C.T. Scan - Cold Sleep (Frogman/1994) 

C.T. Scan - Cold Sleep
Label: Frogman Records (FROG-001R)
Format: 12"
Released: 1994
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先日中古盤屋でこんなのを見つけちゃいました。Frogman Recordsの記念すべきファーストリリース、C.T. ScanのEP『Cold Sleep』! 懐かしー!
C.T. Scanって、北川潤 (aka CMJK) のことなんですが、彼は今何をしてるんでしょうかね。知ってるひと、教えてプリーズ。
さて、テクノ・バブルの時代は中古市場でも結構なお値段だったこの盤も、僕は800円でゲトりました。まあ、この800円が安いか高いかは各人感じ方もそれぞれだと思いますが、僕にとっては10年以上ずっと欲しかったレコードですからね。Frogmanは002番以降から集め始めたので、この001番だけ持ってなかったんですよ。

内容は、デトロイトテクノをベースに、当時のピュア・テクノやブレイクビーツ(ジャングル)を吸収し、独自に発展させた、叙情的でオリジナリティのある正にジャパニーズ・テクノ! 本当に素晴らしい。
「Cold Sleep」はいくつかのコンピに収録されたのでこのレコード以外でも聴くことが出来るし、現在iTMSでも購入が可能です(上のリンクからiTMSに飛びます)。「Scanner」はデトロイティッシュなセンチメンタリズムにノイジーなジャングル風のビートとアシッドシンセを加えた、そして「Can-D」ではそこにさらに甘いロマンティシズムをも加えたような、それぞれ希有な作品。

前回取り上げたVince Watsonだけではないけど、デトロイト・フォロアーたちが評価されている昨今のシーンを見ていると、何故ここにCMJKという才能がいないのか、残念に感じてなりません。
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Vince Watson - Sublimina (Headspace/2005) 

Vince Watson - Sublimina
Label: Headspace Recordings (HS-017CD)
Format: CD
Released: 2005
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もうすぐ出るVince Watsonのニューアルバム『The Emotion Sequence』、いつも通りデトロイティッシュながらもかなりハードなサウンドだそうじゃないですか。夏に出たライヴ盤『Live At Irizo』(過去レビュー)で、そのデトロイティッシュながらもズンドコしたバッキバキのハードさにヤラレてしまった僕としては、非常に楽しみです。

今回紹介するのは、最近中古で手に入れたVince Watsonの傑作と誉れの高いアルバム『Sublimina』。テクノ方面だけでなくハウス方面でも人気のあるアルバムだそうですが、それもこの繊細でメロディアスな美しいサウンドを目の当たりにすると納得です。
シンセの細やかさにはDerrick MayやStacey Pullenの諸作品を思わせる叙情性があり、ヨーロッパ産のテクノにしては比較的控えめのビートは、お家で聴くにも適した優しさがあります。もちろん低音を効かせて音量を上げるととってもダンサブルです(テクノ=ダンスミュージック、であることに変わりはないので)。

秋の夜長、ジャズもいいけど、優しげなエレクトロニック・ミュージックもまた良いものです。
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