【ビール】 ヱビス vs. ザ・プレミアム・モルツ(その1) 

ハッピーバースデー、おめでとう自分。

相方が誕生日プレゼントに、ヱビスと、サントリーのザ・プレミアム・モルツをくれたので(笑)、せっかくなので飲み比べ、2回にわたって(ほぼ1行)レポートです。
その1はヱビス。

香ばしい苦み、深みのあるコクと味わいはヱビスならでは。大人のビールという感じですな。

(その2はいずれそのうち...。)

Bob Sinclar - Western Dream (Yellow Productions/N.E.W.S./2006) 

060628.jpgクーラー病撲滅キャンペーン実施中のびびんばです、こんばんは。

さて、単なる懐古趣味blogと化さないように、今回は新譜も聴いてることをアピール(笑)。でもテクノじゃなくてメジャー系ハウスです。
Bob Sinclarと言えば未だにThe Mighty Bopの変名という認識しかない私ですが(実際はThe Mighty Bopの片割れ?)、いやあ、このアルバムにはやられました!
1曲目「Love Generation」のスウィートなアコースティックギターのメロディーにボトムヘヴィーなキック、そしてとどめの口笛が入ってきた瞬間、もう参りましたと言うしかないです。キャッチー過ぎ。この手の曲って、その間合いを半歩でも間違うとダサダサになって聴いていられなくなってしまいそうなんだけど、この人はその辺りをとても良く解っていそう。
ちなみにこの曲は、ワールドカップのマスコットキャラクターのテーマ曲だそうです。

アルバム通して聴くと、Green Velvetを思わせるシカゴ・エレクトロ・ディスコや、パーカッシヴなフレンチ・ヴォーカルものもやってるけど、全体を通してアコースティックギターがフューチュアされたスウィートでキャッチーでアッパーな歌ものハウス。あれえ?、この人ってこんな芸風だったっけ?(1stアルバム『Paradise』の頃しか知りません、私。)
そう言えば、Bob Sinclarって元々ワンショットのプロジェクトだったハズでは...? いつの間にやら、コレ、4枚めのアルバムなんですね。
まあともかく、何度も書くけどスウィートでキャッチーなハウスです。多分みんな好きでしょ、こういうの(私も好き)。ちぇきらー!

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Yin & Yang - Yin & Yang (Frogman/1994) 

ポルトガル - オランダ (1-0)
うわあ、めちゃめちゃ荒れた試合だったけど、よく勝ったなあポルトガル! 次はイングランド戦。...なんだけど、レッドカード食らったデコは出れないし、C.ロナウドのケガも気になるところ。mmm...どうなるんだろうかあ。

アルバムに限定せず、初期の横田進作品の中でいちばん好きなのがこれ! Frogmanの003番、Yin & Yang名義としての1st EPです。1994年リリース。
これはいわゆるジャーマン・アシッド・トランス全盛期にリリースされた、ジャーマン・アシッド・トランス直球ド真ん中なシングル。確かに良くも悪くも時代の音で、現在では世間の評価はあまり芳しくない作品みたいなんだけど、でもこれは横田進のアグレッシヴでドラッギーな一面を堪能出来る最高のスタッフですよ。

A1「A Magic Cap In The Sky」のおどろおどろしいベースラインと攻撃的なビキビキのアシッド、まるでOrbitalを思わせるドラッギーなブリープ・シンセサウンド、そしてクラシカルなコーラスが入ってきて...。うわあ、いま聴いてもカッコイイ!
A2「Transparent Being」はブレイクビーツ+4つ打ちのダーク・アシッド。
B1「The Bouster」は当時の私の大のお気に入りトラック。アシッドものではないんだけど、いま聴くとBPM速めでどこかコミカル。多分、当時はこのスピード感がたまらなかったんだろうな。
B2「Wondering Being」はディープめのダーク・アシッドからレイヴィーなシンセリフに展開。

いやあ、いま聴くと、このEPは実はかなりの野心作だったのではないだろうか。確かに古さは感じるけど疾走感があって文句なしにカッコイイし、完全に当時のフロアを意識した音作りがなされております。
これまた入手困難は間違いないだろうけど、アシッド好きなら、中古屋さんで見つけたら迷わずチェックすべき。

