Kate Simko - She Said EP (Spectral Sound/2008) 

Kate Simko - She Said EP
Label: Spectral Sound (SPC-57)
Format: MP3
Released: 2008
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昨夜はWIRE08だったんですね。NOW!さんのコメントを見るまで忘れてました。24時間テレビのTシャツを買わない代わりに、WIRE08のTシャツを2枚ほど買ってしまいましたよ。でも発送が11月頃って・・・。

Andres BucciとのユニットDetallesとしてケルンのTraum SchallplattenやシアトルのKupei Musika(Kupei Musika祭 >>)から、ソロとしても同じくKupeiからリリースしてきた、シカゴの女性プロデューサーKate Simkoの、Matthew Dear (aka Audion) やOsborneを擁するデトロイトのSpectal Soundからはコンピレーション・シングルに参加した後の初となるシングル。
タイトル・トラック「She Said」は、アシッド・ベースを控えめに活用したブリーピーなドープ・ミニマル。有機ミニマル風のプログラミングが施されてはいるものの、全体の印象はきわめて無機的。SpectralのRyan Elliottのエディットは、そのアシッド成分をさらに拡張した感じ。
Kate Simkoっぽさを表しているのはむしろ「Soltera」と12"には未収録の「Dulce」の2曲。水彩画のように淡く明るい、柔和な印象のトラックで心地良いです。
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Aquilina & Del Prete - Fantasy Funk (Minisketch/2008) 

Aquilina & Del Prete - Fantasy Funk
Label: Minisketch (Minisketch 7)
Format: 12"/MP3
Released: 2008
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先日王子動物園で生まれたパンダの赤ちゃん、死んじゃったんですね。赤ちゃんパンダ見たかったので来月あたり行こうかと話してたのですが、残念です(公開は3ヶ月後の予定だったことは後から知りました)。

昨年Trapzよりデビューし、Cocoonからの「Magic M」(過去レビュー >>)がヒットしたナポリのプロデューサーLucio Aquilinaが、今年の春頃に地元イタリアのレーベルMiniSketchよりリリースしたGabriele Del Preteなる人物とのコラボレーション・シングル。
固めの跳ねたビートと彩りあるコロコロとした音色のウワモノとが、僕の好みど真ん中のタイプのミニマル/テックハウスで、全体の線の細さ(良く言えば繊細さ)を補って余りあるファンキーさが魅力のナイス・トラックス。
このひと、まだシングル数枚のリリースしかありませんが、この後もう1枚Cocoonからシングル出した後アルバム・リリースって感じですかねー。仮にそうだとしても、アルバムだからってバラエティとか考えず、このままの調子でやって行って欲しいです。
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A Guy Called Gerald - In Ya Head (Perlon/2008) 

A Guy Called Gerald - In Ya Head
Label: Perlon (PERL 71)
Format: 12"/MP3
Released: 2008
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アフガンの邦人拉致殺害事件は、"グローバリズム" と称したニポン政府のアメリカ追従政策の結果ですよ。それなのに政府は、今回もイラク戦争以降お得意の "自己責任" 論でもってマスコミを使ったキャンペーンを張ってる。汚いよ本当に。しかし、そんなことにすらこの国の大衆は気付かないのかなぁ。

808 Stateのオリジナルメンバーであり、アシッドハウス~ドラムンベース~ハウス/テクノと、時代によってその作風を変化させてきたUKアシッド・レジェンドA Guy Called Geraldの新譜は、何と、DJ ZipとMarkus Nikolaiが率いるベルリン・ミニマルシーンの中枢Perlonから。多くのミニマル系テクノ・アーティスト同様、Geraldも現在ベルリン在住なのだそうですが、本作はレーベルのイメージに違わないミニマル・トラックス。
現在のミニマル的な音色を使いながらも、オールドスクールなリズム構築と迫力ある低音をブンブン言わす「In Ya Head」なんて渋カッコイイ秀逸な出来だし(ちなみにこの曲に参加しているMiaは、あのM.I.A.とは別人)、昨今の有機ミニマル・マナーに則ったミニマルハウスの「Moon Jelly」もなかなか。
ベテランの現場感と健在ぶりを感じることの出来る好リリースだと思います。ただ、Geraldまで今の世にわざわざミニマルやらなくても、という気も・・・。
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Maxime Dangles - Speicher 59 (Kompakt Extra/2008) 

