Osborne - Osborne (Spectral Sound/2008)
Osborne - OsborneLabel: Spectral Sound (SPC-54)
Format: CD/MP3
Released: 2008
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SoundMurdererとしてはRewindレーベルを主宰してハーコーなラガジャングルを吐き出し、またデトロイト初のジャングル/ドラムンベース専門のレコード店を作ったことでも知られる、Todd OsborneのOsborne名義の初アルバム。
Todd OsborneにしろSpectralにしろ(親レーベルであるGhostlyも)、いわゆるデトロイトという地域性のパブリックイメージには捕われない音楽性を持ったアーティストでありレーベルであるという印象が強かったのですが、本作ではブラックミュージックが血肉となっているかのような他のデトロイトのアーティスト同様、身体の奥底が沸き出してくるようなソウルが感じられる。音楽的なスタイルとしてはディープハウス、デトロイトテクノ、シカゴハウス、そしてアシッドハウスということになるだろうけど、共通しているのはとにかくディープ、そしてメロウでありながら力強さがあるということだ。
個人的には、今までTodd OsborneはSoundMurdererとしての活動がいちばん好きだったのですが、このアルバムがひっくり返してくれた。
「Afrika」や「Outta Side」といった既発曲にも負けず劣らないキラーチューンに恵まれた、現時点で2008年最高のハウスアルバム。これは必聴です!
- [2008/06/21 14:59]
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Oxia - Lost Memory EP (Goodlife/2007)
Oxia - Lost Memory EPLabel: Goodlife (GL30/189.1030.714)
Format: 12"/MP3
Released: 2007
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年末年始の暴飲暴食で荒れた胃も徐々に治りつつあります。本日休肝日3日目。そりゃあ飲んで酔いつぶれて眠るまで飲みますよ、まったくもう!(誰に怒ってんだ!?)
Oxiaって昔はフランスを代表するブリブリのエレクトロディスコのひとって感じだったのに、気付けば●KOMPAKTとかからもリリースするようになっていて、同じくエレクトロディスコのレーベルという印象の強かった自身のレーベルGoodlifeからは久々のリリースらしいけど、やはりと言うかミニマルをやってます。
コロコロと転がる丸いシンセとプログレッシヴ系の粒の粗いエフェクトやSEでじわじわとハメながら上げて来るエレクトロミニマル・トラックス。
- [2008/01/09 01:23]
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Orbital - Live At Glastonbury 1994-2004 (ACP/2007)
Orbital - Live At Glastonbury 1994-2004Label: ACP Recordings (ACP002)
Format: CD×2+DVD
Released: 2007
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横浜からの帰りののぞみが落雷による停電とかで途中で止まっちゃったんだけど、運良く米原に臨時停車してくれたおかげでこだまに乗り換えて大阪まで帰ることが出来ました。静岡〜米原間の線路上にも何10便か止まったままだったらしいけど、それに乗ってた人たちは大変だったろうなあ。
Orbitalは、名作と誉れ高い1stと2ndが僕は微妙にリアルタイムじゃなくて、3rdが出た頃はテクノ聴いてたけど評判が芳しくなかったので聴かなくて、それ以降Orbitalを聴くようになるのはだいぶと後になるんだけど、それでもやっぱり自分にとっては特別なユニットなんですね。
音の緻密さや繊細さは他の追随を許さず、曲構成のダイナミズムや良い意味での分かりやすさはポップフィールドでも高く評価され、そしてドラッギーなサイケデリアはめちゃくちゃディープな磁場を形成してEカルチャーの前衛をいつまでも象徴する。
