Luomo - Paper Tigers (Huume/2006) 

Luomo - Paper Tigers
Label: Huume (HUUME10)
Format: CD
Released: 2006
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はっきり言って仲村トオルって大根ですよね。いや、『氷点』観てて思っただけなんですが。まあしょせんビーバップですからね(暴言)。あ、飯島直子が演技上手いのもびっくりだったけど。

Vladislav Delayのポップサイド、Luomoの3rd。
#01ではAGFが、それ以降の8曲は前2作に引き続きJohanna Ilvanainenがヴォーカルを担当していて、ぶっといベース、わかりやすいシンセライン、そしてキッチュなJohanna Ilvanainenのヴォーカルがとても心地良い、ポップなヴォーカルハウス・アルバムに纏められてます。
そこかしこにダブ的な音響処理も見られるけど、あくまでスパイス程度と言うか、いやらしくない程度に抑えられている。
例外は#01のタイトル曲と#09で、こちらはモロにダブダブ。
ミニマルなグルーヴを保ちながらも、この万人が聴きやすさ、親しみやすさを感じるであろうトラックメイキングはなかなかのものです。
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宇多田ヒカル - ぼくはくま (東芝EMI/2006) 

宇多田ヒカル - ぼくはくま
Label: 東芝EMI (TOCT-40063)
Format: CD+絵本
Released: 2006
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おけいはんに続いて(?)となりのこぱんだも代替わりしましたね。網網(ワンワン)デカくなり過ぎたもんな。
あとパンダがらみでこの写真。もうギャーッて感じです(興奮)。

わははー、やっぱり買ってしまいました『ぼくはくま』(Special Site >>)。シングルCDなんて何回も聴かないのわかってるのにな。
買ったのは3ヴァージョン出てるうちの、"宇多田ヒカル作オリジナル絵本付き" というやつ。
くまちゃん(=宇多田ヒカルの幼少期?)の心の闇を、かわいらしく描いていますよ(ラクガキ?)。闇を表現することによって自らの浄化となる、それが表現者だもんな。

ぼくはくま ぼくはくま
宇多田ヒカル (2006/11/22)
東芝EMI

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ぼくはくま(スペシャル・パッケージ) ぼくはくま(スペシャル・パッケージ)
宇多田ヒカル (2006/11/22)
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ぼくはくま(DVD付) ぼくはくま(DVD付)
宇多田ヒカル (2006/11/22)
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Justice - Waters Of Nazareth (Ed Banger/Vice/2006) 

Justice - Waters Of Nazareth
Label: Ed Banger Records / Vice Records (8-2564-63397-2-3)
Format: CD
Released: 2006
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大晦日、フジTVは『紅白』の裏に "メダリスト・オン・アイス" をぶつけて来るんだそうですね。これは前日に大阪で行われるフィギュアスケートのアイスショーで、実は今日が一般発売の日だったのです。まあ、僕と相方はすでに先行予約でチケット手に入れていたので、もちろん観に行きますよ。まだ出演メンバーは確定していないけど、今から楽しみです。

これはDJ Funkつながりで取り上げそこねてたやつ。
Justiceの「Let There Be Light」を、何故かDJ Funk御大がリミックス。自らのラップを全編に渡って取り入れ、ほぼ自分の曲化してます。前回取り上げたミックスCDにもちゃっかり収録しとりました。アッパーでバンギンな現代版ヒップハウス、最高です。JusticeなんてそこそこメジャーなアーティストのCDでFunkのサウンドが聴ける、何かそれだけで嬉しい。
あ、Justiceの「Waters Of Nazareth」は、わかりやすく言うとDaft Punkをもっとノイジーにしたようなロッキン・エレクトロ・ディスコって感じでかっちょいいですよ。単純に好き。
あと、有名なヴィデオですが『Waters Of Nazareth』リリースパーティーの映像で、Funkのパンピンなお姿を拝むことが出来ます。

YouTube > Waters Of Nazareth Release Party >>
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DJ Funk - Booty House Anthems 2 (Dance Mania Records.com/2006) 

