T99 - Children Of Chaos (Who's That Beat?/1992) 

T99 - Children Of Chaos
Label: Who's That Beat? (WHOS 67 CD)
Format: CD/MP3
Released: 1992
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いや、ここでT99なんて取り上げる予定はなかったんですよ。でもQuadrophoniaのエントリでT99の記載に対する食いつきを頂いたので、アルバムをiPodに入れて聴いてみたんですね。
T99は、こないだも書いたけどPatrick De Meyer (Technotronic) にOlivier Abbeloos (Quadrophonia) とPhil Wilde (2 Unlimited) を加えた、当時のポップダンス界のドリームチームとでも呼ぶべきユニットで、一聴しても、Technotronicや2 Unlimitedと比べると幾分アンダーグラウンドな、当時のレイヴ・ムーヴメントに則したサウンドであることが判る。
有名なのはやはり「Anasthasia」に代表される、フーヴァーノイズと呼ばれる暴力的で派手派手しいデジタルシンセのリフが特徴的なレイヴチューン。テンションがガンッと上がる。しかし、他にもアグレッシヴなブレイクビーツにラップがからむトラックや、ミドルテンポのアンビエント/ニューエイジ系トラックまで、アルバムだからなのかそうでないのかは定かではないけれど、けして一本調子さはない。ただ、そうした緩いめの曲が今の耳で聴いて面白いかと言うとそんなこともない。しかし、当時のダンス・プロデューサーは今と違って音楽的バックグラウンドの豊かなひとが多かったので、そういった意味で、単なる馬鹿騒ぎのための音楽でありながらも、そこはかとない深みを感じる瞬間がある。

【ひとくちメモ】
★ 1991年作の「Anasthasia」を10年後の2001年にカヴァーしたのはかのヨージ様ですが(ホントは2000年)、はたして20年後の2011年にはどんなひとがカヴァーするのでしょうか。ニューエレクトロなんかのDJがレイヴクラシックをスパイス的に使うことも多い昨今、需要はあるんじゃないかなあ(でも3年後はちょっと遠すぎるか)。
★ 「Anasthasia」のヴォイスサンプルが『タモリ倶楽部』の空耳アワーで何と聞こえると紹介されたか、覚えているひといますか? 情報求む(笑)
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Triple R - Selection 6 (Trapez/2008) 

Triple R - Selection 6
Label: Trapez (Trapez CD9)
Format: CD/MP3
Released: 2008
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某外資系大型輸入盤店の懸賞でPioneerのカナルタイプのイヤホンが当たったので、とりあえずTechnicsのでかいモニター用ヘッドホンを持ち歩かなくてもよくなりました(参照記事 >>)。使ってみた感想は、ま、安物なのでもう少し音の分離が良ければなあとは思いますが。

ケルンでジャーマン・テックハウス/ミニマルのレーベルTraum Schallplatten、Trapez、My Best Friendを主宰する(うちのひとりである)Triple RことRiley Reinholdが、Trapezの音源を紹介するミックスCDシリーズがこの "Selection"。以前(5〜6年前?)はTrapezも今よりアンダーグラウンドな存在だったので、レコ屋でこのシリーズを見たときはProfan/●KOMPAKTのパクリくらいにしかに似てるなあとしか思いませんでしたが。Trapezは彼らの3つのレーベルの中でも、機能的なダンストラックに特化したレーベルだという印象があります。ミニマムなデザインもかっこいい。
硬いリズムが跳ねつつ、感情を排したかのようなシンセのリフに追いかけられるような64分。最近はテクノ/ミニマルでも彩りのあるメロディーの情感的なものばかり聴いていたので、こういうソリッドでちょっとモノトーン気味な、しかしストイック過ぎないテクノ/ミニマルには心を鷲掴みにされてしまいます。ガツンと来た〜!
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Todd Bodine - Different Engines (Morris Audio Citysport Edition/2005) 

