おやすみホログラム - ニューロマンサー 

Artist: おやすみホログラム
Title: ニューロマンサー VMO remix
Label: EiT Park Record
Catalog#: EITP-3
Format: 7"
Released: 2016/11/03
Artist: おやすみホログラム
Title: ニューロマンサー Have a Nice Day! remix
Label: EiT Park Record
Catalog#: EITP-4
Format: 7"
Released: 2016/11/03
おやすみホログラムのセカンド・アルバム『2』のラストに収録された「ニューロマンサー」は、2016年のアンセムのひとつであり、アイドルと疾走するニューウェーブが最高に幸せな状態で出会った蜜月の瞬間だった。
そんなキラーチューンが7インチ・シングルでアナログ化。リミキサーにはVampilliaの別動ユニットVMOと、ハバナイことHave a Nice Day!の2組。
VMOは、おやホロと合体したときのOYSMVMO名義のリミックス。静謐なピアノと、ブリザードのような轟音エレクトロニック・シューゲイザーが交互に襲う様には神々しさすら感じる。
一方の、いかにもハバナイなニューウェーブ/エレポップ・ディスコなリミックスは、いかにも俗っぽくて快楽主義的で。
期せずして生まれたこの2組の聖と俗みたいな対比も面白いし、それぞれおやホロと親交の深いこの2組がともに奇しくもworld's end girlfriendの主宰するVirgin Babylon Records所属アーティストであることから、将来のおやホロのVirgin Babylon入りを妄想してしまったりも。
さて、この2枚の7インチのリリース後、おやホロはこの「ニューロマンサー」に代表される打ち込み路線をさらに拡大したと思われるサード・アルバム『・・・』(スリー)をリリースしており(以下、どこかに続く、かも知れない)



Tracklist
A. ニューロマンサー
B. ニューロマンサー OYSMVMO ver.1 remix

Tracklist
A. ニューロマンサー
B. ニューロマンサー Have a Nice Day! remix

小沢健二 - 我ら、時 

Artist: 小沢健二
Title: 我ら、時 (通常盤)
Label: EMI Records Japan
Catalog#: TYCT-60031/3
Format: 3CD
Released: 2014/03/19
5月25日より、あの小沢健二が4年ぶりのライヴ(全国ツアーとしては6年ぶり)となる "魔法的 Gターr ベasス Dラms キーeyズ" を開催している。僕も6年ぶりの小沢健二を観に行くつもりだ。すでに今回のツアーを観たひとたちからは高い評価の声がたくさん伝わってきているので、楽しみで楽しみでしかたがない。

『我ら、時』は、前述の2010年に行われた小沢健二17年ぶりの全国ツアー "ひふみよ" のライヴ録音盤。2012年に、3枚組ライヴCD、書籍2冊、白蝶貝ボタン、絵巻物、写真・歌詞カード、写真立てがセットになったボックスセット(販売価格15,000円)として発売されたものだが、2014年に3枚組ライヴCDのみ通常盤としてバラ売りされている。僕が持ってるのもこの通常盤の方だ。
2012年のボックスセット発売当時、その仕様やリリース形態には疑問を覚えたし、そもそもツアーひふみよの内容自体にも、ウエメセな詩の朗読が間に挟まれたり、過去曲の歌詞やメロディーが改定されていたりと、一部疑問符の付くものではあったが、それでもライヴとしてのひふみよは、とても楽しく濃厚な時間だったし、良い思い出です。

なので、この『我ら、時』の通常盤がリリースされたことは本当に喜ばしく思ったし、今回のツアー魔法的に向けて、復習と予習に余念がない状況に自らを置くこともまたできるというものである。

過去記事:ひふみよ 小沢健二コンサートツアー二零一零年五月六月 @ 神戸国際会館 2010-06-06 (2010/06/09)



Tracklist
第一盤
01. 流星ビバップ (一)
02. 闇
03. 流星ビバップ (二)
04. ぼくらが旅に出る理由
05. 想像力
06. 天使たちのシーン
07. いちごが染まる
08. ローラースケート・パーク (一)
09. 東京恋愛専科
10. ローラースケート・パーク (二)
第二盤
01. 歌は同じ
02. カローラ2にのって
03. 痛快ウキウキ通り
04. 天気読み
05. 戦場のボーイズ・ライフ
06. 強い気持ち・強い愛
07. 今夜はブギーバック
08. 自転車
09. 夢が夢なら
10. 麝香
第三盤
01. 笑い
02. シッカショ節
03. さよならなんて云えないよ (一)
04. さよならなんて云えないよ (二)
05. ドアをノックするのは誰だ?
06. ある光
07. 時間軸を曲げて
08. ラブリー
09. 流星ビバップ (三)
10. いちょう並木のセレナーデ
11. 愛し愛されて生きるのさ

岡村靖幸 - 彼氏になって優しくなって 

Artist: 岡村靖幸
Title: 彼氏になって優しくなって
Label: V4 Records
Catalog#: XQME-91002
Format: File
Released: 2014/11/12
『ビバナミダ』(過去記事)『愛はおしゃれじゃない』(過去記事)に続く、岡村靖幸のニューシングル。いやしかし岡村靖幸が今こうやって半年に1回新曲が出るアーティストになってるだなんて、いったいどれだけのベイベが想像したであろうか。あろうか!
今作はおそらくベイベ待望の、完全な岡村靖幸の新曲。過去2作は他アーティストとの共作でしたからね。完全な新曲としては『ビバナミダ』のカップリング曲「ヘルシーメルシー」以来。