解散から3年後の今年リリースされたライヴ音源のコンピレーションを聴いても、そんな唯一無二のユニットであったことが再確認できた。選曲については上級者向けと言うか、メジャーなヒット曲はあまり含まれていないし、アッパーな4つ打ちのテクノも少なめ。ただ、ちょっと宗教的な臭いは強いけど、美しめのブレイクビーツ曲が多いので、実は一般受けする選曲なのかも。
Hartnoll兄弟は今年それぞれソロアルバムをリリースしたけど、そっちはまだ聴いてない。特にタイミングが合わなかっただけだからなのだけど、もしかすると、それらはOrbital以上の興奮をもたらしてくれるとも思えないから、かも知れない。
- [2007/08/22 16:22]
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Out One - Vitamin House (Institubes/2005)
Out One - Vitamin HouseLabel: Institubes (ins mix 001)
Format: CD
Released: 2005
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昨日も今日も、地球温暖化で南極の氷がこれまでの予想より30年も早く溶けているといったニュースを、TV局のクーラーのがんがん効いているであろうスタジオで照明ばんばん焚きながら放送しているのを観ていました。
以前Surkinの記事でちらと触れた、フランスのレーベルInstitubes発のヤバいブツってのがコレ。・・・なんだけど先ずは訂正。このミックスCD、今年出たものとばかり思いきや、2005年リリースのものでした。うわあ、2005年の時点でこんなの出てたなんて、めちゃくちゃヤバいなー。
簡単に言うとデトロイト・スタイルのゲットーテック・ミックスなんですが、使われてるトラックが普通の(?)ゲットーテックとは明らかに違っていて面白い。この面白さはとりあえずトラックリスト見てもらうほかないと思うけど、こういったわかりやすい選曲のゲットーミックスがもっともっと世に出れば、ゲットーシーンの裾野も広がるのになあ。だってこのミックスの(僕的)ピークが、Technotronic「Pump Up The Jam」〜Armando「100% Of Disin' You」〜Bob Sinclar「Gym Tonic (Thomas Bangalter mix)」〜Alan Braxe & Fred Falke「Intro」〜David Morales「Needin' U」に、Thomas Bangalter「Outrun」〜Daft Punk「One More Time」ですよ。ただしオーバー160BPMの超高速ピッチアップですが(トラックリストに "p.up" とあるのがピッチアップされたトラック。ってほとんどですな)。
そうそう、つまりこれなんですよ、僕がフレンチエレクトロ(ニューエレクトロ)に求めていたテイストは。それらをもっとギュッと濃縮した感じ? 例えばJusticeからロックとディスコの要素を除いたら何が残る? SurkinにもPara Oneにも共通する感覚って言ったら? 答えはゲットー成分でしょ! 結局フレンチエレクトロって、僕にとってはゲットーミュージックのヴァリエーションだったのかも知れないなあ。
ただ、フレンチエレクトロには、クラブミュージックが長い間囚われ続けてきた "レイヴ以降" という価値観をくつがえすような、まるでパンクのような雰囲気を感じたりもしていて、そして今のフレンチエレクトロのブームが去った後にはまるでニューウェーヴのようなものが生まれて新しい音楽を生み出して行くのかもなあ、なんて妄想を抱いたりもしておるのです。
ま、とりあえずこのミックスCDはゲットーミュージック好きはマスト。そして、『ビリーズブートキャンプ』もBGMにこれくらいエッヂなものを採用していたら僕もブームに乗っかって入隊していただろうななどとも思うのだ(笑)
- [2007/08/18 01:03]
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小沢健二 - 毎日の環境学 Ecology of Everyday Life (東芝EMI/2006)
