Cajmere vs Green Velvet - Sessions (Ministry Of Sound/2006) 

そして、シカゴハウス再評価の波を決定的に認識させられたのが、この『Sessions presents Cajmere vs Green Velvet』。MOSからここまで直球ど真ん中なシカゴハウスがリリースされるなんて、この10年間なかったことですよ。こんな状況、1年前には想像しなかったなあ(淡い期待はしてても)。

1枚目はCajmereによるソウルフルかつエレクトロニックなハウス・ミックス。ハウス、と言っても絶対一般受けしませんよ、これは。変態性がにじみ出しています。
そして2枚目はGreen Velvetによる(って同じひとですが)シカゴアシッド~エレクトロディスコ・ミックス。変態性はさらに増して、仏恥義理です。夜露四苦。1曲目のかのPhuture「Acid Tracks」のリメイク、DJ Pierre & Green Velvet「AcidTraxx 2」でいきなりトップギア。モードなエレクトロハウスなんかでアッパーにつなぎつつも、フックとなるトラックはあくまでテクノ経由後の変態シカゴもの。自身のトラックも多用しつつ、ラストのX2「Zata 1」のオールドスクールな雰囲気でキメ。いや~スバラシイ。
このCD2枚には、90年代以降のシカゴハウスの過去、そして未来がある。

試聴 >>
Tracklisting >>