DJ Dex a.k.a. Nomadico - Invisible Showcase Vol. 01 (Submerge/2006) 

DJ Dex a.k.a. Nomadico - Invisible Showcase Vol. 01 Part: One
Label: Submerge Recordings / Underground Gallery (SUGCD-002-1)
Format: CD
Released: 2006
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DJ Dex a.k.a. Nomadico - Invisible Showcase Vol. 01 Part: Two
Label: Submerge Recordings / Underground Gallery (SUGCD-002-2)
Format: CD
Released: 2006
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僕が普段愛読してるblogのひとつにインリン・オブ・ジョイトイの日記があるのですが、こういうまっとうなことを公の場で言ってくれるニホン人のタレントって何でいないんでしょうかね。

ここんとこUR関連のミックスCDにはすっかり食傷気味となってしまい、昨年出た2枚セットのこのアルバムにもまったく触手が伸びなかったわけですが、年末にマチュさんが絶賛してたのを読んで考えを少し改めまして、この度購入にいたった次第です。結論を先に書くと、いやあ、このミックスCDは本当にスバラシイ!
Part: 1は、いかにもURらしいおどろおどろとしたダークなエレクトロファンクを中心としたミックス。デトロイトの暗黒面を象徴してるかのようなカオスですな。でも、URのおどろおどろしいエレクトロが苦手なひとにも、クドくもしつこくもならないような絶妙のバランスで選曲と配置がされているのでオッケーなハズです。
そしてPart: 2では、Galaxy 2 Galaxy直系のフュージョンテック・ミックス! 流麗かつ壮大、楽天的だけど力強い、そんなすんばらしいミックスです。何よりラストの「Hi Tech Jazz」のオリジナルとライヴ・ヴァージョンの2枚使い。「Hi Tech Jazz」をこんなにエキサイティングにミックスしたひと、初めて聴きましたよ。鳥肌! せめてこの2枚目だけでも、できるだけ多くのひとに聴いて欲しい、そう思わせる内容です。
このひと、ヒップホップあがりのDJだけあって、ミックス・スキルもバツグン。そしてURやデトロイトテクノをある種俯瞰したインテリ感ある視点と、今までのURにはあまりなかったタイプの楽天性を感じるDJです。

ちなみにPart: OneはTower RecordsとHMVという2大メガストアのみ、Part: Twoは全国のクラブミュージック専門店のみでの取り扱いという、変則的な流通方法が採られているそうです(取扱店リスト >>)。
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び印良品 "1日1枚生活" 1/21~1/27 

1/21(sun)
Franz Ferdinand - Franz Ferdinand (Domino/2004)
最近クルマではロックづいてます。この日は梅田のヨドバシで加湿空気清浄機を買いまった。

1/22(mon)
DJ Dex a.k.a. Nomadico - Invisible Show Case Vol. 01 Part: One (Submerge/2006)
祝、今年初めてわが家の食卓に納豆がのぼる。

1/23(tue)
DJ Dex a.k.a. Nomadico - Invisible Show Case Vol. 01 Part: Two (Submerge/2006)
新しい宮崎県知事の映像を見る機会が多かった今週ですが、少しカネかけたコントにしか見えないのが何とも言えないわびしい気持ちになります。

1/24(wed)
Radiohead - OK Computer (Parlophone/1997)
髪を切ってひさしぶりに耳を出したら、冬の冷たさを身にしみて感じる。今年って暖冬ちゃうん!?

1/25(thu)
Josh Wink - Profound Sounds Volume 3 (Thrive/2006) CD1
なすとミートソースのペンネをつくったんですけど、トマトも入れたら結構旨かったなぁ。

1/26(fri)
Josh Wink - Profound Sounds Volume 3 (Thrive/2006) CD2
昼、定食屋でご飯の大盛りを頼んだらマンガに出て来るみたいなありえない大盛りで、やっつけるのにひと苦労。もう頼みません。

1/27(sat)
Two Lone Swordsmen - Emissions Audio Output: From The Archive Vol/01 (Rotters Golf Club/2006)
午後から箕面のSSOKとカルフールへ買い出し(の予定)。

突然ですが、P印良品のペログリさんがやってる "1日1枚生活" のエントリのやり方が結構好きだったので、微妙にパクってみます(スンマセーン)。まあ僕の場合はただの日記ですが、その日聴いた1枚ってことで。
こんなやり方で、blogを毎週1回の更新にしてもいいかも、とちょっと思った今日この頃・・・。