Maxime Dangles - Speicher 59
Label: Kompakt Extra (KOM EX 59)
Format: 12"/MP3
Released: 2008
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9/6(sat)に姫路である野外イベント "PLAY 2008" がちょっと気になってます。でもこれってフェスなの? テントとか要る感じなんでしょうか。

フランスのMaxime Danglesによる、ぶっとい音圧のビートが文句なしにカッコいいプログレ通過後のテックハウス・トラック「Tulipa」と、ビリビリとシビレるアシッドベースが渋いミニマル・ディスコ「Firewire」の2曲入りシングル。今年の春頃の作品なんですけど、最近聴いてハマってます。Maxime Danglesもぼちぼち本家●KOMPAKTからのアルバムリリースの時期かな?
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Matias Aguayo - Minimal (●KOMPAKT/2008) 

Matias Aguayo - Minimal
Label: ●KOMPAKT (KOM 177)
Format: 12"/MP3
Released: 2008
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今年の日テレの24時間テレビのTシャツが村上隆デザインで、一瞬欲しいと思ったのですが、近所のスーパーでも1,600円で売ってる所為で、村上隆なんて知らなさそうなママチャリこいでるおばちゃんたちが着てるのをよく見ます。それ見て買うのをやめました。・・・いや、とりあえず買っておいて、5年ほど寝かしておくべきかな。

●KOMPAKTを拠点にリリースしているCloser Musikの片割れであり、Ladomat 2000ではMichael MayerとのZimtとしてのリリース経歴もあるMatias Aguayoのソロ作。
オリジナルは土着的なトライバル・ファンクに語るようなラップが乗った一風変わったトラックで、どこが「Minimal」なんだという感じ。BrokeとしてMatias Aguayoと組んでいるMarcus Rossknechtのリミックスもオリジナルのテイストをなぞった感じ。
問題なのがDJ Kozeによるリミックス。原曲のラップを効果的に使って、ゆるやかな清涼感あふれるロッキン・ディスコに仕立て直してます。あのオリジナルがどこでどうやったらこうなるんだ!?、というくらい、新たな視点を注入することに成功しています。イビサものなんかで "明け方トラック" なんてな表現が存在しますが、このリミックスは、さしずめ "夏の終わりトラック"。配信ではこのリミックスのラジオ・エディットまで作られているのも納得の感涙チューン。このKozeの仕事は素晴らしいのひと言なので、夏が終わる前に聴くように。
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Sascha Funke - Mango Remixes (BPitch Control/2008) 

Sascha Funke - Mango Remixes
Label: BPitch Control (BPC 180)
Format: 12"/MP3
Released: 2008
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昨年からガクンとお酒に飲まれることが増えた私ことびびんばですが、土曜日は三宮のスペインバルで酔いつぶれて寝てしまいました・・・。翌日に残らなかったのが不思議。

Sascha Funkeの2ndアルバム『Mango』(過去レビュー >>)から、タイトル・トラックのリミックス・シングル。リミキサーは、古巣●KOMPAKTのかつての盟友(レーベルメイト)、DJ KozeとTobias Thomas/Superpitcherコンビの2組という豪華な布陣。
オリジナルは叙情系清涼美麗テックハウスだったのを、Kozeは、まるでVillalobosみたいなエコーやディレイがトリッピーなエッヂの強い有機ミニマルに。Tobias Thomas & Superpitcherは原曲のイメージをそのままに、しかしヴォーカルを入れて(これがSuperpitcherかな?)、ニューウェイヴィーな陰りを生み出している。
Kozeの変態性はテクノ界でもオンリーワンの存在で好きなんだけど、ここはTobias Thomas & Superpitcherの勝ち。地味で暗くて湿り気のある渋いミニマルなんかはいくらでも作れるんだぜとばかりに、ポップさを打ち出した辺りが勝因かと。
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Hiroshi Watanabe feat. Keiichi Sokabe - Life, Love (Life Line/2008) 

