Phuture and other classics from DJ Pierre - Trax Classix (Trax/2005)

私はそこで何をしていたのかと言うと、駅前のロータリーで、家族や昔の仲間たちとバーベキューや豚汁を作って屋外で宴会。私はちょっと暑くなってきたので酔い覚ましに宴席を離れ、駅の改札出てすぐの木のベンチに座ってたところ、大黒がジェット機から降りてこちらに歩いて来たのでした。
周りの人で大黒に気づいてる人はあまりいない様子でしたが、私は「大黒や、大黒や。」と心の中で思いながら仲間たちのほうを振り向くと、遠くの方で相変わらず宴たけなわ。
そうこうしてるうちに大黒は私の前を通って、バス乗場のほうへと去っていきました…。
…というわけのわからない夢を見たのですが、例によって夢判断は遠慮します。
昨年あたりから再発、リイシュー・ラッシュな感じのTrax Recordsですが、
CTXCD5007: Frankie Knuckles
CTXCD5011: Armando(以前のレヴュー >>)
CTXCD5012: Farley Jackmaster Funk(以前のレヴュー >>)
CTXCD5013: Joey Beltram(以前のレヴュー >>)
CTXCD5015: Master C & J featuring Liz Torres
に続くコンピレーション・シリーズ“Trax Classix”の新作は、DJ Pierre!
言わずもがな、この世にアシッドハウスを生み落とした、ゴッドファーザー・オブ・アシッドハウス!
アシッドハウスは壊れたTB-303から偶然に誕生した、というあまりにも有名な逸話の真偽の程は定かではありませんが、彼の作ったウニョウニョビヨビヨした、到底この世のものとは思えないサイケデリックなハウス・トラックのデモテープは、シカゴのディスコDJロン・ハーディーによってヘヴィープレイされ続け、いつしか“ロン・ハーディーのアシッド・トラックス”と呼ばれるようになったのが1985年頃(よって昨年はアシッドハウス生誕20周年の年だったんですね!)。その後Traxから「Acid Trax」というタイトルでレコード化されたのが1987年、アシッドハウスがUKに飛び火したのが1988~89年で、その頃にはレイヴとも共振しながら、シカゴ発のアシッドハウス・エクスプロージョンはまたたく間に世界中に広まっていったのでした。
とまあ、うんちくはこの辺にしといてこのCDを聴いた感想なんですが、「音、悪っ!!」。
当時のマスターテープなんて当然のように残ってなくてヴァイナルをマスターにしてるらしいですが、12インチってこんなに音悪かったっけ!?
それでも前述の「Acid Trax」(一応リマスター・ヴァージョンらしい…)の12分近くある基地外ロング・トリップは実にシンプルな構成のアシッドハウスの基本中の基本と言えるトラックなだけに、換言すれば、アシッドの全てはこの中にあると言っても過言ではないでしょう。
もし未聴のテクノファンがいたら、テクノの歴史を知るために…とかじゃなくて、ただただ自らの快楽原則に従ってのみ、聴いてくれ。
試聴 >>
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- [2006/01/16 22:17]
- 音楽 P |
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