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海老 Ebi - 禅 Zen (宇宙熊 Space Teddy/1994) 

遅れて来たクールビズ推奨派、びびんばです、ハロニチハ☆

前回取り上げたRingo名義の『Plantation』って、横田進の諸作品の中でもそのオプティミスティック加減において特異な部類に入る方だとは思うけど、決して突然変異的に出て来た芸風ではなくて、そのことは、1993年にDr. Motte(Love Parade創始者!)のSpace TeddyからリリースしたEP『飛 Hi』を聴けば明らかです。
と言うことで、今回はそのEPを取り上げたら良かったんだけど、せっかくなのでその「飛 Hi」も収録された横田進の2ndアルバム『禅 Zen』を。

Space TeddyではEbi名義で活動していた横田進ですが(Ebi名義でのライヴ経験もあり)、前述したEP『飛 Hi』は、モロRingoな作風の柔らかなアシッドハウス。実は私はEbi名義の作品はRingoのミニアルバムを聴いた後に手に入れたので、むしろ、あっ、前からこんなことやってたんだ!、という驚きの方が大きかったですが。
アルバムの方は、後にSublimeからリリースする『赤富士 Acid Mt. Fuji』路線にも少しだけ通ずる、スペーシーなディープ・アシッド、そしてトランシーなアンビエント・ハウス。非常に気持ちが良い音です。"E" ド真ん中の音とも言えますがね(笑)
入手困難は間違いないだろうけど、隠れた名盤であることに変わりはない。

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Ringo - Plantation (Sublime/1995) 

さて、前回のエントリ書いた後からずっと、横田進の過去作品でいちばん好きなアルバムってなんだべなあ~、と考えていたんだけど、やっぱりこれかな?
というわけで、今日は横田進のRingo名義のミニアルバム(アナログは12"×2)『Plantation』をご紹介します。リリースは1995年、ニホンのSublime Recordsより。

爽やかでオプティミスティックな、気持ちのいい春ものアシッドハウス!
発売当時CDに貼られていたステッカーには "Susumu YokotaのLove & SweetなユニットRINGOデビュー!" というコピーが書かれてますが、ホントにめっちゃラヴリーでスウィートで、ちょっぴりおセンチ(笑)ですよ。大好き! 曲名もかわいいしね。いやー、この路線の曲もっと聴きたかったなあ。
実はこの名義はワンショットで終わる予定ではなくて、このあとRingoのフルアルバムが予定されていたそうなんですけど、作ってるうちにもっとディープな感じになっていって、結局それはPrism名義の1stアルバム『Metronome Melody』としてリリースされたそうです。無論、Prismのアルバムも好きですけどね。でもやっぱりRingoのほうが...。

このミニアルバムは過去の横田作品の中でもとりわけ人気があるみたいで、今でもたまにテクノ系のblogで取り上げられてたりするのを目にします(今回私もそのひとりになりましたが)。
アナログとCDでは収録曲は同じですが曲順が若干違います。私はアナログの曲順の方が好きなので、CDしか持ってない人は、試しにアナログの曲順で聴いてみてはいかがでしょう。

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Susumu Yokota - LO Compilation (LO/skintone/2006) 

横田進と言うと、1992年にHardfloorのオール阪神の方ことRamon Zenkerのレーベル "No Respect" からデヴューして以来(もっともこのリリースは横田の承諾なしにレーベルが勝手に出したものであったらしい)、Sven VäthのHarthouseやDr. MotteのSpace Teddyといった当時のジャーマン・トランス系の人気レーベルからリリースし、ニホン人テクノ・アーティストとしてはケンイシイと並んでニホンのテクノ・シーンの先鞭となったアーティストである。って言うか、この頃ニホン人のテクノ・アーティストでヨーロッパで認知されてたのってこの2人しかいなかった。確かにケンイシイや横田進を最初にニホンに紹介したのは石野卓球であったが、この頃卓球自身はヨーロッパではまったく無名だったし、ましてや田中フミヤなんか東京でも無名だったり...。
横田進は、活動の舞台をニホンのレーベルに移すに連れて、当初のジャーマン/アシッド・トランスな作風から、次第に内向的なアンビエントやブレイクビーツといったものにシフトして行く。90年代後半には突如ディスコ・ハウスに回帰して、商業的にもそこそこの成果を得、また、1998年に自身のレーベル "skintone" を設立してからは、再び内向的で水墨画のような音響を自らのものとしつつ...。