Hiroshi Watanabe feat. Keiichi Sokabe - Life, Love
Label: Life Line Records (LLCD-1018)
Format: CD
Released: 2008
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bigflagさんとこで知ったのだけれど、『コーヒープリンス1号店』(過去レビュー >>)にファン・ミニョプ役で出演していた、俳優でありクラブDJでもあったDJ Sangmin aka Eonことイ・オンがバイク事故で亡くなったそうです。ご冥福をお祈りします。

KaitoやTread等のプロジェクトでもオナジミで、当blogでも逐次取り上げているワタナベヒロシ氏の本人名義の2ndアルバムは、ヴォーカリストに曽我部恵一を迎えた意欲作。
1stアルバム『Genesis』(過去レビュー >>)以降の美しき叙情性と、ジャンル的にはプログレッシヴ・ハウス寄りのシンセ使い、そしてところどころに見られるバレアリックなギターが特徴のテックトランス。水面に乱反射してきらめき輝く木漏れ日の光のような音楽です。
個人的には、サニーデイサービスにも曽我部恵一にも残念ながら思い入れはない。その所為なのかどうかはわからないけど、#3「We Are Here」や#6「Last Memorial」のようなインストゥルメンタル曲のほうが、より自分の心に響き、踊らせる。ただ、この美しさは、時に過剰に演出され過ぎではないかとも思ったり。
ともあれ、この後ワタナベヒロシ氏はどこに向かうのでしょうか。KaitoとTreadのニューアルバムも作られるそうですが、そろそろ次の展開もあってしかるべきなのかな。
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Vibert/Simmonds - Rodulate (Rephlex/2008) 

Vibert/Simmonds - Rodulate
Label: Rephlex (CAT 194 CD)
Format: CD
Released: 2008
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***夏休み痛飲グ日記 8/17(sun)***
・なし
相方の実家におよばれ(ドライバー)。

僕が昔から大好きでこのblogでも逐次取り上げているLuke Vibertと、最近はVoafoseの名前でも活動している(らしい)Jeremy Simmondsによるコラボレーション・アルバムの2作目がリリースされました。何と前作『Weirs』からおよそ15年ぶりという奇跡的な復活劇。『Weirs』と言うと、個人的には数あるLuke Vibertの作品の中でも間違いなくベスト3にランクインするであろう好きなアルバムでした。その作風は、メタリックでアシッディーなエレクトロ。
本作も同じような質感の作品ながら、牧歌的なユルい空気感のウワモノはまさしくLuke Vibertの世界。そのなかでも、エレクトロニックな楽曲よりもモロWagon Christなブレイクビーツの#11「V.A.J.」なんかがやはり良い出来。
しかしこのひと (Luke) の作品は、毎回 "良作" というレヴェル止まりなんですよね。この多作さではそれだけでもたいしたものだとは思うのですが、もうひとつ突き抜けたところまで行って欲しいなぁ、というのがファンとして思うところ。
あと、このひとは他者とのコラボにおいて別の一面を見せてくれる部分があるので、彼のアルバムの中では唯一未聴であるJean Jacques Perreyとの『Moog Acid』も早く聴いてみたいところ。
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Basic Channel - BCD-2 (Basic Channel/2008) 

Basic Channel - BCD-2
Label: Basic Channel (BCD-2)
Format: CD
Released: 2008
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***夏休み痛飲グ日記 8/16(sat)***
・Quinta da Aveleda 2007 Vinho Verde
・Monsaraz Alentejo 2006 Vinho Tinto
友人のウドン王子宅におよばれ。

CDで聴くBasic Channelガイド 第12/12回

今年2008年、永年守らなくても良い沈黙を守り続けて来たBasic Channelレーベルが、唐突に再始動! と言っても、本作はBC-01 (1993)、02 (1993)、05 (1994)、07 (1994)、09 (1994) の5枚の12"から計6曲選ばれた過去作品のコンピレーションであり、新作ではありません。
それにしても#01「Enforcement」や#02「Phylyps Trak」あたりの、ズッシリと重たく、かつ性急なビートを聴いてしまうと、在りし日の、いちばんカッコ良かった(とあえて言ってしまおう!)Basic Channelの存在に改めて気付かされてしまった。そう、結局これなんスわ。僕にとってBasic Channelは、Jeff Millsと並ぶハードミニマルの元祖(Jeffは本家って感じですかね)。当時、Jeff Millsが "Waveform Transmission" シリーズのVol.4にBasic Channelの起用を考えていると雑誌のインタビューで語っていたけど(確か『Loud』だったか)、いやぁソレ実現してほしかったなぁ。
Basic Channel=アブストラクトなダブ・テクノという認識しかないひとは、とにかくこのCDを聴いてぶっ飛んで欲しい。
しかしこの時期にBasic Channelの中でもハードな作品をコンパイルしたのには、どういった意味合いがあるのかな。ハードミニマルの夜明けは案外近いと言うことなのか知ら。
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Hell - The Disaster (Gigolo/2008) 

