Larry Heard/Loosefingers - Soundtrack From The Duality Double-Play (Track Mode/2005)

そんなLarryを再び音楽制作の場に引っぱり出したのは多分フランスのDistance Recordsの連中だと思うんだけど、彼らにはやはり先見の明があったなあと言うか、その後のLarryの着実で精力的な活動とその音楽性の高さを維持し続けながらのコンスタントなリリースはご存知の通り。
そんなLarryのこの夏に出た "Larry Heard/Loosefingers" 名義の新作『Soundtrack From The Duality Double-Play』は、"The Duality" と "The Double-Play" の2部構成になっており、"The Duality" はいかにもLarryなジャジーでメロウなヴォーカル・ハウス。
一方 "The Double-Play" ですが、これがLarryひさびさのアシッドハウス!
でも昔のような不穏な空気のアシッドではなくて、いまのLarryから自然に出て来たと思われるブラックミュージック特有の「暖かさ」のあるアシッドハウスになっていて、昔のファンも今のファンも楽しめるのでは!?
(まあ、80年代のLarry Heardをリアルタイムで聴いてたひとで今もハウス・ミュージック聴いてるひとって、ニホンではほとんどいないだろうけど。)
アシッド好きの私としては、"The Duality" も捨て難いけど、やっぱり "The Double-Play" ですね。
ただ残念なことに、プレスミスで、トラック15にトラック12の「Transmission X」という曲が2回収録されてしまっています。
で、本来トラック15に収録されるはずだった「Lamentation」って曲は、Track Modeのサイトからダウンロード出来ることになってるんだけど…。
(ダウンロード・ページ >>)
何回聴いてもダウンロードされるのはやはり「Transmission X」なんですよね。
どういうこっちゃ???
ところでこの "Larry Heard/Loosefingers" という名義は、"The Duality" が "Larry Heard" 名義で、"The Double-Play" が "Loosefingers" 名義ということなんでしょうか。
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- [2005/11/16 13:27]
- 音楽 L |
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