DJ Funk - Booty House Anthems 3

Title: Booty House Anthems 3
Label: Dance Mania Records
Catalog#: DMR1013
Format: CD×2
Released: 2014/02/05
"Booty House Anthems" っていうのはそもそも1999年にDJ FunkがUCから出したDJミックスCDの名前なんだけど、2006年にはセルフメイドのCD-Rながら続編DJミックスCDが作られていて(過去記事)、そして2010年頃、第3弾がリリース予定だという情報がアナウンスされました。
…あれから4年。
やっとこ、本作『Booty House Anthems 3』が陽の目を見てリリース。当初海外サイトでの販売のみだったのですが、日本国内にもぼちぼち入ってきてます。高いけどね。
というわけで僕の手元にも現物が届きました。
なんと、CD-RではなくプレスCDだった!!
いや、このヤル気のないイラストのジャケットも含めて、今までのDJ Funkのリリース仕事はラフなものばかりなので、本作ももしかしたらCD-Rなんじゃないかと疑ってたんですよね。いやあ驚きました。
で、早速聴いてみたんですけど。
なんと、これDJミックスCDじゃなかった!!
CD2枚に計27曲がセパレートで入ってる、DJ Funkのニューアルバム(?)ですわ。トラックリスト(CDやジャケットにはいっさい記載がないが、ネットでは確認出来る)見た時点でトラック数少ないからピンとくるべきだったんだろうけど、いやあ驚きました(笑)
ま、内容はオリジナル・アルバムと言うよりはコンピレーションなんですが、わりと最近のDJ Funk仕事がまとめられており、ケンイシイなどの他アーティストによるリミックスも臆面なく収録。作品としてのまとまりはあまりないので、データで買っても良かったのかも。
もういちど書くけど、これミックスCDじゃなかった!!
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Tracklist
1-01. Titties and Beer (DJ Funk vs Ken Ishii)
1-02. In My Face
1-03. Fuck Dat Ass
1-04. Work It Work It
1-05. Ass & Them Titties
1-06. Booty Clap (Ok! Re-Mix)
1-07. Booty Bounce (Gta Remix)
1-08. Move That Butt (Ape Drums Doggy Style Re-Mix)
1-09. Who That Gurl? (Big Bass X-Tra)
1-10. 3 Fine Hoez (Sinjin Hawke Remix)
1-11. Used 2 Fuck Me (DJ Funk vs Wordlife)
1-12. Pump Dat Ass Down
1-13. Pump Dat Ass Down (Extended)
2-01. Pump That Shit Up! (DJ Funk Mix)
2-02. Boom Baby (Yayo)
2-03. Dark Energy!
2-04. High Frequency
2-05. Party People
2-06. Thunderpussy (Megamix)
2-07. U Work It
2-08. You Know We Get Fucked Up
2-09. Aqua Vapor, Pt. 1
2-10. Video Clash II (Holographic Mix)
2-11. Run (Re-Release)
2-12. 3 Fine Hoez
2-13. Put Them Tits in My Face
2-14. Work This Muthafukka (DJ Funk Mix)
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- [2014/03/17 22:54]
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Nina Kraviz - Dance Mania Only Vinyl Live Mix

Title: Dance Mania Only Vinyl Live Mix
Label:
Catalog#:
Format: File
Released: 2014/02/10
(続き)で、Dance Maniaの音をもっと手軽に聴いてみたいという向きには、先日Twitterでも話題となった、このNina Kravizによるその名も『Dance Mania Only Vinyl Live Mix』はいかがでしょう。志村けんはいかがでしょう。
太っ腹にもフリー・ダウンロードのこのミックス、『Hardcore Traxx: Dance Mania Records 1986-1997』(過去記事)のプロモーション用に公開されたものなんですかね?
オープニングを飾るのはDJ Rushの「Childplay」。これ、実は『Traxmen presents Chicago Sound』(過去記事)のオープニングと一緒なんですね。多分意識したんでしょうね。
しかし全体としては、かのミックスCDのような冷たい感じでもなければゲットーな感じでもなく、トラックス、アシッドハウス、そしてアーリー・ハウスという、ちゃんとイマの現場の音、つまりロウハウス以降の音になっています。そのあたりはさすが現役テクノDJと言うべき。
Nina Kraviz - Dance Mania only vinyl live mix by Nina Kraviz
- [2014/03/16 20:45]
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VA - Hardcore Traxx: Dance Mania Records 1986-1997

