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 2005年12月 

びびんばが2005年に聴いた音盤10枚 

無事仕事納めも済ませ、昨日(29日)から短い冬休みに入りました。
昨日は整骨院に行った後、大掃除を決行! 疲れたけどまだ終わってません…。
そして今から(こんな時間から)年賀状の印刷です。

2005年とはもうじきお別れですが、去りゆく年とともに去って行く人もあります。
整骨院でずっと私を担当してくれてた3つ年下の先生。年内で今の整骨院を辞めて、引き続き勉強するそうです。これからも頑張って下さい。
それから山さん。「どっきり」でないのであれば、年内でポルトガルを後にし、blogも置いて行かれるとのこと。吾々の今年の夏のポルトガル旅行は、山さんからの情報のおかげで楽しいものとなりました。感謝しています。ありがとうございました。お元気で…。

本エントリは【びびんばが2005年に聴いた音盤10枚】と題して、2005年リリース作品にこだわらず、私が今年出会った音盤の中から、お世話になったものや個人史的に重要と思われるものを10枚選びました(アーティスト名のアルファベット順)。
今年リリースのものでは、タッキューのミックスCDもURの新作もまだ手に入れてないんですが…。

電気グルーヴ×スチャダラパー - 電気グルーヴとかスチャダラパー (Ki/oon/2005)
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電スチャは、90年代に青春時代を過ごした自分的には、今年の一大ニュースでした。シングル『Twilight』と『聖☆おじさん』も秀逸でした。来年の電気のニューアルバム(出るのか?)に、否が応でも期待が高まる!

Green Velvet - Walk In Love (Relief/2005)
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シカゴ・エレディスコ帝王の新作。今作もドッチードッチードッチードッチービヨビヨビヨビヨデケデケデケデケ…。最高です。

Jeff Mills - Contact Special (Axis/2005)
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宇宙人に遭って握手したのも個人的に大ニュースでした。サイン入りCDジャケットは家宝です。

Joey Beltram - Trax Classix (Trax/1993-1994/2005)
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このリリースも今年のニュースですわ。長年待ちわびてたリリースだったので。(悪いけど、個人的にはG2Gのコンピよりもコレ!)

Luke Solomon - Mix This (mff/KSR/2005)
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モードなミニマルハウスもワイルドスタイルなシカゴハウスもごちゃ混ぜの、UK変態テックハウサーによるDJミックス。シカゴハウスへの愛が感じられるところが良い。

Mylo - Destroy Rock & Roll (Breastfed/2004)
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出たのは去年やけど、メランコリアと緩やかなサイケデリアに彩られた極上の一枚。これはSoulwax/2 Many DJs同様、Daft Punkの蒔いた種。

The Orb - Okie Dokie It's The Orb On Kompakt (●KOMPAKT/2005)
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酩酊! 酩酊! Dr. Alex Patersonの破天荒なサイケデリアにThomas Felmannのジャーマン・ミニマル・エレクトロニックという取り合わせは、The Orbの酩酊サウンドをこれまでにない高みへと昇華させた…。

渋谷慶一郎 - ATAK 000 (ATAK/2004)
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パルスは昨冬よく聴きました。このアルバムは去年の年末リリースですが、パルスのアルバムとしては最高水準。今冬もそろそろパルスの季節かなあ。

上原ひろみ - Spiral (Telarc/2005)
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とにかく彼女は天才です。このひと言に尽きる。超絶技巧と実験精神の入り交じった、現代ジャズピアニストの最高峰だと言い切ってしまおう!

Vladimir Shafranov Trio - Russian Lullaby (澤野工房/2003)
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2年前の作品ですが、このアルバムは今年本当に良く聴きました。最高に気持ちいいジャズピアノ! しかし今年出た新作はまだ手に入れてません…。来年は澤野工房をもっと追求したいです。

最後になりましたが、本年も当blogをご愛顧頂き、ありがとうございました。
来年もよろしくお付き合いください。
それでは皆様、良いお年を!
by びびんば 2005-12-30

Robert Armani - Dance Mania Records The Mix Compilation (Urban Substance/1998) 

気付けばレヴューのマクラの文章がフィギュアスケートネタばっかりになってしまっててスイマセン。
まあ、あくまで相方からの耳学問に基づくフィギュア門外漢による戯れ言であり、門前の小僧が経を読んでる状態ですので、そこんとこヨロシク。
で、今回もフィギュアネタです。