DJ Funk - Booty House Anthems 2
Label: Dance Mania Records.com (DMR1002)
Format: CD-R
Released: 2006
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キターーーーーーッ!!! DJ Funkの新しいミックスCDがとうとう届きました!!
新生Dance ManiaのA&Rに就任した後、自らのミックスCDをリリースするという情報をDance Maniaのサイトに載せてたのですが、いつの間にかそのDance Maniaのサイト自体もなくなってしまって、1年以上やきもきしておったのです。少し前にマイスペ経由でリリースの情報を知り、CD Babyにて購入。色々探したけど、今のところCD Babyでしか買えないみたい。

で、届いたブツを見て最初に思ったこと。「やっぱりCD-Rかー...。」
いや、昔買った『Booty Bounce 2000』っていうFunkのミックスCDがあるんですが、これがCD-Rで、こないだ久し振りに聴こうと思ったらどのCDプレイヤーでもパソコンでも読み込まないんですよ。チキショー、安いCD-R使いやがって! どなたか、聴けなくなったCD-Rを復活させるorデータを吸い出す方法をご存知の方いらっしゃませんでしょうか。教えてプリーズ!(←切実。)

ま、今回も内容については、もう折り紙付きのDJ Funkの世界。新曲も紛れ込ませながら、いつものパンピンでおバカなゲットーハウス全開。最高でーす! 何年たってもいつも同じ曲ばかり使ってるんじゃないか、などという愛のないツッコミは思い浮かべても忘れることにしましょう。
とにかくスキモノはマスト!!

(CD Babyに載ってるトラックリスト見ると40曲になってますがCDのトラック信号は42入ってて、聴いた限りCD Babyのトラックリストも内容前後してる部分があったり。ま、ゲットーもののミックスで曲名とかってほとんど意味のないものですが。)
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Felix Kröcher - Hardtechno Experience Chapter One (Compressed/2006) 

Felix Kröcher - Hardtechno Experience Chapter One
Label: Compressed (com007-2)
Format: CD×2
Released: 2006
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今年のWIREに出演して一気にニホンでの知名度をモノにした感のある "Schranz" の第一人者Felix Kröcher。
"Schranz" ってターム自体は2年位前からごくごく一部では流通していて、当初は確かネタもののハードミニマルみたいな音のことを指してたのが、いつの間にかBPM160超のハードテクノ/ハードミニマルを言うようになったみたい。
この2CDは、Felix Kröcherのアルバム『Foward Movements』に、同じくFelix KröcherによるDJミックスCDを合わせたもの。
British Murder Boysをもっとテンポアップしたようなインダストリアル具合と、重戦車級の直線的なビートが何よりも魅力。ドイツのレイヴではこういうのが人気あるんかな。
はっきり言ってここから新しい音が生まれるとかは全く思えないし、すべてをなぎ倒して焼け野原にするかのようなハードミニマルの墓場なわけですが、テクノの享楽志向の部分だけを追求するとどんどん速く、どんどんハードになっていくというメカニズムは理解できるし、過去にも同じような現象は見られたので、このムーブメントをはた目で見ながら行き着く先を見届けてやりたいと思います。
個人的には、たまにこういうのを聴きたくなるけど、飽きて来るのでそんなにたくさんはいらない、という感じです。
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【Tシャツ】 素晴らしい偶然を求めて 

ヤン富田の2枚組(?)アルバム『素晴らしい偶然を求めて』(過去レビュー)の販促用Tシャツ。
ちょうど左胸の部分に "Heart Beat. 心拍" とプリントされていました。
それこそボロボロになるまで着倒して、先日とうとうほかしてしまいました。さようなら~。

『Doopee Time 2』まだかな~。

Squarepusher - Hello Everything (Warp/2006) 

Squarepusher - Hello Everything
Label: Warp Records (WARP CD 148)
Format: CD
Released: 2006
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Squarepusher、2年半振りのアルバム『Hello Everything』。
うねりのあるジャズ・ベースと、アーメン多用のドラムンベース、それらにシンセをそえて。今度のアルバムは、なんだかとっても基本に忠実です。
新しさはないけど、私のような初期(Warp移籍直後まで)のSquarepusherが大好きだったというひとも楽しめるアルバムなのではないでしょーか。
あ、このアルバム、ニホン盤の方が2曲も多いんだ。しかもボーナスディスク付きの2枚組ヴァージョンも出てたんだ。うーん、どうせならそっちの方が良かったかな...。
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AOKI takamasa - PARABOLICA (op.disc/2006) 