と、私が聴いてきたのはこの辺りまで。90年代は私にとってかなりスペシャルなアーティストだったはずの横田さんも、近年の作品にはどうもあまり惹かれるところが少なくなって、次第に離れて行ったというのが正直なところです。
オフィシャルサイトのディスコグラフィーのページで過去のアルバムのジャケットを上から順番に眺めてたら、1993年の『Frankfurt Tokyo Connection』から2002年の『Sound Of Sky』までは全部持ってるもんなあ。
そんな横田さんは今も相変わらず多作なようで、最新作は、LO Recordingsというレーベルの音源を使用した2枚組ミックスCD。トラックリストを見ると私の好きなLuke VibertやRed Snapperの曲も使われているので、買ってみることにしました。そう言えばRed Snapperのラスト・アルバムを出したのがこのレーベルだったかな。

1枚め "Black" はリスニングサイド。ポストロックやロービートのブレイクビーツなんかを無機的にまとめた感じ。
で、期待してたのはダンスサイドである2枚めの "Red" の方。しょっぱなからアシッドでキターッ!と思ったものの、そのあとはニューウェイヴ・ディスコがしばらく続き、ちょっと意外。やはり目立ったのは横田さんの3拍子トラック。3拍なだけで音の造りは普通にハウスだったりするのですが、このグルーヴはクセになるかも。3拍子だと4拍子と比べて、1フレーズあたりの回転と展開がどうしても早くなるので、同じテンポでもスピーディーな曲に聴こえますね。その辺も横田さんの狙いだったのかな。あとはRed SnapperやLuke Vibertがらみの曲にやはり引っかかった。
とりあえず、横田さんの3拍子ハウスをちゃんと聴きたくなったので、最新オリジナル・アルバム『Wonder Waltz』も買ってみようかしら。

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【ワイン】 Sandeman White Porto 

ワイン名:Sandeman White Porto
種類:Vinho do Porto Branco (White Porto)
生産年:
生産地:Vila Nova De Gaia, Portugal
生産者:Sandeman
購入価格:¥2,058-

暑くなって来たのでついついポルトニックを作って飲んでしまいます。コップ1杯単位で飲めるのがいいんよね。ヴィーニョヴェルデとかだと1本空けてしまわないといけないから。ほとんどビール感覚。
ポルトニック用にはずっとロイヤル・オポルト(過去記事 >>)を飲んでたんだけど、今回試しにサンデマンのホワイト・ポルトを買うてみました。
ホワイト・ポルトに関してはロイヤル・オポルトとの比較しか出来ませんが、ちょっとあっさりした飲み口に感じました。ポルトワインのコクが物足りないと言うか。
やっぱり次回は浮気せずに、手堅くロイヤル・オポルトを買うことにします。

ちなみにポルトのヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアにあるサンデマンのワイナリーには、一昨年行きました。ニホン語のパンフレットが置いてあったり案内ヴィデオがあったりと、かなり観光客向けで、ツアー後には特別にヴィンテージも飲ませてもらったっけ。その頃はポルトワインの甘さが苦手でイマイチ味わい切れてなかったかも。もったいないことしたなあ。

Cisco Ferreira - T.R.I.N.I.T.Y. Remixed (Tresor/2006) 

ポルトガル決勝リーグ進出! イラン戦では石野卓球と似て蝶のデコの1点めも、マンチェスター・ユナイテッドのクリスティアーノ・ロナウドのPK2点めも、フィーゴのアシストあってこそ。フィーゴ! フィーゴ! やっぱフィーゴだ!!