昨日の全日本選手権女子フリー、実家で地上波の放送を観てました。トリノオリンピックの代表は、荒川、村主、安藤に決まりましたね。
正直、私としては国内6位の安藤よりも、今シーズン安藤に全戦全勝だった中野にオリンピックに行って欲しかったと思います。
その辺は連盟内でも賛否分かれたらしいですが、やはり代表選考のポイント制の結果と、あとはオトナの事情とかいうやつですか。
門外漢ファンからのお願いとしては、これで連盟にがっぽり入るであろう、某菓子メーカーや某国産車メーカー、某家電メーカーからのスポンサー料で、採点ミスの起こらないコンピュータシステムを購入してください。高額だからとか英語表示だから使いにくいとか、中学生レヴェルのいいわけにしか聞こえませんので。
そして殿(織田選手)に謝って下さい。世が世なら焼き討ちに合ってますよ!
追記 (2005-12-27 20:19)
おもしろいニュースがあったので貼りつけておきますね。
初めに美姫ありき…代表は選考前から決まっていた >>
さて本文。今回もDance Mania音源によるミックスCDをご紹介します。
コンパイルとミックスは、出た、シカゴ第二世代の巨人Robert Armani御大!
しょっぱな、Farley 'Jackmaster' Funkの超クラシック「House Nation」でスタート。これは「オレ達こそシカゴハウスの正当な継承者だ!」という意思表示に違いないですな。
まあその後はTraxmenクルー、DJ Funk、そして自身のトラックなどを使いまくった、どす黒くてビッチでワイルドでチープでファンキーで(全て褒め言葉)…。
とりあえずここで書いておきたいのは、Armani御大自身のトラックの魅力について。
先ず特徴的なのは、ほとんどガバじゃないかって位に重く歪んだ、ズーンズーンというキックの音。ファンならもうこの音だけで狂死!!
それからダッダッダッと、非常にアタックの強いスネア。
さらに…いや、もうないわ。これだけ(笑)。実にシンプルなもんです。
ほとんどリズムだけの荒々しさむき出しのトラックは最高に殺人級。
このCDの終盤はまさにそんな感じで、もう圧巻!
Robert Armaniのトラックについては、『Trancematik: The Best Of』という初期ベストが出てるので、先ずはそれをオススメします。
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Riccardo Rocchi - Traxmen presents Chicago Sound (Chicago Style/1995) 

先日数回に渡って取り上げたReliefと並んで、第二次シカゴハウス・ムーヴメントの先陣を切っていたのがDance Maniaというレーベルでありまして、と言ってもレーベル自体は86年からリリースを開始しているオリジナル世代なわけですが、90年代半ばにシカゴハウス第二世代のプロデューサー/DJ達のトラックを大量に吐き捨て始めたことにより、テクノシーンにおいて再ブレイクしました。
そもそもReliefやDance Maniaを中心とした90年代半ばのシカゴハウス・リヴァイヴァルは、ハウス側からではなくテクノ側からのシカゴハウス再評価によって発生したもので、そのきっかけはやはりテクノシーンにアシッド・リヴァイヴァルと元祖ビートダウンをもたらしたHardfloorの存在が大きかったのではないかなあというのが私の意見です。
で、そんなDance Maniaなんですが、とにかくリリース量がハンパではないことと、リリース形態が12インチ・シングルのみということもあり、その全体像は容易にはつかみきれず、クラブで耳にしたりミックスCDに収録されたりはするものの、一部の熱狂的な好事家を除いてはテクノ・リスナーの間で定着することもなく、移り変わりの早いシーンのあだ花となって現在に至っているといったところです。

このCDはそのDance Maniaの音源を中心にTraxmenと称するシカゴのDJチームがコンパイルし(たのかどうかは定かではないが?)、イタリアのRiccardo Rocchiがミックスしたもの。
Traxmenの正体は、Robert ArmaniPaul Johnsonを中心とした、流動的なメンバーのようです。
リリース元は、そのRobert Armaniやナガイエリ(aka Chester Beatty)などのリリースで知られるローマのACVのサブレーベルである、Chicago Style。
ちなみにこのChicago Styleからは、かつてニホンの大江達也(aka Captain Funk)もシングルを出してたりします。
ACVとDance ManiaはおそらくRobert Armaniを介した密接な関係にあったようで、これは実はイタリアとシカゴのマフィア・コネクションによるものですね。
何せこいつらみんなマフィアですから。

このミックスCDの背景はこれ位にして肝心の内容ですが、Reliefなんかよりもさらに粗悪で下品な、ノリ一発で作られたとしか思えないイージーなトラックがてんこ盛り。
ガラの悪い冷たい感じと、「何でここでこんな音鳴らすねん!」「コレ何のつもりのサンプリング?」「どっからこんなメロディー(もしくはベースライン)出てくんねん!?」などとツッコミたくなるようなアタマの悪い曲構成が、不思議とファンキーに感じられ、一度クセになると病み付きになる味。
そしてさっきも書きましたが、12インチ・ベースのレーベルなので、CDでまとめて聴くことはほとんど出来ないと言うこの希少価値。
アートワークのいい加減さも含め、ほぼ完璧です(笑)。
私も昔このCDを中古屋で見つけたときは雄叫びを挙げそうになりましたよ(存在自体は石野卓球が『TVブロス』で書いてたコラムで知ってた)。
後のゲットーハウスにもつながる、ゲットーでビッチなビッグ・ディック!
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【ワイン】 CAVA Cordon Grana Brut Nature 

ワイン名:Cordon Grana Brut Nature
種類:CAVA
生産年:
生産地:Spain
生産者:
購入価格:覚えてません(汗)

CAVAはFreixenet(フレシネ)のCordon Negroがかなりお気に入りで、以前は見つけると即買ってたんですけど、昨年あたりからサントリーが大々的に輸入し始めて、クリスマス時期になるとTVCMすら流れる程になってしまい(昨年は浜崎あゆみ、今年は中島美嘉でした)、値段が上がったのとアマノジャクなのとで最近は買ってません。

一応CAVAについて簡単に説明しておくと、フランスのシャンパンと同じく瓶内での二次発酵が特徴のスペイン産のスパークリングワインです。
特にその泡の細やかさはドンペリに負けずとも劣らないとされており、シャンパンと比べ非常にコストパフォーマンスも良いことから、こっそりファンが多いことでも知られています(あまり人に教えたくないんですよねえ)。

