Mr.YT - Fragments 

Artist: Mr.YT
Title: Fragments
Label: Elements Of Soul
Catalog#: ESCDX2
Format: CD-R
Released: 2012/10/28
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Mr.YTと言っても高橋幸宏のことじゃないです。ユウジ・テクノウチこと竹ノ内裕治氏が97年から98年にかけてR&S Records傘下のGenerations、Apollo、Global Cuts、Diatomycといったレーベルからリリースしていた12インチ作品がCDにまとめられ、今年10月のM3において各35枚限定で販売されました。Disposable名義の『Complete Planetrax -discovery of the solar systems-』とMr.YT名義の『Fragments』の2枚。ちなみに自身のBandcampではダウンロード販売もされています。
『Complete Planetrax -discovery of the solar systems-』の方は当時のOliver HoやDamon Wildにも似たハードミニマル期の作品でこちらもカッコいいんだけれど、今回取り上げるのは『Fragments』。
収録曲が再録されている『Brand New Day EP』っていう4曲入りのダブル12インチが出た15年前、このクレジットにあるユウジ・テクノウチって何者?、と思いながら、楽曲はもちろんタイトルや曲順、ジャケットに至るまでトータルアートとして素晴らしく、夢中で聴いたものでした。本当に名盤というに相応しい。結局それ以降竹ノ内裕治氏の音楽に触れる機会はありませんでしたが、こうしてまとめてリイシューされて感慨深さがあります。
音楽的にはアンビエントとディープハウスという二大枢軸でまとめられており、純度の高い透明感のある音像が最高に気持ち良いダンスミュージックとなっている。残念ながらCDはすでに完売しているがダウンロードでも買えるので、未聴の方は是非にとオススメ。

Tracklisting:
01. Morning
02. Afternoon
03. Evening
04. Nite
05. Ocean in Heaven
06. Pacific Jazz
07. Regard
08. Reve
09. Souvenir
10. Poisson D'Avril

MPIA3 - Your Orders 

Artist: MPIA3
Title: Your Orders
Label: R&S Records
Catalog#: RS 1211
Format: MP3
Released: 2012
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うわー、ベルギーの老舗テクノ・レーベルR&Sからヘンなのが出たー。
しかしこのMPIA3って誰? と思ったら、ベルリン/ロンドンの硬派テクノ・レーベルAvianからの超絶アシッドなEP2作が一部で注目を集めたひとでした。前2作とは少し趣きが違っていて、ひとことで言うと、いわゆるガバキックを多用したテクノ。ブレイクコアとかではなく、テクノでここまでガバキックをフィーチュアしたのって本当にひさしぶりに聴いた。4つ打ちテクノだけじゃなくて、LFOのエレクトロ・クラシック「Tied Up」もガバキックを使っていたけど、あんな感じのエレクトロ・トラックも収録。ベルクハイン系ミニマルだったりハードアシッドだったりエレクトロだったりするんだけど、ガバキックひとつでこんなに印象変わるもんなんですな。そしてやっぱりこのひとのアシッドはやばい。ギヨギヨゆってる。すごい。

Your Orders [12インチ・輸入アナログ盤 / 2枚組] (RS1211)Your Orders [12インチ・輸入アナログ盤 / 2枚組] (RS1211)
(2012/12/08)
MPIA3

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Tracklisting:
01. Crusty Juice
02. Mountain Of Ash
03. Roly Poly Babs
04. Acid Badger
05. Your Orders
06. Ridge Way