Jeff Mills - One Man Spaceship (Axis/2006) 

Jeff Mills - One Man Spaceship
Label: Axis Records (AXCD-003)
Format: CD
Released: 2006
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昔からJeff Millsは非常にコンセプチュアルな作品を多くリリースするひとでしたが、ここ最近のアルバムは特に、やもすれば哲学的ともとらえかねないテーマを作品内に掲げています。前回のアルバム『Contact Special』(過去レビュー >>)のテーマは外部との接触(未知との遭遇)だったのに対し、今回のアルバム『One Man Spaceship』のテーマは自己の内面的なものなのだそうだ。しかもこの後『Belief System』という作品に繋がっていくのだそうで、『Contact Special』~『One Man Spaceship』~『Belief System』は三部作というか、どうも一連のものであるらしい。
しかしそれらの作品に限らず、Jeffの提示するテーマにはそれとなく自身のサイケデリック体験のメタファーであるかのように感じざるを得ない部分もあって、まあ、でも僕はそれも含めてJeffの作品と姿勢に全幅の信頼を置いているわけだけど・・・。
今回のアルバムは、音楽的には、ここ数年Jeffが響かせているディープだけどスペーシーなエレクトロニック・サウンドで、マインド・トリップにも似たジャーニーを今回も静かに繰り広げているのがすばらしい。ただ、音的な好みだけで言えば、僕は前作『Contact Special』のコズミックな感触の方が好きだったかなあ。
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Steve Rachmad - Neo Classica (Sino/2006) 

Steve Rachmad - Neo Classica
Label: Sino (SINO102CD)
Format: CD
Released: 2006
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またデータ捏造かよ。ま、これで明日から納豆が買えるようになれば良いのだけれどね。

古くからピュアテクノ/デトロイト・フォロワー的なサウンドをオランダから発信していたSteracが、本名名義のアルバムをリリース。リリース元のSinoと言えばTechnasia主宰Technorient傘下のレーベルで、アルバムとしてはかのJoris Voorn『Future History』(過去レビュー >>)以来2作目となることから、期待値も充分。
でも、ミニマリスティックなリズムとデトロイト印の高揚感ある流麗なシンセのストリングスが聴かれるものの、アルバム全体としてフックとなる部分がなかなか感じられにくいため、全体として印象の薄いアルバムになってしまったのは残念。アルバム終盤の「Levigi」って曲がカッコ良かったりもするんだけどなあ。

あと、このアルバムは国内盤扱いなんですが、Ciscoのオンラインショップでは何故か定価よりも105円安く購入出来ます(20日現在)。
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Nathan Fake - Dinamo (Traum Schallplatten/2005) 

Nathan Fake - Dinamo
Label: Traum Schallplatten (TRAUM V56)
Format: 12"
Released: 2005
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こういうディスクレビューblogをやってると、ときたま「先日紹介してた○○のレコードを譲って下さい。」とか「CD-Rにコピーさせて下さい。」ってメールを頂くのですが、基本的に直接の知り合い以外はお断りしている状況です。また、そのことについていちいち返信もしておりませんので、どうぞご了承ください。

それはそれとして、昨日のレビューにも書いたけど、Nathan Fakeにはこのシングルのような芸風のアルバムを期待してたんですよ。ってことで、今日は2年ほど前にTraumからリリースされたヒット・シングル『Dinamo』について。
TraumはKOMPAKTディストリビューション傘下で90年代末頃からリリースを開始したジャーマン・テックハウスのレーベルで、このシングルも、そんなレーベルカラーと何の違和感もなくリリースされたクリック/ミニマル作品。
揺らぎのあるコードがソフト・サイケなテック・ミニマルで、後半じわじわとアシッド成分を増して来るという10分以上ある長さを感じさせない#Aもかなりいいんだけど、何より覚醒感と酩酊感ばしばし全開のアシッド・トラック#B1が素晴らしすぎる! 若いのによく解ってるなあ~(感心)。#B2は一聴して地味なトラックなんだけど、ここでのアンビエンスは後のアルバムの世界へとちょっとだけ通じてるような気もする。
というわけで、もう1度書くけど、この路線でのアルバムもプリーズです!
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Nathan Fake - Drowning In A Sea Of Love (Border Community/2006) 