AOKI takamasa - PARABOLICA
Label: op.disc (op.disc 010)
Format: CD
Released: 2006
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いよいよおけいはんも3代目ですよ。今度のひとは初代っぽい感じのひとですね。
って、関西地区、と言うより京阪沿線在住のひと以外には全く伝わらないローカルな話題でスンマセン。

op.discから初のアーティスト・アルバムは、待望のアオキタカマサのニューアルバム。
テクノDJが主宰するレーベルであることを意識したのか、アルバム制作中はテクノを研究しているといった発言もありましたが、このアルバムは彼のキャリアでも多分初となるダンス・トラック集であり、4つ打ち(最近はイーブンキックって言うんですよね、matsさん?)が導入がされています。
曲によってはグルーヴが貧弱なのが少し気になるところではありますが、それを補っても余りある細かく切り刻まれた複雑怪奇なリズムと、そのリズムの間と暴力的な電子ノイズを空間的に構築する、ある種偏執狂的な技量はやはりさすが。
特にアルバムタイトル曲#06「PARABOLICA」なんて! もう!(←レビューになってない。)
とっとにかく、ぜひとも大音量で生の狂暴な電子音に身を任せて頂きたい、アオキタカマサの野心作!
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Trentemøller - The Last Resort (Poker Flat/2006) 

Trentemøller - The Last Resort
Label: Poker Flat Recordings (PFR CD 18)
Format: CD×2
Released: 2006
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Steve Bugの主宰するPoker Flatから若手注目株の筆頭、Trentemøllerの1stフルアルバム。初回限定版は過去のシングル曲のコンピレーションCDが付いたお得な2枚組です(iTMSでは何故かフツーに購入可)。
ジャケットのアートワークから想像されるような、寒々としたモノトーンなディープ・ミニマルで、ヴァリエーション豊かな繊細な音色のウワモノで展開を作っていきながらグルーヴを紡ぎ出す様は、なかなか気持ちが良い。
ただアルバムの方はリスニングを意識したのか、全体的におとなしめのサウンドなので、シングル集のCD2の方がミニマル、エレクトロ・ハウス、プログレッシヴ・ハウスといったダンサブルなフロア仕様の曲が多くて個人的にはしっくり来る。特にJohn Dahlbäckあたりを思わせるギラギラとしたエレクトロニックなウワモノがかんなりサイケデリック。キてます。
ちょっと前からミニマル(いわゆるクリック)とエレクトロ・ハウスとプログレッシヴ・ハウス辺りの親和性に興味があったのですが、このひとは若いだけあって作風の振り幅も広いみたいで、狭いシーンの話ではあるけど、その辺りのおいしいところをフルにカバーしている感じです。
ともあれ、このTrentemøllerという新たな才能の登場を喜びましょう。
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DJ Koze - Kosi Comes Around (●KOMPAKT/2005) 

DJ Koze - Kosi Comes Around
Label: ●KOMPAKT (●KOMPAKT CD 43)
Format: CD
Released: 2005
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今年に入ってAdolf Noise名義のアルバム『Wo Die Rammelwolle Fliegt』のニホン盤もリリースされた(オリジナルは昨年だっけ?)Stefan Kozalla a.k.a. DJ Kozeの昨年のアルバム。
これは別にshooterさんのように寝かしていたわけではなくて、最近ようやく手に入れたのです(笑)

ジャケからしてこのシトは変態ですが、ひねくれたポップセンスとラウンジ趣味がわりとすっきりとミニマル・ハウスのフォーマットに落とし込まれているんだけど、そこに押し込もうとしてはみ出してしまった部分が逆に彼の変態性を際立たせていておもしろかったりします。

Justus Köhnckeとのスプリット盤で出ていた#08「Brutalga Square」の長編ミニマル・トリップと、そのあとのアコースティックなアンビエント#09「Chiminea」の流れがとにかく素晴らしすぎ。
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DJ Koze - Music Is Okay (Yo Mama/2000) 

