Dove Loves Dub (優愛再) - Tokyo Tone/0990 (Torema/1994) 

● とれまレコード特集: TR JPN 003 (1994)

Tracklist:
A. Tokyo Tone (Original Mix)
B1. Tokyo Tone (Toner Mix) Remix by Tanz Muzik
B2. 0990 (3rd Movement)


とれまの003番、“優愛再”ことDove Loves Dubは、知ってる人にはどうってことない情報なんだけど石野卓球の変名。当時Mangaheadについてはラジオや雑誌でも明かされてたけど、このDove Loves Dubについては結構ひた隠しにされてた印象があります。
ところで002番からしばらく、ジャケットに貼られたステッカーにそれぞれのユニット名の漢字表記が併記されるようになったんだけど、これが微妙に間違ってる臭くて笑えます。前述した通りDove Loves Dubは“優愛再”で、Last Frontは“最後前”(笑)。これは008番まで続きますのでお楽しみに!

A面「Tokyo Tone」はブレイクビーツ・テクノ。と言ってもジャングルっぽいのじゃなくて、ハウス・テンポの4つ打ちにブレイクビーツが乗っかってるもの。それにピコピコ系のシンセがHapp"E"系。当時は実はあんまり好きじゃなかったこの曲(と言うのも、やっぱりこの頃卓球には電気グルーヴの「新幹線」みたいなアシッド・トランスを期待してたんですよね)、今回久しぶりに聴いてみたらすごいツボ。ちなみにこのトラックは卓球のソロ1stアルバム『Dove Loves Dub』(以前のレヴュー >>)で「TKO Tone」というタイトルでリメイクされてます。
B1「Tokyo Tone」のTanz Muzikリミックスは、深海に沈み込むかのようなハード・エレクトロ。ってそれじゃDrexciyaじゃん。時報のようなピコピコ系シンセのおかげでDrexciyaと違ってカラフル。でも悪夢系だわな。Tanz Muzikについての説明はまた次回に。
B2「0990」は卓球のダブ趣味全開。電気のアルバムには1曲必ずダブの曲を入れると言ってた頃の卓球らしい作品。

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