Wild Planet - Blueprint (Warp/1993) 

Wild Planet - Blueprint
Label: Warp Records (WARP CD 11)
Format: MP3
Released: 1993
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Simon J. Hartleyという人物によるWild Planetの1st(ちなみに2ndはOctave Oneの430 Westよりリリースされています)。
硬めのリズムのハードなアシッド・テクノ。若干デトロイト風のシンセラインも聴かれる。今聴くとやはり古臭い音ではあるんだけど、それもカッコイイし、時代の生の空気感とパワーを感じる。
Warp Recordsも、A.I.シリーズと同時にこういうストレートなダンスものをリリースしていたんですよ。今ではほとんど評価されていないけど。
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Hiroshi Watanabe - Genesis (Klik Records/2007) 

Hiroshi Watanabe - Genesis
Label: Klik Records (KLCD032)
Format: CD
Released: 2007
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1年振りにCD棚(コレをひたすら並べてます)の整理をしました。しかし整理する度に棚からはみ出たCDが増えていくという不可思議な現象が起きるんですけど、何でなんでしょうねえ?(笑)

繊細、清涼感、疾走感、ダンサブル、淡い、たゆたう・・・。
ワタナベヒロシ氏の本名名義での初のオリジナルアルバムを表現するのに思いつく単語を並べるとこんな感じ。まあつまりは、基本的にはいつものワタナベヒロシなのだ。(あれ?)
前作Kaito『Hundred Million Light Years』(過去レビュー >>)に感じた重ためのメロディーは美しく昇華しており、ソウルフルなフュージョンテックから、ダンストラックに特化したミニマルにデザインされたテックハウスまで、そしてそこに彼ならではの美しく切ない清流のようなシンセサウンドが織り込まれる。このアルバムは、本当に涙が出そうな傑作。とにかく#02「Illumination」だけでも聴いてくれよ。
これはワタナベヒロシがTreadやKaitoで続けて来た一連の作風の到達点であり、きっと記念碑的な作品となることでしょう。
ちなみにこの商品も、タワレコで抱き合わせで注文した商品がキャンセルになったおかげで手元に届くのが遅れたんですが、これ、またもや特殊パッケージなんすね。ギリシャのKlikというレーベルがいかにワタナベヒロシという才能をスペシャルなものに考えているかということがよくわかって良いんだけど、やはり特殊パッケージはかさばるのがよろしくないわ。このアルバムに無理矢理ケチつけるとしたらそこだけ。
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Hiroshi Watanabe - Sounds Of Instruments_01 (Klik Records/2006) 

060414.jpgヤン富田の新作が3ヵ月連続リリース!
フォーエバー・ヤン ミュージック・ミーム2 >>
私の敬愛する、生存する中で最も偉大な音楽家、ドクター・ヤン。先ず5月に、上のリンクのCDと本が出るそうです。久しく音沙汰のなかった中届いたこのニュース…! もう昨日(正確には一昨日)は仕事の疲れも花粉症も忘れるくらい嬉しくてたまりませんでした。しかも、7月にはDoopeesの2ndアルバムまで…。もう鼻血が出そうです。
というわけで、今日はヤンさんの作品を紹介しようと思ったのですが、以前のヤン富田特集で私の手持ち分は全て放出してしまったのでネタがありません。
なので、ヤンさんとは全く関係ないCDをいつものように紹介します。

って、こんな前フリでスイマセン、ワタナベさん。
先日Kaito名義のニューアルバムも出たワタナベヒロシ氏による初のオフィシャルDJミックス。
(Kaitoのアルバム『Hundred Million Light Years』は次回取り上げる予定ですが、このアルバムには正直戸惑っております。果たしてこの戸惑いを上手く言い表すことが出来るかどうか…。)
DJミックスなのでどうかなと思っていたら、モロKaito/Tread路線の清涼感溢れるテックハウスで、しかもボトムも十二分に重たくて、見事期待に応えてくれました。
Vince Watsonのデトロイティッシュな美しいサウンドも、こうした流れの中で聴くとよく馴染んでますね。

ところでこのミックスCDってDVD付きなんですが、DVDの方はVJみたいなアブストラクトな映像が音に合わせて収録されているだけで、こういうのって作品化する必要あるのかしら、とついつい思ってしまう。

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Welt In Scherben - Scherbengericht (Trope/Molecular Funk Guerilla/2005) 

