WestBam - Do You Believe In the Westworld (Low Spirit/2005)

相変わらずいかにもWestBamらしいドライな4つ打ちエレクトロで、実質音作りを担当している長年の相方Klaus Jankuhnのプログラミングは独特のクセがあって流石。
世間的にはVelvet Underground「Sunday Morning」のカヴァーが話題らしいけど、私的にはDarryl Pandy(Farley 'Jackmaster' Funk「Love Can't Turn Around」のアシッドなヴォーカルのひとです)を迎えた「Lovers No More」や、●KOMPAKTのSuperpitcherがヴォーカルを取った「It's Not Easy」のほうが事件。
特に「It's Not Easy」はミニマル・ハウスっぽい淡々としたビートにSuperpitcherのかすれるようなヴォーカルが乗り、途中でレイヴィーなピアノが挿入されるという "E" なトラック。
WestBamが、モードを意識しながらも原点回帰を果たしつつあることを証明する、レイヴの醍醐味を知り尽くしたWestBamだからこそ作ることの出来る曲だと思います。
全体的にはロックからの影響が多いのだろうけど、どこかレイヴ回帰を感じさせる、そんなアルバム。
スポンサーサイト
- [2005/11/05 16:57]
- 音楽 W |
- トラックバック(2) |
- コメント(5)
- この記事のURL |
- TOP ▲
- | HOME |