Chester Beatty - Shot Of Love (Tresor/2003) 

おかげ様で(?)右奥歯の痛みはおさまったのですが、まだ腫れが引かへんし、口を開けにくいのでものを食べるのにも不自由しとります。左でしか噛めへんし。早く元通りの生活に戻りたいですわ…。
そうそう、有料分であと1曲残ってた着うた®は砂原良徳「Jouney Beyond The Stars」を落としました。まりんの曲の中でも特に好きなトラックです。

さて、昨日Kagamiの1stアルバムを紹介しましたが、ハードミニマル+ディスコといえばどうしてもこいつ(ら?)を思い出してしまう、金沢の千坂邦彦によるChester Beattyです。
この『Shot Of Love』は今んとこ唯一のアルバムで、たぶんDJ Shufflemasterこと金森達也とのコネクションでベルリンのTresorからリリースされたもの。
まるで金太郎飴のようなどの曲も同じように聴こえる轟音ハードミニマルなリズムトラックと、キャッチーなディスコ・サンプルの取り合わせって、一瞬ミスマッチに思えるかも知れんけど、1ぺんこの快楽性を覚えてしまうともうやめられない止まらないですよ。
硬派に見えて実はミーハー、それがこのユニットの魅力ですわ。
最近の彼(ら)の活動には疎いので何とも言えませんが、新しいアルバムの待ち遠しいアーティストの1人ではあります。
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Kagami - The Broken Sequencer (Frogman/1998) 

とうとうXデーがやってきました。
先月書いたとおり、横に生えたまま虫歯になっている親不知を抜いてきましたよ。右の上下2本。
昨晩はもう憂鬱で憂鬱で、最後の晩餐のつもりでヴィーニョヴェルデを飲み、『魔女の宅急便』のDVDも観て、となるべくポジティヴな気持ちになれるよう努力しました。
で、実際の手術なんですが、もう痛いの痛いのって…。歯の根が太くて骨も頑丈なので難易度は上から2番目くらいだったそうです(先生談)。ガキゴキやられましたからね(泣)。
抜歯後もしばらくは麻酔が効いてたのですが、麻酔が切れてくるのと反比例して奥歯付近の痛みがズキンズキンと広がっていき、我慢出来なくてしばらく寝てました(泣)。
いまは痛み止めを飲んで落ち着いていますが、これが切れるとまた痛いんだろうな…。もう2度と嫌やね。
でも実は左の親不知も今回抜いた右と同様の症状なのですが…。

さて、ヒロシワタナベ続きで今度はKaito名義の作品を紹介しようと思ってたのですが、today's electronicaのkuma-necoさんに先を越されてしまったので(笑)、Frogmanつながりで、もうすぐニューアルバム『Spark Arts』もリリースされるKagamiの1stアルバムを。

このアルバムは彼がまだエレディスコ路線に走る前の、ハードミニマルをやってた頃の作品です。しかし今回久し振りに聴き直してみたら、実はディスコ・フレイヴァーを感じるトラックも多かったことに気付きました。
そもそもデヴューEP「Y」からして、西城秀樹「ヤングマン」を大胆にサンプリングしたディスコ・テックでしたからね。
2nd EP『Beat Bang EP』がバッキンバッキンのハードミニマルだったので、この頃のKagamiはハードミニマルってイメージが強いのかも知れません。
「Beat Bang Blue」って曲は同時期にリリースされたJB3「Forklift (Luke Slater RMX)」と同じくフィルターを効果的に使ったアッパーなダンストラックで、個人的にはLuke SlaterのよりKagamiのほうが破壊力も勝ってて好きです。
ほかにもこのアルバムでは、疾走するバンギンなハードミニマルと、パンピンでキャッチーなディスコ・サンプリングががっちり組み合わさっていて、最高に格好良ろしい。
今のエレディスコなKagamiも好きですが、もっとこの路線でもトラックを量産して欲しかったと思います。

Quadra - Sketch From A Moment (Frogman/1997) 