DJ Koze - Music Is Okay
Label: Yo Mama Records (YPS7032-2)
Format: CD
Released: 2000
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別名Adolf Noiseこと、DJ Kozeによる●KOMPAKT参加以前、ミニマル(クリック)前夜の時代のミックスCD。
ジャーマン・テックハウスとヒップホップを軸に、ディスコからロックまでミックスした物語性の高い1枚となっています。

こういう展開の激しいミックスCDって、街中をクルマ運転しながら聴くのにちょうどいいんですよね、眠くならなくて。高速だとちょっと物足りないかもだけど。

個人的にはこのミックスCDのキモは、Rah Bandの「Clouds Across The Moon」。まりんもアルバム『Crossover』でカヴァーしてた曲ですが、それをKozeはカットアップ・ファンク風のエレクトロ(ニカ)・ヒップホップにリミックス。
このシトの雑食感とひねくれたポップセンスを象徴してるかのようなトラックです。
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7月24日通りのクリスマス (監督:村上正典,脚本:金子ありさ/2006) 

061114.jpg昨日はポルトガル・デーでした(わが家だけ)。

先ずはポルトガリアでランチ。ポルトガリアは2回目。前回は料理にムラがあるように感じ、残念でした(過去記事)が、その後だいぶと美味しくなったという噂を聞きつけてリベンジ。噂通り、かなり美味しくなっていてびっくり。これなら僕らは通います。今度は晩ご飯食べに行こう。
大阪唯一のポルトガル・レストラン、ポルトガル・ファンにはとてもありがたいことです。

そのあと、この映画を観に行きました。『7月24日通りのクリスマス』。

自分の住む街をポルトガルのリスボンに見立てて日々妄想しながら暮らしている(実は長崎)、恋愛に諦めにも似た苦手意識を持っている本田サユリ(市役所職員)を中谷美紀が、サユリの学生時代からの憧れの先輩で、サユリの "私だけの王子様ランキング" 397週連続第1位である奥田聡史(ライティングデザイナー)を大沢たかおが演じている。
サユリが子どもの頃からの愛読している少女漫画の主人公が恋人と出会ったのがリスボンの7月24日通り。なので、サユリが奥田と初めて出会った長崎西通りを7月24日通りと妄想の中で名付けて…。

って、僕らポルトガル・オタクはそんなストーリー気にしちゃいなかったんだけどね(笑)
懐かしいポルトガルの風景がスクリーンに映し出される度に「おおーアウグスタ通り!サウダーデ!」とか「ここ行った!何広場だっけ!?」とか「ビッカ線!プライスレス!」とか「リスボンに雪は降らねえー!」とか心の中で(一部声に出して)突っ込みまくってた2時間弱でした。
あ、あと、上野樹理がのだめと同じくメグミという名前で出てるので、のだめファンも要チェックだ!

夕食は家で『のだめカンタービレ』観ながら焼き鳥丼と粕汁と冷や奴。なのでポルトガル・デーの締めくくりとして、先日マカオで買ったポルトガル・ビールのSuper Bock Stoutを頂きました。有意義な1日であった。マル。

Richie Hawtin - Kontakt 2 | RTW (m_nus/2006) 

Richie Hawtin - Kontakt 2 | RTW
Label: m_nus
Format: MP3
Released: 2006
ダウンロード >>MP3ファイル >>
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Today Back Ground Musicさんで知ったマスター・オブ・ミニマルRichie Hawtinによるm_nus音源を使用したDJミックス。
ミニマルながらも重低音が効いており、トリッピーかつ覚醒感にも満ちたかな~りヤヴァめのブツです。まったくもって素晴らしい。
Richieは相変わらず人間の快楽原則にジャストに訴えて来るなあ。危険。
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kaito - Hundred Million Love Years (●KOMPAKT/2006) 

kaito - Hundred Million Love Years
Label: ●KOMPAKT (●KOMPAKT CD 53)
Format: CD
Released: 2006
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イリーナ・スルツカヤの引退報道があったりそれがガセだったり、GPシリーズ以外にもニュースの絶えないフィギュアスケート界ですが、スルツカヤが語ったとされる「引退後はTV番組の司会者をやりたい。」という発言は意味が分かりません。あのひとそんなにベシャリ立つの!?(ってロシア語わかりませんが)、どうせならt.A.t.U.に加入するくらい言えばいいのに、とか言ってたら、相方から歳が違いすぎるとツッコまれました。

