひと、いま他に見当たらないじゃないか。

上原ひろみ / Spectrum
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10年ぶりのピアノソロ作。ツアーで演った「Rhapsody in Various Shades of Blue」は宇宙まで跳んでってしまいそうなアクロバティックな演奏だった。あれできちんと着地するのほんとにすごい。

脇田もなり / RIGHT HERE
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HALLCAとは逆にEspeciaの呪縛から解き放たれたかのようなソロ3作目。「エスパドリーユでつかまえて」は僕の2019年夏最大のアンセムでした。

The Best Discs of 2019 1st Half (2019年上半期ベスト) 

※ アーティスト名もしくはレーベル名のアルファベット順です。

DJ ANACONDA / ANACONDA TRAX vol.1

唐突にリリースされたCRZYKNYの変名。この名義では90年代のシカゴUC周辺のオマージュと思われるUSハードハウス(端的に言うとガバっぽいシカゴ・ゲットーハウス)をやっていてとにかくぶち上がる。昨年のアルバム『GVVVV』でも突如ストイックすぎるガバを世に送り出した氏の振れ幅のある活動に興味は尽きない。

Kenmochi Hidefumi / 沸騰 沸く 〜FOOTWORK〜
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Kenmochi Hidefumi 9年ぶりのソロ・アルバムは、タイトルの通りジューク/フットワークに焦点を当てたもの。"水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミ" としての活動を経て手にしたユーモアやジョークの方ではなく、もう一方のベース・ミュージック以降のダンス・ミュージックの肉体性をフロントに押し出してきた。と言っても全くシリアスにはならず、流麗な叙情性やキッチュさを武器に、意外すぎるくらいにゲットー感をほとばしらせて最後まで一気に突っ走っている。

サカナクション / 834.194
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6年ぶりのオリジナル・アルバム。って言うか6年間の活動の集大成的なベスト・アルバム、と表現したほうがひょっとしたら正確かもしんない。新曲で見せたいわゆるシティポップ的な方向性も新たな武器となっているし、エレクトロニック・ミュージックの前衛をポップスの領域で押し広げんとする野心も健在。どの曲もベースがめっちゃ出てるのもスバラシイ。

xiangyu / はじめての◯◯図鑑
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Kenmochi Hidefumiがサウンド・プロデュースを行う "新人シンガーソングライター" の7曲入りEP。自身のアルバムとは対象的に、ユーモアもジョークも最新ダンス・ミュージックにインスパイアされたバラエティに富んだ音楽性も、すべてを飲み込んだ混沌と遊び心満載の作品となっている。xiangyuという新たな遊び場兼実験場を手に入れたからこそ、自身のソロでは1つのジャンルに良い意味で固執することができたのだろう。そういう意味で『はじめての◯◯図鑑』と『沸騰 沸く 〜FOOTWORK〜』はある種表裏一体の作品と言えよう。

DJ Zinc / Crack House Vol. 3
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UKベース・ミュージックのベテランDJによる、僕も大好きだった人気シリーズまさかの9年ぶりの新作。自ら名付けた "クラックハウス" なるスタイルでジャングル/ドラムンベースからベース・ハウスへと華麗に転身したものと思っていたが、今年6月の来日時のDJではベース・ハウスとジャングル/ドラムンベースのハイブリッドなめちゃくちゃかっこええプレイを聴かせてくれた。このひとの根っこにあるのはレイヴであり、ハウスだドラムンだといったジャンルやスタイルの違いは実にどうでもいいことだったのだと10年越しに目が覚めた。