Nathan Fake - Drowning In A Sea Of Love
Label: Border Community (BCCDJ001)
Format: CD
Released: 2006
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Border Communityよりリリースされたエレクトロニックミュージック・シーンの若き才能、Nathan Fakeの昨年の1stアルバム。大方の予想と期待に反して、その芸風は "シューゲイザー・ミーツ・エレクトロニカ" といったもので、そのことを受け入れるのに僕は少し時間がかかってしまいました。だって、それまでにBorder CommunityやTraumから出てたシングルは一体なんだったんだ!?
最近はようやくこのアルバムを聴く気分にもなってきましたが(えらい遅いな)、普段ほとんどエレクトロニカを聴かない僕でも、このアルバムの持つ内向的な雰囲気は気に入ってるし、まるでSonic BoomやSpiritualizedのようなエクスペリメンタルな昇華サウンドは最高にアシッド(サイケデリック)で、快楽度数200%オーバーなトロトロ具合!
惜しむべくは、Traumからのシングルのようなアシッド・テックハウス路線でのアルバムもやっぱり聴きたかったってところか。まあ、そこいらへんは、2ndアルバムに期待ってことで。
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Joris Voorn - Fuse presents Joris Voorn (Minimaxima/2005) 

Joris Voorn - Fuse presents Joris Voorn
Label: Music Man/Minimaxima (MM211CD)
Format: CD
Released: 2005
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うっかりしてたけど、のだめのアニメ、先週から始まってたんですね。第1話見逃した! ・・・と思ったんですけど、YouTubeで見ることが出来ました(ホッ・・・)。アニメだきゃら、まあ、あんなもんかなー、やっぱり。のだめは上野樹里がイチバン、ってことで。

Joris Voornによる少し前のミックスCD。Richie Hawtinの『DE9: Transitions』(過去レビュー >>)と同じくAbleton Liveを駆使し、計40曲を19セクションに分けてミックス。
リリース当時は未だ「Incident」やアルバム『Future History』(過去レビュー >>)のインパクトが強かった所為で、地味だとか言われてましたが、ミニマルのグルーヴを大事にしながら、決してディープ過ぎず、選曲の幅も広くて、結構良く出来たミックスCDではないですか。全体を通して抑えめで、最後の方でちょっと盛り上がって終わるっていうハード過ぎない構成も、僕は好きです。
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Yapacc - Special Live Set For Cisco (Cisco/2006) 

Yapacc - Special Live Set For Cisco
Label: Cisco Records (2006CWFTE-222)
Format: CD
Released: 2006
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こないだメガマックを食いました。夕方のおやつのつもりで食ったら、夜まで腹が減らなかった。さすが754カロリー(ピッチャーが1試合で消費するカロリー相当)、体に悪そう!(笑)

先週Ciscoから届いた荷物の中に、注文した覚えのないCDが1枚入ってて、何かいなと思ったら、年末年始フェアに特典があったんですね。ジャケットに見覚えがあったのは、先日shooterさんが紹介してたからか。
Yapaccというひとによる、neuton(ディストリビューター)音源を使用したDJミックスだそうです。とか言いつつ、使われてるトラックはYapaccがらみのものばかりの模様。それにしてもneutonってまだあったのか!
音の方はneutonってことで例によってテクノ(ミニマル)なんだけど、全体的にかっちりとデザインされたトラックが並んでいるのがいかにもドイツらしい感じがします。このかっちり具合が心地良いですが、そんな中、中盤あたりとラストに、90年代初頭のジャーマントランスとしか言いようのない雰囲気の曲があったりなんかして、やっぱりドイツ人ってなんだかんだ言いながら今でもこのテの音が好きなんだろなあ、とか思ったり。

あと、クラブミュージックシーンの90年代リバイバルみたいなことはあちこちで囁かれてますが、Border CommunityとかSystematicみたいなレーベルの音って、確実に90年代初頭のジャーマントランスに通じる雰囲気を持ってるように思うんですけどね。その辺誰も指摘しないのは、90年代半ばのダッチ・トランス以降のユーロ・トランスのおかげで、トランスと呼ばれる音楽がものすごく陳腐化してシリアスさのかけらもなくなり、トランスという名前を使うこと自体に誤解を生む恐れが大きくなったからかしら。個人的には、昨年あたりからテクノ(ミニマル)の中にジャーマントランス・リバイバルの雰囲気はばしばしと感じてるんですけど。
そんなことも聴きながら考えてた今日この頃。
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VA - FC Chaos EP 1 (Torema/2007) 

VA - FC Chaos EP 1
Label: Torema Records (TRM 027)
Format: 12"
Released: 2007
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とれま特集は一旦終わりましたが、新作が出たらやっぱり紹介してしまいます、ファンだきゃらー。

