Serge & Tyrell - House Countdown 

Artist: Serge & Tyrell
Title: House Countdown
Label: Clone Jack For Daze Series
Catalog#: CJFD015
Format: MP3
Released: 2012
[試聴]
[Amazon.co.jp] [iTunes Store]
Cloneのレーベル・ボスSerge Verschuurが、2012年にオランダのプロデューサーAlden Tyrellと組んでリリースしたシングル。リリース元のClone Jack For Daze SeriesはCloneのたくさんあるサブ・レーベルのひとつで、その名の通りジャック・ハウスの専門店。このひと本当にシカゴ・ハウスが好きなんだね。
ひたすら繰り返される粗悪なヴォイス・サンプルがいかにもなジャッキン・ハウスなんだけど、#2のミックス名にもあるように、ベースシンセやシンセリフを使った1989年あたりのレイヴ感が同時に備わっているのが面白い。



Tracklist:
01. House Countdown (EPS Deng't Mix)
02. House Countdown (Eighty Nine Mix)
03. Pump-O-Matic
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Andy Vaz - Imaginary Beings 

Artist: Andy Vaz
Title: Imaginary Beings
Label: Chiwax
Catalog#: CHIWAX006
Format: MP3
Released: 2012
[試聴]
[Amazon.co.jp] [iTunes Store]
Andy Vazが2012年に出したシングル(デジタル配信は2013年)。

かつてはクリック・ハウスと呼ばれた音楽の首領的な位置付けだったAndy Vazも、最近は自らのルーツ、すなわちデトロイト・テクノやシカゴ・ハウスに回帰するような方向に向かっている。特にこのシングルでは、リリース元のレーベル・カラーに合わせたシカゴ・アシッドのトレースを見せてくれている。
リリース元であるChiwaxはベルリンのテクノ/ミニマル・レーベルRawaxのサブ・レーベルで、その名の通りシカゴ・ハウスにフォーカスしたリリースを続けている。Rawaxは他にもHousewaxやDubwaxといった、その音楽性が実に分かりやすいレーベル名を冠したサブ・レーベルを展開しており、共通しているアンダーグラウンドな佇まいも含めて、リリース作品はどれも注目に値する。

本作は始めにシカゴ・アシッドのトレースと書いたが、決して単純なコピーに終わっているわけではない。オールドスクールを意識したシンプルでチープなリズム隊や、記号化されたファンキーなヴォイス・サンプル、そして執拗に繰り返される催眠的なTB303のサウンドなどによりシカゴ・ハウスの外部からの再構築を試みながら、デトロイト・テクノの持つ感傷的な叙情性を同時に発揮している。
とは言え、近年、この手の作風は一部で増えてきているし、取り立てて新鮮味のある音楽でもないが、僕も含めたシカゴ好き、アシッド好きの好事家達には自信を持ってオススメ。



Tracklist:
01. Imiginary Beings
02. He Used To Be An Asian
03. Minimal Acid
04. Lost Groove Morning