Detalles - Micros Morning (Kupei Musika/2007) 

Detalles - Micros Morning
Label: Kupei Musika (KPCD01)
Format: CD/MP3
Released: 2007
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【(前略)Kupei Musikaフェスティバル08(後略)】第5回

よもやお蔵入りかと思われたKupei Musika祭り(Kupei Musikaオールカタログレビュー)ですが、5ヶ月ぶりにちょっと書いてみる。
念のため、今北産業代わりに書いておくと、Kupei Musika祭りはThe めがね~ずの2人がKupei Musikaのカタログをリリース順に交互に紹介して行くという、ディスクレビュー版Back 2 Backみたいなもんです。

Kupei Musika:
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さて、Kupei Musika初のアーティスト・アルバムは、先行シングル『Hello Donee EP』(Freakyのレビュー >>)に続いてリリースされた、Andres BucciとKate Simkoによるユニット、Detallesの2nd。ちなみにDetallesの1stアルバムは、Triple RのTraum Schallplattenから出てます。
ふわりと軽やかな、まるで春風のようなミニマルハウス集。基本ダンサブルなフロアトラックなのだが、柔らかなウワモノの音色とメロディが心地良い。こういうのはありがちではあっても個人的には鉄板杉(これに音の硬さがあればなぁとも感じたが、まぁそれは一瞬だけ)。
アルバムの最後を飾るブレイクビーツ・ハウスの「Distance」は必聴。僕はそもそもブレイクビーツ+四つ打ちのリズムトラックには弱いのだが、それにしてもこのトラックのためだけに、このアルバムを聴いてくれとさえ言いたくなる。

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【Tシャツ】 TB Resuscitation 

フィギュアスケートのグランプリシリーズが今年も開幕しました。初戦のスケートアメリカは好きな大会です。と言うのは、昨シーズンから変貌を遂げた選手なんかを予備知識なく見てしまった時の面白さがあるから。今年で言えば、男子シングルで驚きの優勝を果たした小塚の坊ちゃんがそうでしたね。元々スケーティングスキルには定評のあった選手ですが、今シーズンはジャンプがものすごく安定していてびびった。4回転もプログラムに入れて来ているので、こりゃあ今シーズン復帰した織田の殿もうかうかしてられないんじゃないでしょーか。

HMVシヴヤ店10周年記念とかで、Hardfloorの『TB Resuscitation』(過去レビュー >>)がリイシューされたんですが、それを記念してTシャツまで作られてしまいました。
『TB Resuscitation』は1990年代のみならず、20世紀の音楽史を代表する最重要作品であるのは言うまでもないですが、個人的にも何百回聴いたかというくらい影響を受けまくった思い入れの深い1枚であります。このアルバムがなければ、多分僕は今でもテクノを聴き続けていることはなかったでしょう。端的に言えば、このアルバムの衝撃以上のインパクトを、未だかつて誰も何も与えてくれなかったからこそ、僕は今でもテクノを聴いているのです。
しかし今回リイシューされて良かった良かったというよりも、このアルバムでさえもリイシューがなければ手に入れにくいアイテムだったという、テクノを取り巻くお寒い状況に僕は唖然とさせられてしまいましたよ・・・。

電気グルーヴ - YELLOW (Ki/oon/2008) 

電気グルーヴ - YELLOW
Label: Ki/oon Records (KSCL 1294-5)
Format: CD+DVD
Released: 2008
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しばらくの間続いていたちょっとした作業が終わりました。これが本当に世に出るか、それともお蔵入りするかは、神なんぞに分かってたまるかってところです。

前作から8年のブランクのあったアルバム『J-POP』(過去レビュー >>)から、わずか半年のインターバルでリリースされてしまったニューアルバム『YELLOW』。このムラって、僕はいかにも電気らしいと思うのですがいかがでしょうか。
音は前作『J-POP』と同軸上の、卓球ソロ作に限りなく近いエレクトロ・ディスコ。しかし、『J-POP』に感じたポテンシャルが拡張されているとは正直言いがたい。当初、『J-POP』と同時に制作していたといった本人たちの談があり、その後、結局ほとんど作り直したと言って覆されはしたものの、やはり『J-POP』のボツテイク集の感は強いかな。
アシッド好きとして期待していた#06「Acid House All Night Long」は、シカゴアシッドやアシッドリヴァイヴァル・サウンドではなく、セカンド・サマー・オブ・ラブ期のUKアシッドハウスがモチーフに選ばれている辺りは面白いなぁと思う(でも、期待ほどじゃなかった)。
ただし#09「湘南アシッド」だけは別格。アルバム『A』の中でもひときわ光っていた「猫夏」を思い起こさせる叙情的かつプログレッシヴなエレクトロニック・チューン。
「Acid House All Night Long」「The Words」「湘南アシッド」「Area Arena」あたりに曲数を絞って12インチで出してくれたほうが、モノとしての満足感はきっと強かったと思います。
あと、残念ながら、今や彼らのギャグセンスは正直言って寒いです。
ちなみに初回盤のDVDは4月のライヴ。「Cafe de 鬼 (顔と科学)」カッコ良過ぎ。これ見せられると来月のライヴが俄然楽しみになってきた。
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【ビール】 Taiwan Beer 

田中はん+O沢+Taku (m-flo) +手塚プロ=ravex
今年はレイヴが来る!?(TK)
ド、ドキドキなんかしてないんだからねッ!!(ツンデレ)