もはやハードミニマル界最後の良心、吾らがポルトガルが生んだハードテクノ界のエンリケ航海王子、The AdventことCisco Ferreiraによる昨年夏リリースのソロ・アルバム『T.R.I.N.I.T.Y.』(過去レヴュー >>)からのリミックス・シングル。ハードかつ繊細な彼のトラックを料理するのは、Adam Beyer、Hertz、Chris Liebing、Heinrich Muellerと言う、豪華な、と言うよりもベタ過ぎる4組。

米屋 (A1) は、最近の自身作同様、クリック風味のハウスのテンポのハードテクノ。低音の効きまくったハードミニマルを見事にクリック化。
Hertz (A2) とHeinrich Mueller (B2) はエレクトロの原曲を、Hertzは凡庸な大味のハードミニマルに、Heinrich Muellerはダークめなエレクトロ・ディスコに。
そしてクリリン (B1) は、パーカッシヴなトライバル・トラックを、クリリンにしては抑えめのトライバル・ハウシー・テクノに...。
やっぱ米屋がイイ仕事してますわ、このシングル。米屋は、常にシーンのかなり前の方を走ってるのは確か。でもいつも先頭じゃないんだな、これが。

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【ビール】 Singha 

名前:シンハー Singha
種類:ラガー
生産国:タイ

先週の土曜日の夜、出張から帰ると相方がインドカリーでチキンを焼いてたので、タイのシンハービールを開けました。インドなのにタイビール、微妙に間違ってるくさいが、まあいいでしょ。
ひとによっては飲みやすいと感じるかも知れないし、薄いと感じるかも知れない、そんなビールです。タイで飲むとまた違ってくるんだろうな。

Fumiya Tanaka - Move EP (Torema/1998) 

● とれまレコード特集: TRM 021 (1998)

Tracklisting:
A1. Away
A2. Go Up
B1. Move
B2. Phase

1998年の夏にリリースされた田中フミヤのEP。
1998年、フミヤは春にHoodrumのリミックス・アルバム『Re-Edit』を出してHoodrumの活動に終止符を打ち、このEPを経て、秋にはKarafutoのCDシングル『Shadow』と同じくKarafutoの1stアルバム『Individual Orchestra』をリリースと、比較的別名義でのリリースが活発な年でした。そんな中のこのEPは、前年のアルバム『Unknown Possibility Vol.1』の延長線上にあり、なおかつ次アルバム『Unknown Possibility Vol.2』へも繋がって行くといった感じの作品。

A1「Away」は脱4つ打ちハード・ミニマル。その後の『Unknown Possibility Vol.2』路線の最初の第一歩。
A2「Go Up」は『Unknown Possibility Vol.1』路線の直球ダーク・ミニマル。
B1「Move」は『Unknown Possibility Vol.1』のCD盤に収録されていたノンビートの音響トラック。
そしてB2「Phase」! フミヤの直線的なハード・ミニマルの最後の作品にして集大成にして最高傑作! 色んなDJに使われて、色んなミックスCDに提供されました。とにかく突っ走りまくる疾走感溢れるグルーヴが最高です! 本当に素晴らしい!
そしてこれを境に、フミヤのDJもトラックの作風も、徐々にディープな方向へと...。

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Mu - Out Of Breach (Manchester's Revenge) (Output/2005) 

060617_1.jpg荒川静香と似て蝶のMuは、ムツミ・カナモリのソロ・ユニット。夫であるMaurice Fultonが全面プロデュース。
パンキッシュ、と言うよりは奇天烈でヤケクソ気味なシャウトとニホンゴ英語が、全ての地平をなし崩しにしてしまいそうな、そんなイキオイ。
これ、例えるなら、ゲイシャガールズ (YouTube >>) をイマのエレクトロパンクやシカゴ・アシッドのフォーマット上でニホンの女の子が再現した、って感じかなあ。
昨年あたりテクノ系のミックスCDでも使われまくった「Paris Hilton」がやはり出色の出来。そう言う私はこの曲目当てにこのアルバムを手にしたクチですが、この路線だけでアルバム1枚作ってくれれば良かったのに。

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電気グルーヴ - A (エース) (Ki/oon/1997) 

一昨日だったか、昼休みに会社の近くの中古屋に行ったら丁度「かっこいいジャンパー」のイントロがかかっていて、そのとんでもないカッコ良さにドキーッとした。何年も聴いてなかったし、正直この感覚は忘れてた。

電気グルーヴ - A (エース) (Ki/oon/1997)

