SERi - 0303 Part One/Two

Title: 0303 Part One
Label: AcidWorx
Catalog#: acidworx08
Format: File
Released: 2014/07/09

Title: 0303 Part Two
Label: AcidWorx
Catalog#: acidworx09
Format: File
Released: 2014/07/29
SERiによるアシッド・リコンストラクション企画第2弾(第1弾はこちら)。今回もSERiのアシッド・トラックのフレーズを、それぞれのアーティストがそれぞれの機材を使って再構築している。今回は、前作よりも多い国内気鋭の12組が参加。
オールドスクール・テイストかつ疾走感のあるアシッド・トラックのオリジナルを、それぞれのアーティストがそれぞれの持ち味を生かした視点で再構築しているのが興味深く、ミニマル・マナーに則したダンス・トラックから飛び道具的な変わり種(?)まで、その振り幅の広さも含めてたいへん面白い。
僕個人的な好みで言えば、オリジナルのオールドスクールな部分をさらに拡大させたようなMetroリミックス(#1-02)、荒々しく骨太な無限軌道リミックス(#1-05)、ゴアっぽい開放的なサイケデリアが不思議なTiny Symphonyリミックス(#1-06)、ビートが骨太になった分フレーズの疾走感がさらに増したように感じるSERiのセルフ・リミックス(#2-01)、ダーティーなアシッド・サウンドがたまらない909stateリミックス(#2-02)(アシッド・シンセを2つ重ねて1つのフレーズにしていたのはこの人だけじゃない?)、オリジナルの疾走感のある部分をさらに拡大させたようなYoshiharu Satohリミックス(#2-07)あたりが好きだなぁ。何か好きだなぁ(重里)。
それから、前作もそうだったけど、このリコンストラクション企画が、新人や "これから" のアーティスト達のフックアップに繋がっていることにも注目したい。シーンはこうやって作るんだぜ、というSERiの気概を感じる。
Tracklist of 0303 Part One
01. 0303 (Original Mix)
02. 0303 (Metro Remix)
03. 0303 (Narita Remix)
04. 0303 (Juno Ensemble Remix)
05. 0303 (Mugenkidou Remix)
06. 0303 (Tiny Symphony Remix)
Tracklist of 0303 Part Two
01. 0303 (0309 Mix)
02. 0303 (909state Remix)
03. 0303 (Mitaka Sound Remix)
04. 0303 (Polyshaft Remix)
05. 0303 (Tasuku Remix)
06. 0303 (Crazy Romantic Remix)
07. 0303 (Yoshiharu Satoh Remix)
08. 0303 (Sick Of TV Remix)
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- [2014/07/31 21:23]
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【ビール】 Szot Amber Ale

妻が誕生日にSzotっていうチリのクラフトビールをくれました。これはアンバーエール。
クリスタル麦芽を使用し、瓶内二次発酵。
グラスへの注ぎ方を間違えたのか、キレイな泡を作ることが出来なかったのが痛恨の極みです(泡が弱いビールなのかしら)。いただきます。
香ばしいカラメルの苦みがあり、ほのかに感じる心地良い酸味が華を添えている。
これは飲みやすさもある良いアンバーエールだと思います。
チリのビールは、今回の3本(過去記事1・2)がおそらく僕に取って初めてのビールだったと思うけど、レヴェルが高くて驚きました。Szotはラベルのデザインもかわいいし、お店で見かけたら今度は自分で買ってみようと思います。
"Szot Amber Ale" を楽天で検索する >>
- [2014/07/30 13:45]
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【ビール】 サントリー モルツ・サマードラフト