LAMA - Parallel Sign 

Artist: LAMA
Title: Parallel Sign
Label: Ki/oon Records
Catalog#: KSCL-2134
Format: CD
Released: 2012/11/28
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フルカワミキ、田渕ひさ子、中村弘二、牛尾憲輔によるLAMAのおよそ1年振りの録音作品。このあとにアルバム『Modanica』も出たのだけれど、やはり僕はこのシングルについて書かねばならない。そう、このシングルのカップリング曲について。
タイトル曲「Parallel Sign」はアニメ『エウレカセブンAO』の挿入歌で、SUPERCAR時代の「YUMEGIWA LAST BOY」のミラクル再びって感じの、疾走感とセンチメンタリズムを兼ね備えたエレクトリックな4つ打ちダンスチューン。これは文句なしに気持ちいいし、カッコいい。
で、だ。カップリング曲「Seven Swell -based on "Niji"-」っていうのが、タイトルにもあるように、何と電気グルーヴの1995年の曲「虹」のカヴァー・・・じゃなくてリビルド。ここで「虹」を取り上げる理由というのは、エウレカの1作めで「虹」が劇中歌として使われたということで(僕は観てないんだけど)エウレカ繋がりということもあるのだろうけど、それとともに電気グルーヴのサポートメンバーを勤めるagraphこと牛尾憲輔がLAMAのメンバーであることも大きかったんじゃないかしら。
その「Seven Swell -based on "Niji"-」は、あの聴こえてくるだけで泣きそうになる印象的なイントロはそのままだが、メロディーも歌詞も大幅な改変が見られる。そして引っ張るに引っ張ったのちに聴きなれたサビがドンッと表に出た時の高揚感たるや!
もう1つのカップリング曲は、アルバム『Modanica』収録曲「Know Your Rights」のショート・ヴァージョン。前2曲とくらべるとギター色強めのロックチューン。
それにしても、90年代の日本のテクノ・ブームの象徴的な曲だった「虹」が、けっしてネタ的な使われ方ではなく、日本の音楽シーンのクラシックとしての位置付けを得ながら、新たな解釈のもと生まれ変わる様を見ることができたというのは、感動的ですらある。

Parallel Sign(期間生産限定アニメ盤)Parallel Sign(期間生産限定アニメ盤)
(2012/11/28)
LAMA

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Parallel SignParallel Sign
(2012/11/28)
LAMA

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Tracklisting:
01. Parallel Sign
02. Seven Swell -based on "Niji"-
03. Know Your Rights (Short Version)
04. Parallel Sign (Instrumental)
05. Seven Swell -based on "Niji"- (Instrumental)
06. Know Your Rights (Short Version) (Instrumental)
07. Parallel Sign (Acapella)
08. Seven Swell -based on "Niji"- (Acapella)
09. Know Your Rights (Short Version) (Acapella)

上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト "MOVE" Japan Tour 2012 @ オリックス劇場 2012/12/07 

Hiromi The Trio Project
□ Piano, Keyboad: 上原ひろみ
□ Contrabass Guitar: Anthony Jackson
□ Drums: Simon Phillips

Hiromi The Trio Projectの2ndアルバム『MOVE』を引っさげての日本ツアーは本日の東京公演がラクだそうですが、僕も大阪公演の2日めに行ってきましたよ。上原ひろみのライヴはこれで4回め。
今回は12列めという(去年と違って)わりと良い席で観ることが出来たので、三者が繰り出す音の波動が直線的に伝わってきて、凄まじい迫力でした。特にひろみの演奏は、今まで観た中でおそらくいちばん神がかっていたのでは。僕はまばたきも我慢して、彼らの演奏する姿と音を一瞬でも取りこぼすまいと全身全霊を傾けて対峙するのに必死で、ライヴ後には相当に消耗してしまいました。
いつも思うことなんだけど、ひろみの音楽は録音作品であるアルバムだけではその魅力はほとんど伝わらない。あのライヴを、そう、超濃密で濁流のようなライヴを体験しなければ!

上原ひろみオフィシャルブログ > Osaka (Japan) >>

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上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト feat.アンソニー・ジャクソン&サイモン・フィリップス

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上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト フィーチャリング・ アンソニー・ジャクソン&サイモン・フィリップス

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上原ひろみ

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【ビール】 サントリー カラメルブラウン 

"甘やかな香りとコクの豊かな味わい。" をうたうサントリーの新しい第3のビール、カラメルブラウン。"甘やか" って単語はなかなか斬新ですね。いただきます。
そうですね。確かにカラメル麦芽とビターホップの感じはよく出ている。僕の好みです。でも豊かな味わいって程ではないのは、やはり第3のビールだからでしょうか・・・。

