@ Alfa (Lisboa→Porto) 12/30(tue) 8:50 

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20081230200143
世界の車窓から。

今日はリスボンのサンタ・アポローニャ駅からポルトのカンパニャン駅までの旅です。
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@ Sintra 12/28(sun) 17:35 

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20081229023813
今日行ったところ。
ドラクエの城とカリオストロの城。

雨が降らなかったのが何よりです。

@ Lisboa 12/28(sun) 7:05 

20081228160649
お腹が空いて目が覚めたので、お土産に持って来たチキンラーメンをひと袋かじる。

今日は晴れないかなぁ。

@ Frankfurt 12/26(fri) 16:00 


至福のひととき・・・。

びびんばが2008年に聴いた音盤10枚 

他人の年間ベストを見るのが好きな僕にとって楽しい季節がやって来ました(笑)

今年は、詳しい中身はここには書かない(書けない)けど、音楽の聴き方と言うか接し方が根本的に変わってしまった、大きな区切りの年ではなかったかと思います(まぁその兆候は昨年からあったわけですが)。
そんな中、今年も、リリース年にこだわらず、今年僕が聴いた音楽を、あえてアルバムに限定した10枚を選んでみました。なお、並び順はいつも通りアーティスト名等のアルファベット順です。

Basic Channel - BCD-2 (Basic Channel/2008)
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初期Basic Channelの最強ベスト。数多のミニマルダブなどと呼ばれるフォロワーをせせら笑うかのようなハードミニマル集。今年のMoritz von Oswaldは来日するわCarl Craigと共作アルバム(まだ聴いてない)出すわで、非常に精力的でした。

081226_christianprommer.jpgChristian Prommer's Drumlesson - Drum Lesson Vol.1 (Victor/2008)
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クラブミュージックのクラシックスをジャズ・カヴァー、という企画云々ではなく、単純にジャズ・アルバムとして良く出来ていた。今年のクルマで聴いた率、たぶん一位。

081226_christopherjust.jpgChristopher Just - Dirty Sanchez (Sublime/2008)
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Christopher Justの最強ベスト。「Popper」のおかげでエレポップのイメージがついてしまった彼だが、これを聴くと色んなスタイルの音を器用にこなすアーティストであることがわかると思う。そして決してユーモアを忘れない。それにしてもO沢氏効果でニホン盤が出るとは、何とも皮肉ですな。

081226_denkigroove.jpgDenki Groove - Yellow (Ki/oon/2008)
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8年振りに現場に戻って来た電気グルーヴの、今年2枚目のアルバムは、リラックスして作ったであろうことがよくわかる。そしてアシッド! さらにライヴはもう神懸かり的に楽し過ぎた。心から思う。電気のファンやめないで良かった、と。

081226_funk_a.jpg081226_funk_b.jpgDJ Funk - Ghetto House / Ghetto Tek (Dance Mania/2007)
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DJ Funkの最強ベスト。この2枚のCD-Rがあれば、もう彼の12"は買わなくても良いかも・・・。

081226_locodice.jpgLoco Dice - 7 Dunham Place (Desolat/2008)
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非常にそつなくまとめられた(良い意味で)、完成度の高いテクノ・アルバム。

081226_meganezu_a.jpg081226_meganezu_b.jpgThe Megane~zu - Touched By The Hands Of The Megane~zu Mix / As Heard On Transistor Radio The Megane~zu, Pt.1 (Sudd./2008)
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生まれてはじめて作ったミックステープ×2。blogの記事では自虐的に書いた通り技術的にはまだまだだけど、とても愛着のあるミックスになりました。FujasakiとFreakyに心からありがとう。

081226_osborne.jpgOsborne - Osborne (Spectral Sound/2008)
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ブラックミュージックのエッセンスを彼なりに咀嚼した、ミニマル通過後のハウスミュージック。マスト!

081226_redsnapper.jpgRed Snapper - Pale Blue Dot (Lo Recordings/2008)
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解散していたRed Snapperの復活作。煙たく乾いた酒場のジャズは健在。大人の男だけ!

