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 2008年11月 

Fumiya Tanaka - Unknown 3 (Sundance/2008) 

Fumiya Tanaka - Unknown 3
Label: Sundance (SNDCD001)
Format: CD
Released: 2008
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明日はおよそ1年振りのHiromi's Sonicbloomのライヴに行きます。あの超絶体験が再びかと思うとwktkし過ぎ。

田中フミヤの新レーベルSundanceの第1弾は、田中フミヤ名義8年振りの3rdアルバム。偶然だとは思いますが、盟友石野卓球率いる電気グルーヴが8年振りにアルバムをリリースした今年、田中フミヤも同じように8年振りにアルバムをリリースするという事実は、どこか因縁めいたものを感じます(う~ん、ちょい強引)。間にコラボやソロ(電気)や変名やDJミックス(フミヤ)があり、実際は特に活動が途切れていた訳でもないのも同様。
本作は、あらかたの予想と期待通りのVillalobos直系の有機ミニマル。曲毎のヴァリエーションは結構ある。中にはかなりテンション高いトラックもあり、決してディープミニマル一辺倒ではないです。まぁその辺は自分の立ち位置をどの辺に置いてこのアルバムを聴くかってところで変わってくるのですが。
田中フミヤはRicardo Villalobosとの出会い以降、テクノで有機的なグルーヴを生み出す試みを続けて来た訳ですが、Dartriixのアルバム過去レビュー >>)のころはまだ少し中途半端な感じだったのが、おそらく彼の目指す有機的で持久性の高い粘着質なグルーヴは、本作でひとつの到着点を迎えたと言って良いだろう。面白味のかけらも感じられない辛気臭いディープミニマルばかりが耳に付く昨今のテクノシーンにおいて、このアルバムはそういった音楽とは一線を画す。
それにしても、このアルバムを聴いて未だに "クリック" だとか言っちゃうヤツはいるんだろうなぁ。
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