Todd Bodine - Different Engines
Label: Morris Audio Citysport Edition (M.A.CITYSPORT 22)
Format: 2LP
Released: 2005
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昨日CISCO大阪店で買ってきたのその2。
昨年、Tresorから2ndアルバム『Surfaces』(過去レビュー >>)をリリースして来日も果たした(過去記事 >>)Todd Bodineによる2005年の1stアルバム。Morris AudioのサブレーベルCitysport Editionより。
軽やかに跳ねるようなリズムとコロコロした爽やかなウワモノの音色がとても心地良い、どこか春を思わせるミニマルハウス集。固めのリズムにはグルーヴも充分あり、フロア強度は抜群と思われます。
Tresorからのアルバムはもう少しシカゴハウスっぽいダークな印象があったのですが、このアルバムはクリアで彩りがあっていいですね。基本的にこういう作風にはものすごく弱いです。
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TIAC (Three Is A Crowd) - Catalogue Of Failures (Hybris/2007) 

TIAC (Three Is A Crowd) - Catalogue Of Failures
Label: Hybris (HYBR057)
Format: CD-R
Released: 2007
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昨年iPodといっしょに買ったShureのイヤホンを痛勤電車で引っ掛けられて以来音がプツプツいうようになったので、いまはでかいモニタ用のヘッドホンを持ち歩いてます。最近は寒くなってきたので耳あて代わりにちょうど良い塩梅なんですが、それでも夏までには新しいの買わないとなあ。

lapinさんの手がけたトラックとしてはおそらく初のパッケージ化であろう、TIACのリミックスを収録したシングルが、Familjenなんかのリリースで知られるHybrisから限定100枚(シリアルナンバー入り)で登場です。
どうもHybrisのウェブショップでしか買えなさそうだったので、送料節約のため(笑)miss luneさんと共同購入したのはいいのだけど、2枚注文したのに1枚ずつ別便で届くし、一緒に(luneさんが)頼んだFamiljenのピンバッヂは未だ届いていません(30日現在)。意味不明だなあスウェーデン人。イイカゲンさではポルトガル人と張り合うかもよ。
まーそれはいーとして、僕は普段lapinさんのトラックやマッシュアップをまとめてCD-Rに焼いてクルマで聴いてるくらい自他共に認める(いや自だけか)彼のファンなのですが、リズムがのっぺりした打ち込みを使ったインディーロックといった感じのオリジナルを、ソリッドなカッティングギターのサンプルが全編跳ねたグルーヴを生み出しているフロア仕様のトラックに作りかえています。ビートがしっかりした分歌メロの泣きの部分がきわだち、後半の浮遊感あるシンセフレーズで昇天です。いやこれlapinさんいい仕事したわ。
あと、MySpaceの方で聴ける新曲「The Seven Sisters」は、今までみたいにガンッて上げてくるんじゃなくて、ミニマルにじわじわはめられるタイプのトラック。新機軸。カッコ良いです。チェック!
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Trentemøller - The Trentemøller Chronicles (Audiomatique/2007) 

Trentemøller - The Trentemøller Chronicles
Label: Audiomatique Recordings (AMCD02)
Format: CD×2
Released: 2007
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スパークリングホップ(過去記事 >>)の空き缶を手で潰す感触が気持ちよくて病みつきになります。

