【ビール】 サッポロ 冬物語 (25 years)

1988年と言えばバブル真っ盛りの時代ですよね。僕は中学生でした。岡村靖幸の2ndアルバム『DATE』が出た年。『逆シャア』と『AKIRA』が公開された年でもあります。ま、どうでもいいですが。
副原料を使用したニホンの典型的な大手ビールではありますが、苦みの中に旨味が感じられ、しみじみとした味わいがあります。
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- [2012/10/27 14:11]
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推理作家ポー 最期の5日間

『推理作家ポー 最期の5日間』は、1849年10月7日にボルティモアで変死したエドガー・アラン・ポーの死の謎を、大胆なフィクションを織り交ぜて描くミステリー。
原題は『The Raven』。ポーの詩『大鴉 (The Raven)』の引用で、邦題はわかりやすくはあるけど、やっぱりダサイよなぁ。
19世紀のアメリカの街を表現するためにブダペストなどでロケが行われており、ゴシックでどこか陰鬱な空気感がエドガー・アラン・ポーの世界と非常にマッチしている。
ポーの作品を模倣した連続殺人事件の謎を追うというストーリーで、細部にわたってポーの作品からの引用がされているので、あらかじめエドガー・アラン・ポーの短編集などを読んでおいたほうがより楽しめると思う。
オチというか犯人像の病理はけっこう現代的かなという気はしたけど。
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- [2012/10/27 13:36]
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岡村靖幸 Live Tour 2012 スポーツ @ グランキューブ大阪 2012/10/6

この日は中之島のグランキューブ大阪で18:00開演だったのですが、僕はなぜか17:51の時点で、JR福島駅近くの油そばの店で、僕の目の前に着丼した油そばを箸とれんげを使ってどんぶりの底から大きくかき混ぜ、酢とラー油を適量まわしかけて自分好みの味にカスタマイズするという作業に熱中しており、昨日も一緒だった友達から「何ヨユーこいてんの、18時からだよバカ!」というメールが来るまで、僕はすっかり18:30開演だとばかり思い込んでいたのでした。
油そばをたいらげたあとタクシーに飛び乗り、18:01、会場の自分の指定席に無事着席したときは、もう何がなにやら(汗)
さて、僕にとっての8ヶ月ぶり2度目の靖幸のライヴは、10分押しで18:10スタート。セットリストは以下のとおり。先に行われた名古屋公演のものを参考に改変しました。でも一部自信なし。
5!!モンキー
どぉなっちゃってんだよ
カルアミルク
(E)na
Alfa Inn
ア・チ・チ・チ
Vegetable
聖書 (バイブル)
(Instrumental Jam)
愛の才能
家庭教師
イケナイコトカイ
いじわる
――――――――
あの娘僕がロングシュート決めたらどんな顔するだろう
だいすき
――――――――
Peach Time
Jumpin' Jack Flash
聖書 (バイブル)
Come Baby
マシュマロハネムーン~セックス
Lion heart
19 (Nineteen)
Super Girl
――――――――
大阪ベイベー
友人のふり
真夜中のサイクリング
Out of Blue
セットリストに自信ないところは2回目の「聖書」の位置。「Come Baby」の先だったかあとだったか・・・。
そうそう、「聖書」、なぜか一晩で2回やったのよ。2回目歌いだした時はもう会場全体に巨大なはてなマークが浮かんでるのが見えたわ。後日2chのスレ読んで合点がいったけど、1回目は『エチケット』アレンジの「聖書」で、2回目はシングル・ヴァージョンの「聖書」だったのね。
ほかに今回のサプライズとしては川本真琴の「愛の才能」のカヴァーをやったこと。あまり歌えてなかったし、足元ちらちら見てたからカンペでも置いてたのかも。
全体的には、前回のエチケット・プラス(過去記事)のときよりも声が出ていたし、身体もしぼれていた。たまに声が裏返ったり逆にファルセットが出てなかったり歌詞を間違えたりもしていたけど、そんなの関係ないよもう。
「どぉなっちゃってんだよ」のテンポ早めのアグレッシヴなテクノっぽいアレンジとか、「家庭教師」のくだんの語りとか、「あのロン」~「だいすき」~「Peach Time」っていう多幸感極まる至高の流れとか、今回はオリジナル・ヴァージョンに近い歌い方だった「Come Baby」のバキバキさ加減とか、「真夜中のサイクリング」が聴けてうれしかったとか、もうほんとに挙げるとキリがないくらいの見どころ・聴きどころのオンパレード。
あと、1曲終わるたびに「ありがとうございました!」と深々と頭を下げる姿も印象に残っている。エチケット・プラスのときってこんなことしてたっけ?
そんな中でもこの日のハイライトは、「Lion heart」だろう。
この曲では靖幸は観客を座らせて歌ったのだが、一瞬口パクかって思うくらいに声量も高域も出ていて、まさしく一点の曇りもなく歌い上げていて、最高にすばらしい瞬間だった。僕が今まで発するのを躊躇し続けていた "完全復活" という言葉が危うく出て来そうになるくらい。
終演後は友達らと合流して夜の街へ。靖幸の至福の余韻にひたりながら杯を重ね、夜も更けました。
次のライヴはいつだろうかなー(もう4回目の逮捕とかは勘弁してほしい)。
- [2012/10/11 21:27]
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花魁WEST Vol.2 feat. OL Killer @ Live&Bar 11 (オンジェム) 2012/10/5