081226_tanakafumiya.jpgFumiya Tanaka - Unknown 3 (Sundance/2008)
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田中フミヤ8年振りの3rdアルバム。フミヤがVillalobosとの出会い以降押し進めていた有機ミニマルの、これがひとつの到達点。

まぁこんな感じです。
それではちょっと早いですが皆様良いお年を。来年も "びびぱん。" と "acid over the rainbow" をよろしくお願いします。
(明日から留守にします。探さないで下さい。)

Dave Clarke - Back In The Box (Back In The Box/2008) 

Dave Clarke - Back In The Box
Label: Back In The Box (BITBCD 03)
Format: CD×2/MP3
Released: 2008
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3年前ポルトガルに行った時、初日のリスボンのホテルでオーバーブッキングに合うという苦い経験を思い出したので、今回、初日のリスボンのホテル(前回とは違うホテル)に「飛行機着くの夜遅いけど必ず行くからオーバーブッキングはやめてね!」ってメールしといたんですよ。まぁ相手は働かない(注:あくまでニホン人的感覚で)ポルトガル人なもんで返信はハナっから期待してなかったのですが・・・。何と来たですよ、ペドロさん(誰?)から返信! しかも即日。勤勉なポルトガル人も中にはいるんだなぁ。

Joey Negro、Louie Vegaと続いたハウス系のミックス・シリーズ『Back In The Box』の第3弾に起用されたのは何故かDave Clarke。トラックリストを見て納得の、オリジナル・シカゴハウス・クラシックス・オンリーのミックスだったんですね。
Dave Clarkeと言えば有名なシカゴハウス・マニアですから、選曲もマニアック。どのコンピにも入ってるようなありがちなシカゴアシッドは使ってません。僕もさすがに数曲しかわからんかったもんなぁ。なので、シカゴハウス入門編としてはあまり向いてないかも。
しかし、オールドスクールなシカゴハウスが好きな好事家にはたまらんものがありますよ。CDだとDave ClarkeのミックスCDとアンミックスCDの2枚組でDJにもオススメ(DJフレンドリーだそうです)。
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【ワイン】 Cuvée Royale Cremant de Bordeaux Brut 

081223_5.jpg先週、友人宅でクリスマスパーティーをするのにカルフールで買った泡もの。スパークリングワインのコーナーで何を買おうか物色していたところ、売場のソムリエが通り過ぎざまにぼそっと「これ、美味しいですよ。」とひと言だけ残して去って行ったのが気になって気になって、ついつい買ってしまいました。千600円とか800円くらいやったかな。(訂正:1,980円でした。)
ボルドーで、シャンパーニュと同じ製法で作られているものらしく(つまりCAVAとも同じってことですね)、微細な泡がたいそう心地良く、ドライでキリッと身が締まる思いです。確かに美味しかったですわ。

ちなみにこの後、イベリア半島のぶどうの当たり年である2007年産のスペインワインを買った・・・つもりが、年代違いで2007年のものじゃなかったことを開けてから気づいてしょんぼり。

【ビール】 Spendrups Julbrygd 5.3 

同じくポーアイのIKEAで買ったスウェーデンビールSpendrupsのクリスマス限定醸造。
注いでみるとブラウン系の液体でびっくり。これはいかにも旨そうだ。スタイルはヴィエナ(ウインナスタイル・ラガー)になるのだそうです。
ロースト麦芽の香ばしい甘みは若干感じるものの、全体の印象としては、ダークビールとしてはあっさりめの飲み口。不味かないけど、もう少し濃厚なのがお好みです。

【ビール】 Spendrups Original Can 

先月だったか、ポーアイのIKEAで買ったスウェーデンビールSpendrupsの缶。以前のものとパッケージが変わっていたので購入したのですが、多分中身は同じだろうと思います。
フルーティーな味わいのピルスナー。ニホンの大手国産ビールにはなかなかないタイプのビールで旨い(本当は瓶のSpendrups Old Goldのほうがより旨いのですが)。
でもこのビールって、スウェーデンではどのくらい飲まれている銘柄なんでしょうね?

【ビール】 キリン 大正のラガー 

キリンビール120周年の限定醸造その2、大正時代のビールの復刻版。
主張する強い苦みはそのままに、水っぽく、味わいをなくした印象のボディ。明治のラガーとは一転、個人的には美味しいとは思えなかった。
明治時代から大正時代にかけて、いったい何があったんだ!?(笑)

【ビール】 キリン 明治のラガー 

キリンビール120周年の限定醸造その1、明治時代のビールの復刻版。
主張する強い苦みの中にも麦の芳醇な甘みを感じることの出来る、麦芽とホップのみで作られた本物のビール(ドイツ産の麦芽とホップが使われているらしい)。
これ、なかなか旨いです。オススメ。