で、このCordon Granaはいつだったかカルフールでクリスマス用にと買ったものですが、スッキリ辛口でなかなか美味しかったです。
ただ、やはりFreixenetと比べると泡の繊細さで一歩劣るかなという感じで、うーん、今度は諦めて素直にFreixenetを買おうと思ったのでした。
あと、昨日は体調があまり良くなく、2人で1本空けられませんでした。
ちょっともったいなかったかな…。

Count Basie/Sarah Vaughan - Count Basie/Sarah Vaughan (Capitol/1961) 

大阪でこんなに雪が降ったのって何年振りだろうか。
子どもの頃はよく積もったりしてたような気がするんですけどね。
今日はソトシゴトが大雪のため中止になって、普段だとクルマで高速走って1時間もあれば帰れそうなところを3時間もかかって帰ったりして、それだけで疲れました。

それにしても、今週末がいよいよ近づいて来ましたね。
全日本選手権ではないですよ。
レミオロメンが主題歌の某ドラマの最終回を観て1リットルとまではいかないまでも1デシリットル位の涙を流した私の相方と、それを見て大爆笑した「無宗教」という名の宗教を頑なに信望する私にとって、否、大半のニホン人にとって本来無関係であるはずの行事、「クリスマス」のことです。
世の中見てると、「お前らみんな隠れキリシタンか!?」と踏み絵をさせる勢いで苦々しくツッコミを入れてしまう私ですが、でもまあ、クリスマスにかこつけていつもよりちょっとだけ美味しいものを食べに行ったり、いつもよりちょっとだけいいワインを開けたり出来るので、今回だけは許してやることにする(何を?)。
そんなわけで、明日23日はホームパーティー(参加者2人)、あさって24日は外食の予定です。

このCount BasieとSarah Vaughanの1961年のアルバムは、明日のホームパーティー(笑)用にセレクトした1枚。
Sarah Vaughanはその力強い歌声も、ジャズにこだわらずポップスなんかも歌う懐の深さも好きです。
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DJ Sneak - The Mutant Sounds From Chicago Relief (Relief/avex trax/1996) 

もともとCajualで比較的ティピカルなハウス・ミュージックを展開していたCurtis A. Jonesが、"Tracks"専門レーベルとして94年に立ち上げたのがこのRelief
"Tracks"というのはヴォーカルレスのインストゥルメンタル・ハウスのことを指すみたいですね。
このレーベルからは、レーベルボスCurtis A. JonesによるGreen Velvetをはじめ、DJ Sneak、Paul Johnson、Glenn Underground(GU、Jellybean)、DJ Rush等々、次世代のシカゴ・ハウス・プロデューサー達が続々と名を上げて行きました。
みんな今ではビッグネームですよね。
基本的にミニマルで、リズムはスカスカでゴツゴツしてて、ローファイでチープでファンキーで変態、それが"Tracks"、シカゴ・ハウスです。
このミックス・アルバムはそんなReliefの素晴らしくワイルドでファンキーなサウンドをまとめて体験出来るオトク盤ですが、何か、延々ドンチードンチーバシッバシッて言うてる感じ。
ところでReliefって、下卑たものも多いシカゴものの中では、比較的上品な感じがするんですけど、何でなんでしょうか。

以上3枚は、当時大好きでかなり聴き込んでましたが、今回改めて聴くとやっぱりカッコ良かった。
アシッドとかシカゴ・ハウスとか、私の趣味ってこの10年間基本的に変わってないんですね…。
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Cajmere & DJ Sneak - The Future Sound Of Chicago (Cajual & Relief/Sound Of Ministry/1995) 

引き続きCajualの昔のを。
Reliefがテクノ界にシカゴハウス・リヴァイヴァルを巻き起こした10年前、Cajual/Reliefのコンピを企画してヨーロッパに紹介したのがMinistry Of Soundでした。
15曲中、5曲が親レーベルであるCajualの、そして残る10曲がReliefからのトラックです。
果たしてカネになったのかどうかは定かではありませんが、ミックスはレーベルのボスCajmereとDJ Sneakの2人で、ライナーノーツはDave Clarke
ね、本気でしょ?
でもこのポルノムーヴィーを使ったアートワークにはCajmere激怒してたよな。

まあそれは余談として、このアルバムは先ず、Green Velvet「The Preacher Man」のあのあまりにも有名な演説の声で幕を開ける。
1曲目のスペイン語でしゃべりまくるGeminiの「Le Fusion」から、どっしりとしたリズムがかっちょいいディスコ・リコンストラクションのGlenn Underground「Beyond」へ。
このあたりはまだ王道ハウスの残照があるけど、チープな電子音が蠢くMarkey「Bounce」、シャッフルしたリズムがファンキーなCajmere「Horny (Horny Toad Mix)」あたりから変態トラックス度が徐々に増して来て、1発目のピークはDJ Sneakの「Runaway Train」!
このドラムロールとリバース音連発の疾走感はテクノそのもの!
そのあとはホラーなGreen Velvet「Flash」以降、DJ Rush「But It Really Doesn't Matter With Me Now」、DJ Boris「Apacalypse」と実験的なトラックが続き、2発目のピークはまたもDJ Sneak!
この「Percolate This Track」って曲はガッツリしたリズムとモノトーンな電子音が点滅し続けるハウスのテンポのインダストリアル・ミニマル。
この頃のSneakはホントにカッコイイ。
そしてPaul Johnson「Traction」、Boo Williams「Midnight Express」、Tim Harper「Return Of The Dragon」とRelief世代のトラックが続き、ラスボス、Green Velvet「The Preacher Man」登場!
半分以上イッちゃった演説の声がトラックの盛り上がりに比例するかのようにシャウトし続ける。
オールドスクールな香りすら漂うPaul Johnson「The Music In Me」で締め!

