Pizzicato Five - Expo 2001 (Columbia Triad/1993) 

□□TUNE - IN□□のkinyaさんに「テクノのアニキ」呼ばわりの称号を頂いたので(笑)、今年は歴史に埋もれた、あまり語られることのなくなった名盤(あくまで私のフィルターを通した)なんかもちょっとづつ紹介して行きたいと思います。
と言うのも、最近は手に入れ難いブツなんかは紹介するの避ける傾向にあったわけですが、考えてみると、私がテクノ聴き始めた10数年前は雑誌のディスクレヴューなんかで入手困難なものも構わずばんばん紹介されてて、「あ、昔こんなの出てたんや~。」と思いながら、聴きたくても聴けなくて悶々と過ごしたりしとりました。
そんな何とも言えない気持ちを、より多くの人に味わってもらいたいです(笑)。

てなわけで、ピチカートファイヴの93年のリミックス・アルバムですが、いや、スイマセン、これは多分今でも比較的容易に手に入りそう。
鄭東和富家哲らNYハウス勢(当時)も良い仕事してますが、ここではやはり記念すべき二ホン初のアシッド・トランスである、石野卓球による「Twiggy Twiggy」のリミックスを紹介せずにはいられません。
そういえばこの頃はまだ"Takkyu"ではなくて"TackQ"と表記してましたね。人生(Zin-Säy!)の頃の名残ですね。なつかしいですね。

で、「Twiggy Twiggy」はアルバム『女性上位時代』(1991)に収録された、This isピチカートファイヴなブレイクビーツがかっちょいい代表曲だと思いますが、これを卓球先生は、モロ初期Hardfloorの影響下にある、TB-303ビッキビキのアシッドでドープなロング・トリップに作り変えてしまった。
原曲、残ってません。
はっきり言って、野宮真貴のヴォイスサンプルを使っただけの、卓球ソロの新曲。
しかしこれが素晴らしくカッコイイ!
そしてこのリミックスが、同年末に発表された電気グルーヴの革新的アルバム『Vitamin』に収録された、ジャパニーズ・アシッドの巨頭「新幹線」の原型にもなったのであります。

さて、このヴァージョンをコニタン(小西康陽)が気に入ったのか気に入らなかったのかは定かではありませんが、その後コニタンから卓球にお声がかかることはなかったのでした…。
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