小沢健二の1stアルバム『犬は吠えるがキャラバンは進む』(現在は『dogs』と改題)が好きでした。特に「天使達のシーン」という、とても詩的で、壮大で、そして切ない曲は、僕の中ではなにものにも代え難い1曲でした、たぶん今も。
『LIFE』の頃の、王子様キャラで、まるで誰かへのあてつけかのようにTVに出まくってた頃は、無理してんなあ、と思いながらも、これからどこに向かおうとしてるのだろうと多少意地悪な興味を持って見続けていましたが、目的は達したのか飽きてしまったのか、メディアからは王子様キャラとともにさっさと姿をくらまし、『球体の奏でる音楽』でジャズに接近したかと思いきや、世の中はオザケンは“なかったもの”扱いでその姿も噂も目にすることはなくなり…。
僕もオザケンのことなんか忘れていた。
6年振りのアルバムだった前作『Eclectic』ではR&B的手法でドロドロと屈折した自らの内面をぶちまけていて、かつてのバカ騒ぎのことなんて遠い昔のような趣だった4年前…。
そんな小沢健二の新作が出ました。タイトルは『毎日の環境学』。
ヴォーカルレスのインストゥルメンタル作品という話題ばかりが先行してはおりますが、とても力の抜けたジャジーでラウンジーで、エレクトロニカも少々な、そんなリラックス出来る牧歌的な作品です。
歌ってなくてもその音の佇まいは明らかにオザケンなのが不思議。
遠回りせずにもっと早くこんな音楽、こんな芸風に着地してたらもっと良かったのに、とも思うが、気負いなくこういった音楽を作るのにそれだけの月日がかかったということなのかも。いやあ、いいですわ、このアルバム。
たぶん、おとなになったんだよ、オザケンも僕も。
(そうそう、オフィシャルサイトで連載(?)されているオザケンの小説は本当に素晴らしいので、ぜひ読んで欲しいのだけど、音楽をそれ以外のもので補完するということ自体は私はあまり好きではないので、レヴュー本文の中ではあえて触れませんでした。いっぺん、下のリンクから飛んでってみてください。)
Ecology of Everyday Life: Kenji Ozawa >>
- [2006/05/08 21:43]
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Orbital - Peel Session (Internal/1993)
で、Peel Sessionと言えば数々のアーティストがオフィシャル・リリースしている中、私がまっ先に思い浮かべたのは、昨年解散したOrbitalでした。この音源は93年9月10日のものの模様(詳細 >>)。
確か2ndアルバム(通称 "Brown Album")のリリース後、店頭に並んでいた記憶があります。
Orbital独特のドラッギーなシンセワークは、今聴くとまるっきりサイケデリック・トランスみたいですな。
実際この辺りからテクノ・シーンとゴア(サイケデリック)・トランス・シーンが枝分かれして行ったわけですが。
- [2005/12/01 16:11]
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The Orb - Okie Dokie It's The Orb On Kompakt (●KOMPAKT/2005)
いま欲しいというか、興味のあるのはビッグ・スクーターですね。横田進がかなりのめり込んでることも一部で有名ですが、ああいうバイクって、中学生の頃(ちなみに丸坊主でした…)『AKIRA』の金田のバイクが欲しかった俺としては、ようやくそんな時代が近づいて来たなって思う訳ですよ。
と言う訳で、乗るなら絶対赤!
幼い頃からシャアが大好きだった俺としては、赤いバイクで「シャア専用」と言い張りたいね(金田はどこ行った?)。
ちなみにシャアのMS(注:「モビルスーツ」の略ですよ、皆さん)でいちばん好きなのはやはりジオングです(いや、それ赤くないし)。
あ、でも俺、中型免許持ってないや…。
前回レヴューを書いた『Pop Ambient 2006』にも収録されていたAlex Paterson博士によるThe Orb、いよいよ●KOMPAKTから待望のアルバム・リリースですよ。
正直これまでThe Orbの作品ってアタリ・ハズレが激しすぎて、自分の中ではさほどスペシャルなアーティストではなかったんですけど…。
感涙!
このアルバムは良過ぎるぜセニョール!!
