OTOOTO22 - MEMORIZE.EP 

Artist: OTOOTO22
Title: MEMORIZE.EP
Label: New Masterpiece
Catalog#: nmpDATA012
Format: File
Released: 2014/08/27
hitachtronicsさんがやってるネットレーベルNew Masterpieceから先週リリースされたのが、OTOOTO22という方の、New Masterpieceからは2作目となるEP。
シャープネスの効いた音像の清涼感あるアシッド・テクノ作品となっており、90年代のジャパニーズ・テクノの狂騒と、今年の夏の突然の終わり、双方の郷愁をしみじみと感じさせる。
また、80年代初頭のテクノポップと90年代のテクノの中間に位置しながら揺れ動いていた、90年代のジャパニーズ・テクノ独特の感覚が思い出される。
さらにレペゼン宝塚アクペリエンス(このコピー最高だな)909stateによるリミックスは、Syzygyや初期Transonicを思わせるさらに90年代テクノ・オマージュな作風。ミックス名Diving Frequency Landscapeを略すとD.F.L.になり、D.F.L.と言えば当然Syzygyの…(でも個人的にはむしろOrganizationっぽいと思ったんだよなぁ)。
今年の僕の夏は、このリリースとともに終わったかも知れない。



Tracklist
01. Phrase Flow
02. Neo Soft
03. VCF protocol
04. RAW TIMES
05. Phrase Flow (909state’s Diving Frequency Landscape mix)

Perc & Truss ‎- Two Hundred 

Artist: Perc & Truss
Title: Two Hundred
Label: Perc Trax Limited
Catalog#: PTL003
Format: File
Released: 2014
実は個人的にも待望していたPerc Trax Limited (PTL) の第3弾は、前作と同じくテクノ界の恐悪狂人団ことPerc & Trussのコンビによるもの。内容も同じく安心の、ゲギャギャンゲギャギャンゆってる悪夢のようなインダストリアル・アシッド。
「Two Hundred」は、Atari Teenage Riotがミニマルをやればもしかしたらこんな感じになるかもしれない(アルバム『The Power & The Glory』でもそんなノリはありましたけどね)。
「Forever Your Girl」では、ニューエレクトロっぽいブーストしたキックにハードコアレイヴ(デステクノ)のシンセリフが乗っかってたりする。
というように、単純なインダストリアル・テクノ+アシッド・サウンドみたいな作風ではなく、新しい試みを随所に織り交ぜているあたりも素晴らしいなと思うのです、その姿勢が。
しかしこの手の音楽を最強の音質と音圧で浴びたいな。特に大阪ではなかなか難しい状況ではあるけれど。



Tracklist
01. Two Hundred
02. Judd
03. Forever Your Girl
04. Van Der Valk

Andy Vaz - I'm Not From Detroit EP 

Artist: Andy Vaz
Title: I'm Not From Detroit EP
Label: Chiwax
Catalog#: CHIWAX002LTD
Format: File
Released: 2014
アナログは昨年から出ていたみたいなんだけど、配信ではついこないだリリースされたAndy VazのEP。
Chiwaxからは2作目となるが、前作『Imaginary Beings』(過去記事)のときと印象はそのままで、シカゴ・ディープハウスを基調としたレイドバック気味の甲殻ビートに、ひかえめのアシッド・サウンドやヴォイス・サンプルがからむというもの。
(作品タイトルに『I'm Not From Detroit EP』と冠していることについては)そうだね、確かにこの音はデトロイトからではなくシカゴから届いている。アトモスフェリックな叙情感も、デトロイトではなくシカゴ由来のものだ。



Tracklist
01. I'm Not From Detroit
02. Alternative Sates Of Insanity
03. Deutz Motorcity

【ビール】 Bel Premium (ベルプレミアム) 


ペットボトルに入ったベルギー産第3ビ、ベルプレミアム。ベルジャン・エール・タイプだそうです(ベルジャン・ホワイト・タイプだと勘違いしてエール用のグラス使わなかったわ)。
以前同じくペットボトルに入ったベルモルトという商品を飲んだことがありますが(過去記事)、同じシリーズのようですね。ペットボトルではないようですが、他にベルホワイト、ベルブラック、ベルチェリー、ベルフランボワーズがあるようです。フルーツビール・タイプ気になりますね。

グラスに注ぐと泡立ちが良く、きめの細かい泡の持ちもなかなかのもの。華やかさには欠けるものの、フルーティーさを楽しむことが出来る。
500mlということもあり、第3ビのくせして割安感のある商品ではないけれど、まぁこれはこれで。