サントリー モルツのヴァリエーションで、コンビニ限定の夏ビール、モルツ・サマードラフトが発売されました。
過去、(プレモルではなく)モルツのヴァリエーションと言えば、モルトをフィーチュアしたビターなタイプのものが多かった印象が強いのですが、こちらはホップをフィーチュアしたタイプのピルスナー。当blogの記事を検索したところ、2009年に同じくコンビニ限定でモルツ・グリーンアロマという商品が出ていた模様です(過去記事)。
ホップ好きにはこういう商品は限定であってもありがたいです。
飲んでみます。
ホップの香りが本当に鮮烈でみずみずしく、さわやか。まさに夏のビールといった感じで、ホップの効いたピルスナーが好きなひとなら間違いないと思います。
ただしコンビニ限定ということで、価格に割高感があるのは仕方がないのかな。あと、後味にほんのかすかに水っぽい苦みがある。
ホッピーなピルスナーで、しかも国産大手メーカーということで、どうしても毎年秋に出るキリン 一番搾り とれたてホップ(過去記事)と比較してしまうわけですが、スーパーや格安酒販店に行くとプレモルの香るプレミアム(過去記事)が買える価格であることを考えると、僕はとれたてホップの発売を待とうかな、という気持ちになります。
- [2014/07/22 22:59]
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【ビール】 ビアフェス大阪2014 (2014/7/20)

ビアフェス大阪2014 >>
今年もクラフトビール最大のイベント、ビアフェスに参加しました。僕は今年で6年連続6回目の参加となります。
昨年同様ビアフェスが独自に開発したという試飲専用のベストアロマグラスを手に、今年は総勢6名の精鋭たち(初参加者2名を含む)で挑みました。
このベストアロマグラス、結構容量があるので、1杯50mlの試飲イベントという建前とは裏腹に、それ以上グラスに注いでくれるブルワリーのスタッフも多く、実際どれくらいの量を飲んだのかは判然としません(笑)
では、今回僕が飲んだビールを、iPhoneのメモ帳を見ながら振り返ってみます。
足柄地ビール シトラス
霧島ビール ゴールデン
道頓堀地ビール ケルシュ
富士桜高原麦酒 シュヴァルツヴァイツェン
OH!LA!HO BEER 夏仕込みヴァイツェン
風の谷のビール 贅沢ピルス
金しゃちビール ゴールデンエール
大山Gビール インペリアルラガー
日本クラフトビール 東京ホワイト
日本クラフトビール 東京ブロンド
日本海倶楽部 ダークラガー
松江ビアへるん しんじ湖夕陽ビール
大山Gビール グランセゾン
常陸野ネストビール ニッポニア
シュレンケルラ ラオホメルツェン
金しゃちビール ペールエール
胎内高原ビール ラオホ
ヘリオス 星空のポーター
エストレーリャ・ガリシア
富士桜高原麦酒 アロマヴァイツェン
富士桜高原麦酒 カッパーヴァイツェン
松江ビアへるん 縁結麦酒スタウト
金しゃちビール ゴールデンエール (2杯目)
計23杯。思ってたよりもたくさん飲んでたな、という印象。今年はフルーツビールの種類が減ってきているように思います。あと、僕は今回飲まなかったけど、日本酒酵母を使用したビールが2種類ほど出展されていたのが今後の新しい流れになるかも、という予感。
今年のビアフェスは、沖縄、台北、東京、大阪(今日まで)と終わってしまったけど、今後、名古屋、横浜、香港と順次開催されるとのこと。僕はまた来年も大阪に参加します。
See you next year, BeerFes2015!!
- [2014/07/21 14:36]
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【ビール】 アサヒ 2014株主様限定特製ビール

今年もアサヒグループホールディングスの株主優待ビールをいただきました! ありがとうございます〜。
本年の株主様限定特製ビールは、これまで培ってきたアサヒビールの製造技術を活かし、高アルコールビールの醸造に適した酵母とドイツ産新品種ホップ「ポラリス」を一部使用した、アルコール度数7%のビールです。スパイシーかつフルーティな香りと、その贅沢な味わいを株主の皆様だけにお届けいたします。【非売品】
(引用元)
グラスに注ぐと明るい褐色。鮮やかな香りが特徴的。アルコール度数も一般的なピルスナーと比べて高めだが、アルコールアルコールした感じがなくて、重めではあるが飲みやすさもある。
今回の株主ビール、ひとことで言うとエールっぽい。上面発酵とはどこにも書いてないので、多分下面発酵のビールなのだとは思うが。
さてアサヒさん、つまり今シーズンの後半にこのエールっぽいテイストの新商品を投入するってことで良いですね? 非常に楽しみである。
- [2014/07/20 11:27]
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Unknown - Good Life (EEE Kurashi)