まりん(砂原良徳)脱退前の最後のアルバムであり、シングル「Shangri-La」効果で結構なセールスを記録したこのアルバムの1曲目をかざる「かっこいいジャンパー」は、まるでRobert Leiner (Source) かMark Bell (LFO) を思わせるエレクトロニック・サイケデリック・ジャーニー。浮世離れした電子音の雲と霞がかったキックの間から覗く、ふもとから山頂まで見通すことの出来る澄み切った光景のようなロングトリップ。
このアルバムにはもう1つ素晴らしい曲があって、それが「猫夏」。オプティミスティックかつメランコリックなシンセフレーズに、身も心もとろけさせられそうなダンストラック。
後に『A』のリミックス・アルバム『recycled A』において、「かっこいいジャンパー」はThomas Schumacherが、「猫夏」はQuadra(ヒロシワタナベ)がそれぞれリミックスしている。

電気グルーヴについては個人的に思い入れが強すぎて、なかなか過去の作品を取り上げることは難しいですが、この辺の作品になると比較的冷静に書ける気がする。『Flash Papa Menthol』、『Vitamin』、『Dragon』、この3枚は、多分このblogをやめる時が来ないと書けないと思う。

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【Tシャツ】 電気グマ 

SAVE! TAMPOPOと同じく1994年の電気グルーヴ "たんぽぽツアー" のスウェットパーカー(あっ、Tシャツちゃいますねこれ)。
この "電気グマ"(仮名)というキャラクターはピエール瀧デザインによるもので、「Popcorn (Single Version)」(12インチ・シングル『人生 (Hardfloor Remix)』収録)のPV(←YouTubeへのリンク。こういうときYouTubeってすごく便利!)に初登場。その後、ピエール瀧のヴィデオ作品『メカノ』には、正式に "メカノ" という名前が授けられて、活躍することになります。

Ellen Allien & Apparat - Orchestra Of Bubbles (Bpitch Control/2006) 

いや~、ワールドカップ初戦、見事に白星で飾りましたね~。
…何の話かって? もちろん吾らがポルトガル代表ですよ。えっ、サムライブルー? オラそんな名前のDJ知らねえだ…。

いまやベルリンを代表するテクノ/エレクトロのDJ/アーティストであり、レーベルBpitch Controlの女ボス、Ellen Allienの新作は、Apparatとの共作。Apparatはエレクトロニカのアーティストらしいですが、聴いたことないので省略(スイマセン)。
いつも通りの透明感のあるエッヂの鋭いジャーマン・エレクトロに、クラシカルな音色のメランコリックなウワものが組み合わされることにより、いつものEllenよりも幾分柔らかめな、女性的な印象を受けるサウンドへと変化している。
Ellenって他のドイツ女性DJの例えばMonika KruseやMiss Kittinなんかと比べると、女性らしさを隠して男勝りな芸風を取ることも、また逆に女性らしさをわざとらしく武器にすることもなく、ストレートに嫌みなく女性らしさをアピールしているDJですよね。実はこういう人って珍しいんじゃないだろうか。テクノシーン/クラブシーンって、最近はましにはなってきているだろうけど、基本的に男社会ですからね。
…ところで‥microbeat homepage‥のHideさんも書いてたけど、このひとって何歳なんだろ?

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Pascal FEOS - Synaptic (Level Non Zero/2006) 

中国のパンダ幼稚園のアイドル、となりのこぱんだの網網(ワンワン)の本が出る! そのニュースを知って、特典CD-ROM目当てに早速注文してしまったわが家です…。

80年代半ばからDJとして活動している独テクノ・シーンのヴェテラン、Pascal FEOSの3rdソロ。リリースしているLevel Non Zeroは、自身のレーベルPVのテックハウス系サブレーベルだそうです。
脱ジャーマン・トランス以降はハウシーな作風で評価の高いひとですが、今作はTB-303をベースラインとして使っているトラックが目立つ、アシッドハウスの血を引いたクリック気味のジャーマン・テックハウス。ガツンとギアの入るような高揚感は抑えられている反面、じわりじわりと効いて来てグイグイ迫り出す抜群のグルーヴ感にものすごくシヴィレる。ごくたまに顔を見せるジャーマン・トランス風のギラギラしたシンセサウンドがなければ、元Resistance Dであることすら忘れてしまいそう。
だいたい、ジャーマン・トランスってそもそもミニマルでアンダーグラウンドな音楽でしたからね。90年代後半のユーロ・トランス以降でしょ、"トランス" って音楽を駄目にしたのは。90年代初頭のジャーマン・トランスと、それ以降現在までのトランスは、ほとんど別モノと考えるべし。
ジャーマン・トランスの血潮をそこはかとなく感じさせつつ、最新型のクラブ・ミュージックの体裁を提示し続け、しかも文句なしにカッコイイPascal FEOSって、やはりただ者ではない。やっぱり、出してる音がカッコ良くないと説得力ないですからね。