【ビール】 キリン ザ・プレミアム無濾過 ビアショコラ 

ただ今年賀状の印刷中。これが終わると旅行のパッキングもぼちぼちと始めなきゃ。師走ですなぁ。

プレミアム無濾過の期間限定商品第3弾 "ビアショコラ"。チョコレート麦芽なるものを(一部)使用して、ビターチョコのような黒ビールなのだそうです。期待して買いました。
グラスに注ぐと、カプチーノのような細かい泡が立ち、そして泡の持ちがたいそう良ろしい。これは写真を撮るのに便利ですな(笑) さっそく飲んでみます。
・・・なるほど。これはちょっとヘンな方向に想像をふくらませ過ぎていたかも(だってチョコレートだって言うから)。いや、エスプレッソやココアに似たフレーヴァーのシュヴァルツって今までいくつか飲んだことがあるのですが、このビールはむしろそっちのカテゴリーですわ。もちろん僕の大好きなタイプのビールではあるけど、"チョコレート" という単語から想像してしまう甘みとはちょっとズレを感じてしまう。
何も考えずに普通にシュヴァルツとして飲むと、プレミアムモルツ黒と同じくらいに旨いビールだと思います。

【ビール】 A.J.I. 心友ビール 

昨夜紹介した『Sudd. Is Dead』の記事を、早速Fujasaki君がSudd.のMyspaceのblogで取り上げてくれました。スレッガーさんかい!? 早い、早いよ!!(スレッガーさんって誰だ・笑)

A.J.I.ビール(箕面ビール)のピルスナー、心友ビール。
ピルスナーと言うには色が濃く、黄金色と言うよりも褐色に近い。写真の通り、泡立ちはあまり良くないですな。注ぎ方失敗したのか、それともぬるかったのか・・・。
フルーティーな甘み、強いが後に残らない苦み、そしてその2種類の味覚の間から顔を出す酸味。澱のようなものが浮いているのが見えたけど、これが酵母なのか知ら。
典型的なピルスナーからはかけ離れているものの、しみじみと味わえるタイプのビールですわ。

VA - Sudd. Is Dead (Sudd./2008) 

VA - Sudd. Is Dead
Label: Sudd.
Format: MP3
Released: 2008-12-01
ダウンロード >>
Amazon.co.jp >> iTS >>
年末年始の旅行に向けて、持ち歩きの負担にならない軽いデジイチ用三脚を買いました。しかし旅行中のみならず、僕は写真があまり上手じゃないので、普段家ではビールを撮影するのにも役立ちそうです。

2008年12月1日、スウェーデンのFujasakiのレーベル "Sudd." の5年にわたる歴史上最後の作品が、フリーMP3でリリースされました。タイトルは『Sudd. Is Dead』。これぞベスト・オブ・北欧エレクトロとでも言うべき、Sudd.の過去作品からのコンピレーション・アルバムとなっています。このアルバムを聴いていると、彼らの音楽は良い意味で正気の、シラフで良識にあふれたエレクトロニックミュージックだという風に感じます。これは今の世の中にこそ必要なもの。
僕がFujasakiとSudd.の音に出会ったのは去年の話だから、決して昔から彼らの音を聴いて来たという訳ではないけど、それでもレーベルが終了するということは、本当に残念でなりません。そして、Fujasaki君とlunemusiqueさんのおかげでこのレーベルにほんの少しだけ関わることが出来たことを、僕は誇りに思います。

なお、ダウンロードページでは、本アルバムのみならず、過去のSudd.からのアルバムやFujasakiのトラックなんかもダウンロード出来るようになっているので(The めがね~ずのミックステープも!)、ぜひ合わせてチェックしてみて下さい。
Tracklisting >>

DMX Krew - Bass Drop EP (Turbo/2008) 

DMX Krew - Bass Drop EP
Label: Turbo (TURBO 057)
Format: MP3
Released: 2008
試聴 >>
Amazon.co.jp >> iTS >>
先日、某全国チェーン系の居酒屋にて、1杯目に生ビールを頼んだところ(瓶ビールがスーパードライなのは知っていたので却下)、プレミアムモルツのロゴ入りジョッキがやって来た。まぁ中身は別のビールだろうと思いきや、飲んでみると本当にプレミアムモルツだった。これは良い店だと嬉しがって2杯目も生ビールを頼んだところ、同じくプレミアムモルツのロゴ入りジョッキなのに今度は違うビールだった。飲んだらすぐにわかるよ、ナメたマネしやがって、と軽くムカついて「1杯目と2杯目中身ちゃうやろ!?」と店員に言うと、「えー?そうですかー?」と笑ってごまかされた。何か、酔ってたら何飲んでもわからないでしょ?、みたいな店側の姿勢を垣間見て嫌な気分になった。こういうのも一応食品偽装って言うのかな?