Title:
Label:
Catalog#: SYA-777
Format: 12"
Released: 2014
本blog記事のタイトルは「Unknown - Good Life (EEE Kurashi)」としたが、それはこの12インチを販売しているレコ屋のサイトすべてがこの表記で統一していたためそれに倣っただけであって、このジャケなし12インチのどこにも「Good Life (EEE Kurashi)」という曲名(の英語表記)は記されていません。
というわけで、初めて聴いたときから「アナログ出ないかなー。」と思ってやまなかったあの曲のアナログが、唐突にリリースされました。ワー。
A面はGonnoによる「"Shut It Horror Core" Dub」。(狭義の)バレアリックなダブ・ハウス。オリジナルのヴォーカルも使われてはいるものの効果音程度になっており、つまり原型はほとんどとどめていないタイプのリミックス。原曲のファンにとってみれば興味も聴くべきところもないと思うのかもしれないけれど、これはトロピカル感もあって気持ちええわ〜。今が夏で良かった。
B面はDr. Tettoによる「More Today Than Yesterday Mix」。はい原曲の作者さんですね。
R.H.C.「Fever Called Love」とかの90年代Hardfloorリミックス・スタイルとでも言えば良いのかな。ジワジワとアゲていって長いブレイク取って爆発っていうアシッド・リヴァイヴァル期のアシッドハウスのようなリミックス。
最高って言うの? こういうの最高って言うんだろ? うん、最高だよ…。
B面のもう1曲は「Original Japanese Vocal」ということで、原曲ですね。この手のブート(っぽいオフィシャル?)でリミックスだけでなくてオリジナルも収録してくれてるのはありがたいですね。
今週末からしばらくの間、このレコードが日本中のフロアでかかりまくるんだろうなぁ。
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Tracklist
A. Gonno / "Shut It Horror Core" Dub
B1. Dr. Tetto / More Today Than Yesterday Mix
B2. Original Japanese Vocal
- [2014/07/19 16:04]
- 音楽 T |
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Hercules & Love Affair - The Feast Of The Broken Heart

Title: The Feast Of The Broken Heart
Label: Moshi Moshi Records
Catalog#: MOSHIDL57
Format: File
Released: 2014
ニューヨークのダンスバンドHercules & Love Affairが、ニューディスコやディスコパンクといったスタイルを鞘に収めて、シカゴハウスやアシッドハウスに大きく舵を切った、3年振りの3rd。
ディスコやハウスの精神的なリヴァイヴァルを興すことを志す者たちが、1stや2ndアルバムのリリース当時の状況を鑑みてニューディスコやディスコパンクに自らを接続したのと同じように、昨今のロウハウスなんかの隆盛からシカゴハウスやアシッドハウスに再接続を始めたのは、とても自然なことのように思う。
まぁ難しいことはわきに置いといたとしても、80年代に多発したソウルフルでセクシュアルな男性ディーヴァ(形容矛盾じゃないよ)ものシカゴハウス/アシッドハウスの2014年版みたいな曲が矢継ぎ早に聴けるこのアルバムは、それだけでも楽しいしニヤニヤする。シカゴ好きならね。
![]() | Feast of the Broken Heart (2014/05/27) Hercules & Love Affair 商品詳細を見る | ![]() | Feast of the Broken Heart [Analog] (2014/06/10) Hercules & Love Affair 商品詳細を見る |
![]() | Feast of the Broken Heart (2014/07/15) Hercules & Love Affair 商品詳細を見る |
Tracklist
01. Hercules Theme 2014
02. My Offence
03. I Try To Talk To You
04. That's Not Me
05. Think
06. 5:43 To Freedom
07. The Light
08. Liberty
09. Do You Feel The Same?
10. The Key
- [2014/07/16 23:00]
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【ビール】 Szot Stout

