Rhythm & Sound - See Mi Yah (Burial Mix/2005) 

ノイエ・ドイチェ・ヴェレ(ジャーマン・ニューウェイヴ)時代にはHolger Hiller脱退後のPalais Schaumburgに加入してThomas Fehlmannらとともに活動、90年代初頭には同じくThomas Fehlmannとの3MBとして、Juan AtkinsEddie 'Flashin' Fowlkesとコラボレーション、その後、Basic Channelとしてテクノに大胆なミニマリズムを導入してテクノの主流をミニマル一色に染め、かのJeff Millsをミニマルに向かわせ、さらにはテクノとダブの融合の実験を繰り返し、現在のクリック/ミニマル・ハウスの原型をも生み出した男、それがMoritz von Oswaldであります。
何と輝かしい経歴!
このMoritz von Oswald翁がいなければ、いまのテクノは存在し得なかったことでしょう。

まあ僕はPalais Schaumburgなんか全く知らなくて、3MBも後聴き、リアルタイムなのは最初期のBasic Channelがハードミニマルの原型みたいなトラックをひっそりとリリースした頃からです。
Basic Channelがハードだったのは初期だけで、テクノにダブを取り入れたMaurizioのシリーズ以降は、Basic ChannelをChain Reactionに移行させ、そのダブ趣味をさらに解き放したRhythm & Soundを活動のメイン舞台として選んだようで、ジャマイカン・ダブにベルリンっぽい冷たい感覚を持ち合わせたクールなダブ・サウンドを展開しています。

この『See Mi Yah』は、Rhythm & Soundとしての5枚目のアルバム。
同一のトラックで10組のシンガーとコラボレートしたものがノンストップで纏められており、さながらCD1枚で1曲のような雰囲気のある作品となっております。
まあ~ったりと、何もせず何も考えず、ひたすら何時間でも聴いていたい音楽です。
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