Dave Clarke - I Love Techno 2007 (Music Man/2007) 

Dave Clarke - I Love Techno 2007
Label: Music Man Records (MM CD 030)
Format: CD
Released: 2007
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全日本フィギュア、今日と明日は観に行きません。仕事だから、じゃなくて単にチケットが取れなかったから。先ほど女子シングルの結果が出ましたが、うーん、世界選手権の代表3枠は誰の手に収まるのでしょうか(もちろん現在試合中の男子も)。

UKテクノの大御所野郎Dave ClarkeのDJミックスCDは、ラフでハードなシカゴテクノであれ、オールドスクールなエレクトロであれ、とりあえず買っておいて間違いがない。本作はどちらかと言えば前者寄りで、シカゴと言うよりは直線的な重量級ハードテクノが満載。
個人的には、前半戦ながら、Speedy JがPlus 8のサブレーベルProbeからリリースしたハードアシッドのクラシック「Three O Three」で一気にガツンとギアが入った(昨年再発されました)。
随所にゲットーテック(デトロイト・エレクトロ)なんかも挟み込みながら、最近のトラックを使っていてもどこか懐かしいテイストを感じさせるものの、ソフトウェアを一切使わずライヴ一発録りの勢いで一気にたたみかける感じが文句なしにカッコ良くて。やっぱりこの漢(おとこ)は間違いない。
DJミックスだけでなくオリジナル作品もこんな感じの作ってくれるとなお良いのですがね。
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Harry 'Choo Choo' Romero - Sessions 16 (Ministry Of Sound/2007) 

Harry 'Choo Choo' Romero - Sessions 16
Label: Ministry Of Sound (MOSCD151)
Format: CD×2
Released: 2007
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全日本フィギュアの1日目に行ってきました。待望の高橋大輔の「白鳥の湖 Hip Hop Version」を生観戦。このプログラム、TVで観てるときはどこがヒップホップなんだと少々訝しく思っていたのですが、なみはやドームの音響は結構良くて、今日でかい音で聴いてみたらヒップホップでした(笑) 他の選手の音楽と鳴りが全然違うもん。いやあカッコ良かった。あ、あと、隣のブロックの席がまるまる連盟関係者席で、TVでよく見る有名な選手やらコーチやら振り付け師やらをわんさか見れて楽しかったです。

MOSのシリーズの中でも比較的アンダーグラウンド色の強い印象のある "Sessions" に、ラテン・ハードハウスのHarry 'Choo Choo' Romeroが登場。このひとのことは10年以上前にGossipからリリースしていた頃しか知らないのですが、どうやらその後UKハードハウス~プログレッシヴハウスのシーンで人気を得たようで。
1枚目はラテン風味のアッパーなエレクトロハウス。オーヴァーグラウンドなUKハードハウスのシーンではこんなのが人気あるんでしょうな、と思わせるような今風サウンドながら、ラテン魂は忘れておりません、このひと。
で、2枚目も同様のテイストだろうなと思いこんでいたら、何と、2枚目はミニマルやってるんですね。バンギンな、ハイファイ感のあるアシッド・ミニマル。ハードテクノのひとが安直にミニマル化するのと違ってオリジナリティも感じられるのですが、それにしてもChoo Choo Romeroですらミニマルをまわす時代なんだなあと昔日の念を感じざるを得ません。
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