昨日書きましたが新しい携帯を買ったので、新しい着メロを落として遊んでます。
端末変わるたんびに金払ってDLしなければならないのって、狡辛い商売しやがりますよね。FUCK著作権法!
とりあえず、着うた(R)が使えるようになったら自分の携帯に入れたいとずっと思っていたPE'Z「Hale no sola sita ~LA YELLOW SAMBA~」とクレイジーケンバンド「タイガー&ドラゴン」をDL。
あとは長年愛用しているCoolSoundってクラブ系に強い着メロサイト(有料)から、Jeff Mills「Changes Of Life」、Mathias Schaffhäuser「Desire」、Akufen「Deck The House」もゲット。
さらに某無料アップローダ(違法)からm-flo「Come Again」とm-flo loves Crystal Kay「Reeewind!」、それから何故か電気グルーヴ「メカニカル娘」も落としました。
有料分はあと1曲DL出来るんですが、何にしようかな。

昨日ちらっと書いたヒロシワタナベの1stアルバム、Quadra名義の『Sketch From A Moment』を何年ぶりかに聞きました。
いかにもNYで活動していた時代の音らしく、当時のジュニア・ヴァスケスとかジョニー・ヴィシャスみたいなNYハードハウスっぽい音作りをしてます。
この頃はまだNYハウスシーンにどっぷりだったのだろうと、X-Beat多用のヘヴィなキックからもうかがえます。
一応アンビエント風な曲もありますが、イマのTreadやKaito名義の作品とくらべるとどこか垢抜けないというか、洗練されてはおりません。
まあ逆にそこがこのアルバムの魅力だったりもするんですが。
曲間はフィールドレコーディングのような音源でつなげられており、Non Mixものなのに全体で1曲のような不思議な統一感も感じられるアルバムです。

Tread - Tread (norm/2001) 

まずはお知らせ。
この度、旧 "acid over the rainbow" http://diary3.cgiboy.com/2/acidbibinba/(2004-06-08から2004-09-11まで)をblog化しました。
2004年 06月
2004年 07月
2004年 08月
2004年 09月
これにともない、旧アドレスのレンタル日記は近々削除する予定です。
画像容量が小さいので、このExblogからの移転も考えていたのですが、よくよく考えると今程度の画像の使い方と更新頻度であればあと10年は更新を続けられそうなので(笑)、もうしばらくはExblogに居座るつもりです。
そんなわけで今後ともよろしくです。

で、昨日、久し振りに携帯電話を機種変更してきました。
これからこれになったのですが、31万画素だったカメラが300万画素に!
300万画素って!!
私の持ってるデジカメ(こいつ)が320万画素なのですが、もうほとんど変わりませんね。容量のでかいminiSDカードさえ買えばもうデジカメ要らなくなるかも?
ただ、今までP→P→N→Nと使って来てSH製は初めてなので、いまいち使い勝手がわかりません。メール打つとき、あとからスペース入れようと思ってもやり方がわかりません(笑)。
あの分厚いマニュアルは読む気しないし…。

さて本文。ヒロシワタナベと北原剛彦によるTreadのアルバムは1stだけずっと買えなくて持ってなかったんですけど、先日Amazon.co.jpで見つけたのでダメもとで注文してみたら届きました。
でもあとでnormのサイト見たらフツーに売ってましたね。今度『Mirror EP』と『In-Version EP』も注文しようと思います。

ヒロシワタナベ氏は昔はNYハードハウス系のひとだと思ってたんですけど(FROGMANから出たQuadra名義のアルバム結構好きでした)、このTreadやKaitoの路線になってから一気に評価が上がってファンも増えたって感じですね。
Treadのアルバムはどれもだいたい感触が同じで、ユルいハウス・ビートに、マニュエル・ゲッチングの系譜にあると思われるアンビエンティッシュで浮遊感あるミニマルなウワものが織りなすカレイドスコープ。もうゆるゆるですわ。気持ちいいなあ。
彼の音楽はもうほとんど職人芸の域に達してると思います。この気持ち良さはヒロシワタナベ氏にしか作れないんじゃないでしょーか。