Welt In Scherben復活!
ドイッチェ・アシッドテクノの大ヴェテラン、Thomas P. Heckmann(以下TPH)が今は亡きForce Inc.で展開していたプロジェクトWelt In Scherbenが、5年の歳月を経て今年復活。
しかもアルバムで!
で、リリース元のMolecular Funk Guerillaについては知らなくて、調べてみたらForce Inc.のサブレーベルだったんですね。
親レーベルはコケたけど、子レーベルは元気に(?)リリースを続けております。
追記 (2005-12-15 19:03)
Force Inc.のサブレーベルじゃなくて、元Force Inc.のスタッフが運営しているレーベルでした。
minorさんからご指摘頂きました。ありがとうございます!
TPHと言えば、未だに1993年にスマッシュヒットしたアシッドテクノの怪作にしてNu-NRGの元祖とも言われる「Amphetamine」の名前が挙げられることが多いですが、その後も大きなヒットはないものの、ジャーマントランスのドラッギーな部分を正当に継承したアシッド・トラックを数多の名義でリリースし続けているアシッドテクノ界の裏番的存在。
TPHの作るアシッドは、「Amphetamine」も含めて、銘機ローランドTB-303を使っていないことが多く、にもかかわらず、TB-303に負けていない骨太でギトギトのアシッド・サウンドをこれでもかと前面に出して来ます。
そしていかにもドイッチェな直角なビートは、TPHが強く影響を受けたと語るEBM (Electric Body Music) のようにずっしりと重く、直線的。
さらに現代のテクノの持つ疾走感が加わります。
アナログシンセのドラッギーな鳴らせ方を隅から隅まで知り尽くしたベテランシェフの味を、是非一度ご賞味ください。

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WestBam - Do You Believe In the Westworld (Low Spirit/2005) 

最近はこの辺の "Technoelectro" への興味ってすっかり薄れてしまってほとんど聴かないんだけれど、御大WestBamの『Right on』以来3年振りのアルバムはやっぱり気になってしまって聴きました。
相変わらずいかにもWestBamらしいドライな4つ打ちエレクトロで、実質音作りを担当している長年の相方Klaus Jankuhnのプログラミングは独特のクセがあって流石。
世間的にはVelvet Underground「Sunday Morning」のカヴァーが話題らしいけど、私的にはDarryl Pandy(Farley 'Jackmaster' Funk「Love Can't Turn Around」のアシッドなヴォーカルのひとです)を迎えた「Lovers No More」や、●KOMPAKTSuperpitcherがヴォーカルを取った「It's Not Easy」のほうが事件。
特に「It's Not Easy」はミニマル・ハウスっぽい淡々としたビートにSuperpitcherのかすれるようなヴォーカルが乗り、途中でレイヴィーなピアノが挿入されるという "E" なトラック。
WestBamが、モードを意識しながらも原点回帰を果たしつつあることを証明する、レイヴの醍醐味を知り尽くしたWestBamだからこそ作ることの出来る曲だと思います。
全体的にはロックからの影響が多いのだろうけど、どこかレイヴ回帰を感じさせる、そんなアルバム。
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Wink - Herehere (Ovum/1998) 

おとついは1ヵ月ぶりに休みの日曜でした。
ジムに行って有酸素運動を頑張りすぎて無酸素運動になってしまったり、運動後のストレッチの気持ち良さに目覚めてみたり、ジムの後のスーパー銭湯では裸体の醜いおっさんどもが丸出しで並んで寝そべってる姿を見て「ああ、スーパー銭湯ってある種ハレの場なんだなあ。」と訳のわからない納得の仕方をしてみたり、自分もその中に紛れて昼寝をしてみたり、夜は実家に帰って手巻鮨を食べたりビールを呑んだりと、実に有意義な休日を過ごすことができました。
ちなみに昨日も休みで京都に遊びに行って来たのですが、その様子は親サイトにUPしましたのでよろしければどうぞ♪

で、コレ、多分2ndアルバムですよね?

