Derrick May - Heartbeat presents mixed by Derrick May × Air (Heartbeat/2010)

Label: Heartbeat (LACD-0169)
Format: CD
Released: 2010
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で(前記事マクラ文の続き)、ラーメン食ったあと、岡本の甜蜜蜜 (Tim ma ma) でお茶。甜蜜蜜は、神戸方面に行くときは立ち寄る率の高い、いわゆる香港スイーツのお店です。杏仁糊&腰果糊(杏仁とカシューナッツのお汁粉)も西多士(香港式フレンチトースト)も美味しかったのですが、今回は中国茶の特級滇紅の美味しさに驚き。もちろん岡本に行ったので、フロイン堂のパンも購入。あぁ、岡本みたいなおしゃれな街に住みたかったなぁ。
テクノ・レジェンドDerrick Mayによる13年振り2作目のDJミックスCD。今どき珍しくヴァイナルを使った一発録りだそうで、"テクノ" という、一般的には最も生演奏的な人間味からかけ離れたイメージを持たれている音楽ジャンルのDJ達が、実は現在いちばんアナログレコードの使用にこだわり続けている、という状況の一片を見ることが出来るようで面白い。
さて、13年前の『Mix-Up Vol.5』とくらべて何が変わっているかと言えば、基本的に何も変わってません。ラテンとアフロに彩られた、トライバルでファンキーな疾駆するテクノとハウス。直感的で直接的なミックスやEQ使い。DerrickのDJは、あくまでも肉体に訴え続けるダンスミュージックでしかあり得ないのだ。
で、こういうのをCDで聴かされてしまうと、久し振りにDerrickの生のDJを聴きたくなってしまうわけです。個人的には土日にも仕事が入る因果な商売をしているのでクラブにはめったに行けない身ではあるが、近々来てくれないものかしら。
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- [2010/01/30 10:03]
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【ビール】 Hertog Jan

昨年ジョーディからお土産にもらったオランダのビールその2(飲んだのは今月入ってからだったかな)。確かジョーディはこれがイチオシだと言っていたような気がする。
Hertog Janっていう王様マークのブランドのビールなんだけど、ピルスナーなのかな? グラスに注いでみると、色は濃いめ。褐色がかった黄金色という感じ。泡は、空気の含みが丁度良い加減。そして味も濃いめ。濃厚なモルトのコクがあり、飲後感の甘みが余韻を楽しませてくれる。これ、ピルスナーだとしたらかなり↑美味しいピルスナーですよ。ごちそうさまでした!
- [2010/01/28 01:04]
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【ビール】 京の地ビール 周山街道をゆくのむ味わう ヴァイツェンマイルド

頂き物のため詳しいことはわからず、ネット上にも詳しいデータは見つかりませんでしたが、名前からしてどうやら京都のヴァイツェンらしいです。こんもりとしたクリーミィな泡がいかにも旨そうで、色はヴァイツェンにしてはやや濃いめ。
ヴァイツェンならではの小麦由来のバナナっぽい甘みも感じられるけれども、それ以上に前面に押し寄せて来るのがスパイシーで重厚なコク。とにかく濃い! そして重たい! こんなヘヴィなヴァイツェンってなかなかないよなぁ。やすりん、ごちそうさまでした!
- [2010/01/23 18:46]
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The Stanley Clarke Trio with Hiromi & Lenny White - Jazz In The Garden (Heads Up/2009)