Title: Hardcore Traxx: Dance Mania Records 1986-1997
Label: Strut
Catalog#: STRUT114CD
Format: File
Released: 2014/02/10
(続き)で、こちらは先月出た本家Dance Maniaの楽曲を集めたコンピレーション。
90年代のテクノからではなく00年代の(ニュー)エレクトロからDance Mania(てかゲットー・ハウス)を知ったひとたちには、いまさらだけど是非こっから聴いてってもらいたい。
CDの1枚目はレーベル最初期のジャック・ハウスが纏められている。昨今のロウハウスに通じる音質とグルーヴは、今聴いても、って言うか、今だからこそ最高にカッコいいアーリー・ハウス!
そして2枚目がDance Maniaと言えばこれでしょう、てなゲットー・ハウス。DJ Funkとかソレ系のミックスCDなんかを持ってるひとは聴いたことがある曲ばかりであろう、クラシック中のクラシックばかり。品性下劣な単語連発の放送禁止ダンス音楽、最高だろ。
2枚目はそれだけではなくて、当時トラックスと呼ばれたテクノ寄りのいわゆるトラックものも多く収録されていて、実際90年代のテクノ界隈(の一部)で人気を博したのはこのあたりの音だ。
本コンピのリリース元は、!K7のサブ・レーベルの一つStrut。一昨年、同じくシカゴのCajual Recordsのコンピをリリースにこぎつけた実績を持つレーベルだ。よく頑張ってると思う。
ジャケットに使われているDJ Funkを捕えた写真はわりと有名なもので、おそらくフランスでのJustice『Waters Of Nazareth 』リリース・パーティーとか、そのあたりに撮られたもの。このジャケットのデザインは秀逸ですね。
Dance Maniaの音源を聴けるCDは、ミックスされたものはいくつか出てるけど(過去記事1/過去記事2/過去記事3)、セパレートのコンピレーションは多分『DM Classic Vinyl』(過去記事)くらいなもんだと思うので、今回のリリースは本当に貴重であり待望。
しかも『DM Classic Vinyl』とカブってるのが1曲しかないので(Hercules「7 Ways」)、本当にわかってる選曲したなぁと感心する。
![]() | DANCE MANIA HARDCORE TRAXX: DANCE MANIA RECORDS 1986-1997 (2014/02/10) RAY BARNEY & PARIS MITHCHELL PRESENT 商品詳細を見る | ![]() | DANCE MANIA HARDCORE TRAXX: DANCE MANIA RECORDS 1986-1997 [Analog] (2014/02/10) RAY BARNEY & PARIS MITHCHELL PRESENT 商品詳細を見る |
![]() | DANCE MANIA HARDCORE TRAXX: DANCE MANIA RECORDS 1986-1997 (2014/02/12) RAY BARNEY & PARIS MITHCHELL PRESENT 商品詳細を見る |
Tracklist
1-01. Hercules - 7 Ways (Club)
1-02. Victor Romeo featuring Leatrice Brown - Love Will Find A Way (Club)
1-03. The House Master Boyz And The Rude Boy Of House - House Nation
1-04. Duane & Co - J.B. Traxx
1-05. Vincent Floyd - I Dream You
1-06. Da Posse featuring Martell - Searchin' Hard
1-07. Club Style - Crazy Wild
1-08. Jammin' The House Gerald - Black Women (Club)
1-09. Tyree - Nuthin' Wrong
1-10. Strong Souls - Twinkles
1-11. 3.2.6 - Falling (Armando's House mix)
1-12. Rhythm II Rhythm - A Touch Of Jazz (Lifestyles Of The Rich mix)
2-01. DJ Funk - House the Groove
2-02. Paul Johnson - Feel My M.F. Bass
2-03. DJ Funk - The Original Video Clash: Video Clash II (Street mix)
2-04. Parris Mitchell Project feat. Wax Master - Ghetto Shout Out!!
2-05. DJ Deeon - Da Bomb
2-06. Houz' Mon - Fear The World
2-07. Vincent Floyd - I'm So Deep
2-08. Tim Harper - Toxic Waste (Club mix)
2-09. Robert Armani - Ambulance
2-10. DJ Deeon - House-O-Matic
2-11. Traxmen & Eric Martin - Hit It From The Back
2-12. Top Cat - Work Out
- [2014/03/15 12:30]
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VA - Boysnoize presents: Dance Mania

