Tread - Tread 2.5 Mirror ep (norm/2002) + Tread 3.5 In-Version ep (norm/2004)

まあそれでも、私はCDプレイヤーの調子の悪いクルマをディーラーに持ってってついでに曲がってたヘタクソ棒を直してもらったり、買い物に行ったり、相方はわが家のストック食を作成したりしてましたが。

内容は既発曲の別ヴァージョンだったりしますが、やわらかくてゆるやかな音色とビート、有機的でエモーショナルなメロディは相も変わらずといったところで、非常にいい塩梅です。
テクノやハウスといった4つ打ちのエレクトロニックなプログラミング音楽は、えてして無機的なものが多く、また、その無機質さが最大の魅力だったりもするのですが、ヒロシワタナベの音楽はとても感傷的で、繊細ではかなくて美しくも、未来へと向かう力強さを備えているように思います。
そんな4つ打ち音楽を作るひとは、ニホンでは希有な存在ではないだろうか。
『Tread 5』、楽しみです。
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- [2005/09/14 22:10]
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Pascal F.E.O.S. - From The Essence Of Minimalistic Sound (PV/1999)

いままでデジタル・ポータブル・オーディオは欲しい欲しいと思いつつも、マカーなので当然iPodが最有力候補だったのですが、容量を優先すると、でかい、重い、ということで躊躇してたんですよ。
でもあの軽さなら4GBでもオッケーかも。
欲しいです…。
さて、この土・日・月・火と出張(肉体労働含む)続きで、ちょっとバテ気味です。
そんな出張中に聴いたCDその2を(その1はPlugでした)。
元Resistance Dであり、レーベルPlanet VisionまたはPVのボス、Pascal F.E.O.S.によるソロ1stアルバムですが、ジャーマン・トランス上がりだけあって、クリアな録音、緻密なプログラミング、しびれるような機能的な重低音はさすがです。
基本的にハードミニマルを通過したジャーマン・テクノ。
でもテンポはハウス。
この微妙なグルーヴが音の良さと相まってキモチイイです。
特に「I Can Feel That」はテクノ・シーンのみならず、当時のUKハウス・シーンでもヒットしました。
アンダーグラウンドな姿勢をキープしながら、結果として、メジャーシーンにまで訴え出る音楽を送り出す、ということはなかなか出来ることではありません。
1999年のベスト・テクノ・アルバム!
- [2005/09/14 00:20]
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