澳門 4日目 (2013/08/17) 

2013年8月に澳門(マカオ)に遊びに行ったときの記録の続きです。

澳門 1日目 (2013/08/14) [2013/09/08]
澳門 2日目 (2013/08/15) [2014/05/17]
澳門 3日目 (2013/08/16) [2019/05/01]

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澳門4日目。天気は雨。



朝食にでかけた際に街で見かけた腸粉屋さんです。
腸粉大好きなんだけど勇気出なくて買い食いできなかった。

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で、朝食はこちら、十月初五日街の "南屏雅敘" で。

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沙翁(揚げパン)、卵焼きと叉焼のサンドイッチ、ミルクティー。
雰囲気のあるクラシカルな茶餐廳でした。地元客多し。楽しかった。

さて、本日は特に予定もなく、半島をブラブラします。半ブラです。

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十月初五日街のお茶屋さんです。

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十月初五日街の仔猫ちゃんです。

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昼食は、澳門に来ると毎回訪れる福隆新街の "祥記麵家" で、

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もちろんコレ、招牌蝦籽撈麺と雲呑撈麺。
エビの卵をふりかけた汁なし和え麺なんすけど、香港と澳門以外ではなかなか見かけないねぇ、こんなにウマいのに。

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半ブラは続きます。

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ラザロ地区です。

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"棠記餅家"。
日本のガイドブックやウェブには取り上げられないマイナーなお菓子屋さんですが、ここのクッキーがいちばん好き。

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大堂巷まで歩いたのでちょっと休憩して、大腸麺線と胡椒餅。
ここの胡椒餅ウマいんだわ。

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近所の盧家屋敷もついでに見学するよ。
澳門5回目にして初めて中入ったけど、中国建築とか貝で作られたステンドグラスなどの調度品とか見どころは多いです。

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夕食はマカニーズの食堂、"利多餐廳"。

建物の右側がガラスケースに入った惣菜コーナー。ここで注文して、左側の食堂でいただきました。
この注文方法が正しかったのかどうかは知らんけど。

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お店の名物おばあちゃんもいらっしゃいましたよ。
牛脛カレー煮込みもミンチーもめちゃウマ。
ご飯にもポルトガルビールにもよく合いました。
澳門でマカオ料理何度か食べてるけど、この店が今まででいちばん美味しかったな。

(5日目に続く?)
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澳門 3日目 (2013/08/16) 

2013年8月に澳門(マカオ)に遊びに行ったときの記録です。

5泊6日の旅程のうち、1日目の記事は2013年9月、2日目の記事は2014年5月に、それぞれアップロードしました。

澳門 1日目 (2013/08/14) [2013/09/08]
澳門 2日目 (2013/08/15) [2014/05/17]

本記事はシリーズ5年ぶりの新作となり、旅程の3日目について書いています。
このシリーズ、お蔵入りになっていなかったことに、自分でもおどろきです。

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澳門3日目。天気はくもり。

まずは福隆新街の "三元粥品專家" で軽めの朝食。



皮蛋痩肉粥と油条。
油条は前年に台湾でも食べたけど、お粥にひたしてちょっとしなっとさせて食べるのがウマい。

さて、この日むかったのは、



コタイにある "石排湾郊野公園" という自然公園。

目的はもちろん、



(あ、いきなりいた。)



「キャー、パンさまーーー!!!」

興奮をかくさない妻。



(降りてきた…)



(近い!)

そう、ここ澳門の石排湾郊野公園にある大熊猫館(パンダ館)では、ガラス張りの運動場でパンダが見放題なのです。
上野や白浜とちがってお客さんもほとんどおらず(この日僕らが出会ったお客さんは2人だけ)、時間制限なし、まさしく見放題。

なお、2013年8月当時は2頭のパンダがいた澳門の大熊猫館ですが、現在(2019年)は4頭ものパンダがここで暮らしているとのこと。



コタイからバスでコロアンに移動して、昼食。



"里斯本地帶餐廳" というポルトガル料理店です。



タコのサラダと、



バカリャウのカタプラーナ煮込み。
ポルトガルの赤ワインとともにいただきました。

料理はマカニーズ・アレンジされておらず、ポルトガル本国のものに近くてとても良い味でした。
お店の内装などもポルトガルの雰囲気を大事していてステキ。
スタッフはひとりとしてポルトガルの方はいらっしゃらなかったけど(ポルトガル語のオーダーが通じなかった)。



マカオ半島の夜。
路地の隙間からグランド・リスボアの姿が見えると、とたんに魔境の様相を呈しますね。

大好きな焼鶏屋 "陳光記飯店" で夕食とします。



店先でバッサバッサとさばかれては焼かれるガチョウや鴨。



ご飯にのせたり、



汁なし和え麺にのせたり。
鶏肉は黒胡椒が効いていてスパイシー。
青島ビールにもよく合います。
澳門はこういうローカルB級グルメもウマいんですよね。
嗚呼、写真見てるだけでまた食べたくなってきた(涎)

(4日目に続く…のか?)