今作は、昨年夏/秋頃からリリースがアナウンスされていた、田中フミヤ氏のサッカーチーム "FC Chaos" のメンバーのトラックを集めた4曲入りのコンピレーション。タイトルに "1" と付いてるからには連作なのかな?
どのトラックも、スカスカな隙間のある、パキパキしたクリッキーな音色のリズムが印象的。僕はDJできないのでツール論は書けないけど、ミックスされてナンボの、引き算の美学が感じられます。
やはりKarafutoのトラックが1歩抜きん出てるように思うのはファンの贔屓目なのかも知れませんが(笑)、この繰り返されるアブストラクトなフレーズにはぐいぐいと引き込まれそうになります。
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Liebe Ist Cool - Podcast 2 (Archipel/2006) 

Liebe Ist Cool - Podcast 2
Label: Archipel (ARCH026)
Format: MP3
Released: 2006
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首の方はちょっとだけ落ち着いて来たかもです。頭痛が出ないだけでHappyになれるなんて。健康ってスバラシイ。

YOTABLOGUEさん経由。
ベルリンの男女デュオLiebe Ist Coolが昨年末にシングル『Podcast 2』をネットリリースしてました。Liebe Ist Coolについては、yota3000さん同様、shooterさんのエントリで気になってたとこ。
このシングル収録の「OK! (Version 2)」という曲、これが、カットアップされたヴォイスサンプルがファンキーなグルーヴを生み出していて、印象に残る、まるでダブのベースを早回しにしたかのようなベースラインはぶっとく小刻みに走っており、最近聴いたテクノの中ではいちばんカッコいい!
このユニットの作風が普段からこんなのなのか、それともこの曲だけイレギュラーなケースなのかは、他作品を試聴した限りいまいちよく掴みきれなかったのですが、こういうタイプの曲を他にもやってるのであればちょっと追いかけてみようかな、と思わせるユニットです。

追伸1:ダウンロードページからzipファイルを落としたら何故か解凍出来なかったので、1トラックづつ落とそうとしたら、1トラック目(「OK! (Version 2)」)のリンクが間違ってて探し当てるのに苦労しました。
http://www.archive.org/download/arch026/arch026_1-liebe_ist_cool_-_ok_version2.mp3
2トラック目以降はサイトのリンクから落とせます。
追伸2:yota3000さん、僕もLiebe Ist Coolのコミュに参加しましたよ!(笑)
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Popacid - I'm Not In Love (Ladomat 2000/1998) 

Popacid - I'm Not In Love
Label: Ladomat 2000 (LADOMAT 2075)
Format: AAC
Released: 1998
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日曜の晩にかに宿のTVで『あるある大辞典』を見て嫌な予感はしてたんだ。今、近所のスーパー、どこ行っても納豆がSOLD OUT状態! と思ったらYahoo!ニュースにも出てましたわ。何がダイエット効果だよ。食って痩せよう、なんて都合のいいことばかり考える前に、痩せたかったら納豆買い占めるエネルギー使ってもっと動いたら~? (だって俺が食えないじゃん。納豆のない食卓なんて肉のない鉄板焼きも同然だよ。)

いつの間にやらiTSで、8~9年ほど前にテクノシーンに新風を巻き起こしたジャーマン・テックハウスのレーベルLadomat 2000のバックカタログが購入出来るようになってます。
僕が以前ケルン特集レビューしたForever Sweetのアルバム『Geben & Nehmen』(iTS >>)も、ようやくみなさんの耳に届く運びとなり、嬉しい限りです。
これでEgoexpress(iTS >>)もWhirlpool Productions(iTS >>)もSensorama(iTS >>)も聴けるんだぜいえい!
で、はやる気持ちを抑えながら、とりあえずPopacidの2nd EPを買ってみました。

PopacidはWolfgang Voigt (aka Mike Ink) の数多い変名のひとつ。1枚目のEP『When Love Breaks Down』については、以前紹介しました(過去レビュー >>)。
今回のサンプルネタは僕でもすぐにわかった。タイトル通り、10ccの「I'm Not In Love」をモロにサンプリング。#A1と#A2は同路線のヴァージョン違いといった感じの、硬めのリズムのテックハウスにアシッド。
#B1は同じサンプルフレーズを少し長めに使いながら、歪んだキックとレイヴィーなシンセがいかにも1992年な感じのハードアシッド。個人的にはこのヴァージョンが一番好きだけど、ちょっと時代錯誤過ぎるか。
#B2はロービートのブレイクビーツ。