Hell - The Disaster
Label: International Deejay Gigolo Records (GIGOLO 231)
Format: 12"/MP3
Released: 2008
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***夏休み痛飲グ日記 8/15(fri)***
・なし
ドッコイセ福知山花火大会に行って来ました。この花火大会は河原に座って直近で見れるので圧巻。それにしても、ビール飲みたいドライバーのために、屋台とかでもノンアルコールビールを売れば良いと思うよ!

ジゴロDJ地獄さんのニューシングルは、何とジャーマントランス/ポジティヴテクノ期からのヴェテランMijk Van Dijkとの共作。
しかし1998年の2ndアルバム『Munich Machine』以降のHellしか知らなければ、この組み合わせは意外に思えるかもしれない。Mijik Van Dijkと言えば、Hellの1994年の1stアルバム『Geteert & Gefedert』において数曲プロデュースした経歴のある、言わばHellにとってはかつての盟友なわけです。
その久々の共作曲「The Disaster」は、まるで3 Phase feat. Dr. Motteの「Der Klang Der Familie」のようなメタリックでインダストリアルな金切り音が全編に渡って鳴り響くミニマリスティックなエレクトロ・トラック。しかし「Der Klang Der Familie」みたいにダークな音像ではなく、無機的でニュートラルな感じ。
#BのInk and Needleによるリミックスは、プログレッシヴ・ミニマル通過後のジャーマン・エレクトロとでも言えば良いのか、前半の切迫感と後半の高揚感が、オリジナルとは逆に感情的。
それはそうと、地獄さんのジャケのセンスはあいかわらずよくわかりませんなぁ。
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【ビール】 Bitburger Premium Pils 

***夏休み痛飲グ日記 8/14(thu)***
・サントリー ザ・プレミアムモルツ
・サントリー ザ・プレミアムモルツ 黒
・Quinta da Aveleda 2006 Vinho Verde
・キリン スパークリングホップ
餃子の皮の伸ばし方と包み方をすっかり忘れてた。

(これは今週アタマあたりに飲んだ)ドイツビール "白・金・黒" 3本セットの金。
高貴な香りに始まり、洗練された苦みでフィニッシュする、磨き抜かれたピルスナー。
泡の持ちが良くなくて、写真失敗したのが残念だ。

Petar Dundov - Oasis (Music Man/2008) 

Petar Dundov - Oasis
Label: Music Man Records (MM 139)
Format: 12"/MP3
Released: 2008
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***夏休み痛飲グ日記 8/13(wed)***
・ヱビスビール
・ヱビス・ザ・ホップ
・ヱビス・ザ・ブラック
友人のビール氏宅におよばれ。

Brother's YardとしてはPascal FEOSのPVレーベルを中心に、そして本人名義ではJeff MillsのTomorrowレーベルからアルバムもリリースしたクロアチアのPetar Dundovの、もうすぐMusic Manからリリースされるニューアルバムからの先行シングル。
#Aの「Oasis」オリジナルは、プログレッシヴ・ミニマル通過後の感覚を持った、キックのごく弱いエレクトロ・トラック。こんな地味な曲を先行シングルに選んだあたり、アルバムの内容を予見してなくもない。いやアルバムすごい楽しみです。
で、#Bのリミキサーに選ばれたのは、Basic Channel一派であるScionことSubstanceとVainqueur。これがまんまScionな感じの、煙たく流細なミニマル・ダブに再構築していてオススメ。気持ち良過ぎです。
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崖の上のポニョ (スタジオジブリ/2008) 