ワタナベヒロシによるkaito名義の2ndアルバム『Hundred Million Light Years』(過去レビュー)のビートレス・バージョン。『Hundred Million Light Years』から7曲と、『Hundred Million Light Years』には未収録だったシングル曲「Soul Of Heart」を収録。
オリジナルで印象的だった重ための硬いテッキーなビートが除かれることによって、繊細で浮遊感のある音響、メランコリックで有機的なメロディの魅力が見事に引き立っている。上質な、素晴らしいアンビエント・スケープ。
最初はちょっとクサめのメロディに戸惑って、アンビエントはもっとアブストラクトなのがいいなあ、などとも感じましたが、今はそんなことなくて、風邪気味で低調な体調の今の自分の体にも優しく効いてくるようです。
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Ken Ishii - Sunriser (70Drums/2006) 

Ken Ishii - Sunriser
Label: 70Drums (IDCK-1002)
Format: CD
Released: 2006-11-01
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『Doopee Time 2』が案の定、再度発売延期だそうです...(bounce.com >>)。本当にこのままトンズラってセンも見えて来た? いや、そんなことない、ヤンさんはきっと僕らを裏切らない。さらに完成度の高い作品を届けてくれるハズです!
で、Doopeesとは関係なく、今日はケンイシイです。

「フューチャー・イン・ライト」から4年、さらに“真”化するケンイシイ・サウンドがここに。(CDの帯に書かれたコピー)

どちらかって言うと“深”化の方が正しいような、ケンイシイ4年振りのアルバム『Sunriser』。
個人的には前作『Future In Light』から4年も経ったという感覚は全然なくって、それはストレートなダンス・アルバムだった前作が素晴らしすぎたからか、それとも個人的にケンイシイの音楽を必要としていなかっただけなのか、自分でもよく解らないんですけど、今作も前作路線を引き継いだデトロイティッシュでダンサブルでポジティブな愛のヴァイブスを、という感じ。
いや、このアルバムが嫌いなテクノファンはいないでしょ! もう安心して聴けます。安定感ありますね~(八木沼純子風に)。まあ、悪く言えば保守的ってことにもなるんだろうけど、でもそんな理屈なんて吹っ飛ばしてしまうくらい疾走感と説得力に満ちていて、有機的な躍動感のあるカッコ良いテクノ・アルバムです。
僕の音楽を聴く判断基準は基本的に「つべこべ言わんと、カッコ良かったら何でもええやん。」なので、それで良いのですよ。

実は、安いからiTMSで買うつもりにしてたんですけど、iTMSではニホン盤CDより1曲少なくて、それでCDを買いました。そのニホン盤CDのエクスクルーシブ・トラック「The Rescue」はケンイシイの新機軸。音数少なめのクリッキーなエレクトロです。
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C.T. Scan - Cold Sleep (Frogman/1994) 

C.T. Scan - Cold Sleep
Label: Frogman Records (FROG-001R)
Format: 12"
Released: 1994
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先日中古盤屋でこんなのを見つけちゃいました。Frogman Recordsの記念すべきファーストリリース、C.T. ScanのEP『Cold Sleep』! 懐かしー!
C.T. Scanって、北川潤 (aka CMJK) のことなんですが、彼は今何をしてるんでしょうかね。知ってるひと、教えてプリーズ。
さて、テクノ・バブルの時代は中古市場でも結構なお値段だったこの盤も、僕は800円でゲトりました。まあ、この800円が安いか高いかは各人感じ方もそれぞれだと思いますが、僕にとっては10年以上ずっと欲しかったレコードですからね。Frogmanは002番以降から集め始めたので、この001番だけ持ってなかったんですよ。

内容は、デトロイトテクノをベースに、当時のピュア・テクノやブレイクビーツ(ジャングル)を吸収し、独自に発展させた、叙情的でオリジナリティのある正にジャパニーズ・テクノ! 本当に素晴らしい。
「Cold Sleep」はいくつかのコンピに収録されたのでこのレコード以外でも聴くことが出来るし、現在iTMSでも購入が可能です(上のリンクからiTMSに飛びます)。「Scanner」はデトロイティッシュなセンチメンタリズムにノイジーなジャングル風のビートとアシッドシンセを加えた、そして「Can-D」ではそこにさらに甘いロマンティシズムをも加えたような、それぞれ希有な作品。