妻が誕生日にSzotっていうチリのクラフトビールをくれました。これはスタウト。
香ばしいローストした苦みとカカオのような香りがあり、弱めの炭酸のせいもあって、飲んだ感触は限りなくアイスコーヒーに近い。
コーヒー・フレーヴァーのビールって数多くあるし、当blogでも今までいくつか紹介してきたけど(中には実際にコーヒーをブレンドしてしまったビールとかもありましたなぁ)、今回飲んだSzotのスタウトが、僕が今まで飲んだ中でいちばんコーヒーコーヒーしてるかもしんない。
"Szot Stout" を楽天で検索する >>
- [2014/07/15 23:23]
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【ビール】 Szot Rubia Al Vapor

妻が誕生日にSzotっていうチリのクラフトビールをくれました。これはRubia Al Vapor。裏のラベルにはラガーと書いてあります。
実はこのビール、ラガー(下面発酵)なんだけど高温で発酵させることによりエール(上面発酵)のような特徴を持たせている、カリフォルニア・コモン・ビール(いわゆるスチームビール)なんです。
先ず色が濃い。深みのある亜麻色。いただきます。
ビールで喉を鳴らすと、強めの酸味、それからフローラルな香りをまとったパワフルな苦みが来る。うわあ、これほんとにエールみたいだ。これでラガーなんだねえ。
しみじみ、旨い。沁みる。
"Szot Rubia Al Vapor" を楽天で検索する >>
- [2014/07/14 22:55]
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【ビール】 アサヒ ダブル酵母

イオングループで限定販売されているアサヒのプレミアム価格帯ビール、ダブル酵母を飲んでみました。
その商品名の通り、2つの酵母を使用しているとのことですが、その2つの酵母とは、"しっかりとした飲みごたえを生み出す「コク酵母」" と "爽やかなキレ味を生み出す「キレ酵母」" だそうです。しかも、"2つの酵母の特長を活かし“贅沢なコク”と“爽やかなキレ”を調和した味わいに仕上げてい" るとのこと。何なんでしょう、この陳腐過ぎる商品説明文は(やる気ないのかな)。
ただ、実際飲んでみると、先ずふんわりとしたやわらかな香りがあり、モルトの深みも充分にある。サブ原料を使っていても、さすが熟撰を作ってるメーカーだなと思わせる仕上がり。
コクとかキレとか、そんな借り物の使い古された観賞舌に頼らなくてもこのビールは美味しいよ。
"アサヒ ダブル酵母" を楽天で検索する >>
- [2014/07/13 23:19]
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【ビール】 アサヒ コーラ&モルト

アサヒからコーラのビアカクテル、コーラ&モルトが出ています。レモン果汁を使用した発泡酒です。
この手の甘いお酒は飲むシーンを選ぶので、春に買ったっきり長い間冷蔵庫に入ったままになっていましたが、先日家で飲んでいる際、ワインから日本酒に移るブリッジとして気分転換のつもりで飲んでみました。
あ、飲後感は間違いなくコーラです。ただ、残る後味にビールっぽい苦みが。
正直、飲むまではイロモノだとしか思えませんでしたが、これ、僕は嫌いじゃないです。思っていたほど甘ったるい感じでもないし。まぁさすがに食事には合わないけど、風呂上がりなんかに軽くあおる分には便利な飲み物なのではないかと。
"アサヒ コーラ&モルト" を楽天で検索する >>
![]() | アサヒ コーラ&モルト 350ml 缶 350ML × 24缶 () コーラ&モルト 商品詳細を見る |
- [2014/07/12 23:08]
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【ビール】 サッポロ 素材逸品