…と思わず全曲名挙げてしまいましたが(長くなってスイマセン)、Cajual/Reliefのいちばんトンガッてた時代の濃縮スープ、濃すぎます。
もしも中古盤屋で見つけたら即買いで4649。
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Derrick Carter - The Many Shades Of Cajual (Cajual/Rhythm Republic/1996) 

グランプリファイナル、テレビで観ました。
安藤美姫選手は4回転やらなかったし、浅田真央選手もトリプルアクセル2回飛んでませんでしたね…。
それにしても「真央ちゃんをトリノへ!」みたいな声、ウザいです。
オリンピック選考のプレッシャーから無縁だったからこそ、ここまでのびのびと演技出来たんだろうに。
本人も次のバンクーバー目標にやってるはずですよ。
トリノでメダル狙える選手となると、やはり荒川静香選手と村主章枝選手は外せないだろうから、3枠目の争いがますます熾烈になって来たように思います。
今週の全日本選手権でも中野友加里選手が安藤美姫選手を上回るようなことがあれば、逆転劇もありえるかもね。
大きなスポンサーがいくつもついてる「金のなる木」を選ばない勇気が連盟にあれば、の話ですが…。

Luke Solomonを紹介したら、やはりDerrick L. Carterも紹介したくなるのが人情というもので(笑)、でも最近の作品は持ってないので古いやつを。
Cajmere、Green Velvetなどの名義を持つCurtis A. JonesによるCajual Recordsの96年のコンピ、それをDerrick L. Carterがミックスしてます。
ちょうどサブレーベルのReliefが注目を集めて、世界的にシカゴハウス・リヴァイヴァルが起こったノリノリの頃ですね。
US盤は本家Cajual、UK盤はMinisty Of Soundから、そしてニホン盤はavex traxからボーナス・ディスク付きで出ましたが、私の持ってるのはそれに先駆けてRhythm Republicから出た1枚もの。
どっしりとした、腰にくるファットなリズムに、ファンキーなヴォーカルやディスコ・サンプルが映えるハウス/トラックス。
自然と体が動き出さないとウソでしょう。
まあ、Derrick L. Carterのミックスのおかげ、というよりは、このレーベルの作品郡が素晴らしすぎるから、ですが。
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Luke Solomon - Mix This (mff/KSR/2005) 

フィギュアスケートのグランプリファイナルは、男子は高橋大輔選手が見事3位に入りましたね。
彼のステップはマジで世界一だと思います。
4位の織田信成選手は今回は男泣きナシかな?
そして女子!
浅田真央選手1位! すげえ!! 3A×2飛んだのか!?
中野友加里選手も3位! いやーおめでとう!(←判官贔屓)
安藤美姫選手はResult見る限り、クワド(4回転ジャンプ)失敗したんだろうな。
このエントリ、Resultのテキスト情報だけを見て書いてるので、19時からのテレビ放送がすごい楽しみです。

やもすればクラブ・ミュージックが失いがちなユーモアと、そして何よりシカゴ・ハウスへの愛に満ち溢れた素晴らしいミックスCDが出た!
出た、と言ってももう2ヵ月近く前のリリースなんですけど、私はジャケット見てすぐピンと来ましたよ、これはあのミックスCDの続編に違いないと。
昨年mff (Music For Freaks) よりリリースされたChris Duckenfield (Swag) によるミックスCD『Bad Acid』(レヴュー >>)は、80'sオリジナル・アシッドハウスに対するUKテックハウスからの回答とでも言うべきもので、それまで主にドイツが中心と思われていた00年代以降のアシッド・(リ・)リヴァイヴァルに、ロンドンからまた違ったアプローチで参戦した瞬間でもあった。
そして続く今作『Mix This』では、mffのレーベル・オーナーであるLuke Solomonがミックスを担当。
Luke Solomonと言えばシカゴのDerrick L. CarterとともにClassicというハウス・レーベルを主宰する人物であることはよく語られているものの、その前に忘れてはならないのは、彼はUK変態テックハウスのバンドFreaksのメンバーでありそのキーパーソンであるということ!
このミックスCDでは正にそのフリークス振りを発揮し、ミニマルハウスやシカゴハウスから変態テクノまでを、ダーティーなサウンドとハネたグルーヴという不思議な統一感でミックス。
しかしChris Duckenfield『Bad Acid』と比べるとアシッド成分はひかえめな分、内に秘めた狂気はより鋭く感じます。
今年のベスト・ミックスCD候補。
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Mylo - Destroy Rock & Roll (Breastfed/2004) 

ゆうべ、咳が止まらなくてなかなか寝付けなかったので、自己修復をあきらめて今朝病院に行ってきました。

そういえば昨日、南海キャンディーズのしずちゃんが全盛期の米米CLUBに茶々を入れたり意味不明のツッコミを連発したりして絡む、という内容のVTRを観ながらカールスモーキー石井にインタビューをしている夢を見ました。
お願いですから夢判断とか勝手にしないでください。