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Hardfloor - Into The Nature Remixes (Harthouse Frankfurt/1994) 

昨日散髪してから風邪気味です。何せ保釈直後のホリエモンくらいの長さから、逮捕直前のホリエモンくらいの長さになりましたから(何でもホリエモンで例えるのやめれ)。

それはそうと、当 "acid over the rainbow" は本日満2歳を迎えました(先月本サイトの2周年だったのはすっかり忘れてた)。ひきつづき変わらぬご愛顧のほどをお願いしまーす。

さて、最近アタマん中で鳴り続けてたなつかしシングルを引っぱり出して聴きました。
Hardfloorの1stアルバム『TB Resuscitation』(過去レヴュー >>)からのシングルカット『Into The Nature Remixes』。リミキサーはRichie HawtinとLike A Tim、そしてHardfloor自身の3組。
Richie HawtinはPlastikman名義のフィルタリングを多用したディープ・アシッドなロングトリップで、まさにPlastikmanなミニマルな音。
Hardfloor自身のリミックスは、徐々にビルドアップしていく303のサウンドが押し寄せる波のようなたまらなさ。固いハネたリズムもさすが。(ずっとアタマん中で流れていたのはこの曲でした。)
そしてLike A Tim。ヘンなグルーヴの4つ打ちアシッド・エレクトロ。最高! このリミックス以来このひとの曲には触れてないけど、常に気になるひとりとなっています。

実はこれ、自分が初めて買ったテクノの12インチなんです。当時大阪のCISCOは心斎橋のPARCOにあったのですが、そこで見つけて速攻レジに持ってった記憶がありますわ。昔はテクノ聴きたいけど何買っていいかわからんかったから、CISCOで目についたものをかたっぱしから買ってたなあ。
あと、この12インチはHarthouseからのドイツ盤ですが、Rising HighからのUK盤(12"×2とCDがあります)にはオリジナルとRichie Hawtinの別ヴァージョン(アシッド全開、トバシまくり!)、そしてここでしか聴けない「Acperience 5」も収録されているので、そちらを探した方が断然お得。自分は後日同じCISCOでUK盤12"×2を見つけて愕然としました…。

試聴 >>("Plastik Man Mix" と "Hardfloor Remix" のみ)
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【Tシャツ】 SAVE! TAMPOPO 

060608_3.jpgこれも本サイトでは未公開のお蔵出しTシャツで、電気グルーヴが1994年12月に敢行した "たんぽぽツアー"(アルバム『Dragon』リリースツアー)で購入した長T。確か黒と白の2種類売ってたと思います。しかし同じ日に買ったハズの『Dragon』ジャケのTシャツは今回探したけど見つからず…。
このたんぽぽツアー、ここではちょっと書けないようなサブタイトルが付いてたのですが、興味ある人は自分で調べてみて下さい。
あと、このツアーでは田中フミヤが前座DJだったのですが、私が初めてフミヤのDJを聴いたのが実はこのときでした。しかも会場が大阪城ホール(笑)

このカテゴリ、音楽Tシャツと言いつつも、しばらくは電気グルーヴの昔のツアーTシャツが続きそうです。

【ワイン】 TÂMARA 

ワイン名:TÂMARA
種類:Vinho de Mesa Tinto
生産年:
生産地:Ribatejo, Portugal
生産者:Falua
購入価格:¥1,050-

例によってポルトガルワインですが、これはニホンではあまり見かけない(?)リバテージョ地方の赤ワイン。
いつも購入してる播磨屋さんではなくて、私の通勤途中の乗り換え駅にあるショッピングモールの酒屋で相方が見つけたもの。
赤ワインといえばヴァスコ・ダ・ガマ・ドウロ(過去記事 >>)がわが家の定番ですが、それと比べるとやはり物足りなさは感じるものの、コクと深みも感じられてなかなか美味しいワインでした。
安いし、また買って来ようかな。