サッポロ 素材逸品は、イオン上場40周年を記念して全国のイオン系列の店舗で限定販売される第3ビ。
"サッポロビールならではの取り組みである協働契約栽培で丁寧に育てた国産麦芽による麦本来のうまみとともに、世界的に評価の高いチェコ産ファインアロマホップを一部使用することによって爽快な香りを実現しました。"
とのことです。いただきます。
あ〜。
これは王道というべきか。
第3ビの、本来のビールとは異なる違和感みたいなものがまったくない。その代わり、取り立てた特徴といったものもないと言うか。あえて探すとすると、モルトの風味と飲み応えのあるどっしり感といったところか。
しかしさすがサッポロ、きちんと麦とホップのノウハウがここに生かされている、ような気がするよ。
"サッポロ 素材逸品" を楽天で検索する >>
- [2014/07/11 23:30]
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【ビール】 麦のひととき

業務スーパーで売っていた激安第3ビ "麦のひととき"。永らく普段飲みにしていたが最近見かけなくなった麦豊穣(過去記事)と同じくベトナム産なので、たぶん大きく外すことはないだろうと思って、試しに購入。
お、ホッピーな鮮烈な香りが感じられて、結構飲める。て言うか僕好み。今度はケース買いしようかな。
しかしこの商品、ググってもまったく情報出てきませんね。超アンダーグラウンド。
- [2014/07/10 22:40]
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Cristian Vogel - Fair Slices & Re:mix

Title: Fair Slices & Re:mix
Label: soundroom.jp
Catalog#: SRJP-0002
Format: CD
Released: 2014
ところでCristian Vogelは今年の1月に8年ぶりに来日しているのですが、そのパーティーの際に、Cristian Vogelの新曲(未発表曲?)を国内のアーティストがリミックスしたアルバムが販売されました。現在はジャケットのアートワークが差し替えられて一般販売もされています(iTSでも配信中)。
このCristian Vogelの「Fair Slices」が、電子音なし、ピアノのみ、という以外な作風で先ずは驚いたけど、ピアノの残響音がまるでシューゲイザーのホワイトノイズのように作用している音響トラックとなっている。音のいいクラブとかで聴くととにかくヤバそうだ。
一方各アーティストのリミックスは、そのオリジナルのピアノの音やコードを忠実に、あるいは効果的に使った、ダブ、ブレイクビーツ、ジャズ、エキゾ、アンビエント、エレクトロニカと、それぞれの持ち味を発揮していて聴きごたえのあるものになっている。
ただひとり、ちったあ空気読めよと思うくらいに気を吐いているのが909stateで、Damon Wild & Tim Taylor「Bang The Acid (Joey Beltram's Bang The Drums Mix)」(過去記事)を彷彿とさせるひび割れた音色のパーカッションが三連で打ち鳴らされるジュークmeetsハードミニマル。そう、それでいい。
![]() | Fair Slices & Re:mix (2014/05/07) Cristian Vogel 商品詳細を見る |
Tracklist
01. Fair Slices (2014 Cristian Vogel) / Cristian Vogel
02. Fair Slices (Kuknacke Remix) / Kuknacke
03. Fair Slices (Orochi mix) / Yukiga Futte Uresii
04. Fair Slices (fear rice mix) / 37A
05. Fair Slices (takuya suburbanize) / takuya
06. Fair Slices (Yousuke Fuyama Remix) / Yousuke Fuyama
07. Fair Slices (gerge remix) / 皇族ゲルゲ
08. Fair Slices (Bisk Remix) / Bisk False Labelling
09. Fair Slices (nonSectRadicals Mix) / nonSectRadicals
10. Fair Slices (generative -14) / KouheiHarada
11. Fair Slices (Bio prizm-Casiozone mix) / Geodezik
12. Fair Slices (RE:CVVAVEN) / waven
13. Fair Slices (909state rmx) / 909state
14. Fair Slices (youpy remix) / youpy
- [2014/07/09 23:01]
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Cristian Vogel - Absolute Time