前回取り上げたVince Watsonだけではないけど、デトロイト・フォロアーたちが評価されている昨今のシーンを見ていると、何故ここにCMJKという才能がいないのか、残念に感じてなりません。
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Vince Watson - Sublimina (Headspace/2005) 

Vince Watson - Sublimina
Label: Headspace Recordings (HS-017CD)
Format: CD
Released: 2005
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もうすぐ出るVince Watsonのニューアルバム『The Emotion Sequence』、いつも通りデトロイティッシュながらもかなりハードなサウンドだそうじゃないですか。夏に出たライヴ盤『Live At Irizo』(過去レビュー)で、そのデトロイティッシュながらもズンドコしたバッキバキのハードさにヤラレてしまった僕としては、非常に楽しみです。

今回紹介するのは、最近中古で手に入れたVince Watsonの傑作と誉れの高いアルバム『Sublimina』。テクノ方面だけでなくハウス方面でも人気のあるアルバムだそうですが、それもこの繊細でメロディアスな美しいサウンドを目の当たりにすると納得です。
シンセの細やかさにはDerrick MayやStacey Pullenの諸作品を思わせる叙情性があり、ヨーロッパ産のテクノにしては比較的控えめのビートは、お家で聴くにも適した優しさがあります。もちろん低音を効かせて音量を上げるととってもダンサブルです(テクノ=ダンスミュージック、であることに変わりはないので)。

秋の夜長、ジャズもいいけど、優しげなエレクトロニック・ミュージックもまた良いものです。
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Laurent Garnier - Retrospective (F-Communications/2006) 

Laurent Garnier - Retrospective
Label: F-Communications (F 255 DCD)
Format: CD×2
Released: 2006
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レビューを書こうと思ってDJ FunkのミックスCDを3枚続けて聴いてたら、さすがにうんざりして来た。もう当分いらねえ(笑)。なのでゲットーハウスはまた機会があればってことで。やっぱり、何でもバランスが大事みたいだ。
そんな訳で、今回はバランス感覚に優れたベテランDJを紹介しよう。デトロイトテクノ、シカゴハウス、NYハウスに心からの敬意を払い、最大限の愛情と熱意を自国フランスのクラブシーンに注ぎ続けた男、Laurent Garnierを。

80年代、マンチェスターのハシェンダでのレジデントから帰国後、彼はゼロからフランスのクラブシーンを築き上げた。クラブを作り、ミニコミを作り、そしてレーベルを作り、数々のアーティスト/DJを育て上げて来た。
そんな彼の作品を、僕はミックスCDはたくさん持ってるけど、オリジナルアルバムは1枚も持っていなかった。なぜなら、僕は彼のことをDJとしてリスペクトしていたけど、アーティストとしてはそれ程訴えかけて来るトラックを作っているようには思っていなかったからだ。

まあそんな考えはまったく間違いだったってことは、このGarnierの2枚組ベスト盤を聴けばよくわかるんだけど。
デトロイトテクノから強く影響を受けたトラックの数々を主体に、どの曲も彼の強靭でポジティブな精神を現わしているかのように力強く打ち鳴らして来て、心にも体にもガツンと訴えてくるものがある。
特に素晴らしいのは「Crispy Bacon」、「Coloured City」、そして「Astral Dreams」(って、デトロイト色満載なアルバムなのに、俺が選んだのはどれもダークでハードなテクノです)。
まあ中にはヘンなのも混じってるけど=Alex from Tokyoとコントみたいなことやってる「La Minute De Japonais」。これは入れなくても良かったんじゃないか?(笑)

ところでDaft Punk以降のフレンチタッチのひと達って、GarnierやF-Comクルーとの交流ってあるのかな? まあ世代の違いもあるんだろうけど、あまり交わってるような印象がないのは何でかなあ。誰か、教えてプリーズ。
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アトリエ澤野コンサート2006 @ なんばHatch 2006-11-03 


