VA - Fine: The Best of Frogman (Third Ear/2007) 

VA - Fine: The Best of Frogman
Label: Frogman Records / Third Ear (XECD-1092-1093)
Format: CD×2
Released: 2007
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今週末のパーティーを持ってCold SleepするFrogman Recordsの14年間の軌跡をまとめたメモリアル・ベスト・・・と言うにはレアトラック盛り沢山過ぎるレーベルコンピ。
昔も今も大阪に住んでいる僕にとっては、90年代前半、東京のテクノといえばFrogmanのことだった。Frogmanが立ち上がった当時、福岡にはSyzygyがあり、そして大阪にはとれまがあった。それが二ホンのテクノのほとんどすべてだった(ように思えた)。そのFrogmanが冬眠するという。
まあ近年はリリースも昔ほど活発ではなかったし、このニュースを聞いたときもCISCO閉店のときと同様「やっぱり・・・。」という気分のほうが強かった。Kagamiのヒットがレーベルを延命させていたとは言え、二ホンのテクノシーンにおけるレーベルとしての役割はすでに終わりを向かえていたと思う(ただしサブレーベルのU.S.B.については別で、僕はまだまだ期待していたのですが)。
そんな気分で聴いたレーベル久々のコンピ(もしかすると最後のコンピか?)なんだけど、いやあ、これが良いのです。
過去の12"や未発表曲を中心にまとめられているのですが、決してノスタルジーに浸るわけではなく、むしろ少し突き放した鳥瞰した意識でもって、2007年(リリース当時)に聴いても通用するであろう古さを意図的に感じさせない選曲がされているように思います。しかもマニアック過ぎず、かと言ってわかりやす過ぎず。それは2枚目のDJ TA-1 (Taichi Master) によるレーベル音源を使用したミックスについても同様。聴いてると、あっ、この曲こんなにカッコ良かったのか、みたいな発見が幾度となくあります。
"冬眠" という単語を使ってる以上、いずれはまた春が来て眠りから覚めてくれることを心の片隅で期待しつつ、とりあえずは今までありがとうございました、ってことで。
ちなみに僕は特典DVD目当てにHMVでCDを買ったのですが、iTSだと2枚目の音源が1ファイルとトラック毎のファイルの2種類用意されており、しかもmexicoさんのボーナストラック付き。いやーん。
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