Title: Absolute Time
Label: Tresor
Catalog#: Tresor 22
Format: CD
Released: 1995
CDで聴くハードミニマル 第17回
"No Future" とは、Cristian Vogelを中心とした、言ってしまえば90年代ミドルのテクノシーンにおけるアンチテーゼである。構成員のひとりであったNeil Landstrummは、No Futureについて以下のように語っている。
「No Future」は90年代半ばにクリスチャン・ヴォーゲル、Emma SolaとMat Consumeによってはじめられた集団で、僕やTobias Schmidt、Dave Tarrida、 サイ・ベグそしてジェイミー・リデルなどのレコード・リリース、プロモーションやブッキングなどをしていた。僕たちのようなサウンドを〈モスキート〉や〈トレゾア〉でプッシュするためだったんだ。人数は多い方がいいしね。Matが僕らのレーベルと「トレゾア LP」のスリーブのアートワークをやってくれてた。あの頃のいい思い出がたくさんあるよ。ドイツでたくさんの「No Future」のイヴェントをやっていて、それは毎回楽しかったしはちゃめちゃだった。クリスチャンのスタジオにはよく行っていろんな音を録音したし、本当にいろんな事をクリスチャン から学んだんだ。僕にとっての「No Future」はポジティヴなパンク・ムーヴメントだったんだ。DIY ( Do it yourself) と他は気にせず突き進め、的な。
(ele-king 2012/03/31)
テクノ・プロデューサーとしてのCristian Vogelのキャリアは、1993年に始まる。いくつかのEPのリリースを経て、次第に、奇怪な電子音にまみれたフリーキーな作風が注目を浴び始める。そのサウンドは時にエクスペリメンタル、時に暴力的で、自身のレーベルMosquitoを設立して活動の拠点としてからは、フロアユースな部分と実験君の部分の両面を併せ持った志向がさらに顕著となる。テクノ総合商社たるベルリンのTresorが彼の才能を見逃すはずもなく、1995年にTresorからアルバムをリリースする。
この『Absolute Time』はCristian Vogelの3作めのアルバムであり、レーベルカラーを意識したのか、比較的ミニマルで、壊れ具合の少ないダンストラック寄りの曲が集められている。聞くところによると、この頃、自作のシーケンサーを使って作曲していたとか何とか。
ちなみに7曲目「Comes」には、前述のNeil Landstrummが参加している。
Cristian VogelのNo Future期のアルバムとしては、本当は、Jamie Lidellのリミックス・ヴァージョンが大ヒットした「(Don't) Take More」(先日SHIN-JUKE in OSAKAでD.J.Aprilさんがかけてましたね)のオリジナルを収録した1996年の『All Music Has Come To An End』あたりを選びたいところなんですが、一応ハードミニマルという特集の企画趣旨も鑑み、本作を選ばせていただきました。
ちなみに、No Future期のシングルを1枚選べと言われれば、僕は迷わず1995年の『Defunkt』を選ぶ。あのトチ狂った暴力性が4つ打ちの中で制御される様は本当に刺激的だった。
![]() | Absolute Time (2000/02/01) Cristian Vogel 商品詳細を見る | ![]() | Absolute Time [12 inch Analog] (2002/09/03) Cristian Vogel 商品詳細を見る |
Tracklist
01. In
02. Absolute
03. Time
04. What
05. Goes
06. Round
07. Comes
08. Around
- [2014/07/08 23:01]
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SHIN-JUKE in OSAKA @ 難波Rockets 2014/07/04
新宿Loftで開催されているジューク/フットワークのパーティー "SHIN-JUKE" が初めての大阪遠征。
会場は難波Rockets。90年代に田中フミヤが拠点としてChaos West〜Chaosを開催していた場所であり、その時代に僕がダンスミュージックを学んだ場所でもあります。自分に取っての母校という表現がしっくりくる、そんなクラブです。来たのは多分10年以上ぶり。
僕が着いたときはTechnomanのDJ中(FulltonoさんとOrrorinz聴けなくて残念)。山下達郎「Ride On Time」のジューク・ヴァージョンなんてあるのね。聴けてよかった。
しかしRocketsってこんなにすごい音だったのかなぁ。音圧が物理的な衝撃となって身体に襲いかかってくる。
食品まつり aka Foodmanのライヴ。ヒプノティックでミニマルなグルーヴを織り交ぜていて、めちゃくちゃ刺激的。あ、これヤバいやつや、と思ったころにはガン踊りでした。
Keita KawakamiのDJ。Rashadのアシッドのやつとかジャングルっぽいのかけてて引き続きガン踊り。イ・パクサのジューク・ヴァージョンなんてあるのね。笑った。
チミドロのライヴ。もちろんアレやってくれるんじゃないかと期待して行きましたよ。で、やってくれました、「チミドロのPump It」。もう説明不要かもしれないけど、DJ Funk「Pump It」をすべてバンドで人力で演奏するっていうアレね。連打されるヴォイスサンプルも3人のMCが声が続く限り続けるっていうね。
続いて「チミドロのFuckin Suckin」も聴けた。いやぁ、チミドロはいいファンク・バンドだねぇ。
D.J.Aprilのジューク/フットワークの深淵部を見せるようなDJ。このひとの献身的な活動がなければ日本にここまでジューク/フットワークが根付くことはなかったであろう。チミドロのライヴに応じて「Pump It」も投入。
余談。AprilさんとはTwitterで話したことはあるけど実際に会ったことがなかったので挨拶したかったんだけど、タイミング合わず見つけられなかったので(まぁ僕はほぼずっとフロアにいたし)かなわず残念。
佐伯誠之助のライヴ。いやぁ楽しかった。佐伯さんのライヴを観ないまま死ぬことは人生の楽しみの数パーセントを失うのと同じことだ。
DJ MaesakaのDJ。他の出演者の皆さんには申し訳ないんだけど、僕の中ではこの日のベストアクト。Maesakaさんの最近のblogを見ていると、ヒップハウスを標榜しながらほとんどイタロやユーロダンスみたいなとこからネタを引っ張ってきていてこっそり勉強させてもらってたんだけど、DJもそんな印象で、それに加えてDJ中に繰り広げられる小ネタの数々に爆笑。ああいうことやりながら、でも曲はばっちりつなぐもんなあ。
ちなみにDJ中にMaesakaさん自身が配りまくった祝儀袋の中には、何故か "なめんなよ" のステッカーが入っておりました。
Nature Danger Gangのライヴ。こちらも観るの楽しみにしてたバンドなんだけど、色んな意味で東京のバンドだなぁって思った。大阪ノリのMaesakaさんの直後だったから余計にかもしれないけど。
私事ながら、この週に40歳の誕生日を迎えまして。40代になってもライヴ会場でモッシュやるなんて思わなかったわ。
D.J.Kuroki KouichiのDJ。世界一のDance Maniaコレクターとしても有名なKurokiさんのゲットーなジュークを聴きながら、KurokiさんのミックスCD『100% Dance Mania』を物販で購入。
SHIN-JUKE in OSAKA、カッコ良くて刺激的な音楽を聴くことが出来て、なおかつ楽しくて、素晴らしいパーティーでした。
帰路は踊り過ぎて膝が曲がらなくて、チャリが進まなかったけどな。