Myloです。『Destroy Rock & Roll』です。おすぎです。感動です!
邦題は『ロックンロールを破壊せよ』ですよ。カッコイイなあ!
でも私は、派手目なフロア爆発ロッキン・ディスコやエレクトロ・ハウスよりも、美メロのロービート・トラックのほうがむしろ好き。

VA - Mercedes-Benz Mixed Tape 10 (Mercedes-Benz/2005-12-13) 

友達夫妻に、一昨日、待望の第1子が誕生したそうで、先ほど携帯のテレビ電話でお顔を見せてもらいました。
ダンナの方とはお互い小学生の頃から知ってるので、アイツがパパだなんて、と何とも不思議な感じです。
鼻の下のばしてでれでれしとりました。
とりあえずおめでとう、Zum Wohl(乾杯)!

Mercedes-Benz Mixed Tapeも今回ので#10を数えましたが、相変わらずクォリティの高さを保っていますね。
1曲目Fat Freddy's Drop「Flashback (Jazzanova's Breathe Easy Remix)」が始まった途端、お~っ!、と気分もアガりました。
あっという間に寒い季節になってしまいましたが、ジャジーなハウスやブレイクビーツで、ホットな嬉しいニュースとともに心から暖まりたいと思います。
(Mercedes-Benz Mixed Tapeの次回更新は、2006年2月28日の模様。)

Mercedes-Benz Mixed Tape >>

Welt In Scherben - Scherbengericht (Trope/Molecular Funk Guerilla/2005) 

Welt In Scherben復活!
ドイッチェ・アシッドテクノの大ヴェテラン、Thomas P. Heckmann(以下TPH)が今は亡きForce Inc.で展開していたプロジェクトWelt In Scherbenが、5年の歳月を経て今年復活。
しかもアルバムで!
で、リリース元のMolecular Funk Guerillaについては知らなくて、調べてみたらForce Inc.のサブレーベルだったんですね。
親レーベルはコケたけど、子レーベルは元気に(?)リリースを続けております。
追記 (2005-12-15 19:03)
Force Inc.のサブレーベルじゃなくて、元Force Inc.のスタッフが運営しているレーベルでした。
minorさんからご指摘頂きました。ありがとうございます!
TPHと言えば、未だに1993年にスマッシュヒットしたアシッドテクノの怪作にしてNu-NRGの元祖とも言われる「Amphetamine」の名前が挙げられることが多いですが、その後も大きなヒットはないものの、ジャーマントランスのドラッギーな部分を正当に継承したアシッド・トラックを数多の名義でリリースし続けているアシッドテクノ界の裏番的存在。
TPHの作るアシッドは、「Amphetamine」も含めて、銘機ローランドTB-303を使っていないことが多く、にもかかわらず、TB-303に負けていない骨太でギトギトのアシッド・サウンドをこれでもかと前面に出して来ます。
そしていかにもドイッチェな直角なビートは、TPHが強く影響を受けたと語るEBM (Electric Body Music) のようにずっしりと重く、直線的。
さらに現代のテクノの持つ疾走感が加わります。
アナログシンセのドラッギーな鳴らせ方を隅から隅まで知り尽くしたベテランシェフの味を、是非一度ご賞味ください。

Juno Records > 試聴 >>
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Crazy Frog - Crazy Hits (Gusto/2005) 

先週金曜の夜あたりから喉が痛くなって咳が出はじめたんですが、水曜(明日)の休みまで耐え抜こうと、今日まで注意しながら出勤しました。
明日はゆっくりするぞー!
て言うか冬休みが来るまでは風邪なんかで倒れる訳にはいかんのですよ。←この責任感、社会人の鏡。スバラシイ!(笑)
まあおかしいのは喉だけで、他はいたって健康そのものなんですけどね。

さて、たまには本当につまらないものを。
今年の8月に遊びに行ったリジュボア(リスボン)やポルトの街の至るところで、このカエルの看板を目にしました。
駅のホーム、ビルの広告塔、国道沿い、そしてCDショップ…。
この夏イギリスで大ヒットしたというお茶の間ポップダンス、"Crazy Frog" のアルバムは、ヨーロッパ最果ての地ポルトガルにもたどり着いていた模様です。
ユーロビートにカエルっぽいおっさんの叫び声。
まあなんとバカバカしい音楽だろうか。
多分2回目聴くことはないでしょうな(笑)。
何でイギリスではこんなのが売れたんだろうか…。
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Eminem - Curtain Call: The Hits (Aftermath/2005) 

