上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト "VOICE" 日本ツアー2011 @ NHK大阪ホール 2011/11/25 

Hiromi The Trio Project
□ Piano, Keyboad: 上原ひろみ
□ Contrabass Guitar: Anthony Jackson
□ Drums: Simon Phillips

Anthony JacksonとSimon Phillipsをフィーチュアした上原ひろみの新しいピアノ・トリオ "Hiromi The Trio Project" が、今年3月にリリースしたアルバム『Voice』を引っさげて(←使うのが恥ずかしい常套句)行うツアーの大阪公演に行ってきました。上原ひろみのライヴは3年振り3回目。

とにかく上原ひろみはライヴを体験しろ! というのは僕の持論なのですが、CDだけ聴いていても彼女の魅力や凄さは伝わらないと思う。
確かにCDを聴いても彼女の作曲家でありアレンジャーでもある緻密で繊細な部分を感じ取ることは出来るのですが、ライヴでのプレイヤーでありパフォーマーでもあるダイナミックな部分は、まるでシャーマンのごとく何かに取り付かれたかのようにピアノに向き合う彼女から、絞り出されるように吐き出される音楽を実際に体験しないと、なかなか皮膚感覚として理解出来ない。それはライヴを見るたびに思う。そして、ライヴ後に録音作品であるCDを改めて聴くと、ライヴ以前とはまた違った聴こえ方をするし、ライヴの記憶をみごとに補完してくれるツールともなる。

今回、何と2階席のいちばん後ろで背中の後ろは壁、という残念な席だったのですが、さすがNHKホール、音響的には特に問題なかった。あと、上から見おろす角度で見るのは初めてだったので、いつもグランドピアノの上にちょこんと置かれている赤いシンセ(ClaviaのNord Lead 2らしいけど)の使う様もよく見えたのは良かったかな。
前回見た4人編成のバンドHiromi's Sonicbloomにもかなりの衝撃を受けたけど、あのときはまだひろみがメンバーに引っ張られてる部分も若干あったように思うが(まぁあれはギタリストのDavid Fiuczynskiのためのバンドだったもんなぁ)、今回のThe Trio Projectでは、トリオの精神的な中心にひろみが存在するようになっていた。と言っても他のメンバーの個性が薄いのかというと全くそんなことはなくAnthony Jacksonの安定感のあるベースも、タイトだけど手数の多いアクロバティックなSimon Phillipsのドラムもキャラが立っていた。特にSimonのドラムなんて、あれもうほとんどプログレだよ。ライヴ終盤の圧倒的なドラムソロでは、ひろみもピアノから離れて踊ってたもんなぁ。
たぶん、Sonicbloom以後しばらくThe Stanley Clarke Bandのメンバーとしてフロントに出ない活動を続けたことから得られた経験や心境の変化が彼女をそう変えたのだろうな。言うのは簡単だが、またひとつ成長したのだと思う。
そして、ぴょんぴょん飛んだり跳ねたりしながら演奏する上原ひろみを見ていると、ジャズって楽しい、音楽って楽しい、って思うのだ。

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今回も絶対楽屋で堂島ロール食べてるだろうな、などと開演前に思ってたのですが、よもやラーメンまで・・・(でもこのお店の別の支店でつけ麺食べたことあるけど美味しいですよね)。
あと、弦が2本も切れたのは初めての経験だったそうです。前回は切れた弦を客席に投げたら危ないからって怒られたそうで、今回は手に持ってくるくる回しておられました(笑)


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