Green Velvet - Walk In Love (Relief/2005) 

夏こそがっつりテクノでダンス! 第2回

いま、スペインやポルトガルでは第2次世界大戦以来最悪の大干ばつで、動物が次々と死んでおり、山村では深刻な水不足と山火事に悩まされているのだそうです。
来月ポルトガルに遊びに行くんですけど…。大丈夫なんでしょうか。
まあそんな話は置いといて。

で、出ぇ~たぁ~(笑)。

奇人変人の多いシカゴの中でもそのフリークスっぷりをいかんなく発揮しているカーティス・ジョーンズ(でも実はインテリ)のグリーン・ヴェルヴェット名義のニューアルバムが出てましたYO!
もともと自身のカジュアルからは正統派シカゴハウスを、サブレーベルリリーフからはテクノにも通ずる "Tracks" と呼ばれるインストゥルメンタル・ハウスをリリースしていたひとです。
基本的には前作『Whatever』(大ヒット曲「La La Land」収録)と同路線で、シカゴハウスならではのドスの効いたがっちりしたビートに、エレクトロ/ディスコ系のぶっといぶりぶりしたアナログシンセがアシッディーに乗っかるというもの。もちろん本人が歌い(?)ます。
オリジナリティーを追求した結果か、はたまた天然なのか、彼女(注:生物学的には男性)のサウンドはまさにワン・アンド・オンリーですわ。
今作もダンスフロアを狂乱の渦に落し入れるマスト・アイテムになることでしょう。

昨日紹介したシスコ・フェレイラのアルバムといいこのグリーン・ヴェルヴェットのアルバムといい、この夏は豊作の予感ですなあ。

Cisco Ferreira aka The Advent - T.R.I.N.I.T.Y (Tresor/2005) 

熱帯夜が続いて寝不足のびびんばです、こんばんは。普段はなるべく一晩中クーラーの風に当たらないように寝るときはタイマーで切れるようにしておくのが日課だったのですが、昨夜はうっかり朝までクーラーまわしっぱなしにしちゃって、おかげで今日は1日中体がだる~かったです。あれはやるもんじゃねえな、と今更ながら思いました。みんなも気をつけるように!

はてさて、テンション上げていきましょか!

っていきなりですが、このアルバムはテンション上がりまくりでっせー、我らがポルトガルが誇る硬派なハードミニマリスト、アドヴェントことシスコ・フェレイラ本名名義のアルバム! たぶん本名名義のアルバムは初めてでしょう。
このひとの作品は間違いがない。私にとって、数少ない信頼出来るスペシャルなアーティストです。
さっすがエンジニア上がりだけあって、音の組み立て方と音響処理が見事。これはもう職人芸ですよ。まったくもって素晴らしい!
基本的に音がクリアー。でもハイファイってわけではなくて、クラブミュージックに必要な荒々しさも保っている。中でもハットの音の鳴りが全然違う。かなり高ーいとこまで上って行く。このハットの音の変化で展開つけていく技もアドヴェントならではですな。そしてキックは地を這うような轟音。
あと、今作の特徴としては、ディスコっぽいシーケンスをさりげなーく使ってるトラックがいくつかあることが挙げられるかな。
とにかくテクノ好きなら絶対気に入るハズ! 暑い夏だからこそ、がっつり汗かいてがっつり踊ろうではありませんか!

岡村靖幸 - Oh! ベスト (Epic/2001) 

追悼、岡村靖幸。

チーン。
…って死んでませんよー。
シャブで捕まっただけですからー(笑)。

軽率やなあ、悪いけど。

バレんようにやれよな、やるんやったら…。
Tracklisting >>

VA - WIRE 05 Compilation (Loopa/Ki/oon/2005) 

クルマでひとりWIRE!!