DMX KrewことEd DMXがカナダのレーベルTurboよりEPをリリース。12"は4曲ですが、配信だと6曲入り。
DMX Krewと言えば、90年代の終盤から一足早く80'sリヴァイヴァルに取り掛かり、エレクトロ(ヒップホップ)、ニューロマ、シンセポップなどをアップデートした・・・と言うよりはそのまんまパロディのような音を多く吐き出していたお方ですが、今回のシングルのサウンドはズバリ、アシッド。それも、90年代初頭のアシッド・リヴァイヴァルとデトロイト・リヴァイヴァルが同時に起こった時期に多く見られたような、"TB-303を多用したインテリジェント・テクノ" のようなサウンド。"白いデトロイト" 系のシンセライン、チープなアシッドサウンド、平坦なグルーヴ感のリズム・・・。最近のテクノシーンにはなかった音で、なかなか面白く感じます。
DMX Krewは、いよいよ2010年代に向かおうかというこの時代において、早くも90'sリヴァイヴァルに手を付けようとしている。
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【ビール】 キリン スパークリングホップ レッド 

そう言えば先日、NHK杯フィギュア(民放に媚売ったようなこの呼び方もどうかと思うが)のアイスダンスの放送を遅ればせながら観たのですが、アイスダンスってこんなにアクロバティックな競技だったっけ!? フィギュアスケートの放映権がNHKから民放に移ってからはペアやアイスダンスの競技を地上波で観ることが出来なくなったので、アイスダンス自体久し振りに観たのだけれど、いやはや凄かったです。もはやペア並みの難しい姿勢のリフトの連続。アイスダンスの競技の質って、この2~3年でものすごく変化したんじゃないですか?

リニューアルした新スパークリングホップ(過去記事 >>)と同発の期間限定商品、スパークリングホップ レッド。糖質20%OFFだそうです。何がレッドなのかよくわからなかったので、お試しに6缶パックをお買い上げ。

●原材料 発泡酒(麦芽・ホップ・糖類)・大麦スピリッツ
●アルコール分 5%
●100ml当たり栄養成分
エネルギー 40kcal
たんぱく質 0.2~0.3g
脂質 0g
糖質 2.1g
食物繊維 0~0.1g
ナトリウム 0mg

多分、使ってる発泡酒の種類を変えて(レッドには大麦が入ってない)、糖質を新スパークリングホップよりも0.6g抑えている。

で、こちらも飲んだ感想ですが、いやこれはリニューアル前のスパークリングホップに近い飲後感です。なかなか旨い。
糖質カットのビール(や発泡酒や第3のビール)って美味しくないので僕は基本的に好きじゃないのですが、これは全然飲める。むしろリニューアル後の新スパークリングホップよりも好き。
ああ、しまった、こちらのほうをケースで買っておけば良かった・・・。

【ビール】 キリン スパークリングホップ 

フィギュアスケートのGPファイナルが始まりました。男子は小塚の坊ちゃんがSP1位! FSが断然楽しみになって来ました。しかしTV放送でジョニー・ウィアーとトマシュ・ベルネルがカットされたのは何でだ!? 浅田真央とキム・ヨナの過去試合の映像がなければ放送出来たんちゃうん? チャウチャウちゃうんちゃう?

昨年、ビールシーンに新風を巻き起こし、第3のビールをネクストレヴェルに引き上げたスパークリングホップ(過去記事 >>)。この度リニューアルされて、シャンパーニュのラベルを模した新しいパッケージで新発売。とりあえず1ケース(24本)買いました。
どのようにリニューアルされたのか気になるところですが、

●原材料 発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・糖類)・大麦スピリッツ
●アルコール分 5%

これは同じ表示。変わったところは、

●100ml当たり栄養成分
エネルギー 41kcal → 42kcal
たんぱく質 0.2~0.3g → 0.2~0.3g
脂質 0g → 0g
糖質 2.6g → 2.7g
食物繊維 0~0.1g → 0~0.1g
ナトリウム 0mg → 0mg

の部分。糖質が0.1g増えた分1kcal増えたということでしょう。特に大きな変更点ではないように思います。

で、飲んだ感想。
いやこれが残念なことに、大枠では特に変化はないものの、微妙な部分で、スパークリングホップの持ち味だったホップのフレッシュな爽快感が減退しており、代わりに雑味が増加している。個人的には、このリニューアルで明らかに不味くなったと言わざるを得ません。
もちろん今後も普段飲みビールとして飲み続けることは間違いないけど、今回のリニューアルは本当に残念です。