昨年の1stアルバム『The Last Resort』(過去レビュー >>)、今年出たミックスCD『The Pølar Mix』(過去レビュー >>)に続き、またもやCD2枚組のボリュームとなった、Trentemøllerのリミックス集。アートワークも3作統一されているように感じます。リリース元のAudiomatiqueは、Trentemøllerも所属するSeve BugのPoker Flatと関係のあるレーベルの模様。
CD1は自身による自身のトラックを使用したミックスCD。前半はダビーでゆるやかな音響作品。29分あたりからヒット曲「Moan」でミニマルな4つ打ちのビートを打ち鳴らし始めて、やがてアシッディーなトランスの高みへと。
CD2はRöyksoppやMobyといったメジャー仕事からアンダーグラウンドなリミックス作品まで。どの曲もアッパーかつメランコリックなTrentemøllerっぷり全開ですが、中でもMatthias Schaffhäuser「Coincidance」のAcieeeeeed!!!なリミックスがたまりません。
Trentemøllerって、個人的には、テクノシーンに久しぶりに現れたシンセの音色の一音一音にこだわり抜くタイプのプロデューサーだという印象があります。でないとこんなドラッギーなビキビキした音出せませんよ。音フェチぶりにおいては、LFOのMark Bellや砂原良徳に並ぶ逸材だと思う。
ポスト・ミニマルといったことを考える上においても、James Holdenなどとはまた違った場所から、それでも同時代性を感じさせるプログレッシヴハウスやトランス通過後のミニマルを打ち出しており、重要なプロデューサーのひとりだと感じます。彼の才能は本当に素晴らしい。
しかし音響ものやリミックス仕事もいいけど、そろそろダンストラックに特化したオリジナルアルバムを期待したいなあとも思います。
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Fumiya Tanaka - via (Torema/2007) 

Fumiya Tanaka - via
Label: Torema Records / Soundscape (TRSCDVD-01)
Format: DVD+CD
Released: 2007
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先週届いたHMVからの荷物は中身のCDが1枚足らなかった。ふーん、こんなこともあるんやね。苦情メール送ったら、改めて送ってくれたみたいやから別にかまへんけど。

昨年から出る出ると言われていた、DJ中の独り言(実況中継)を収録した田中フミヤのDVD。
別に「あー、これ終わったら何食おう。」とか「左のスピーカーの前のあの男、さっきからフミヤフミヤってウザいねん。」みたいなことは喋ってなかった(当たり前です)。フロアの反応とキャッチボールしながら、「低域のグルーヴはこのままキープで。」とかってブツブツ言うてるのですが、もともと言語能力に富んだひとではないのと、瞬間瞬間のつぶやきの奥にあるフミヤの思考(意識あるいは無意識)まで言語化されてるわけではないので(て言うか普通誰もできない)、観てて興味深くはあるけど特別面白いものでもなかったかな。もうちょっと観込まないと駄目なのかしら。どっちかって言うとインタビューの方が面白かったのですが。本人は今度はKarafutoでもやりたいらしいけど、次回あるのかな?
あと、付録扱いのミックスCDはかなりカッコ良いです。ミニマリズムの極致! 先に出た『mur mur: conversation mix』よりもカッコ良かったかも(いや、でもそれってどーなん?)。
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東京事変 - 娯楽 (バラエティ) (EMI Music Japan/2007) 

東京事変 - 娯楽 (バラエティ)
Label: EMI Music Japan (TOCT-26350)
Format: CD
Released: 2007
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4週連続3連休にしたかった。ただそれだけの理由で、昨日代休を取ったのは内緒ですよ?(誰に?)

東京事変の3rdアルバムは、今までの2枚と少し趣が違っていて、椎名林檎は作詞と歌唱に徹し、楽曲は他のメンバーによるもの。好意的に表現すれば、アルバムタイトル通りバラエティに富んだ内容。ニュートラルな立場で表現すれば、楽曲にバラツキがある。そして椎名林檎ファンとして表現すれば、ちょっと俗っぽ過ぎる。けして悪意はないのだけれど、これは駄作と言わざるを得ないなあ・・・。アルバムからの2曲目のシングルカット「キラーチューン」はそこそこカッコ良く出来てると思うんだけど(いや、かなり好きかな)、まあそこにたどり着くまで聴き続けるのが辛い辛い。
前2作はともに、ソロ活動を封印してまでバンド活動を始めたのは正解だったと思わせる内容だったけど、こんなアルバムを作るくらいなら、もうこのバンドはやめちゃった方がいいんじゃないの?
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Thomas Bangalter - Irreversible (Roulé/2002) 