今夜も私は例によって仕事(出張)だったので、当然横浜くんだりまで行くことが出来ません。
なので、往復のクルマの中でこのコンピを聴いて、ひとりWIRE(別名プチレイヴ)を楽しみました。
このコンピは、先日サンプル盤をちょっとだけ安く手に入れて、本日自宅に届いたところ。
いま、まさに、行われているのですね~、WIRE 05!!
Tok Tokの「特特」Tシャツ欲しー!!(Staff Report参照。)
Tracklisting >>

岡村と卓球 - The Album (Ki/oon/2003) 

2002年のシングル『Come Baby』に続いてリリースされるはずだった岡村靖幸石野卓球のコラボレーション・アルバムが、岡村ちゃんの契約の関係で発売中止となり、またこの年リリース予定だった卓球のMix CD『In The Mix』もなぜか同じく発売中止となってしまい、この2002年という年は、卓球先生にとってはまさしく呪われた1年であったと後日本人も述懐しておりましたが、明けて翌2003年には、前回紹介した『パパ・センプリチータ』にMix CD『In The Box』と打って変わって怒濤のリリース攻勢を続け、年末には、一旦お蔵入りになっていたこの岡村と卓球のコラボ・アルバムもようやく日の目を見ることとなりました。

まあアルバムそのものは『パパ・センプリチータ』と同じくエレポップ~ニューウェーヴ・サウンドで、岡村ちゃんのテイストなのか、ギターやベースの音もよく使われております。
やはり個人的には、敬愛する卓球先生の作品の中ではいまひとつ感は否めないもの、アルバム通しで聴くと、シングルで聴いたときにはあまり感じなかった「Come Baby」のファンキーさに気付くという仕掛けが…。
ジャーマン・プログレのCanのカヴァー「Turtles Have Short Legs」(vo.卓球)と「Adventure (J-Pop Mix)」(vo.岡村ちゃん)はポップで好きですけどね。
あ、あと「Come Baby (Yasuyuki Okamura Remix)」が超絶ディスコでファンキーですね~。
このRMXなんかを聴いてしまうと、プロデューサーとしての実力の軍配は卓球ではなく岡村ちゃんの方に上がるのは間違いないような気が…。

Takkyu Ishino - Cityboys Mix presents Papa Senplicità Original Soundtrack (Ki/oon/2003) 

これもオリジナル・アルバム扱いにするのかどうかわからんけど、2002年のシティボーイズの舞台『パパ・センプリチータ』の音楽を卓球が担当。
私は舞台を観ておらず、サウンドトラックとしての評価は出来ないので、CDのみの感想を。

全体的に、エレポップ~ニューウェーヴっぽい音。
元々好きなんだろうけど、特に近年のサイドワークではこういったタイプの曲調を多用する傾向にありますね、卓球先生。
そして個人的には、敬愛する卓球先生には悪いけど、先生の作るこのテの曲はあまり好みではないのです。
そんななか、「コードメモリー」という2分弱の曲が、アシッド+「Can You Feel It」を思わせる浮遊間あるシンセでカッコ良かった。
あと、犬山犬子(現・犬山イヌコ)が歌う「擬人化、花」も結構好きです。

Daniel Wang - Idealism 2005 (Environ/2001/2005) 

ベルリン在住の中国系アメリカ人(フクザツやね!)ダニエル・ウォンによる2001年のアルバム『Idealism』が、この度、アンリリースド・ヴァージョンとボーナストラックを加え『Idealism 2005』として再発されました。
このひとの音楽は、エレポップ+ディスコ・ハウス+ジャズ+テルミンという、かなりオリジナリティーあふれる作風なのですが、そのあたりを良く表しているのが、このアルバムの1曲目、当時そこそこヒットした「Let's Go To Mars」という曲。
いくつかのMix CDに収録されたりもしているので、ダニエル・ウォンの名前は知らなくても、曲を聴けば「あ、聴いたことあるわ。」って思うひともたぶん多いはず(実は私もそうでした)。
Tracklist + 試聴 >>
ディスコ成分でからだはダンスさせながらも、ジャズ成分でハートはまったりさせる、なかなかおもしろいアーティストです。
ダニエル・ウォンは昨年サブライムの親レーベルのミュージックマインから、謎な選曲のいなたいディスコ系Mix CD『Come On Let's Fly』をリリースしております。
未聴ですが、そちらも興味ありますです。