以前1stと3rdは紹介したことがあるフィラデルフィアのアシッド野郎、助手・ウィンクなんですけども、この頃って丁度彼の評価がうなぎ下がり真っただ中だった頃で、私もあまり興味を持てず、聴かなかったんです。
でも先日いけないインターネットで手に入れて聴いてみたら、アシッド・ブレイクビーツ、ドラムンベース、そしてアシッドハウスと、内容はバラエティ豊かながらもアルバム全体でうまいこと流れが作られていて、いいアルバムやんかー、って1st聴いたときもおんなじような感想持ったような気がするんですけど、まあいいや。

こいつのアシッドはレゾナンスの効きがひとのんよりもキツくて、かっこいいですよね。
こいつ確かTB-303は使ってなかったと思うんだけど、さすがですわ。

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World's End Girlfriend [electronica] 

先月、イトウタクミさんのblogに、「World's End Girlfriendのライヴ音源持ってる」とコメント書いたものの、いざ聴き返してみようと思って、「確かCD-Rに焼いたはずやねんけどなー。」と探したけど見つかりませんでした。

我が家には、一般人から見るとにわかには信じがたい枚数のCDとレコードがあるので(音楽好きな人から見るとそんなにたいした枚数じゃないと思うけど)、普段聴かないようなものを改めて探すとなると大変なのだ。

それで、今日の休みを使って、半分意地になりながら探したら、出てきましたよ!
なぜかレイ ハラカミと抱き合わせで1枚のCD-Rに焼いていました。
こんなことするから見つからへんねん・・・。

World's End Girlfriend - Live @ 2000.mp3

2000年のライヴ音源というだけで詳細は不明ですが、昔サイトで配布されていたmp3らしいです。

このひとクラシックやってたのかな?
そんな感じの美しい音像に、崩れたドラムンベースみたいな痙攣気味のリズムトラック。

死と生、破壊と創造、そんな相反するものがごっちゃになった感じが非常に居心地悪くて、それが逆に気持ちいいと言うか・・・。

昔のμ-Ziqとかを思い出しました。
でもこのひと(たち?)は生っぽいんだよなあ。
決してエレクトロニクスには依存しません、って音が表明してるみたいに感じます。

(写真はSONAR出演時のものです。)

Wink - 20 To 20 (Ovum/2003) 

【旧 acid over the rainbow より再録】2005-07-26

一時は人気の下降したジョシュ・ウィンクだったが、2000年、リル・ルイスのクラシック「French Kiss」のリミックス(カヴァー?)が突然ヒットして、復活した。

昨年出たアルバムをずっと買い逃していたのだが、先週の土曜日にAmazonで中古盤が出ているのを見つけて注文し、それも昨日届いた。

アシッドハウス一辺倒ではなく、かなりテクノ寄りな曲もやっている。
まあ、テクノとハウスの違いなんて、非常に微妙なもんだろうけど(普通の人にはわからんみたい)。

しばらくウィンク・ブームは続くかな?(俺のなかで。)

Winx - Left Above The Clouds (XL/1996) 

【旧 acid over the rainbow より再録】2005-07-26

昨日、通勤の車でジョシュ・ウィンクのミックスを聴いてヤラレてしまった。
学生の頃から通っていたレンタルCD屋に久し振りに行ってみたら、8年前のデヴューアルバムがあったので借りて来た。

当時、この人はヒットシングルを連発していて、満を持してリリースされたアルバムだったが、期待が高すぎたのか期待されていた内容ではなかったのか、世間の評価は低く、このアルバムでシーンから消えていった(ように見えた)。

しかし聴いてみると、ディープハウスから始まり、ブレイクビーツからお得意のビキビキのアシッドまで、アルバムトータルとして非常に良く練られている。
いいアルバムやん。
もっと評価されていいんちゃう?

Members Of Mayday / WestBam - Live @ Mayday Ungarn 2004-04-03.mp3 

【旧 acid over the rainbow より再録】2005-07-26

ウエストバムことバム岡さんによるメンバーズ・オブ・メイデイのライヴPAと、同じくバムやん本人のDJミックス。

メイデイは、石野卓球がWIREのモデルにした、ドイツの老舗屋内レイヴ。
「Mayday Anthem」ってレイヴ・クラシックが、いま聴くとやたらとカッコいい!!

バムやんはドイツ・テクノシーンのドン。
ハウス、レイヴ、トランスを経て、いまはエレクトロ。
が、たまーに昔のミックスを聴くと、実は今とさほど変わっていないことに驚かされる。

ドイッチュっぽい、乾いた独特のサウンドメイクはバムやんならでは。