今度bigflagさんから、「リミックスとリエディットの違いって何なんでしょう???」という、フィギュアスケートならレベル4クラスのお題を頂いたんですけど、mats3003さんが答えてくれていたので助かりました(笑)。
以下私見による仮説。
「リミックス」はクラブ音楽好きなひとなら誰でも知ってる単語だと思いますが、元々はレコーディングの行程のうちミックスダウンをやり直すという意味ですよね。
ディスコでDJがかけるために、曲のイントロを長くしたりキックの音をきつめにしたりしたのがそもそものはじまりだとか。
それが今では、曲の再解釈・再構築、いわゆる「リコンストラクション」の意味で使われるようになりました。
Ed Rush & Optical「Bacteria (Pendulum Remix)」を例にとると、Ed Rush & Opticalによる「Bacteria」という曲を、Pendulumというひとが自分流に再構築して、新たな命を吹き込むという感じでしょうか。
具体的には、オリジナルの曲のメロディーや「音」そのものを流用して音作りするケースが多いですが、中にはオリジナルのかけらもないリミックスもあったりなんかして、そういったのがまた痛快だったりもします。
またJ-POPのリミックスとかだと、バックトラックだけやり変える「リアレンジ」の意味でも使われますよね。
一方「リエディット」って、Danny Krivitとかがよくやってるやつですよね?
正直、ガラージ系に疎い私にはあまり馴染みのない用語でしたが、調べてみたところ「マルチテープの個々のパーツには手をつけず、その楽曲をフロア用やリスニング用に長くしたり短くしたりする作業」とありました(引用元)。
これを読んで私は、元々の「リミックス」の意味とどう違うの?、と思いましたが、もしかすると、本来の「リミックス」の意味するところが、今、「リエディット」という呼び名で行われているという風には考えられないだろうか。
その理由としては、現在の「リミックス」との差別化と、かつてのディスコ・リミキサーへのオマージュもしくはリスペクト。
これだと明確な違いは付けにくいものの、なんとなくの区別は出来そうです。
bigflagさん、mats3003さん、如何でしょうか(笑)。
また、詳しいひと、いらっしゃいましたら正解をお願いしまーす。

Eminemは、ライムの内容とかマシンガンのようなラップのスキルとか、ましてやその生き様とかはどうでも良くて、その「声」が好きです。
ヒップホップは悪ぶったもん勝ちみたいなとこあるけど、Eminemのラップには何故か知性を感じるんですよね。
今回のベスト盤はいかにもぬるい選曲だと思うけど、私のようなぬるいファンには丁度良い湯加減と言うか、セールスのこと考えると、コアなファンはコアな選曲でもぬるい選曲でもどちらでも買うだろうけど、ぬるいファンはやはり知ってる曲が入ってないと手に取らないだろうから、どうしてもぬるい選曲になってしまうんでしょうね。
私もいちばんのお目当ては「Lose Yourself」だったし。
iPodのCM、カッコええねえ。


追記 (2005-12-14 10:22)
「リエディット」と「リミックス」の違いについて、mats3003さんがエントリを書いてくれました。
CARRY ON > MYLO / IN MY ARMS >>
非常に解り良いので、是非読んでみてください。
そしてできれば、私の上の文章は軽~く読み飛ばして忘れて頂きたい(笑)。
mats3003さんありがとうございました!

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Ed Rush & Optical - Out Of The Box (Resist/2004) 

先日山さんより、「ディスコとクラブって何が違うんですか?」と面白そうなお題を頂いて、その時は「若いコが行くとクラブでおっさんが行くとディスコです。」って答えでお茶を濁したんだけど、その後修士論文書けそうな勢いで調べてみたら、私も何となくしか知らなかったことが解ったりして、勉強になりました。
ここではざくっとしか書きませんが、例えばロンドンなんかだとディスコとクラブはルーツが明確に違うのでわかりやすいと思うんだけど、ニホンの場合は風営法でディスコは「ナイトクラブ」、クラブは「喫茶店・バー」と区別されてたりするみたいです。
まあ、「水っぽい(水商売っぽい)のがディスコ」っていう、私が元々持ってた認識でほぼ区別出来そうな気もしますが…。
そこに行くと、山さんのいるポルトガルだと全てディスコらしいのですが、それは何でなんでしょうね?

今回はその山さんが最近お気に入りというドラムンベースですよ。
Ed Rushと言えば、90年代半ばから一貫してハードかつダークでエレクトリックな「サイバーステップ」と呼ばれる男前なドラムンベースを展開している第一人者で、かつてはEd Rush & Nico (No U-Turn)、現在はEd Rush & Optical (Virus) と、パートナーやレーベルを変え活動中。
先日『Virus Vaults』という2CDも出たところですが、これは昨年CD+DVDの2枚組で出たやつ。
比較的テクノっぽい音色とバーストしたベースライン、そしてガチッガチに硬いサイバーなビートは、Ed Rushならではの文句なしのカッコ良さ。
最近、いつも巡回してるテクノ系のblogをいくつか見てて、ドラムンベースも聴くってひとが少ないことに気付いてすごく意外に思ったんですけど、以前はテクノ聴くひとは結構オープンマインドに色んな音楽聴くってひとが多かったように思います(シーンも別れてなかったし)。
最近は、ドラムンベース好きなひとはドラムンベースしか聴かなかったりとかするんですかね?
私は基本的にピュアリストではなくて雑食性なので、その辺がどうも不思議だったりします。
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Portable - Version (~scape/2005) 

案の定、昨日のボウリングのおかげで筋肉痛の聖☆おじさんです、こんにちは(今日が休みで良かった)。
今日は午前中に家事を済ませて、昼からたまりにたまった、まだ聴けていないCDを順番に消化中。
これは手に入れて1~2回聴き流してたんだけど、改めてきちんと聴いてみたもの。

