Ricardo Villalobos - Fabric 36 (Fabric/2007) 

Ricardo Villalobos - Fabric 36
Label: Fabric (FABRIC 71)
Format: CD
Released: 2007
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なんか気づけばビールblogみたいになって来てるので、あわててもう1エントリ書いてみます。だって今までCDとか買ってたお金でビールばっかり買ってるんだもん。しょうがないやん!(←開きなおり)

ミニマル界のヒエラルキーにおいてはRichie Hawtin尊師に次いで階位の高い、Ricardo Villalobos正大師によるミックスCD。と言っても全曲自身の曲で構成されており、実質Villalobosのオリジナルアルバム(ミックス仕様)と思って聴いても間違いないだろう。
相変わらず、乾いた音色や固いリズムと、それらに対比するようにうねる土着的で粘着質なグルーヴ。プログラミングされた音であるにもかかわらず、Villalobosの音楽に有機的な要素を感じるのは、彼の作り出すリズムやウワモノに意図的にゆらぎ(f分の1ノイズ)が組み込まれているからではないでしょうか(私見)。そしてそのゆらぎ(f分の1ノイズ)こそが、時間軸や空間をねじ曲げるVillalobos特有のトリップ感を生み出している。
昨年の長編シングル『Fizheuer Zieheuer』(過去レビュー >>)もヤバかったけど、今作もヤバいですよ~。Villalobosは、トビ、を熟知している。
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【ビール】 Spendrups 

夏にIKEAで買った珍しい(?)スウェーデンのビール(その1)。
注いでみます。写真であんまり泡が立ってないのは僕の注ぎ方が拙かったからと、カメラマン(相方)の指示を僕が理解できなかったから(笑)
飲んでみます。このビールはピルスナーらしいけど、柑橘系のフルーティーな香りと甘みはヴァイツェンっぽく感じました(もしくは、飲んだことないけどベルジャン・ホワイトエールか?)。でもチェコのピルスナー・ウルケルもかすかな甘みを感じたし、普通ピルスナーってこんなのかも知れないですね。
まあ特別旨いビールってわけでもないですが、普段スーパードライとかしか飲まない人たちにとっては、違和感ある味に感じるんでしょう。僕らは大手国産ビールに毒され過ぎだ。

(撮影:ぱんだ)

Trentemøller - The Trentemøller Chronicles (Audiomatique/2007) 

Trentemøller - The Trentemøller Chronicles
Label: Audiomatique Recordings (AMCD02)
Format: CD×2
Released: 2007
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スパークリングホップ(過去記事 >>)の空き缶を手で潰す感触が気持ちよくて病みつきになります。

昨年の1stアルバム『The Last Resort』(過去レビュー >>)、今年出たミックスCD『The Pølar Mix』(過去レビュー >>)に続き、またもやCD2枚組のボリュームとなった、Trentemøllerのリミックス集。アートワークも3作統一されているように感じます。リリース元のAudiomatiqueは、Trentemøllerも所属するSeve BugのPoker Flatと関係のあるレーベルの模様。
CD1は自身による自身のトラックを使用したミックスCD。前半はダビーでゆるやかな音響作品。29分あたりからヒット曲「Moan」でミニマルな4つ打ちのビートを打ち鳴らし始めて、やがてアシッディーなトランスの高みへと。
CD2はRöyksoppやMobyといったメジャー仕事からアンダーグラウンドなリミックス作品まで。どの曲もアッパーかつメランコリックなTrentemøllerっぷり全開ですが、中でもMatthias Schaffhäuser「Coincidance」のAcieeeeeed!!!なリミックスがたまりません。
Trentemøllerって、個人的には、テクノシーンに久しぶりに現れたシンセの音色の一音一音にこだわり抜くタイプのプロデューサーだという印象があります。でないとこんなドラッギーなビキビキした音出せませんよ。音フェチぶりにおいては、LFOのMark Bellや砂原良徳に並ぶ逸材だと思う。
ポスト・ミニマルといったことを考える上においても、James Holdenなどとはまた違った場所から、それでも同時代性を感じさせるプログレッシヴハウスやトランス通過後のミニマルを打ち出しており、重要なプロデューサーのひとりだと感じます。彼の才能は本当に素晴らしい。
しかし音響ものやリミックス仕事もいいけど、そろそろダンストラックに特化したオリジナルアルバムを期待したいなあとも思います。
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