会場は難波Rockets。90年代に田中フミヤが拠点としてChaos West〜Chaosを開催していた場所であり、その時代に僕がダンスミュージックを学んだ場所でもあります。自分に取っての母校という表現がしっくりくる、そんなクラブです。来たのは多分10年以上ぶり。
僕が着いたときはTechnomanのDJ中(FulltonoさんとOrrorinz聴けなくて残念)。山下達郎「Ride On Time」のジューク・ヴァージョンなんてあるのね。聴けてよかった。
しかしRocketsってこんなにすごい音だったのかなぁ。音圧が物理的な衝撃となって身体に襲いかかってくる。
食品まつり aka Foodmanのライヴ。ヒプノティックでミニマルなグルーヴを織り交ぜていて、めちゃくちゃ刺激的。あ、これヤバいやつや、と思ったころにはガン踊りでした。
Keita KawakamiのDJ。Rashadのアシッドのやつとかジャングルっぽいのかけてて引き続きガン踊り。イ・パクサのジューク・ヴァージョンなんてあるのね。笑った。
チミドロのライヴ。もちろんアレやってくれるんじゃないかと期待して行きましたよ。で、やってくれました、「チミドロのPump It」。もう説明不要かもしれないけど、DJ Funk「Pump It」をすべてバンドで人力で演奏するっていうアレね。連打されるヴォイスサンプルも3人のMCが声が続く限り続けるっていうね。
続いて「チミドロのFuckin Suckin」も聴けた。いやぁ、チミドロはいいファンク・バンドだねぇ。
D.J.Aprilのジューク/フットワークの深淵部を見せるようなDJ。このひとの献身的な活動がなければ日本にここまでジューク/フットワークが根付くことはなかったであろう。チミドロのライヴに応じて「Pump It」も投入。
余談。AprilさんとはTwitterで話したことはあるけど実際に会ったことがなかったので挨拶したかったんだけど、タイミング合わず見つけられなかったので(まぁ僕はほぼずっとフロアにいたし)かなわず残念。
佐伯誠之助のライヴ。いやぁ楽しかった。佐伯さんのライヴを観ないまま死ぬことは人生の楽しみの数パーセントを失うのと同じことだ。
DJ MaesakaのDJ。他の出演者の皆さんには申し訳ないんだけど、僕の中ではこの日のベストアクト。Maesakaさんの最近のblogを見ていると、ヒップハウスを標榜しながらほとんどイタロやユーロダンスみたいなとこからネタを引っ張ってきていてこっそり勉強させてもらってたんだけど、DJもそんな印象で、それに加えてDJ中に繰り広げられる小ネタの数々に爆笑。ああいうことやりながら、でも曲はばっちりつなぐもんなあ。
ちなみにDJ中にMaesakaさん自身が配りまくった祝儀袋の中には、何故か "なめんなよ" のステッカーが入っておりました。
Nature Danger Gangのライヴ。こちらも観るの楽しみにしてたバンドなんだけど、色んな意味で東京のバンドだなぁって思った。大阪ノリのMaesakaさんの直後だったから余計にかもしれないけど。
私事ながら、この週に40歳の誕生日を迎えまして。40代になってもライヴ会場でモッシュやるなんて思わなかったわ。
D.J.Kuroki KouichiのDJ。世界一のDance Maniaコレクターとしても有名なKurokiさんのゲットーなジュークを聴きながら、KurokiさんのミックスCD『100% Dance Mania』を物販で購入。
SHIN-JUKE in OSAKA、カッコ良くて刺激的な音楽を聴くことが出来て、なおかつ楽しくて、素晴らしいパーティーでした。
帰路は踊り過ぎて膝が曲がらなくて、チャリが進まなかったけどな。