ドイツの音響プチプチ系ダブのレーベルというイメージのあった~scapeからPortableってちょっと意外に感じたんですけど、改めて聴いてみると実はそうでもなくて、きちんとプチプチしてました(笑)。
といっても私はこのひとの作品は以前取り上げたライヴCD-Rしか知りませんが、このひとの特徴であると思われた土着的なねちっこいベースラインは今回あまり前面に出ていなくて、もうひとつの特徴のアフロ・パーカッションも結構淡々としたクリック/ミニマルに感じました。
Akufen程ではないにしろちょっとせわしない感じのウワもののせいもあってか、全体的にはポップで、聴きにくさはあまりないです。
でも、やっぱり、これは聴き流し系かなあ…(笑)。
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VA - hub: solo & collabo 2004-2005 (op.disc/2005) 

真っ昼間っから酒呑んで、スーツのままボウリングして遊んできました。
スコア150弱は、ボウリング1年以上振りにしては、自分的にはまあそこそこかなと。
でも不良サラリーマンの集団に見えただろうな(会社の研修会兼忘年会だったのですよ)。

田中フミヤ半野喜弘によるop.discの2枚組コンピCDは、レーベルの1番から5番までの12"シングル5枚、計20曲を丸々収録したもの。
12"を順番に集めてた人なら思わず暴れ出しそうな暴挙(?)ですが、内容は良いものですよ。
参加アーティストは、レーベル主宰者の田中フミヤ、半野喜弘を筆頭に、リョウ・アライ徳井直生アオキタカマサ澤井妙治、Compositionist (aka DJ Klock)、Eaterと、ニホンの電子音楽家の「ある部分」の粋を集めたものとなっております。
さすがDJが立ち上げたレーベルだけあり、ぶっといボトムが、そこいらのエレクトロニカ~IDMレーベルの音との違いであり、特徴でもあります。
op.discからのアルバムを準備中のアオキタカマサは現在「テクノ」を研究中だそうですが、もしかしたら今後、テクノ~クリック~エレクトロニカを包括する、もしくはシーンの繋手となる重要なレーベルになるかも知れない。
期待しています。
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Vladislav Delay - Anima (Mille Plateaux/2001) 

昨日、フィギュアスケートGPシリーズ第6戦NHK杯の最終日を観に行って来ました。
会場のなみはやドームまで、小雨のそぼふる中出発したのですが、ウチの家からチャリで20分位。
以下NHK杯の感想。

男子シングルのフリー1発目、イスラエルの選手の音楽が電光掲示板に "Techno Selection" と出たので、おっ、とか思って注目してると、ビキビキのユーロトランスでした。
さすがイスラエル人、トランス好きですね。
リンク一面に響き渡るTB-303のサウンドを聴くことが出来て楽しかったけど、審査員のおぢさんおばさんには明らかに受けなさそうな選曲でしょうね。
プログラムの選曲も点数をたたき出す上で重要な要素なんだな。

その男子フリーに関しては、前日書いた通り高橋大輔選手と織田信成選手の戦いに注目してましたが、高橋選手はジャンプで惜しいミスが続いてしまって、その分、アメリカのエヴァン・ライサチェック選手のノーミスの演技が光ってました。
高橋選手がコケたのと、開催国というジャパニーズ・マジック(?)も助け、織田選手が見事優勝を決めた瞬間、会場は拍手と大歓声に包まれました。
でもまさかその時、キス&クライであんなことになっていたとは、帰宅後ビデオを見るまで吾々は知りませんでしたよ。
18歳男子、泣き過ぎだよアンタ(笑)!!
悪いけど吾々はその瞬間大爆笑でした。
まあともかくおめでとう。
GPファイナルを観るのが楽しみです。

その後のエキシビジョンを観て感じたことは、村主章枝選手や中野友加里選手のような、会場の観客を味方につけることの出来る選手って強いよなってことでした。
安藤美姫選手の演技の時とは、会場の声援や拍手が違ってましたからね。
個人的には安藤選手自身に好きとか嫌いとかはなくて、マスメディアの安藤選手の過剰な取り上げ方が気に入りません。
周りの選手も、安藤選手自身にも悪い影響を与えてるんではないでしょうか。

まあ、色々なトップ選手の素晴らしい演技を間近で観ることが出来た1日でした。
ちなみに、いちばん間近で観た有名人は佐藤信夫・久美子コーチ夫妻でした(笑)。

…あれ?、コレ何blog?
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Richie Hawtin - DE9: Transitions (M_nus/2005) 

明日は相方と、フィギュアスケートGPシリーズ第6戦NHK杯の最終日を観に行って来ます。
競技会を観に行くのは初めてです。
明日は男子シングルのフリースケーティングとエキシビジョンがあるのですが、見所はやはり、今日のショートプログラムで首位の高橋選手と2位の織田選手の戦いですかね。
エキシビジョンでは、女子シングルで見事優勝した中野選手と劇的に2位に這い上がった村主選手(←最新情報(笑))を観るのが楽しみです。
安藤選手も出るけど、決して私は「ミキティ」に花を投げるために行く訳ではありません(笑)。

先月いちばん話題だったテクノ系のリリースと言えば、やはりこれだったのではないでしょうか。
Richie HawtinのMix CDシリーズ "DE9" 第3弾『DE9: Transitions』。
今回はDJ Mix DVD (+CD) ですが。
まあでも、個人的にはもうこれをDJ Mixとは呼びたくないですね。
元のトラックが判別出来ない位精密にエディットされて大きなひとつの流れの中に組み込まれているので、Richie Hawtinのニューアルバムってことでいいやん。
「動」ではなく「静」ながらもグルーヴィーなリズムに、繊細なウワものが浮きつ沈みつのディ~プ・ミニマル/ヘロイン・ミュージックで、気持ち良さ300%!
最後までズブズブズブズブと沈み込んで行き、浮上しません。
Richie Hawtinの追求する「音」そのものの快楽性は未だ底なし。
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Hardfloor - HMV 15th Anniversary: Our Acid Experience (www.hardfloor.de/2005) 