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【ビール】 キリン スパークリングホップ 

2007年秋に発売されたキリンの第3のビール "スパークリングホップ" の登場は衝撃でした(過去記事)。もともとホップの効いたビールは好きだったのですが、ホップのフレッシュでジューシィな魅力にはこの商品で開眼したといっても過言ではありません。ケースで買って、毎日仕事から帰ってスパークリングホップが飲めるのを楽しみにしていたほどです。ほぼ中毒。
そんなスパークリングホップも、2008年のリニューアル(過去記事1過去記事2)を経て、2009年に販売終了。今でも僕はあのリニューアルは失敗だったと思っています。明らかに劣化。
さて先日いつものように仕事帰りにスーパーに寄ると、何やら見覚えのあるパッケージがビールコーナーに鎮座。何と何と、スパークリングホップ、3年振りの帰還。限定復刻だそうですが、これは懐かしい。取り急ぎ6缶パックをお買い上げ。さっそくいただきました。
う〜ん、ホップの甘〜い香りがたまらないですね。若干想い出補正も入ってるものの、どちらかと言えばリニューアル前のオリジナル・スパークリングホップに近い気がします。
限定と言わず、通年販売に戻して欲しいものです。切に。

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キリン スパークリングホップ 350ml×72本(3ケース)キリン スパークリングホップ 350ml×72本(3ケース)
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Go Hiyama / Stingrays ‎– Counter Pulse Series 5 

Artist: Go Hiyama / Stingrays
Title: Counter Pulse Series 5
Label: Counter Pulse
Catalog#: CP005
Format: MP3
Released: 2012
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[Amazon.co.jp] [iTunes Store]
日本のGo Hiyamaと台湾在住のシンガポール人Stingraysによるスプリット・シングル。双方ともPerc Traxあたりから出ていてもおかしくないインダストリアル・テクノなんだけど・・・と、ここまで書いて調べてみたら、Go Hiyamaは実際にPerc Traxからもリリースしているんですね。しかもデビューはJames RuskinのCodaからなのか。ついでにStingraysのほうも調べてみたところ、この方もデビューがSheepにZETって、いやぁ2人ともブレてないですね。すばらしい経歴。
改めて。Go HiyamaもStingraysもそれぞれインダストリアルな感覚を持ったテクノを提供しているが、Go Hiyamaは金属的な粒子がざらつくミニマル・ダブ的な質感のトラックであるのに対し、Stingraysは工場で打ち鳴らされる重量物の破裂音のようなハードなトラックとなっている。インダストリアル・テクノとひとくくりに言えど、それぞれの個性が感じられるのが面白い。



Tracklisting:
01. Go Hiyama - Spiral
02. Go Hiyama - Screw
03. Stingrays - A Strange Footprint Of The Unknown
04. Stingrays - The Black Planet

Posthuman ‎- The Benz EP 

Artist: Posthuman
Title: The Benz EP
Label: Balkan Vinyl
Catalog#: BV10
Format: MP3
Released: 2012
[試聴]
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ここ数年のUKでは珍しく "テクノであること" に主眼を置いたレーベルBalkan Vinylを主宰する2人組Posthumanによる自身のレーベルからのシングル。Balkan Vinylは毎回配信と同時にヴァイナルも切っていてえらいなぁと思います。
タイトル曲「The Benz」は、90年代のアシッド・リヴァイヴァル期を思い起こさせるアシッド・テクノ。昨年レーベルのBandcampで公開されたコンピ『Acid Relief』(0円から買えますが、もしよければいくらかでも払いましょう)にも収録された曲ですね。それを、ハードテクノで名を馳せたBen Simsと、Two Lone Swordsmenでは長年Andrew Weatherallの相棒を務めたRadioactive ManことKeith Tenniswoodの2人がそれぞれリミックス。
Ben Simsは、ざらついた質感と低空飛行のグルーヴで緊張感を持続させるアシッド・ハウスに。これは悪い音だ。明らかに不良大人の音楽。
いっぽうRadioactive Manは、お得意のエレクトロ(オールドスクール・エレクトロね)に料理。
最後の「Company Man」はレイヴ・シンセとヴォイス・サンプルを繰り返すハウシーなトラック。今年はレイヴ・シンセがトレンドのひとつでしたね。
というわけでこのシングルはBen Simsのリミックスが良いです。
ところでこのBalkan Vinylってレーベル、新興レーベルの割には、今回のリミキサー陣のみならず、Altern 8の片割れMark Archerとか(過去記事)LFOとかLuke Vibertとか、はたまたB12とかPlaidといったUKテクノの大御所を次々と起用しているけど、一体どんなコネクションを持っているのだろう。主宰しているパーティーから派生しているのかな。



Tracklisting:
01. The Benz (Original Mix)
02. The Benz (Ben Sims Acid Remix)
03. The Benz (Radioactive Man Remix)
04. Company Man