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 2010年06月 

Sog - Abweichung (Profan/2010) 

Sog - Abweichung
Label: Profan (PROFAN 032)
Format: 12"/MP3
Released: 2010
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独ケルンのKompaktの前身レーベルであるProfan(現在はKompaktのサブレーベル扱い)が2年ほど前に復活したのですが、このニュースは思いのほか話題になりませんでした。僕も自blogでは取り上げなかったし。と言うのも、このときリリースされたWolfgang Voigtの12"がピアノを使ったミニマルミュージック(ミニマルテクノではなく)だったので、正直に言ってよく理解できなかったんですね。かつてのProfanの持ち味は、なんと言ってもビザールな音色の電子音で組み立てられた、一風変わったダンストラック、しかも実験的、といったものでしたから。
で、今年に入ってからも12"が出たり、ついにはProfanのカタログとしては10年振りとなるアルバムが出たりして、さすがに、かつてProfanを中心としたケルン・ミニマリズム特集を行った当blogとしても無視できない状況となってきているので、ここ何回かProfanの作品を紹介しようかと思います。
先ずは、今年の春前に出たWolfgang Voigtの "Sog" 名義のシングル。新しい名義かと思ったら、既にKompakt Extraからシングル2枚出てるじゃあーりませんか。で、前2作はそーゆーわけで未聴ですが、本作はいちおう硬い4つ打ちのキックがスカスカの空間を打ち鳴らすディープ・テクノ。ただしストリングスやホーンのサンプルが不規則に闖入するウワものがトリッピー過ぎる。これが一定の時間軸に則した流れで別の時間軸を突如ねじ込んで意識の変容を狙うというVillalobos的なトリップ・ミュージックの手法を取り入れているものなのかどうかは現時点で未だ判断がつかないが、Villalobosよりもある意味暴力的なトリップであることは確か。Wolfgang Voigt、実験君は何年経っても実験君ですなー。
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