ジョバンニ・ミラバッシ&アンドレィ・ヤゴジンスキ・トリオ
Piano: ジョバンニ・ミラバッシ
Accordion: アンドレィ・ヤゴジンスキ
Bass: アダム・ツェゲェルスキ
Drums: チェスワフ・バルトロウスキ

ウラジミール・シャフラノフ・トリオ
Piano: ウラジミール・シャフラノフ
Bass: ペッカ・サルマント
Drums: ユッキス・ウォティラ

今年で5年目となる澤野工房主催のジャズ・コンサート "アトリエ澤野コンサート2006"。今年は "ミスター澤野工房" ウラジミール・シャフラノフがやって来るということで、初参加。て言うか、実はジャズのコンサートもこれが初めてですが。

物販コーナーで会場限定販売のシャフラノフのライヴCDを購入して指定された席に行くと、フライヤーの束と一緒に澤野工房のプロモCDのプレゼントがありました。何かもうこれだけで嬉しいです(単純)。
澤野社長の温かい人柄を感じさせるMCから始まり始まり~。

1組目のジョバンニ・ミラバッシというひとは聴いたことがなかったのですが、今回、アンドレィ・ヤゴジンスキ・トリオを引き連れての4人編成のグループ。最初の2曲はジョバンニ・ミラバッシのピアノ・ソロだったのですが、ピアノの最初の1音が鳴った瞬間、会場の空気が一瞬にして様変わりした。もうすごい緊張感。澤野社長はジョバンニ・ミラバッシを "哀"、ウラジミール・シャフラノフを "陽" と表現していましたが、正にそんな哀愁を帯びた、ピンと張り詰めた演奏に感じました。アンドレィ・ヤゴジンスキ・トリオを迎えてからは、アコーディオンの音色のせいか、ヨーロッパの片田舎の景色が目に浮かぶようです。全然都会的なジャズじゃなくて、そこが良かった。ドリンクチケットで飲んだハイネケンのお陰で気分も良く、猫背でピアノを弾くジョバンニ・ミラバッシに釘付けでした。

20分の休憩を挟んで、ウラジミール・シャフラノフ・トリオ登場。今度は打って変わって、リラックスした空気のまま演奏はスタート。あのノリが良くて、楽しげで、小気味良い演奏は、生で聴くともう踊り出したくなるようで、体は自然と動き出す。そして都会的で(単に洗練されたって意味ではなく、余裕を感じさせるといった意味で)、遊び心を感じさせる演奏に感じました。同じピアノを使ってるのに、弾くひとが変わるとこんなに印象が違うものなんだなあ、と当たり前のことを改めて感じたのでした。いやあ、音楽って不思議。落ち着きのないシャフラノフの人間臭さと、そしてシャフラノフに負けてない超絶技巧のドラマー、ユッキス・ウォティラの凄まじいドラミングに釘付けでした。圧巻。

やっぱり生で体験する音楽には圧倒的な説得力がありますね。終演後のサイン会には時間がなくて参加できなかったのが少し心残りでしたが、楽しい時間が過ごせました。
文化の日だねぇ。

過去レビュー:Vladimir Shafranov Trio - White Nights (Jazz Alliance/1990//澤野工房/1999) >>
過去レビュー:Vladimir Shafranov Trio - Russian Lullaby (澤野工房/2003) >>
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【ワイン】 Divinum 2005 

061103.jpg
ワイン名:Divinum
種類:
生産年:2005
生産地:Languedoc, France
生産者:Vignerons Catalans
購入価格:

今週もラマダン(休肝ウィーク)のびびんばです。詳しく言うと "平日のビールをひかえるキャンペーン" 実施中。
フィギュアスケートのグランプリシリーズ初戦スケート・アメリカの感想も書きたかったのに、もうスケート・カナダが始まりますよ。と言っても、スケート・カナダは関西では地上波の放送がないので観れない訳ですが。F**K!!

写真はラマダン中の先週の土曜日に、いつもの心斎橋のビストロで飲んだ南仏の地酒(ヴァン・ド・ペイ)。かなり重たいんだけど飲みやすくて、フランスワインの奥深さをまざまざと感じさせられた1本でした。
しかし次の日頭痛になったのは、決して二日酔いではないですよ?(←誰に言ってんだ?)