Elecktroids - Elektroworld (Warp/1995)

Label: Warp Records (WARP CD 35)
Format: MP3
Released: 1995
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Bleepで買ったWarpの過去作品 (MP3) 7枚を順番に取り上げて来たシリーズは、ひとまずこれが最後。
ElecktroidsはURのDrexciyaのメンバーだった故James Stinsonによるソロユニット。Elecktroids唯一のアルバムである本作のサウンドは、DrexciyaのもうひとりのメンバーであったGerald DonaldによるユニットDopplereffektを想起させる、Kraftwerk直系のレトロフューチャーなエレクトロ(昨今のニュー・エレクトロではない従来のエレクトロのことは、今、何て呼べばいいのだろう? オールド・エレクトロ、なんて呼びたくないしなあ・・・)。
アナログシンセの奏で方や音づくりといい、テクノ通過後を証明する重ためのビートといい、軽やかに歌うヴォコーダーヴォイスも、かすかに嗅ぎ取れるDrexciyaっぽい不穏な空気感も、これはもう最高としか言いようのないエレクトロ。これ聴くと、エレクトロはロックだったんだということが、Afrika Bambaataaの例を出さずしてもよくわかるなあ。
Warpはこのアルバムを一刻も早くCDで再発するべき。このアルバムは、今こそ皆に聴かれるべきマスターピースなのだから。
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- [2007/10/11 19:04]
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RAC - Diversions (Warp/1994)

Label: Warp Records (WARP CD 22)
Format: MP3
Released: 1994
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この月曜は昨年に続き2007近畿フィギュアスケート選手権大会を見に行きました。今年は太田由希奈が東京ブロックに移っちゃったし、織田信成はまだ試合出れないし(笑)、しかもリンクのコンディションが最悪らしくてみんな転倒しまくりだったのですが、何と、ニコライ・モロゾフが来てましたよ(1mの至近距離ですれ違ったけど、意外とデカかった)。
"Richard And Chris" の頭文字を取って "RAC"。RichardはRichard Bensonというひとで、Chrisは何と現SwagのChris Duckenfield。SwagのもうひとりのメンバーRichard Brownは先に紹介したRhythm Inventionだったので、Swagは実はWarp出身のユニットだったんですね。いや~、この記事を書くのに調べるまで知りませんでした。
このアルバムはシャキシャキした鋭角的な音像のバウンシーなテックハウス(当時はテックハウスなんて言葉はありませんでしたが)。全曲にパーカッションの音色が使用されているのも特徴。わざとらしく感じるくらいのアッパーさ加減がときとして少々白けさせるが、これはまあ時代のものでしょう。
『電気グルーヴのテクノ専門学校Vol.3』収録の「Mindfield」はちょいアシッド。当時は結構好きな曲だったんだけど・・・。
- [2007/10/11 18:25]
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