Label: Heads Up International (HUCD 3155J/UCCT 1212)
Format: CD
Released: 2009
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ひふみよ、行きたいなぁ。
昨春にリリースされた、スタンリー・クラークのキャリア初アコースティック・ジャズ・トリオ作品。ただしニホン国内では上原ひろみ初のストレート・アヘッド作品という売り文句。なんだかなぁ。まぁ、僕も上原ひろみ参加でなければこのアルバムを手に取ることはなかった(かも知れない)ので、別にいいんですけど。
やはり上原ひろみの多彩に跳ね回るピアノも聴きどころのひとつだと思うが、いちばん目立っているのは、当然と言うかスタンリー・クラークの重厚かつスウィンギンなアコースティック・ベース。歌ってます。踊ってます。格が違います。ただしアルバムとしては3人のプレイヤーが絶妙にバランスしていて、最後まで一気に聴かせる。そして気がつけばもう一度PLAYボタンを押している。こころとからだへの浸透率の高い、ストレートなジャズ・アルバムです。
それにしても、チック・コリアとの共演盤(過去レビュー >>)に続いて、このふたりとの邂逅は、上原ひろみにとっても良いタイミングだったんだろうな。その思いは、ピアノソロ作品である次作『Place To Be』を聴くことによって強く感じます。(『Place To Be』に続く、かな?)
- [2010/01/21 11:06]
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傷だらけの男たち (監督:アンドリュー・ラウ/2006/香港)

第1回は、トニー・レオン、金城武主演の『傷だらけの男たち』。
監督のアンドリュー・ラウは、ハリウッドで『ディパーテッド』の名でリメイクされた『インファナル・アフェア』の監督だそうで、トニー・レオンの起用も『インファナル・アフェア』から再び。ちなみにこの『傷だらけの男たち』もハリウッド・リメイクが決まっているそうです。
2003年のクリスマス、蘭桂坊のバーで張り込む刑事ポン(金城武)とその上司ヘイ(トニー・レオン)のふたりの姿から物語は始まるのだけれど、終始、このふたりの男の微妙な距離感が描かれる。ポンが仕事から部屋に戻ると、ベッドで恋人が自殺して死んでいた、というところまでがイントロダクション。
3年後、ポンはアル中探偵となり、ヘイは資産家チャウの娘スクツァンと結婚して幸せな家庭を築いていたが、ある日、チャウとその執事マンが惨殺される。犯人と思われる2人組も死体で見つかり、捜査は一旦終了。しかし警察の捜査結果に疑問を持ったスクツァンは、ポンに事件の真相と真犯人探しを依頼するのだが・・・。
チャウとマンの惨殺シーンですでに真犯人の姿が描かれているので、映画を見ている僕らは真犯人の存在とその正体を知っている。しかしポンらの捜査が進む中で徐々に明らかになっていく真実とその謎解きに、映画を見ている僕らは少しずつ引き込まれていく。このあたりの脚本力と演出力が本当にすばらしい。そして、最後ににポンが真犯人に語るかたちで明かされる事件の真実は、これまでの複線を全て拾い上げ、点と点がすべて線でつながる鳥肌モノ。本当によく出来た脚本だと唸ってしまうんだけど、でも、この映画を見ている側が犯人を知っていて、その謎解きを楽しむってパターン、どっかで観たことあるぞ・・・。そうだ、『刑事コロンボ』だ!
救いようのない重たいラストに、映画のタイトル通り傷だらけの男たちの哀しみを見てしまうのだけれど、最後の最後にちょっとだけ心が安らいだ、絶妙のタイミングでエンドロール。最後までこの演出がにくい!
香港の美しくもスリリングな夜景に見とれ、そして僕と相方の好きな澳門も登場して、CATVでたまたま放送があったから録画しただけだったのだが、思いがけず良い映画に当たってしまった。
・・・え、広東語の勉強ですか? とりあえず「唔該」のいろいろな使い方だけはわかりましたよ。この映画、皆基本的に無口でしゃべらないんだもん。
- [2010/01/16 17:39]
- 映画/ドラマ |
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【ビール】 Macau Beer Blonde Ale

仕事納めの翌日から澳門に来ております。仕事始めまでにはニホンに帰るつもりです。
写真は昨日の昼食時に路環の雅憩花園餐廳で頂いた澳門ビールのブロンドエール。以前紹介したのはニホンのキリンビールの子会社が珠海で作っていたピルスナーですが、これは本当に澳門内で作ってる澳門唯一の地ビール。今回、これを飲むのを心待ちにしておりました。
甘みとコクがあるけどさっぱりもしており、澳門料理に合いました。これニホンでも買えたらなぁ。
- [2010/01/01 02:34]
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