Title: Boysnoize presents: Dance Mania
Label: Boysnoize Records
Catalog#: BNRCD020
Format: File
Released: 2013/11/25
ここ数年ジューク/フットワークが注目を集めているその影響なのか、シカゴのDance Mania Recoredsの再評価熱がグイグイ来てまして。
と言っても、僕なんかはずっとDance Maniaとか好きで未だにそんなのばっかり定期的に聴いてるもんだから、イマイチ再評価って単語にはピンと来ませんけれども。
かつて、ニューレイヴや(ニュー)エレクトロの連中は、積極的にDance Maniaに代表されるシカゴ・ゲットーハウスを引用していましたが、Boys Noizeもご多分に漏れずそのひとり。Boys Noizeはシカゴハウスのみならず、テクノへの愛を持っているところが他の(ニュー)エレクトロのひととは違って、自分の中では評価が高いわけであります(まぁドイツのひとだしねぇ)。
そんなBoys Noizeのレーベルから出たDance Mania Recoredsのトリビュート盤。
Boysnoize Records所属アーティストたちによるDance Mania楽曲のカヴァー集なんですが、正直、原曲のゲットー風サンプルを使った(ニュー)エレクトロ、という枠を超えたものではなくって、その中でオリジナル・ゲットー・マナーに忠実な光ってるものが1曲あるなと思ったら、DJ Funk御大であった。おっと、本物がひとり紛れ混んでた(笑)
まあでも、ゲットーな(ニュー)エレクトロとしては充分アガるものがある。
Audioniteの「Trax-O-Matic」なんてかなりヤバい出来で、UC好きにもオススメしたい。
![]() | Boysnoize Pres: a Tribute to Dance Mania (2013/11/21) Boysnoize Pres: A Tribute to Dance Mania 商品詳細を見る |
Tracklist
01. Feadz - Go On Girl
02. Strip Steve - Bust Your Sh*t
03. Bart B More - Bounce
04. DJ Scholar - Simple Mane
05. Rynecologist - B.A.N. (Bust A Nut)
06. SCNTST - Change Dat Tape
07. DJ Funk - High Frequency
08. Boys Noize & Housemeister - 1988
09. Harvard Bass & Pilo - Twerk Talk
10. Audionite - Trax-O-Matic
11. Bok Bok & Tom Trago - Silent G Safari
12. Pipes - Double Staxxx
13. BS1 - Whistle Jack
- [2014/03/10 21:02]
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【ビール】 Boddingtons Pub Ale

マンチェスターのボディントンズがお送りする、英国パブで飲まれているビール、その名もパブ・エール。…どこからか嘉門達夫のツッコミが聞こえてきそうです。いただきものです。ありがとうございます。
グラスに注ぐと、きめ細か過ぎる泡。アッこれは缶の中にギネス・ドラフトやキルケニーと同じフローティング・ウィジェットが搭載されていますね。
グラスいっぱいに広がったきめ細か過ぎる泡でビールはいったん完全に白濁した液体に。しばらく待ってあげると、徐々にくっきりとした泡の層ができ上がって完成です。
飲んでみると大変さっぱりとしていて、炭酸も微弱。かすかなビターな風味と、ほんのりと、しかし余韻として残る甘みが感じられます。
いつか本場のパブで日がな一日だらだらとこんなビールを飲みたいものですな。
"ボディントンズ パブ エール" を楽天で見る >>
- [2014/03/07 23:23]
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【ビール】 Brooklyn Winter Ale