あと、1st「When Love Breaks Down」のサンプルネタも実は結構ストレートなのかも、と思って調べてみたら、Prefab Sproutというバンドのそのまんま「When Love Breaks Down」という曲でした。Mike Inkはこの辺のサンプルソースの選び方もセンスあるわ(何せ "Pop" acidですからね)。
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Suburban Knight - My Sol Dark Direction (Peacefrog/2003) 

Suburban Knight - My Sol Dark Direction
Label: Peacefrog Records (PFG025CD)
Format: CD
Released: 2003
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公開しているblogに個人的なネガティヴなこと書いても読んでるひとが楽しくないのはわかってるけど、年末あたりから、首から来る頭痛がしょっちゅう出て苦しんでます(これを書いてる今も)。一応整骨院には通ってるんですけど、風呂に入ったり酒を飲んだりすると出ることが多いんすよね。先日の温泉でも出たし。もう怖くて当分お酒も飲めませんよ、トホホ・・・。

来月にはDark Energy名義の1stアルバム『Collided Energy』もリリースされるという、James PenningtonによるSuburban Knight名義の2003年の1stアルバム。James Penningtonは011のコードネームを持つ、ご存知URの最古参の構成員のひとりです。
アフロ・ミニマリズムとでも呼ぶべき、土着的なファンク感覚を持ったマシンビートは、斜陽後のデトロイトという決して恵まれたとは言えない環境から生まれた "あがき" のようなものかも知れず、Dark Energyの名の通り、デトロイトテクノの暗黒面を一身に表現しているかのような暗くきな臭い雰囲気を漂わせている。
そんな中、例えば「Midnight Sunshine」のような微細な光を未来に見据えたかのような曲を聴くことによって、僕たちは、彼(ら)が決して絶望の中に生きているわけではないことを知るのです。(「Midnight Sunshine」はDark Energy『Collided Energy』にも再録予定。)
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Robert Hood - Rare Species (Logistic/2002) 

Robert Hood - Rare Species
Label: Logistic Records (Log 23CD)
Format: CD
Released: 2002
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一昨日・昨日と、かにと温泉を目当てに、兵庫県の香住に1泊旅行に行ってきました。宿では本当に食いきれない量のかにが出てきて、正直ちょっとうんざり(贅沢です)。

John ThomasのLogisticつながりで、Logistic所属アーティストでもあるMonoboxことRob HoodのミックスCDを紹介します。Rob HoodはDan Bellと同じくデトロイト出身、ご存知元UR、そしてかつてJeff Millsと共にデトロイトからハードミニマルという新しい手法でテクノシーンに新たな視点を持ち込んだオリジネーターのひとりです。
そんな彼の唯一のオフィシャル・ミックスCDですが、は、速え~。ハードコア魂はいまでも健在と言わんばかりのデトロイト・ハードコア・ミニマル。デトロイト風味のハードミニマル・DJミックスのお手本になりそうな力強さだわ、こりゃ。そう、そもそもデトロイトテクノって出て来た当時は周りのハウスなんかよりも速いBPMが売りのひとつになってたのでした。初心忘るべからず。出自を忘れない男、ミスター・ハードコア、それがRob Hoodであります。

それにしてもLogisticって、この頃は純然たるテクノレーベルというイメージだったのが、最近のリリース見てるとATOM™ (Atom Heart) にRadiq (半野喜弘) ですよ。もう昔のレーベルのアイデンティティは存在しないんですかね? 別にいいけど。
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Daniel Bell - Blip Blurp Bleep: The Music of Daniel Bell (Logistic/2003) 

Daniel Bell - Blip Blurp Bleep: The Music of Daniel Bell
Label: Logistic Records (Log 033CD)
Format: CD
Released: 2003
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昨日が仕事始めだったかと思えば、今日から早速3連休ですわ。ナマケモノの僕なんかにはまったくもってありがたいことです(笑)

