Nightmares On Wax - A Word Of Science (Warp/1991) 

Nightmares On Wax - A Word Of Science
Label: Warp Records (WARP CD 4)
Format: MP3
Released: 1991
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これもWarpの "ブリープ期" の作品。後にWarpを代表するアーティストとなるN.O.W.の記念すべき1st。当時のメンバーは、現在のGeorge Evelyn (DJ E.A.S.E.) にKevin Harperを加えた2人組。
聴くまでの認識としては、N.O.W.は2nd以降現在のスモーキーなヒップホップ路線をひた走るようになったと勝手に思い込んでいたのだけれど、聴いてみてびっくり、ナンダ、今と芸風変わらんやん。
いやさ、もちろん今のN.O.W.ではあり得ない、アナログシンセを駆使したチープな4つ打ちのトラックも収録されているけど、アルバム全体に共通しているのはダブのぶっといベースライン。ブリープハウスの代表曲とも言える#02「A Case Of Funk」にしても、実は図太いベースが特徴だ。

結論:N.O.W.は昔からN.O.W.だった。
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Sweet Exorcist - Clonk's Coming (C.C.C.D.) (Warp/1991) 

Sweet Exorcist - Clonk's Coming (C.C.C.D.)
Label: Warp Records (WARP CD 1)
Format: MP3
Released: 1991
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BleepでWarpのアルバム (MP3) が6.99US$で売られているのを知って、持っていないものの中からWarpのパブリックイメージからは少し外れたダンスものを厳選して7枚ほど買ってしまいました。通勤時間に順番に聴いてるので、順番に紹介したいと思います。

先ずは記念すべきWarpのアルバムとしての1stリリース、Sweet Exorcistの『Clonk's Coming』です。Sweet ExorcistはCabaret VoltaireのRichard H. KirkとDJ Parrotのユニットで、ユニット名はCurtis Mayfieldのアルバムから。Richard H. Kirkは、以後もWarpと関わることになります。
80年代末から90年代初頭にかけて、当時のレイヴと共鳴しながらヨーロッパで勃興したノーザン・ハウスの代表的なユニットですが、アナログシンセサイザーによるピーとかプーといった生の電子音をフィーチュアしたそのサウンドは別名ブリープ・ハウスとも呼ばれました。音楽史的にはノーザン・ハウス(またはブリープ・ハウス)はまぎれもなくシカゴハウス/シカゴアシッドの亜種であり、ノーザン・ハウスがその後のユーロテクノの礎となったことを考えると、ヨーロッパにおけるテクノという音楽は、デトロイトからではなくシカゴから派生したものであることが理解出来ます。これは歴史的事実です(テストに出るから覚えておいて下さい)。

このアルバムのサウンドの基本は、TR-808を多用したボテボテとしたグルーヴのシカゴアシッドのコピーをTB-303を使わずに他のアナログシンセを使ってやってみました、といったところ。しかし、唯一TR-909を使った、リズムにものすごい音圧のある#04「Trick Jack」という曲がめっさかっこええ。
オリジナル・シカゴアシッド好きは、808 Stateの1stと並んで聴くべき。シカゴハウスがヨーロッパに伝染した歴史的瞬間の真空パック。
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