Thomas Bangalter - Irreversible
Label: Roulé / 東芝EMI (VJCP-68474)
Format: CCCD
Released: 2002 / 2003
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Thomas Bangalter(言うまでもなくDaft Punkの片割れ)のRouléというレーベルについてはリアルタイムではほとんど聴いてなくて、Thomas Bangalter「Spinal Scratch」とStardust「Music Sounds Better With You」くらいしか知らなかったのですが、lapinさんのオールカタログレビューを読んで試聴して以来、こんなにカッコイイ曲がたくさんあったのかと軽く衝撃を受けたクチです。でもまあ、今ではアナログ買ってもほとんど聴かないし、とりあえずCDで出てるこの映画のサントラから買いたいなとずっと思ってたところ、先日中古屋でニホン盤を発掘しました。CCCDだったけどまあいいや、ウチのMacでは問題なくリッピング出来るし。
RouléのカタログのEPからは、#04「Night Beats」(ROULE 309 #B1)、#06「Paris By Night」(ROULE 309 #B2)、#07「Outrage」(ROULE 309 #A)、#08「Outrun」(ROULE 301 #B1)、#09「Spinal Scratch」(ROULE 302 #A)、#10「Extra Dry」(ROULE 306 #A2)、#12「Ventura」(ROULE 301 #B2) の7曲が収録。テクノっぽいハネたエッヂィなリズムやシカゴっぽい直角のグルーヴがヤヴァ過ぎ。サントラと言えど、実質Thomas Bangalter作品のコンピレーションと言っても過言ではないのでは(それでも「What To Do」は入れて欲しかった。あの曲大好きなんで)。
それ以外の曲はダンストラックではなくて、ダークなまさしくサントラ風の楽曲。映画については見ていないので何とも言えませんが、ダークな音像がダークな映像にマッチしていたのだろう(多分)。
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Thomas Brinkmann - Tokyo +1 (Max.Ernst/2004) 

Thomas Brinkmann - Tokyo +1
Label: Max.Ernst (max.E. CD6)
Format: CD
Released: 2004
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タワレコNU茶屋町店の515円ワゴンから発掘したケルンのミニマリスト、Thomas Brinkmannの2004年のアルバム。
「いらっしゃいませー!」みたいな東京の街中でフィールドレコーディングされた音の断片とノイズで構築された前衛的な音響作品が中心ですが、クリック以降の音色とリズム感を持った(って言うかオリジネーターのひとりなんですが)ダンストラックもいくつか収録されている。
Thomas Brinkmannは基本的に密室的な音作りをするひとだと思うのですが、このアルバムでは外気に触れたサンプリングがところどころで使用されていることから、普段の作風と比べると若干ながら開放的な空気を感じることが出来る。とは言っても、前述のダンストラックで聴かれる音響は、冷たく暗いコンクリートの壁に打ちつけられるように重たく鈍く響く低音がやはり密室的なんだけど。
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Thomas Schumacher - Home (Spiel-Zeug/2006) 

Thomas Schumacher - Home
Label: Spiel-Zeug Schallplatten (CDSPIEL013)
Format: CD
Released: 2006
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ブレーメンのベテラン・プロデューサーThomas Schumacherによる昨年のミニマル転向作。
バーストしたベースと扇情的なシンセラインがとにかく魅力的で、ミニマルとしては比較的アッパーな部類に入ると思うのですが、全体を覆う霞がかったスモーキーな雰囲気がアブストラクトな印象を与えます。
まあ、さすがベテラン、なんでも器用にこなすなあという印象なんですが、個人的には過去の彼のアップリフティングな作風が好きだったので、ラストの「Kickschool79」みたいなトラックがもっと聴きたいなあと思います。
蛇足ですが、iTSだとCDのミックスされた音源に加え、アンミックスのトラックも収録されているのでお値打ち感ありです。iTSはミックスされた音源の場合、アンミックス・トラック集がついてくるというパターンが多いみたいですね。
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