「彼氏になって優しくなって」というタイトルのこの語感、「はっきりもっと勇敢になって」みたいですよね。スッバラシイ言語センス。
曲調はアッパーなファンク・ブレイクス。このファンクネスは『禁じられた生きがい』の頃を彷彿とさせる。ただし、"あんなにもがいてた 思春期の頃の状況 得意 不得意は誰もが持つ コミュニケーション" という歌詞からもわかるように、今ここにいるのは、失われた思春期の青春時代を後ろ向きに引きずっていた、『禁じられた生きがい』の頃の岡村靖幸ではないんだぜ。
"バッシュで猛ダッシュ 決めて芸術的なシュート" なんてのはファンサービス的な歌詞かもしれないけど、よくこの歌詞がこのメロディに乗るよなぁと思うくらい天才的。
特にBメロがそうなんだけど歌謡曲的で、この歌謡ファンクはやはり岡村靖幸の真骨頂(のひとつ)と言わざるを得ない。

カップリングの「ちぎれた夜 」はアコースティックギター1本の弾き語り。歌詞がせつなすぎて本当にちぎれそうになる。

あと、このCDには岡村靖幸の自撮り写真(セルフィーショット)が2種類付いてくるんだけど、そのために1,400円も出すのもなぁと思って、僕はデータで…(スマン靖幸)。セルフィーショットは全部で6種類あるらしいので、気になるベイベは集めてみては!?
(いつぞやの握手会のときも思ったけど、AKB商法を微妙にからめてくるの…嫌いじゃないです。)

彼氏になって優しくなって彼氏になって優しくなって
(2014/11/12)
岡村靖幸

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Tracklist
01. 彼氏になって優しくなって
02. ちぎれた夜

OTOOTO22 - MEMORIZE.EP 

Artist: OTOOTO22
Title: MEMORIZE.EP
Label: New Masterpiece
Catalog#: nmpDATA012
Format: File
Released: 2014/08/27
hitachtronicsさんがやってるネットレーベルNew Masterpieceから先週リリースされたのが、OTOOTO22という方の、New Masterpieceからは2作目となるEP。
シャープネスの効いた音像の清涼感あるアシッド・テクノ作品となっており、90年代のジャパニーズ・テクノの狂騒と、今年の夏の突然の終わり、双方の郷愁をしみじみと感じさせる。
また、80年代初頭のテクノポップと90年代のテクノの中間に位置しながら揺れ動いていた、90年代のジャパニーズ・テクノ独特の感覚が思い出される。
さらにレペゼン宝塚アクペリエンス(このコピー最高だな)909stateによるリミックスは、Syzygyや初期Transonicを思わせるさらに90年代テクノ・オマージュな作風。ミックス名Diving Frequency Landscapeを略すとD.F.L.になり、D.F.L.と言えば当然Syzygyの…(でも個人的にはむしろOrganizationっぽいと思ったんだよなぁ)。
今年の僕の夏は、このリリースとともに終わったかも知れない。



Tracklist
01. Phrase Flow
02. Neo Soft
03. VCF protocol
04. RAW TIMES
05. Phrase Flow (909state’s Diving Frequency Landscape mix)

Oliver Ho ‎- Listening To The Voice Inside 

ho.jpgArtist: Oliver Ho
Title: Listening To The Voice Inside
Label: Meta
Catalog#: META CD001
Format: CD
Released: 2000
CDで聴くハードミニマル 第16回

James RuskinのレーベルBlueprintからデビューしたOliver Hoも、James Ruskin同様、Jeff Millsフォロワーのトライバルなミニマル・ファンクを得意とするプロデューサーであり、まぁ、James RuskinもOliver Hoも、正確にはJeff Millsフォロワーと言うよりも、Jeffの変名というか別プロジェクトである…

あ、その話はもう少し後で。

Oliver Hoの特徴は、特に民族的なパーカッションや細やかにエディットされた巧みなヴォイス・サンプルを多用した有機的なミニマル・テクノであり、また4つ打ちにこだわらない変則的なキックのダンストラックが多いという点が挙げられる。
当時このあたりの作風に影響を受けたアーティストは枚挙に暇がないが、僕達がよく知る代表的な作品といえばやはりこれでしょう。
実際、フミヤ氏は、OliverHoが主宰するエクスペリメンタル・レーベルExistのコンピレーションにも1曲参加している。
このアルバムは疾走感とディスコっぽいポジティヴさもあり、Oliver Hoならではのヴォイス・サンプルの妙技も楽しむことができて、Blueprint一派の中ではいちばん好きなアルバムです。

さて、CDで聴くハードミニマル、次回より、ハードミニマル期に、同じUKにありながら、SurgeonやJames Ruskinといったストイックな王道ミニマル・テクノとは一線を画していた一派のことについて書きたい。
そう、"No Future" です。

Listening to the Voice InsideListening to the Voice Inside
(2000/08/25)
Oliver Ho

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Listening to the Voice Inside [12 inch Analog]Listening to the Voice Inside [12 inch Analog]
()
Oliver Ho

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Tracklist
01. Westworld
02. Seduced
03. Magic
04. Moonlight
05. In The Centre Of Paradise
06. Ember
07. Gene Pool
08. Forwards
09. A New Birth