Takkyu Ishino - Karaokejack (Loopa/Ki/oon/2001) 

今日は運転免許の更新に行ってきました。
今住んでるとこから試験場まではチャリで10分ほどで行けるので便利です。
しっかし違反者講習(原因はコレ)の2時間って長いですね。
っていうか未だかつて優良者講習って受けたことないんですが。
そんなわけでゴールドカードはいつのことになるやら。
それにしても毎回思うんですけど、○○運転免許試験場の講習室って椅子が硬くてケツが痛くなるんですよね。
いくら違反者とはいえ、あれは何とかしていただきたい。

最近クルマで出張する時は卓球のシングル、アルバムを時代順に聴いたりしてるので、このblogも断続的にプチ卓球特集状態ですが、この悪趣味なジャケ写はなんなんでしょ?
このアルバムこないだ久し振りに聴きました。
卓球にしては珍しくスカスカのリズム体がシカゴハウスにも似たどっしりとしたグルーヴを出しています。
曲によってはUC系のゲットーハウスみたいなチープなプープー・シンセも使ったりしてて、比較的骨組みだけのファンキーさを感じるアルバムだなあ、と。
そしてやはりこのアルバムでは「Chieko's Acid Experience」でしょう。
卓球らしいサイケデリックの表現の仕方だなあと思います。
卓球のアシッドはカッコイイ。よくわかってる。
先行シングルになった、喜納晶吉「花」をサンプリングした「Stereo Nights」だけが浮いてるような気がするのは私だけか知ら?

UA - Turbo (Speedstar/1999) 

テクノ好きなひとの中にビョーク好きなひとが多いのと同じように、テクノ好きなひとの中にUAが好きなひとも結構多い気がします。
あと、椎名林檎実は好きってひとも多そう(これは想像)。
また逆に、ビョークもUAも椎名林檎も、プライヴェートではテクノ好きですからね。
彼女らの共通項って、多分「声」を楽器のように扱う、ってことだと思います(まあ椎名林檎はフェイクですけど)。
「声」そのものが立ってるから、ごちゃごちゃしたJ-POP的バックトラックなんかいらんのですよ。

そんなわけで、UAの中では私はこのアルバムがお気に入り。
ダブを大々的に取り入れたシンプルなサウンドメイクで、UAのヴォーカルも際立っております。
でもバックトラックも個性派ぞろいで負けてない。
ダブは夏に聴くにはぴったりの音楽ですね。
(もっともリリースが冬だったので、個人的には友達とかとスキーに行くクルマでよく聴いた記憶のほうが強いですが…。)
このアルバム、実は私の影のチルアウト・ミュージックなのです。
蒸し暑い夏の夜に、溶けそうになりながらも、このアルバム聴いたら少しはまったり出来るかな???
Tracklisting >>

Takkyu Ishino - Throbbing Disco Cat (Loopa/Ki/oon/1999) 

[1] ○どごし生(その他の雑種?)
 ・・・ちょっと軽いけどかなりビールっぽい。
[2] スーパー○ルー(リキュール類)
 ・・・苦い。
[3] 新○(その他の雑種?)
 ・・・スーパー○ライに近い。さすが○サヒ。
(以上備忘録)

石野卓球がディスコ回帰を表明したソロ3rdアルバム。
「Anna」「Feeling」「Suck Me Disco」とシングルカットされた曲がディスコばっかりなのでディスコのイメージの強いアルバムですが、それまでに12"でリリースしていたトラックの別ヴァージョンも多く収録されており、それらは結構ハードなテクノ・トラックです。
特に「SAM Jam Seven」はシカゴっぽいガッツリしたビートに脅迫的なシンセのリフがアッパーなダンストラックでカッコ良いです。
まあ、私がこの時期の卓球の曲でいちばん好きなのは、バッキンバキンにハードな「The Guitarist」の12"ヴァージョン(本アルバムには未収録)ですけどね。

で、このアルバム、初回盤は6曲入りのボーナスCD付でした。
ラストフロント(田中フミヤのユニット)の音源がCD化されたのは当時かなり衝撃だったのを覚えてます。
Tracklisting >>

大長今(宮廷女官チャングムの誓い) (MBC/2003-2004/韓国) 

タイガー!
タイガー!
じれっタイガー!!