最近携帯にあまりにもスパムメールが多かったので、長年使い続けていた携帯のメールアドレスを断腸の思いで(おおげさです)変更しました。
でも、アドレス変更のお知らせメールを送る必要がある相手って思ってたよりも少なかったことに気付いて、ちょっと寂しかったんですが、こんなことならもっと早くにアドレス変更に踏み切れば良かった。

HMV15周年の記念リリースのうちの1枚を何故かHardfloorが担当。
しかも90年代前半のアシッド・リヴァイヴァル期の名曲達をMixしたコンピレーションって、マニアックにも程があると言うか、懐古趣味も甚だしいと思いませんか?
まあこんなの買うのは10年以上テクノ聴き続けてるおっさんとおばさんばっかりでしょ。
よくHMVの上層部もOK出したな。
もうほとんど『Angel Heart』とか『蒼天の拳』のノリですよ。
『コミックバンチ』商法とでも言いましょうか。

で、まんまと買ってしまったのは何を隠そうこの私です。

Hardfloor名義のMix CDとしては2作目で、前作『X-Mix: Jack The Box』は80年代のオリジナル・アシッドハウスを中心に纏めたものでしたが、今作は時代的にもその続編と言える内容ですね。
そして何より、90年代前半のアシッド・シーンの中心にいたのはこのHardfloor自身ですから、これは彼らにとっても同窓会みたいなもんでしょう。
まあ10曲中4曲は自分達の曲ですが。
ニホンのファンを意識してか、ニホンで人気の高い「Acperience 5」を収録したり、ヒットした「Fish & Chips」ではなくわざわざそのA面の地味な「Mr. Anderson」を使ったりと、マニアをニヤリとさせながら、レーベルメイトだったJiri.CeiverにMicrowave Prince (Le Petit Prince) にPurple Plejade (Thomas P. Heckmann) ですか。
シヴイ選曲だなあ。
で、ラストはRob Acidっと。
多分大方の人は「誰なんだ。」って感じでしょうけど、この頃テクノを聴き始めた私としては、懐かしみながら楽しめました。
結論:人生たまには振り返ることも必要かと。
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Orbital - Peel Session (Internal/1993) 

で、Peel Sessionと言えば数々のアーティストがオフィシャル・リリースしている中、私がまっ先に思い浮かべたのは、昨年解散したOrbitalでした。
この音源は93年9月10日のものの模様(詳細 >>)。
確か2ndアルバム(通称 "Brown Album")のリリース後、店頭に並んでいた記憶があります。
Orbital独特のドラッギーなシンセワークは、今聴くとまるっきりサイケデリック・トランスみたいですな。
実際この辺りからテクノ・シーンとゴア(サイケデリック)・トランス・シーンが枝分かれして行ったわけですが。
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Richard D. James - Peel Session 09.09.1992 (unreleased) 

masayukiさんのMusic Forest経由でSchika @ Bloggerというblogを知って、色々見てるうちに見つけたAphex Twinの中の人による92年の音源。
昨年亡くなったJohn Peelのラジオで放送されたものみたい(詳細 >>)。
まあこの頃のコイツの音はスバラシイですね。
私の大好きなインダストリアル節全開なMescalinum United「We Have Arrived (Aphex Twin TTQ Mix)」が聴けるのも嬉しいところ(この曲、SurgeonなんかもよくDJで使ってますよね)。

下のアドレスを開いて、45秒後にダウンロードが開始されます。
http://www.megaupload.com/?d=QFJAQE45
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Drexciya - Deep Sea Dweller (Shockwave/1992) + Bubble Metropolis (UR/1993) 

年末のUnderground Resistance7年振りのアルバム『Interstellar Fugitives Pt.2』と、AUX 88の同じく7年振りのアルバム『AUX 88』発売をひかえ、自分の中で再びデトロイト気分が高まってきています。
しかも来年2月には、Submergeのライヴ盤(@東京)まで発売されるということで、このセルアウトぶり、一体Mad Mikeに何が起こったんだ!?
いや、無論買うよ。買うけどね…。
まあそんな気分の中聴いてるのは、故Drexciyaの92年のデヴューEPと93年の2nd EPの2枚。
Drexciyaと言えばどうしてもエレクトロなイメージが強いですが、最初期の作品は4つ打ちのハードアシッドな芸風のものが多くて大好きです。
ドラムマシンとアナログシンセの音がほぼむき出しで鳴らされてるだけという非常に荒々しい造りなんですが、初期URのハードコアさとダークさの正当後継者とも言うべきユニットでした。
これらのEPのほか、95年にWARPから1枚だけ出た『The Journey Home』というEPも最高にファンキーなアシッド・ミニマルだったりして、カッコ良いです。
本当は初期Drexciyaを聴くなら『The Quest』っていうCD2枚組がイイんだけど、なかなか手に入れ難いんですよね(私も持ってない)。
これもついでにニホン盤で再発してくれよ、Mad Mike!(あと、Acid Rainシリーズのコンピも!)
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