Mr. Oizo - Positif (Ed Banger/2008) 

Mr. Oizo - Positif
Label: Ed Banger Records (ED 027) / Because Music (5060107724228)
Format: MP3
Released: 2008
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今日、人生でいちばん大きな買い物をしました。来月から20年間、借金返済の日々です。

F Communications、現Ed BangerのMr. Oizoによる3rdアルバム『Lambs Anger』からのリカット・シングルに、何とLFOことMark Bellがリミキサーとして参加。それにしても、配信だと12"よりも1曲少ないのって珍しいけど(普通は逆)、このやり方ってアナログ文化を守るためには結構有効だったりして。
で、オリジナルは前回紹介したBoys Noize『I Love Techno 2008』にも収録のエレクトロ・ブリープ・アシッド。これをMark Bellは、基本はオリジナルの音色を使いながらも、ギタギタにエディットしまくって再構築。しかし、思ったよりもニューエレクトロ・マナーに則したトラック構成になってるのが意外でした。Mark Bellならもっとやれたんじゃないの!? という訳で、今後の期待も込めて星1つ半。
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Boys Noize - I Love Techno 2008 (Music Man/2008) 

Boys Noize - I Love Techno 2008
Label: Music Man Records (MMCD034)
Format: CD/MP3
Released: 2008
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今日、ボウリングでフォースを取りました。たぶん人生初。嬉しかったのでここに記録。

ベルギーのビッグ・イヴェント "I Love Techno" 公式ミックスCD。昨年のDave Clarke過去レビュー >>)に続き、今年は何とジャーマン・エレクトロの若武者Boys Noizeが担当。
ニューエレクトロとテクノを巧みにミックスして、ニューエレクトロ・ファンだけでなく、ハードミニマル・ファンにもアピール出来るゴリゴリ仕様。この辺りの音は現場では、ミニマル全盛でテクノシーンに行き場のなくなったハードミニマル・ファンの受け皿のひとつとして機能しているのかも知れません。こうして公式コンピ担当DJに起用されたことが証拠でしょう。
聴きドコロは全体的にブリープ系のアシッドなシンセがビキビキに多用されているところなんですが、ピークはやはり終盤のJoey Beltram「Game Form」からBoys Noize「My Head (Para One Remix)」にかけての硬くて跳ねたグルーヴの新旧二大トラックの共演。ここでもニューエレクトロとハードミニマルの親和性の高さが証明されている。
こんな感じでジャンルの垣根がどんどんと無意味化していくと面白いのだけれどねぇ。
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Adam Beyer & Planetary Assault Systems - Simulated Usage / Mod (Figure/2008) 

Adam Beyer & Planetary Assault Systems - Simulated Usage / Mod
Label: Figure (fig. 16)
Format: 12"/MP3
Released: 2008
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Risky feat. Where Do We Go『エンドレスで、かまわない。止めるまで、DANCE空間。DANCE ORIENTED SPECIAL』落とし損ねた! うわーん!!

Len Fakiのレーベルから、Adam Beyerと、Planetary Assault SystemsことLuke Slaterのスプリットシングル!
Adam Beyerのほうは、さいきんの彼らしいへヴィーなブリープ・ミニマル。
それよりもPlanetary Assault Systemsが! じわじわと追いつめられるような中毒性の高いドラッギーなホラー・ミニマル。単に "Dubfire以降" などとは片付けられないオリジナリティーを発揮している。途中で入ってくる金属音のループがもう怖すぎる。Luke Slater、完全復活とまではいかないけど、これはもうかなり戻って来てるんじゃないですか?
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【ワイン】 Château Le Joncieux 2003 

先週の土曜日に呑みました、その2。

ボルドーの赤、シャトー・ル・ジョンシュー。2005年のブリュッセルコンクールで金賞を受賞したワインだそうです。
産地はPremières Côtes De Blaye(プリミエール・コート・ド・ブライエ)AOC、品種はメルロー80%・カベルネソーヴィニョン15%・カベルネフラン5%(以上裏ラベルより転記)。
ミディアムボディでどこかスパイシーな風味を感じるワインでした。いただきものでしたがなかなか美味しかったと思います。今度は自分で買ってみても良いかも。

