安彦良和 - 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 16 (角川書店/2007) 

080119.jpgかのオデッサ作戦を描く後半。
TVシリーズや映画版よりも早くアムロのニュータイプへの覚醒がはじまり、表紙にも登場しているようにギャンがオデッサに登場。そしてマ・クベが壮絶な最期を迎える。
かつて、ファースト・ガンダムには原作小説、TVシリーズ、そして劇場版三部作と、それぞれ少しずつ設定や物語の展開が異なっているものがパラレルワールドのように同時並行的に存在していたのだけど、安彦良和のTHE ORIGINは、それらの魅力を熟知した上で破綻のない、それでいてダイナミックかつエキサイティングなストーリーを新たに紡ぎ出している。
これまでも感じた、キャラクターへの新たな肉付けを含む作り込みによって描かれた重層的な物語が、ここへ来てスピード感を増しているようにも感じる。まさにORIGINの名に相応しい。
THE ORIGINの映像化の噂もちらほらと漏れ聞こえて来ているが、それについては期待半分不安半分といったところです。

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 16 オデッサ編・後 (16) (角川コミックス・エース 80-19)機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 16 オデッサ編・後 (16) (角川コミックス・エース 80-19)
(2007/11/26)
安彦 良和

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