ニューヨークのブルックリン・ブルワリーが冬期限定で醸造するウインター・エールをいただきました。ありがとうございます。
スコティッシュ・モルトの濃厚なロースト・フレイヴァーが味わえるが、炭酸の爽快さのおかげであまり重たくなりすぎず、どちらかと言うとドライなエールという印象。バランス良く楽しめるビールだと思います。
あと、サントリーのザ・プレミアム・モルツ コクのブレンド(過去記事)にも似てるなーと思いました。いや、あちらは下面発酵のビールですが。
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- [2014/03/06 23:29]
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909state - Beat Static EP

Title: Beat Static EP
Label: DESTRUCTION BABY
Catalog#: DB-002
Format: File
Released: 2014/02/21
909stateのセルフ・レーベルDESTRUCTION BABYの第二弾は、アシッドハウスとは何か、テクノとは何か、という本質を問う問題作。
1曲目でいきなり意外な作風なのに先ず驚いた。「Hi-Tech Jazz」と同じ音色のホーンのフレーズが2小節で繰り返されるジャジーなテックハウス調のトラック。2曲目もエレピっぽい音のフレーズが同じく2小節で繰り返されていて、この2曲は、スタイルとしては昔のハードミニマル期にちょっと流行ったジャズ・サンプル・ループもののテクノに近い感じなんだけど、注目したいのはそこ(ハードミニマル・リヴァイヴァル)ではない。
2小節で延々と繰り返される1フレーズが、フィルターによって徐々に変化がつけられていて、その変化によって曲が展開していく。
これってアシッドハウスの手法でしょう?
つまり、アシッドハウスって、必ずしもTB-303やそれに似た音色のシンセを使わないと出来ないものではないし、また、アシッドハウスで発見された手法を駆使して電気で作られたダンスミュージックの醍醐味、それがテクノの本質的な面白みではないだろうか。
僕は以前友だちに「テクノって何なの?」って聞かれたときに「電気で作るダンスミュージック!」って答えたことがあって、そのときはそれで納得してもらえたんだけど、付け加えるならば、メロディーに依ることなく電気で作られた音そのものの快楽性を楽しむ音楽がテクノだと言えると思う。
ジャンルやスタイルがどうあれ、そういう聴き方が出来る音楽こそがテクノなので、逆にきわめてテクノ的な手段で作られた音楽でも、まったくテクノ的に楽しめないものって世の中にはたくさんあるじゃない。
ゆえに、このEPはテクノであり、アシッドハウスなのである。
(あ、3曲目のこと書けなかったけど、ヘヴィーなミニマルダブ風トラック。一見地味だけどすごく良い。)
Tracklist
01. Beat Static 1
02. Beat Static 2
03. Beat Static 3
- [2014/03/05 23:13]
- 音楽 0-9 |
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【ビール】 サントリー 春咲く薫り

サントリーの期間限定の新ジャンル、春咲く薫りを飲んでみました。
グラスに注ぐと、想像していたよりも濃いめの、赤みがかった黄金色。泡持ちはあまり良くありません。
飲んでみると、まるで香料かと思うほどのはっきりとしたホップの甘みと香り(もちろん原材料に香料の記載なし)。余韻には同じくホップ由来の苦みが。
このビールのホップにはシトラホップというものが使われているそうです。国産ビールや地ビールなんかでたまに名前を見るホップですね。どういう特徴を持つホップなのかはよく知りませんが。
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- [2014/03/04 17:18]
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