スペインバルで友達と軽く飲んでからオンジェムに入ると、ヴィーナス・カワムラユキがプレイ中。シカゴハウスっぽいガッツリした感じのトラックものをかけていたような気がします。それにしてもフロアが空いてるなぁ。
続いて、本日のメインアクト、OL Killerが登場。
OL Killerは、トイプードル、ワイルドパーティーの2DJにホワイトタイガーを加えたDJユニット。空いてると思ったフロアは、DJブースの周りを中心にあっという間に混雑。トイプードルさんとワイルドパーティーさんによるBack 2 Backをホワイトタイガーさんが上手でじっと見てる、という謎なプレイスタイルだけど、岡・・・じゃなくてトイプードルさん、もっとマイクで煽ったりデェンスするだけの、電気グルーヴで言うピエール瀧的存在なのかと思ってたら、それだけじゃなくてちゃんとDJしてる。ちゃんとってのも変だけど。
トイプードルとワイルドパーティーのそれぞれの音楽的趣向が明確に判るプレイで、トイプードルさんがリスナーとして普段聴いている音楽の趣味も垣間見えて興味深かった。なにより、目の前でプレイしているのが岡・・・トイプードルさんであることとか関係なく、DJとしてカッコよかった。トイプードルさんがミックスするときはマイクもデェンスも忘れてCDJとミキサーとにらめっこしていたけどね。真剣か(笑)
終盤ではトイプードルとワイルドパーティーが後方に下がり、ホワイトタイガーが数曲かけて終わり、というやっぱり謎なプレイスタイル。MCもあったけどしゃべってたのはホワイトタイガーさんでした。プレイ中はひたすら白いタオルで口のまわりをぬぐうトイプードルさんが印象的でした、ベイベー。
OL KillerのあとはDJ OMKTさん。エレクトロハウスとかEDMっぽいブリブリとしたエレクトロニックでアッパーなトラックを矢継ぎ早かつシームレスに繰り出す感じで、一緒に行ってた友達もこの人は巧いとうなっておりました。あと、フロアの外人率の高さ!
今回のパーティーで不満だったのは、この日のドリンクチケットではレッドブル・カクテルしか呑めなかったことくらいですかね。
- [2012/10/10 22:48]
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VA - Bleeping Subway Volume One: Ginza Line

