Pascal FEOS - Synaptic (Level Non Zero/2006) 

中国のパンダ幼稚園のアイドル、となりのこぱんだの網網(ワンワン)の本が出る! そのニュースを知って、特典CD-ROM目当てに早速注文してしまったわが家です…。

80年代半ばからDJとして活動している独テクノ・シーンのヴェテラン、Pascal FEOSの3rdソロ。リリースしているLevel Non Zeroは、自身のレーベルPVのテックハウス系サブレーベルだそうです。
脱ジャーマン・トランス以降はハウシーな作風で評価の高いひとですが、今作はTB-303をベースラインとして使っているトラックが目立つ、アシッドハウスの血を引いたクリック気味のジャーマン・テックハウス。ガツンとギアの入るような高揚感は抑えられている反面、じわりじわりと効いて来てグイグイ迫り出す抜群のグルーヴ感にものすごくシヴィレる。ごくたまに顔を見せるジャーマン・トランス風のギラギラしたシンセサウンドがなければ、元Resistance Dであることすら忘れてしまいそう。
だいたい、ジャーマン・トランスってそもそもミニマルでアンダーグラウンドな音楽でしたからね。90年代後半のユーロ・トランス以降でしょ、"トランス" って音楽を駄目にしたのは。90年代初頭のジャーマン・トランスと、それ以降現在までのトランスは、ほとんど別モノと考えるべし。
ジャーマン・トランスの血潮をそこはかとなく感じさせつつ、最新型のクラブ・ミュージックの体裁を提示し続け、しかも文句なしにカッコイイPascal FEOSって、やはりただ者ではない。やっぱり、出してる音がカッコ良くないと説得力ないですからね。

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