●KOMPAKTらしい跳ねたグルーヴのハウシーなトラックから、高純度の結晶のような美しいアンビエントまで、全般的にベースの音が重たい、煙たくてトリッピーな曲が多いです。
聞けば、全曲Thomas Felmann翁が関わってるとか(そういえば昔Thomas Felmann翁も●KOMPAKTからアルバム出してましたね)。
いやー、このThomas FelmannとAlex Patersonのコンビ、年季が入ってるだけに最高ですね。
本当に素晴らしいアルバムに仕上げてくれました。
特に10曲目の「Because/Before (Sibirische Musik)」なんて、聴いてると泣けて来る…。
- [2005/11/19 12:28]
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岡村靖幸 - Oh! ベスト (Epic/2001)
- [2005/07/18 21:04]
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岡村と卓球 - The Album (Ki/oon/2003)
2002年のシングル『Come Baby』に続いてリリースされるはずだった岡村靖幸と石野卓球のコラボレーション・アルバムが、岡村ちゃんの契約の関係で発売中止となり、またこの年リリース予定だった卓球のMix CD『In The Mix』もなぜか同じく発売中止となってしまい、この2002年という年は、卓球先生にとってはまさしく呪われた1年であったと後日本人も述懐しておりましたが、明けて翌2003年には、前回紹介した『パパ・センプリチータ』にMix CD『In The Box』と打って変わって怒濤のリリース攻勢を続け、年末には、一旦お蔵入りになっていたこの岡村と卓球のコラボ・アルバムもようやく日の目を見ることとなりました。まあアルバムそのものは『パパ・センプリチータ』と同じくエレポップ〜ニューウェーヴ・サウンドで、岡村ちゃんのテイストなのか、ギターやベースの音もよく使われております。
やはり個人的には、敬愛する卓球先生の作品の中ではいまひとつ感は否めないもの、アルバム通しで聴くと、シングルで聴いたときにはあまり感じなかった「Come Baby」のファンキーさに気付くという仕掛けが…。
ジャーマン・プログレのCanのカヴァー「Turtles Have Short Legs」(vo.卓球)と「Adventure (J-Pop Mix)」(vo.岡村ちゃん)はポップで好きですけどね。
あ、あと「Come Baby (Yasuyuki Okamura Remix)」が超絶ディスコでファンキーですね〜。
このRMXなんかを聴いてしまうと、プロデューサーとしての実力の軍配は卓球ではなく岡村ちゃんの方に上がるのは間違いないような気が…。
- [2005/07/16 15:05]
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O-Zone - DiscO Zone (Vale Music/2004)
GW中にジムに入会したはいいものの、今月はGW明け以降、全ての土日が仕事で埋まってしまい、入会日以来ジムには全く行けてまへんでした。今日も昼過ぎまで仕事で出張だったのですが、夕方帰宅するや否や、相方と2人でひっさしぶりに行ってきましたよ、第2回ジム。
今日は有酸素運動を多めに頑張ってきました。
ジム後のスーパー銭湯ではサウナを楽しんできました。
晩飯のビールの旨いこと旨いこと(笑)。
そんなわけで来週の日曜日も行ってきます。
で、例によってクルマで聴いてたCDを紹介します。
あっ、笑わんといてください…。
昨年あたりからネットなんかでもやたらと耳にした「マイヤヒ〜」でおなじみの、モルドバ出身の3人組O-ZONEのアルバムですが、私、ヴォコーダー処理されたルーマニア語のヴォーカルとトランシーなディスコ・サウンドのこの曲を初めて聴いた時は、ポストダフトパンクはこのユニットだと真剣に思いましたよ。
しかし一応ヨーロッパではダンスチャートでヒットしたみたいですが、ことニホンにおいては完全にイロモノ扱いですわ。
それでも最近では『スマスマ』でキムタクと吾郎ちゃんがホストのカッコしてこの曲踊ってたので、一般層にも浸透したと思われます。
(この『スマスマ』のコーナー、毎週楽しみにしてたのに先週はなかったなー。もう飽きられたからやらないんだろうか…。)
アルバムもディスコ歌謡路線を基本に、ブレイクビーツやトランス、ソフトロックっぽい曲もあったりで、結構ヴァラエティ豊かです。
楽しくていいやんねえ。
イロモノと思って食わず嫌いになる前に、いちどお試しあれ。
クラブミュージック寄りのポップスとしては結構よく出来てると思いますよ。
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- [2005/05/29 22:22]
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