前回紹介したThe Button-Down Mind Strikes Back!』と同じ時期に、同じくフランスのLogisticよりリリースされたDan Bellのベスト。購入時、CDのジャケットには "DBX classic acid work 1992-2001" なんてコピーのステッカーが貼られていたけど、アシッドというよりはアルバムタイトル通り正にブリープという言葉がぴったりとくる、ブリープ・ミニマルテクノ作品集。
昨今のクリック/ミニマルのようなもっさりしたハウシーなリズムはここには希薄で、BPMは遅めで淡々とはしているものの、このソリッドな感覚は正しくテクノでしかあり得ない。
数曲ではシカゴハウスからの影響も色濃く見られて、このひと、デトロイトのひとなんだけど、同じデトロイトのひとがシカゴハウスから影響を受けても、例えばCarl Craigなら「Jam The Box」になって、Dan Bellなら「Losing Control」になるというあたりが、音楽家の個性というか、単純に面白いなあと思ってしまいます。
とりあえず全曲いまのテクノシーンでばりばり現役で活躍しそうなトラックばかりなので、いまこそ聴かれるべき。
それにしても、こんな何の色気もない淡白なトラック作るひとが、DJとなると途端に色気を増すのだから、やはり音楽家の個性は面白いですわ。
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Daniel Bell - The Button-Down Mind Strikes Back! (Logistic/2003) 

Daniel Bell - The Button-Down Mind Strikes Back!
Label: Logistic Records (Log 28CD)
Format: CD
Released: 2003
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昨日はスキーの余韻(筋肉痛とも言う)が残っていたので、夕方から、最近天然温泉が出たという近所のスーパー銭湯に行って来ました。そして今日からは、また仕事の日々が始まります。今年も1年頑張らナイト(騎士?)。

これは前回紹介したDan Bellの『The Button Down Mind』の続編的ミックスCD。John ThomasのLogisticから。
タイトル、そしてジャケット写真と、改めてDan Bellが「"The Button" じゃなくて "The Button Down Mind" だっちゅーの。だっちゅーの!(懐)」と訴えているかのようです。
地味めで渋い音なんだけど、決して華がなかったり枯れてたりするわけではなくて、前作にも増してムーディーでグルーヴィー、そしてそこはかとなくドラッギーな香りすら感じてしまう。これはもうあれだ、"おとなのテクノ" と呼んでしまおう。(おとなの男だけ!)
DBX名義で「Losing Control」という愛想も素っ気もない極ミニマル・テクノを世に送り出した男が、ミニマリズムを追求した結果、今では同じミニマルでもこんなに艶やかな音を奏でているのだから、時間と世の中の移り変わりは面白いなあなどと思うわけです。
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Daniel Bell - Globus Mix Vol.4: The Button Down Mind of Daniel Bell (Tresor/2000) 

Daniel Bell - Globus Mix Vol.4: The Button Down Mind of Daniel Bell
Label: Tresor (Tresor.142)
Format: CD
Released: 2000
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2007年、あけましておめでとうございます。本年も当blog "acid over the rainbow" では私びびんばのフィルターを通したおもしろ音楽を紹介していきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
昨日はSKIJAMで初滑りして来ました。と言っても2年振りのスキーなので、せっかく2年前にカービングの板に買い替えてカービングの滑りを勉強したのに、すっかり体が忘れてしまっていて、慣れて来たのは帰る頃でした。今シーズンこそはもっと滑り込みたいなあ・・・って、これ毎年思ってるんですけどね。上達は遠い・・・。

最近の僕はテクノでもじわじわと効いてクる感じのグルーヴィーなミニマルハウス的な音が好みなので、今年最初のレビューは、昨年再発された、僕の好きなテクノ・ミニマリストDan Bellの名ミックスCDを紹介しましょうか。
元々この "Globus Mix" はTresorがハウス系のDJミックスをリリースするシリーズなんですが、Dan Bellは、テクノシーンがまだクリック/ミニマルの流れが顕著でなかった2000年に、Herbert、Thomas Brinkmann、Ricardo Villalobos、LoSoul、Farbenといった、今で言うクリック/ミニマルなアーティストの音を集めて、もっさりしたハウシーなミックスにまとめています。時代を先取りニューパワー!(ベテランです)
このもっさりした、しかしぐいぐいじわじわとクるグルーヴと、どこかセクシーなムードある雰囲気に、以前紹介した絶品ミックスCD『Kompakt Köln präsentiert Michael Mayer』(過去レビュー >>)と同じ指向を感じたのを思い出しました。昨年この作品が再発されたと言う出来事が、昨今のテクノシーンを何か象徴してますね。

ちなみにジャケットの表記 "The Button - Down Mind of Daniel Bell" は、"Button Down" という単語を理解出来なかったドイツ人のTresorスタッフのミスで、"The Button Down Mind" がDan Bellの意図した正しいタイトルです。
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