スタジオジブリ最新作、宮崎駿監督の "Ponyo On The Cliff" を観ました。宮崎駿の監督作品としてはこれが最後の映画だそうです。って、毎回言ってないかソレ? Jeff Millsじゃないんだから・・・。
今回は努めて "子ども向け映画" に徹した作品でしたね。作画も、これまでのリアリズムを追求する密度ある書き込みの対極を行く、絵本タッチの絵。それはそれで心地良かったりします。
過去の宮崎作品の中では、テイストとして『となりのトトロ』がいちばん近いです。『トトロ』ってすでに20年前の作品だけど、今でも子どもにいちばん人気のある作品なんですよね。DVD等はもちろん、グッズの売り上げもすごい。世の中でいちばんお金を落としてくれるターゲットが子どもなのは定石ですが(必ず親がついてくるから)、スタジオジブリとしては、子ども向けのソフトを『トトロ』以外にも今後用意したいという意図があったのでしょう。事実、今回の映画は子ども向けで行こう、というコンセプトを打ち出したのは鈴木敏夫プロデューサーだと言うから、さもありなん。
まぁそういう穿った話は抜きにして、子ども目線で観ると充分楽しめる映画なのでは。大人が作る子ども向けのものって、たいてい子どもをナメて作るから、逆に子どもに受け入られない駄作になることがほとんどなわけですが、この『ポニョ』に関してはまあ多分大丈夫でしょ。基本は現代の童話ですから。
個人的には、次作は『紅の豚』のように宮崎駿の趣味を全面に押し出した映画が観たいなぁ。

崖の上のポニョ (監督 宮崎駿)崖の上のポニョ (監督 宮崎駿)
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Influx - Rising Higher (Railyard Recordings/2008) 

Influx - Rising Higher
Label: Railyard Recordings (RYR017)
Format: 12"/MP3
Released: 2008
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何ともわざとらしく白々しい北京オリンピックの開会式を観ていると気分が悪くなったので、ビールを飲みながら、ひさびさにJeff Mills『Exhibitionist』のDVDを観ていました。

90年代前半、今は亡きCasper Pound率いるロンドンのRising High Recordsとそのサブ・レーベルのSaphoよりリリースしていたJames BernardによるユニットInfluxの超ひさびさのシングルは、NYのRailyard Recordingsから。
Casper Poundはジャーマントランスを "世界で最も優れたダンスミュージック" であると規定し、自身のRising High Recordsにおいて、彼独自のドラッギーな感覚により選別された独製トランスを次々とリアルタイムで全世界に紹介していったという、90年代のテクノの隆盛に大きく貢献した人物であります。結局ドラッグの食い過ぎで死んじゃったんですけど。
今回のInfluxのシングルのタイトルは『Rising Higher』。サイドBの曲名は「Caspar's Ghost」。何とも意味深と言うか、まんまと言うか、本作は故Casper PoundとRising High Recordsへのオマージュなのだ、きっと。収録曲は、2曲ともCasper PoundとRising High Recordsが活動の全盛期としていた90年代前半当時に戻り切ったかのようなアシッドトランス。ドラッギーなシンセがサイケデリック感覚を誘発しつつも、現在のミニマルを通過したとも取れるシンプルかつクールな感覚を持ち合わせた長編ロングトリップ。懐かしいのに新しい!!
今年はレイヴアシッドトランス/ディープトランスがクル!?
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Rhythm & Sound - See Mi Yah Remixes (Burial Mix/2006) 

Rhythm & Sound - See Mi Yah Remixes
Label: Burial Mix (BMXD-1)
Format: CD/MP3
Released: 2006
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Googleマップのストリートビュー日本版が公開されましたが、これオモロい! はじめてGoogleマップさわったときみたいに、延々遊んでしまいそうだ。