Title: Bleeping Subway Volume One: Ginza Line
Label: HTC Communications
Catalog#: VHSDISC002
Format: CD
Released: 2012/9/5
[試聴]
[Amazon.co.jp] [iTunes Store]
このアルバムは、国内アーティストたちによる、いまどき "ブリープ・ハウス" をテーマにしたコンピレーションだ。
ブリープ・ハウスは、1989年頃にシカゴハウス/アシッドハウスとデトロイトテクノがイギリス中北部のウェアハウス・パーティー/レイヴで出会い、その地で醸成された、発信音(ブリープ)を用いたダンス・ミュージックだ。ノーザン・ソウルをもじってノーザン・テクノとも呼ばれたやつで、むろんブリープ・テクノとも言う。
シカゴ・アシッドとデトロイトテクノがヨーロッパでミックスされて漂白され醸成された音楽としては、ブリープ・ハウスの1~2年後に生まれたジャーマントランスも同様であるが、ジャーマントランスはシカゴ・アシッドやデトロイトテクノとともにEBM(EDMとちゃうよ)/ニュービート~ベルジャン・ハードコアの影響も大きかった(だからジャーマントランスには独特の耽美な世界が存在するんだよね)。
ひるがえってブリープ・ハウスはと言うと、シカゴ・アシッドやデトロイトテクノの影響だけでは説明できない強烈なベース・サウンドを特徴として持っている。これは、ジャマイカ系移民が多いロンドンでは60年代からサウンドシステムが普及していたことは広く知られているとおり、イギリス中北部でも同じくサウンドシステムとレゲエのベースが定着していたことによると思われる(ゴメン、ここは推測。ちゃんと調べてない)。
で、このコンピ・アルバムの話に戻るけど、これまで発信音(ブリープ)というウワものばかりに注目されがちであまり積極的にフィーチュアされて来なかった感のある、ブリープ・ハウスの "ベース・ミュージックとしての側面" をとらえたものになっている。それは、ここ5年くらい続いているベース・ミュージックの隆盛によるところも大きいのだろう(例えば、いわゆるニューエレクトロのひとたちはよくDJのときに好んでLFOとかをかけていたよね)。
15組のアーティストが、ベース・ミュージック、発信音(ブリープ)、そしてそれらにもとらわれない解釈の楽曲をそれぞれ提供していて、いろんなスタイルのトラックが聴けるのだけれど、オリジナルのブリープ・ハウスのスタイルを意識したトラックがやはりいちばん多くて、どの曲も当時の音の特徴をうまく捉えていて、しかもカッコイイ。
ブリープ・ハウスとひとくくりで言っても当時からいろんな出自のアーティストがいたわけで、どの曲がどれとはいちいち言わないけど、意外と雑多な雰囲気もあった当時のブリープ・ハウスのバリエーションの幅なんかも感じられて面白い。
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Tracklisting:
01. Yabemilk - chewing beans
02. tanaka scat - ONIBABA
03. coook - thundervolt
04. 909state - BABEL
05. Asohgi - tochka
06. madmaid - the forest of manga
07. Guchon - TanTakaTan
08. Woodman - Brooklyn Soloban Corner Asakusa
09. 座久拓郎 (Taquro Zaqu) - 阿ンノ吽 (A-NNO-UN)
10. takuya as Urban Suburbanite - BLEEPTRAK
11. 吉田哲人 (Tetsuto Yoshida) - FreeTalk
12. LASVEGAS from Harley&Quin - eight positions, eight conductors
13. hitachtronics - Bleep File under GINZA Line (銀座線のブリープ)
14. Carre & Exo-Magics - Bleep Rhapsody
15. ACIDWHITEHOUSE - NORMAL BITCH
- [2012/10/06 12:40]
- 音楽 VA |
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パスピエ - ONOMIMONO

Title: ONOMIMONO
Label: Warner Music Japan
Catalog#: WPCL-11100
Format: AAC
Released: 2011/6/27
[試聴]
[Amazon.co.jp] [iTunes Store]
キーボードの成田ハネダとヴォーカルの大胡田なつきを中心とするバンド、パスピエの2nd。タイトルは1st『わたし開花したわ』(過去記事)に続き、たぶんあまり意味のない回文。メジャーデビュー作ということが関係しているのかしないのか、前作以上にキャッチーなメロディーが魅力的な疾走感のある楽曲が多い。反面、前作の魅力のひとつだと感じた初期YMO的な中国趣味的な雰囲気は今回はほとんど見当たらない。とは言え、「トロイメライ」「デモクラシークレット」「脳内戦争」「トリップ」「最終電車」といったたたみかけるパンキッシュなポップチューンは最高に気持ち良いし、「プラスティックガール」「ただいま」のようなやさしいアレンジのメロディーが映える曲も良い。特に「最終電車」のエレピのイントロなんて鳥肌ものだ。成田ハネダは間違いなくメロディーメーカーだと思う。
あと、iTunes Storeだとボーナストラックとして1st収録曲「電波ジャック」のアコースティック・ヴァージョンが入ってるので、どうしてもCDのほうが、という偏屈なひと以外はそちらをオススメ。
![]() | ONOMIMONO (2012/06/27) パスピエ 商品詳細を見る | ![]() | わたし開花したわ (2011/11/23) パスピエ 商品詳細を見る |
01. トロイメライ
02. デモクラシークレット
03. プラスティックガール
04. 脳内戦争
05. 気象予報士の憂鬱
06. トリップ
07. 最終電車
08. ただいま
09. 電波ジャック (歌とピアノver.)
- [2012/10/01 13:53]
- 音楽 P |
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