Fumiya Tanaka - Unknown Possibility Vol.1 (Torema/1997) 

● とれまレコード特集: TRM LP 001 (1997)

Tracklisting:
A1. Antibody
A2. Continuation
B1. In The Darkness
B2. Late Night
C1. On A Line
C2. Right
D1. Inside #1
D2. Instinct

そして記念すべき番長の1stアルバム『Unknown Possibility Vol.1』!
CDはキューン・ソニーからリリースされましたが、とれまのカタログナンバーが付いてるのはこのアナログ2枚組のLP盤のほう。ちなみに、CDのほうが2曲多く収録されてます(Tracklist参照)。
フミヤがHoodrumのときからキューン・ソニーに居たのって、もちろん卓球との関係もあったんだろうけど、いちばん大きかったのはやっぱりDJハンバーガーの存在だったんだろうな。そのことは、彼がキューン・ソニーからドリームマシーンに移籍するとフミヤも一緒にくっついて行ったことからも伺い知れる(単に引き抜きとも言うが)。Imajukuのリミックス盤『Cat's Cradle』にも、KarafutoとIndividual Orchestraの2つの名義で参加してます。
それにしても、まさに、モノトーンでディープなハードミニマルここに極まれり!って感じの集大成とも言える100パーセント・フロアユース、かつ実験的な(リリース当時の)トラック集であります。フミヤのトラックに関しては往々にして "ストイック" という表現が多用されるきらいがありますが、こんな快楽指向の強い音楽って実はなかなかないように思う。

(CDのジャケとLPのジャケはビミョーに違うので、自分でデジカメで撮ろうとしたんだけど、ジャケのテラテラな紙の素材のおかげで光が反射しまくって上手く撮れませんでした。なので今回ジャケ写はCISCO RECORDSから。まあ、この写真も反射してるけど。)

試聴 (CD) >>

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Tracklisting >>

Fumiya Tanaka - Midnight EP (Torema/1997) 

● とれまレコード特集: TRM JPN 020 (1997)

Tracklisting:
A1. One Sparkle
A2. Go Out
B1. In The Darkness
B2. Pitch Black

モノトーンでディープなハードミニマルがとにかく渋くてカッコ良かった時代の田中フミヤのシングル。
A1「One Sparkle」は元X JapanのHideのソロ曲のリミックスからHide音源を除いたものだけど、(←2006-06-04 14:20訂正:これはA2の「Go Out」でした)とにかく疾走する直線的なグルーヴがカッコ良い。
A2「Go Out」も同系統のミニマル・トラックで、●KOMPAKTのTobias ThomasがミックスCD『Für Dich』にテンポを落として使ってたりします。
B1「In The Darkness」はその後の脱4つ打ち路線も彷彿とさせる深夜の漆黒のファンキー・ミニマルで、当時の夜中の3時あたりのClub Rocketsのフロアが思い出される。それにしても低音の音響処理がものごっつい。
B2「Pitch Black」は先に自らのライヴ・ミックスCD『Mix-Up Vol.4』で使った曲の正式リリース…なんだけど、岡村靖幸をリミックスしてプロモだけで出回ったやつから岡村ちゃんの声除いた曲ってこれだっけか? さすがに持ってないので確認しようがないですが、プロモ12インチのジェル・ジャケットは一部で話題になったりならなかったり。
で、このEPは、実はアルバム『Unknown Possibility Vol.1』の先行シングル扱いだったりします。

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【Tシャツ】 電気ソニック 

本サイトの方で公開してたTシャツ写真のうち、音楽Tシャツをblogの方にぼちぼち移設して行くことにしました。カテゴリー名は "Tシャツで雪まつり 別館" です。
先日こっそり追加したカテゴリー "ビール" といい、いよいよ何blogかわからんようになって来ましたが、基本的にはディスクレヴュー(のフリをした日記)に変わりなしですので、これからもよろしくお願いします。

さてこの "電気ソニック"、学生の時アメ村で買ったのでもう10年以上前になりますが、見つけたときはふるえましたね。電気グルーヴとか聴く友達の間でも話題になりました(範囲狭っ)。
これはたぶん版権無視商品だと思われます。

Miss Kittin - A Bugged Out Mix (Resist/2006) 

去年からウチの会社に来てたバイト君が4月から社員になったので、昨日はその歓迎会だったのですが、居酒屋でかかってた音楽が終始80年代のエレクトロ・ポップ/エレクトロ・ディスコなのに笑った。Dead Or Alive「You Spim Me Round」なんて、つい歌ってしまいそうでした(それにしてもこのヴィデオ、何回見てもオモロイなあ!)。ああいう有線のチャンネルなんかがあるのかな?

