VA - Rotterdam Techno Is Hard Hard Hard Vol.2 (Rotterdam/avex trax/1993) 

昼休み、昼食後にふらっと入った会社の近所の中古盤屋でMr.フィンガーズの「Can You Feel It」がかかってたので、12インチの棚漁りながら聴いてたんだけど、その次に店員がかけたのがこのCDでした。
ラリー・ハードの次にロッテルダムかい!
と心の中でツッコんだのは言うまでもありません。

でも、当時はあんなに速いテンポに思えたロッテルダム・レコードの音楽も、イマの耳で聴くと思ったほど速くなくて、意外とイケる。
昔は、歪んだベースドラムをがんがん蹴りまくるスタイルが大好きで、このCDはほんとよく聴きました。
聞くところによると、歪んだ重たいキックのジェフ・ミルズ「Changes Of Life」がガバのルーツらしいデス・・・。
メロディや歌なんかではなく "音" そのものを聴くようになったという意味で、ロッテルダム・レコード(のキックの音)はボクにとってもルーツのひとつかも。

いまではバカにされがちなジャンルだけど、音楽にユーモアを求めるひとにはいまでもオススメしたいです。
(生真面目なピュアリストにはあえて薦めたくありませんがね。)
100%肉体労働者のための、週末の憂さ晴らし音楽!
個人的には、ガバ・シーンが右傾化していったあたりから急速に興味を失った訳ですが・・・。
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