CDで聴くBasic Channelガイド 第11/12回

Rhythm & Sound『See Mi Yah』は以前レビューしたことがあるので、"CDで聴くBasic Channelガイド" 第10回は欠番。で、第11回は、その『See Mi Yah』をアルバムまるごと外部リミキサーがリミックスした『See Mi Yah Remixes』。曲順がちょうど逆になってるのにはどういう意味があるのかな?
リミキサーはBasic ChannelファミリーであるTikiman (#05)、Substance (#06)、Vladislav Delay (#08)、Vainqueur (#09)、Hallucinator (#11) をはじめ、昔から関係の深いCarl Craig (#04) とFrançois Kevorkian (#07)、それからテクノ/ミニマル界気鋭の(2006年当時)アーティストたちSoundhackの変名Soundstream (#02)、Ricardo Villalobos (#03)、Sleeparchive (#10)、そしてBasic Channel自身 (#01)、という普通ではあり得ない豪華さ。
Basic Channel一派の仕事は師匠に敬意を表してか、どれもミニマルダブ・マナーに則した作風。意外性はないけど鉄板。VillalobosとSleeparchiveはけっこうまんまのレヴェルの高いドープ・ミニマル。いちばん意外性があったのは何故かドラムンベースをやってるFrançois K.。僕の好きなのは硬質なテックハウスに仕立て上げたSoundstreamと、プログレっぽい覚醒的なCarl Craigかな。Basic Channel御大は特に低域出まくりのアブストラクトテクノで、たまにでいいからこの路線に戻って来てほしいと思わせるには充分の迫力。
Rhythm & Soundとして、しばらくテクノから離れていた感のあったBasic Channelが、テクノへの目配せも忘れなかったという意味では重要な1枚。一応みんなの求めているものは理解している、という意思表示か。
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【ビール】 キリン ザ・プレミアム無濾過 ホワイトビール 

先月末発売のキリンのザ・プレミアム無濾過ホワイトビール。ザ・プレミアム無濾過リッチテイスト(過去記事 >>)のヴァリエーションで、ヴァイツェン(白ビール)ですな。
飲んでみたけど、むっは~、これは凄いですよ。バニラか生クリームのような芳醇な香りと甘みは、小麦由来の特徴を余すことなく伝え切っている。例によって酵母感がいまいち見当たらないのは残念ですが、これは最初の1杯としてじっくりと味わって飲みましょう。
今年はニホンにも白ビールの本格的なブームが来るんじゃないの?

(撮影:ぱんだ)

Altern 8 - Full On .. Mask Hysteria (Network/1992) 

Altern 8 - Full On .. Mask Hysteria
Label: Network Records (TOP CD1)
Format: CD/MP3
Released: 1992
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活動開始からすでに18年経ったイマでも大人気の、セカンド・サマー・オブ・ラブ期のUKハードコアテクノを代表する2人組。パーカーのフードを被り、防塵マスクを装着したヴィジュアルもさながら、のちのドラムンベースにもつながる倍速のブレイクビーツ(ジャングル)に扇情的で攻撃的なシンセとアシッドなTB-303が何よりカッコ良過ぎ。MCとホーン、そしてピース!
シカゴアシッドなど当時のレイヴでかかっていたであろう楽曲を無断でサンプリングするという無法地帯ぶりにもシヴィレます。しかしいちばんヤヴァイのは、やはり「Strings Of Life」をサンプリングした「E-Vapor-8」。このトラックはほんと狂ってる。
それでも彼らがバッシングの対象となり得なかったのは、彼らの活動にはレイヴとダンスミュージックへの愛があふれていたからで賞。
ちなみに本アルバム、最近復活して過去カタログの再発作業を行っているNetwork Recordsより、何と9月に再発されます! しかもニホン盤まで発売に(正確には国内流通盤)!! Tigaが「You Gonna Want Me」で引用した「Infiltrate 202」はもちろん、上記「E-Vapor-8」も奇跡的に収録。今まで手に入れられなくて悔しい思いをしていた向きには朗報ですよ。そしてヤフオクなんかで中古を高値で買っちゃったひと、ご愁傷様でした。(しかしこのエントリ書くのに調べたら、iTSでは普通に売ってた・・・。)

ところで、
(´д`)
コレ↑とAltern 8の防塵マスクとの関係をご存知の方いますか? 情報求む。

さて、CDで聴くBasic Channelガイドと平行して90年前後のセカンド・サマー・オブ・ラブ期のダンスミュージックのアルバムをいくつか紹介してきましたが、ひとまず今回が最終回。いや~、レイヴってホントいいものですね。(シベ超)
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