- [2014/07/06 12:12]
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Marquis Hawkes - Outta This Hood

Title: Outta This Hood
Label: Clone Jack For Daze Series
Catalog#: CJFD21
Format: File
Released: 2014/06/23
またビールblogしか書けない周期に入り込んでるので(ビールの記事ストックがだいぶたまりました)、リハビリ代わりに軽くディスクレビューを。
いつもロウなシカゴ・ハウスやデトロイト・テクノを聴かせてくれるCloneのサブレーベルClone Jack For Daze Seriesの新作。
悪〜いヴォイス・サンプル、ドタドタしたキック、シャッフルしたハイハット、ブリーピーなシンセのポルタメントなどは、もはやDance Maniaスタイルと言ってしまっても良いと思うが、ゲットー滋味があふれ出したシカゴ・ハウスとなっている。
このMarquis HawkesというひとはDixon Avenue Basement Jamsっていうアンダーグラウンドなアナログ・リリースのレーベルからいくつか作品を出しているが、ここ1〜2年で出てきたほぼ新人の模様。こういうのを聴くとシカゴ・ハウスの未来だって捨てたもんじゃないって思うよ。
Tracklist
A1. Outta This Hood
A2. Peanut
B1. Talkin Shit
B2. Like That
- [2014/07/04 20:45]
- 音楽 M |
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