てなわけで、『タイガー&ドラゴン』も気付けば終わってしまい、今や毎週楽しみなドラマはこの『大長今』だけと相成りました。

来週の月曜日(7月11日)からは、『大長今』第一部全27話の集中再放送が始まります(詳しくはこちら >>)。
NHK BS2の視聴可能な環境にある方で見逃していた方、これを機会に是非『大長今』の世界を楽しんでください。
オマケ番組『チャングムの誓いで学ぶ宮廷料理』(別名 "ハン尚宮さまのお料理教室")も楽しみです。

さて、『大長今』と言えば、私と同じexblogで "『大長今』ストーリーガイド" という緻密で秀逸なストーリー解説を写真付きで更新されていたblogに対し、ファッキンNHKが画像使用は著作権侵害であるとExciteに圧力をかけ、blogが非公開になってしまったことがありました。
その後どういう経緯があったのかは存じませんが、"『大長今』ストーリーガイド" は『大長今』の制作会社である韓国MBCの公認blogとして復活しています。
テレビブログ 『大長今』ストーリーガイド >>
ザマミロNHK!

ドラゴン!
ドラゴン!
チャン・ドンゴン!!

Josh Wink - Profound Sounds v2 (Ovum/2003) 

今日は休みだったんですが、ずっとGoogle Mapsで遊んでました。
これスゴイですね!
世界中の衛星写真がかなりな高解像度で見れるので、楽しいやら気持ち悪いやら。
なかなか飽きが来ません。

さて、Musical Batonの回にちらっと書いてた、ちょっと前の助手・ウィンクのMix CDが届きました。
Swayzakのクリックっぽいトラックからスタートし、前半はVillalobosとかも使いながらもっさりとしたグルーヴ。
自身の「Oakish」あたりからアゲて来るんやけど、Rino Cerrone~Mr. G~Frankie Bones~UK Gold~Dave Clarkeと、テクノ・トラックを使いながらも、あくまでハウスのテンポをキープ。
全体的にはやはりもっさりしてます。

CD2にはジョシュアのシングル集として、Lil Louis「French Kiss」をサンプリングした復活作「How's Your Evening So Far?」ほか、4曲を収録。
さらにCD Extraとしてジョシュアのインタヴュー・ムービー付(これは別にいらんかった)。
Tracklisting >>

Takkyu Ishino - Berlin Trax (Loopa/Ki/oon/1998) 

本サイトの方ではちょっと前に発表してるんですけど、来月、またポルトガルに行ってきます。
しかし、もうそろそろ旅の準備もしなくちゃだけど、全く進んでませんわ。
新しいスーツケースも買おうと思ってたのに売り切れやし(コレ)。

俺にとってのポルトガルって、村上龍にとってのキューバ、石野卓球にとってのベルリンみたいなもんかもしれんなあ、と、このアルバムを聴きながら思ったりもしたけど、このアルバムはとりあえず1曲目の「Polynasia」でしょ。
和太鼓をフィーチュアしたトライバル・ハードミニマル。
卓球は "登呂ビート" って呼んでたな。
ハードテクノの中でもトップクラスの破壊力の持ち主だと思います。
この頃の卓球のつくる曲はカッコ良かったなあ~(ちょっと音数多いけどな)。

ところで、先日、相方の日記がblogになりました。
音楽blogではありませんが、よかったら遊びに行ってやってください。
tenho fome!!(ハラヘッタ!!) >>

Takkyu Ishino - Dove Loves Dub (Ki/oon/1995) + Dove Loves Dub 4 Tracks (File/1995) 