いつぞやの晩ご飯がアジアンな感じだったので、台湾ビールを買ってきました。でももっと南の方の、タイとかヴェトナムとかインドネシアのビールのほうが良かったかしら。
モンドセレクションで5回金賞を獲ったというビールらしいですが、取り立てて強烈な個性や特徴を感じるわけでもない、ニホンのビールに限りなく近いピルスナー。まぁ旨かったけどね。

【ビール】 Köstrizer Schwarzbier 

今週の月曜日は2008近畿フィギュアスケート選手権大会に行ってきました。近畿ブロック大会を観に行くのは今年で3回め。世間では北村明子選手の復活に注目が集まっていますが、同じく復活の予兆を感じさせてくれた澤田亜紀選手にも期待です。

ドイツビール "・黒" の黒。
濃厚なココアかチョコレートのように甘くほろ苦いながらも、爽快な炭酸のキレを持ち合せることによって、決して重たく感じさせない、万人受けをもしそうなバランスのシュヴァルツ。これは旨~い、です。

John Dahlbäck - Winners & Fools (Pickadoll/2008) 

081013John Dahlbäck - Winners & Fools
Label: Pickadoll Records (Pickadoll 03-2)
Format: CD/MP3
Released: 2008
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昨日は友人たちと半年に1回の恒例BBQ。メンバー全員30代になっちゃって、昔みたいに食えないね、とか、昔みたいに飲めないね、というのが共通認識(笑)

スウェーデンのエレクトロハウス・アーティストJohn Dahlbäckの、今年1枚めのアルバム(って書き方が正確なのかはよく分かんない。まぁ多作なひとやからね)。これまでドラッギーなシンセ使いのミニマルやエレクトロハウスを繰り出していた彼ですが、昨年あたりのインタビューに、今後は本名名義ではマスに向けたコマーシャルな作品を作るとの発言があって、どうなることかと思ってたところに出てきたアルバム。
これがまた、全編にわたって叙情感あるキラキラーチューン(注:キラキラしたキラーチューン)。聴きようによってはKaskadeやRasmus Faberあたりのリスナーに向けたのかとも取れる。しかし音の感触はエレクトロニック度を高めに維持されているので、過去のJohn Dahlbäckの作品が好きな僕みたいなのも引き続き聴けるし、アルバム通して一本調子なのを除けばもっと話題になってもいい作品ではないかと。
最近はHug名義のリリースは影を潜めてるけど、Kaliber名義の連作があるので、アンダーグラウンドな活動についてはそちらで継続ってことなのかな。
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Zoo Brazil - No Place Like Home (Gung Ho!/2008) 

Zoo Brazil - No Place Like Home
Label: Gung Ho! Recordings (GENGHISCD004)
Format: CD/MP3
Released: 2008
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僕が耳かきマニアなのは以前書いた通りなのですが、先日mixiニュースコミュニティ(注:リンク先はともにmixiログイン後表示されます)で耳かきの怖さを知り、実はしばらく耳かきを控えていました。しかし、この度こういうのを購入。1本1本職人が手作りしてるんらしいんやけど、絶妙な角度の先がめちゃ繊細で、しなりもあって、かなりな好感触です。本格的に使用したら、またレポートします!(いや、このblogでは求められてない。)

Harthouse、Systematic、Pickadollなどからリリースしているスウェーデンのエレクトロハウス・ユニット未来世紀Zoo Brazilの3rdアルバムは、Gus GusやThe Japanese PopstarsをリリースしているUKハウス・レーベルGung Ho!から。
ブリーピーなブイブイいうベースラインやらキレイめなメロディーを奏でるエレクトロなシンセやらシカゴハウス影響下のビートやらミニマル以降のディープめなトラックやら、とりあえず盛りだくさんでわかりやすいアッパーなエレクトロハウス・アルバムでありながら、アンダーグラウンド感を保ち続けている辺りが面白い。
色んなジャンルのDJに好まれそうな「Technik」や「Professional Panda」あたりのロッキンなノリなんかいいなあ。もちろんフィジェットハウスなんかとも同期してると思うんだけど、こういうのはツイステッド・ディスコとでも呼ぼうか。
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Stryke - The Narrowest Of Paths (Plastic City/2008) 

Stryke - The Narrowest Of Paths
Label: Plastic City (PLAC056-2)
Format: CD/MP3
Released: 2008
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ドラマ『夢をかなえるゾウ』はガネーシャに古田新太を持ってきた時点で勝利だと思いました。こういう自己啓発的な胡散臭い作品は大ッ嫌いなんですが、それでも古田新太見たいがために毎週楽しみに見ることになりそうです。

90年代半ばにトランスやプログレッシヴ・ハウスでそのキャリアをスタートさせ、一時ハードミニマルを経由、現在はデトロイトとシカゴの双方の特徴を兼ね備えたディープでアトモスフェリックなテックハウスを奏でるフロリダのプロデューサー、Greg ChinことStrykeのニューアルバムもPlastic Cityからのリリース。
本作『The Narrowest Of Paths』もテクノ(ミニマル)のディープハウス化というトレンドの中で語られるべきアルバムであるには間違いないと思いますが、一方で、Manuel Göttsching直系とも言えるメロディアスな退廃ミニマリズムにも注目すべき。
ディープハウス、という最近のテクノのある一定のフォーマット(的な何か)の中に色とりどりの要素が見られると言うことは、それだけこのムーヴメントが外に向かって拡張している、つまり旬の音だということなのでしょう。
ま、個人的には「Her Eyes Are Stars (Acid Symphony)」の長編ディープ・アシッドが好み。
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