James Holden『At The Controls』も好評な 、英Reactの血を引くResistから、元ポールダンサー(笑)Miss Kittinの2枚組ミックスCD。こないだ『Live at Sónar』(過去レヴュー >>)出たとこなので、また出た!?、って感じですが、これがあなた、エレクトロ、ディスコ、ミニマル、ブレイクビーツ、ジャングルなんかをぐっちゃぐちゃにかき混ぜておきながら、何故か統一されたMiss Kittin色を作り上げていますよ。
CD1は "Perfect Night" と名打たれているだけあって、Armando「151 (Terrace Mix)」のようなシカゴ・アシッドからMike InkがWARPからリリースしたアシッド・ブレイクビーツ「Paroles」、Squarepusherのハードコア・ジャングル「My Red Hot Car」まで、比較的ダークな選曲。
一方CD2では "Perfect Day" と題し、明るめの選曲で攻めて来ると思いきや、かなりディープな選曲。どこが "Perfect Day" やー! 明るめの曲調ってWagon Christ「Shadows」位やんか!
ま、でも、色々聴けて楽しいミックスなのに変わりなしです。このひとはやはりエンターティナーだなあ。

ちなみにAmazon.co.jpでは3,679円なのにHMVだと2,790円、@TOWER.JPなら2,720円で買えます。なので今回は@TOWER.JPがオススメ(2006-06-03現在)。

@TOWER.JP >>  HMV >>  Amazon.co.jp >>

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DJ Hell - Acid Rocks (Time Warp/2005) 

たまには日記らしく、昨日の1日でも思い出してみるか。

07:15 目覚まし時計が鳴ってから30分後に起床(朝はものすごく苦手)。
09:25 出社。仕事がたまってたので予定していたミーティングをキャンセルして仕事に没頭。
17:30 にもかかわらず、歯医者の予約があったのでさくっと(無理矢理?)定時で退社。
18:40 歯医者。今回で終わりでした。残ってる左の親不知の抜歯をやんわりと薦められたので、やんわりと断る。
19:00 帰宅。朝の食パンがなくなったのでホームベーカリーでパンを焼く。急に思い立って部屋の掃除を始める。
20:10 相方帰宅。晩飯の準備の傍らで、トイレ掃除にまで手を伸ばす俺。
20:45 晩飯を食いながらハムリンズの歌詞についての鋭い考察を熱く語る。相方に鼻で笑われたのでビールを呑む。
22:30 ネットとblog更新。
00:15 気を失うように就寝。

…Hellの最新ミックスCD『Acid Rocks』は、そのタイトル通り、アシッド・アンド・ロック、もしくは、ロッキン・アシッドといった趣の、ギターサウンドが弾けるロッキンなトラックとオールドスクーリーなアシッドハウスという前のめりな芸風を中心としており、ところどころにDominatrix「Sleeps Tonight」みたいなニューウェイヴ/エレクトロのクラッシックを挟み込むあたりがHell流。でもOutlander「The Vamp」のようなレイヴ・クラッシックまで飛び出したのは何か意外。
この辺のニューウェイヴ/エレクトロを基調としながらの "何でもあり" 感は、Miss Kittinあたりも得意とするところだと思うのですが、Hellの場合はもっと男臭いと言うか力強いと言うか、そこに根ざした奥深さのレヴェルが全然違うのが感じ取れますな。
とにかく俺はアシッド好きなので、地味~な世の中のアシッドな風潮にはもっと盛り上がって欲しいです。あと、このミックスCDと似たような空気感をもった作品に、Abe Duque『American Gigolo II』(過去レヴュー >>)が挙げられます。

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