【ワイン】 Vasco Da Gama Dão 2004 

先週の土曜日に呑みました、その1。

最近ラベルの変わったヴァスコ・ダ・ガマ・シリーズのダォン・ワイン。ダォンのワインはライトボディでスイスイ呑める。でも物足りなさは全然感じなくて、むしろ飲み応えのあるフルーティーなぶどうの味が芳醇。
たいていカタカナでは "Dão" のことは "ダン" と表記されているのですが、しかし本当は "ダォン" ではないかと思う今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。まぁ "ダォン" だと "作家の壇一雄が自分の名前と同じことから愛飲した云々・・・" なんてな使い古されたエピソード書けないもんね、などと意地悪なことを書いてみる。

Joey Beltram - Shaking Trees (Harthouse/2008) 

Joey Beltram - Shaking Trees
Label: Harthouse Mannheim (HH MA 023-6)
Format: 12"/MP3
Released: 2008
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昨日、1ユーロ手数料込みで121円台になってました。うわーん!

何と、HarthouseからBeltramがリリーーース!!! 90年代始め頃からテクノを聴いてるひとにとって、この組み合わせはかなり↑萌えるものがあるんじゃないでしょうか。
音の方は、前回のエントリでちらっと触れた、TB-303を使わないニュースタイル・アシッド。そして地を揺らすヘヴィーなベースドラムは、Beltramのレゾンデートルそのものと言ってしまっても良いのでは。
Beltramはこの後HarthouseからミックスCDのリリースも控えており、本格的にHarthouseに参入かと思いきや、Adam BeyerのDrumcodeからのリリースも予定されているようで、ここに来てこのヴェテランの動きには目が離せない。いっときのディスコ路線には見切りをつけた、新たなBeltramの活躍にも期待します。
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Acid Junkies - Crane Dance EP (AJ Records/2008) 

Acid Junkies - Crane Dance EP
Label: AJ Records (AJR0801)
Format: MP3
Released: 2008
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今日の昼過ぎに銀行のキャッシュカードを落としたことを、銀行からの電話で知りました。まぁ何事もなかったので良かったですが。今日ATMで入金したときに落としたのだろうけど、どういう状況で落としたのかさっぱりわからない。僕が落とし物するなんて、10年以上前に家の鍵とバイクの鍵をキーホルダーごとなくして以来だ。何か気がゆるんでるのかしら。いかんいかん。

DJ Mizutaさんのblogで面白そうなお題(?)が出されてたので、びんじょってひとつ記事を書いてみます。

DJ MIZUTA:衣食住音 > ABBA - あなたのiPod、1曲目は何? >>

というわけで、僕のiPodではプレイリストに "アーティスト名 - アルバム名" と名前をつけてアルバム単位で検索しやすいように入れているのですが、僕の今のiPodの1曲目はAcid Junkiesのニューシングル(デジタルオンリー)でした。まぁこれで歴史的名盤とか自分クラシックを紹介することができれば、また面白い記事になったんだろうけど(チクショー)。
Acid Junkiesは、Terraceの名義でデトロイト・テクノの影響下にあったインテリジェント・テクノな作風で高い評価を得たStefan Robbersによるプロジェクトで、90年代始め、オランダのDjax-Up-Beatsから、チープでありながらバキバキ、ハードなんだけどどこか可愛らしいというアシッド・テクノをリリースしていたグループです。
ところで、最近はアシッドといっても、ソフトシンセ等を使った、TB-303もしくはそれに似た音色の機材を使用しないものが増えているようです。わかりやすい例だと電気グルーヴの『YELLOW』がそうだと思うのですが、こういった流れは最近のテクノシーンの特徴のひとつかも知れません。
このシングルの1曲目「Chica Go Sexy」もまさにそんなニュースタイルのアシッドハウス。音の組み立てや配置はオールドスクールなシカゴアシッドをトレースしてるだけなのに、使ってる音色が変わるだけでこうも新鮮に聴こえるんですね。
そしてそれ以上に面白いのが2曲目の「Haunted Memories」と3曲目の「Wave Up」。昔BPMの速いテクノをやってたアーティストが、今の時流に合わせてBPMを落としてきた場合、ベクトルとしてミニマルに向くのが趨勢だと思うのですが、彼らの場合はむしろニューエレクトロ方面に軸を合わせた音作りをしているように聴こえる。トラック構成はテクノのそれなんだけど、ニューエレクトロのノリに近い、ちょっとだけディスコでちょっとだけパンクなテクノ。
3曲合わせて、これはなかなか良いシングルだと思います。
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