「Bruce And Rhythm」
デプス・チャージに影響を受けたと思わしき、ブルース・リーの声をサンプリングしたヘヴィ・ブレイクビーツ・トラック。この曲に瀧のラップを乗っけただけなのが、人☆生(電気グルーヴの別名義 卓球)「四番打者なのダ!」(1995年のソニー音源のJ-RAPコンピ『今夜は"ラップ"ダヨネ。』に収録)。
「TKO Tone」
卓球がダヴ・ラヴズ・ダブ名義で1994年にとれまからリリースした「Tokyo Tone」のリメイク。「入会金無料1時間800円!」というテレクラの呼び込みの声がサンプリングされていて、卓球自身も「この声誰なんだろう。」と当時のインタビューで声の主の情報を呼びかけていたが、実は『進め!電波少年』の企画でテレクラショップのウグイス嬢(?)を担当した松本明子が声の主であることは意外と知られていない。

「GTR」
田中フミヤとの共作。当時流行っていたクリスチャン・ヴォーゲル系のソリッドなミニマル・トラック。

「Monkey Dance」
同じく田中フミヤとの共作。2人のダブ趣味が前面に出たトビトビダブダブな作品。葉っぱ系。

「Trip-O-Matic」
さらにトビトビ。トリップの本質を理解している卓球の作るアンビエントはめちゃくちゃ気持ちEですな。ヘロイン・ミュージック。

「Sex, E」
Eな感じの、ドローンとしたエフェクトのかかったベースドラムが特徴のダンストラック。これは当時の時代の空気。

「I Thought 3, But Were 4 In Fact」
邦題は「3枚だと思ったら4枚だった」。このあたりからアシッド感が増大。この曲はBOXセット『Parking』(石野卓球『Dove Loves Dub』+砂原良徳『Crossover』+ピエール瀧『メカノ』+電気グルーヴボーナスCDシングル)には未収録。

「Magatta Kaono Oyaji (Nagatomix)」
アッパーな疾走するトランシー・テクノ。アシッド!

「Dream Baby Dream」
アルバムラストを飾るのはニューヨークの異端パンクバンドスーサイドのカヴァー。電気グルーヴの「虹」と同じく "死" を想像させるものの、こちらは完全にダークサイド。12分超のゆるやかなダブ・ブレイクビーツ+アシッドのロング・トリップ。

「Magatta Kaono Oyaji (Tsumamix)」
「I Thought 3, But Were 4 In Fact (Original Mix)」
「GTR (Original Journey)」
「TKO Tone (Subvoice Remix)」
この4曲はアルバム・リリース後、プレスに時間がかかりまくって忘れた頃にリリースされた12"『Dove Loves Dub 4 Tracks』から。ほとんど他レーベルから音源を出さなかったニホンのサブヴォイス(佐久間英夫+金森達也)によるリミックスが収録されたことにより、当時のテクノファンの物欲を刺激しまくったものの、レアだというウワサのみが先行し、ターンテーブルも持っていないような電気ファンの女の子達が買いあさったため、私を含め、ほとんどのテクノファンの手には届かなかった。卓球自身もこの状況を嘆き、しばらくアナログのリリースの仕方については考えた模様(私は後日中古盤屋で、定価以上の価格で泣く泣く購入)。

浦沢直樹 - 20世紀少年 19 (小学館/2005) 

ハイ、まあ買いましたよ、って報告程度で。
キリコの彼氏突き落とした色男がめちゃくちゃチープなキャラになり下がってて、ガッカリ。
って言うか、オッチョが昔助けた、タイの山奥で七色キッド作ってたにーちゃんのパターンの焼き直しやん。
引き出し少な!
それから、フクベエが死んだあとの "ともだち" が誰か?、ってネタも引き延ばしすぎ!
いまの "ともだち" はドンキーでしょ、間違いなく。
そもそもこの物語はドンキーの手紙から始まってるんやから。
あの包帯みたいなマスクはドンキーの天パーを(読者に)隠すためのもの。以上!

あと、「20th Century Boy」1曲だけ入ったシングルCDが今回のオマケでした。
よく考えたらT-REXのベスト盤持ってるし、要らないんやけどな。