澳門 2日目 (2013/08/15) 

お蔵入りじゃないです。ちゃんと書いてます。今書いてます。

<< 澳門 1日目 (2013/08/14)

飛行機が8時間遅れた所為で、澳門(マカオ)に着いたのは今朝。
昼前まで寝て、遅めの朝食へ。
澳門で朝食と言えば、そう、飲茶です。

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泊まってる宿の近くにある名門居海鮮食府というお店へ。
わりと庶民的なお店のようです。

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美味しかったけど食べ過ぎた。點心はふたりで4品までにしておかないと。

さて本日は、実質澳門初日ということで、澳門半島を世界ふれあい街歩き。

澳門の面積は29.5 km²。よく世田谷区の約半分と表現されますが、路線バスさえ使えればタクシーなんて使わなくてもたいていどこにでも行ける広さ(というか狭さ)。
澳門はざっくりと北から順に、半島、タイパ、コタイ、コロアネの4地区に分けられ、今日はその半島をうろうろします。
僕が一番好きなのがリゾート化されていない庶民の生活感あふれるこの半島の地域です。ちなみに泊まってる宿も半島にあります。

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澳門瑪嘉烈蛋撻店 (Margaret's Cafe e Nata) で葡撻(エッグタルト)を買って、宿に戻って昼寝。

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夕食前に、澳門に来ると毎回大量に食材やワインを買い込む地元人御用達のスーパーマーケット、新康恵超級市場 (Supermercado Benvindo) で、今日はとりあえず品揃えのチェックのみ。

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で、夕食は、澳門に来るたびに訪れているポルトガル料理のお店へ。
某ガイドブックに載ってほしくないので店名はナイショです。

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毎回注文してしまうにんにくチップが大量に乗ったバカリャウ・アサード(付け合わせはパンチじゃがいも)、それから小魚のフリットと豆ご飯。
この豆ご飯がおいしかったです。ヴィーニョヴェルデがすすむすすむ。

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酔い覚ましに、散歩してから宿に戻りました。

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西洋(ポルトガル)と東洋(中国)とが混在している街、これが澳門の魅力なんです。

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澳門 1日目 (2013/08/14) 

先日、2年7ヶ月振りに澳門(マカオ)に遊びに行ってきました。
もともとはポルトガルの「残り香」を求めて澳門に行きはじめたのが、いつの間にか澳門そのものの魅力にハマってしまい、今回で通算5度目の渡澳。

(登場人物)
びびんば---俺
ぱんだ---妻

過去4回は、香港から噴射飛航(ターボジェット)という名前のものすごく揺れる船で澳門に渡っていたのですが、今回は初めて関空から澳門航空の直行便を利用することにしました。
これは、香港でのトランジットの手間と時間を省くためでもあるけど、何より船酔いが最大の天敵であるぱんだ氏のたっての希望でもあります。

折しも、中国広東省付近に最接近した台風11号「ウトロ」の猛威が香港、澳門の空港にも大きく影響を与えていました。吾々の乗る澳門航空NX837便は当初16:30のフライト予定だったのですが、この便は午前中に澳門から関空に飛んでくる機材(エアバス機)を使用することになっており、その往路便の澳門発が大幅に遅れていることから、チェックインの直前に6時間のディレイの案内がありました。

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ところで、澳門航空はANAとコードシェア提携を行っているのだが、今回利用した澳門航空のチェックイン・カウンターは何故かJALのもので、スタッフもJALのひとばかりだった。これはどういう理由なんだろ…。

ディレイのお詫びに空港内で使えるミールクーポンをもらったので餃子'n'ビール。あとは買い物したり、ホテルに到着が深夜になるのでキャンセルしないでくれとメールを送ったり、中国人と一緒にベンチで寝たりしながらひたすらフライト時刻を待つ。

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そういえばこの時点で、11年使ってきたコンパクトデジカメがお亡くなりになっていることが判明…。

最終的には8時間のディレイで、0:30に離陸。自宅を出てからすでに12時間。

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で、澳門國際空港に到着したのは翌日3:30(日本との時差は1時間)。
今年の7月10日より、澳門への入境(入国)審査の際のパスポートへのスタンプが廃止されており、趣きに欠ける。パスポートに増えるスタンプをながめるのも旅行の楽しみだのに。

早朝なので空港にいるタクシーの数が圧倒的に少なく、路線バスでホテルまで移動することにしました。澳門の路線バスは多くの日本人観光客には難易度が高いだろうけど、使いこなすとものすごく便利。

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今回吾々が泊まる皇都酒店(ロイヤルホテル)は空港のあるコタイではなく半島の市街にあり、普通の日本人観光客はあまり足を踏み入れない地域。最寄りの水坑尾街で降車してスーツケースを引っ張っていると、たまたま同じバス停で降りた、関空から一緒だったGMT(地元)のカップルから、「このあたりにはあなたたちが泊まるようなホテルはないよ?」と心配されましたが、皇都酒店までのルートを表示したGoogle Mapsを見せると一応納得。まぁ、日本人なのにこんなとこ泊まるのか、みたいな顔はされましたが(笑)

5:00、ようやくホテルにチェックイン。
「グッモーニン!」って言われたけど吾々の体内時計はまだ深夜だよバカ!