Vince Watson - The eMotion Sequence (Delsin/2006)

Label: Delsin Records (60DSR/VWS-CD1)
Format: CD
Released: 2006
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マンガは昔みたいに読まなくなって久しいですが、それでも子どもの頃から当然のようにあった雑誌がなくなるというのは何とも言えない気持ちになったりします。ってゆーか『月刊少年ジャンプ』のサイト見ても知ってるマンガなんてひとつもなかったけどな。
繊細、清涼感、疾走感、躍動感、エモーショナル・・・。
Vince Watsonのニューアルバムを表現するのに思いつく単語を並べるとこんな感じ。まあつまりは、基本的にはいつものVince Watsonなのだ。
ただ、アルバム全体が金太郎飴的なつくりではなくって、世界中のダンスフロアを揺さぶるであろうフロアチューンからホームリスニング向けのヘッドミュージックまで、ハードなユーロ・デトロイティッシュ・テクノからスペイシーなエレクトロニック・フュージョンまで、といった感じで振り幅はかなり広がってるし、何よりオリジナル・デトロイトテクノに噛み付かんばかりのイキオイでジャズからの影響を振りまき、心の琴線を深く震わせる絶妙なシンセワーク!
このアルバムが実はメイ牛山ことDerrick MayのTransmatからリリース予定だったという逸話もこれを聴けば納得で、Vince Watsonは、このアルバムで単なるデ市フォロワーから数歩抜きん出ましたね。
タワレコで抱き合わせで注文した商品の入荷が遅れた(ってゆーかキャンセル)おかげでこのアルバムを2006年のベストに入れそこなったので、かわりに2007年のベストに入れてやろうか。
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- [2007/02/23 22:03]
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