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【ビール】 サントリー クラフトマンズビア 貴富の薫り 


サントリーがイオン限定で始めたクラフトマンズビア・シリーズの第1弾、貴富の薫り。
クラフトマンズビアは、サントリーが世界の多様なビアスタイルを参考に醸造するシリーズだということで、今後の展開が非常に楽しみです("参考に" という部分が少し引っかかるけど)。そういえば、以前アサヒが同じような世界ビール紀行という素晴らしいシリーズをやっていたけど(過去記事)、アレどうなっちゃったんだろうかぁ。

で、このクラフトマンズビア・シリーズ第1弾である貴富の薫りは、ウィートラガーを "参考に" 醸造されたとのこと。
ウィートラガーってあまり聞きなじみのないビアスタイルだったので調べてみたところ、アメリカンウィート(上面発酵)の例外ヴァリエーションで、下面発酵で作ったもののことを指しているようですね。
アメリカンウィート(あるいはそのラガー版)の場合は小麦麦芽の比率が50パーセント以上なのが通常であるところ、この貴富の薫りは小麦麦芽をそこまで使っていないみたい(小麦麦芽一部使用、とのこと)。このあたりが "参考に" という表現の正体なのかな。ではいただきます。

缶には白ワインのような、と書かれていたけれど、香りはたしかに華やかだ。ホッピーなさわやかさがあって、僕の好きなタイプの香り。口に含むと麦芽の重量感があり、香りのさわやかさとの対比が楽しめる。余韻はエールのような甘みがある。
最近のサントリー、青プレモル(過去記事)と言いこれと言い、攻めてるなぁ。クラフトマンズビア、この調子でどんどん面白くて美味しいビールを世に出して欲しい。期待。

【ビール】 ヤッホーブルーイング 東京WaiWaiピクニック 


昨年末に関東圏のイオンにて数量限定で販売されたヤッホーブルーイングのベルジャン・ホワイト "東京WaiWaiピクニック" が、最近は関西のイオンでも買えるようになりました。全国販売が始まったのかな?
東京WaiWaiピクニックは、大麦麦芽と小麦麦芽、ホップに加え、コリアンダーシードとオレンジピールを使用したベルギースタイルのホワイトエールなんですが、ヤッホーブルーイングには同じくベルジャン・ホワイトの水曜日のネコ(過去記事)というビールがあるので、そのあたりをどう差別化しているのかも気になって、飲んでみました。

グラスに注ぐとすごく良い泡持ち。フルーティーな香りは、白ビールにはよくあるバナナではなく洋梨に近い(缶には青リンゴと書いてあったけど)。口に含むと、熟れた果実の香りとともに強めの炭酸の爽快感がやってくる。のどを通った後の余韻はそれほど長くなくさっぱりとしたフィニッシュ。
飲みやすさのある、さわやかなホワイトエールですね。ただ、水曜日のネコとの違いはよくわかりませんでした。

THE NEXT GENERATION パトレイバー 98式イングラム デッキアップイベント @ ATCピロティ広場 2014/08/09 

映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー』のイベントで、実物大の98式AV(通称イングラム)のデッキアップが行われました。場所は南港のATC。今年4月に吉祥寺で行われて以来、2回目のイベントとなります。
今回は8月2日から8月10日までの期間、1日3回デッキアップを行うというもの。僕は8月9日の13時30分の回を観に行きました。
当日は折しも台風11号ハーロンが西日本に接近しつつある中、大阪は朝から豪雨でしたが、13時頃には何故かすっぽりと雨がやみ、運良く傘をささずに観覧となりました。きっと日頃の行いが良いのでしょうね、たぶんぜったい。

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起き上がった眼前のイングラムは、思ったよりもデカくて圧倒されるとともに、これは実在したら警察の示威能力がいかんなく発揮される車両(?)だろうなぁと思いました。
実物大のガンダムや鉄人28号は単にデカいプラモ以上の存在感もリアリティもないけど、パトレイバーは現実社会が舞台の作品なだけあって、さすがリアリティありますね。埋め立て地というシチュエーションもそのリアリティを後押ししているけど、やはり僕は吉祥寺のように街中で観たかったという気持ちが捨てきれませんでした。
次回は梅田あたりでお願いします。

史上最大!第12回アメリカ横断ウルトラクイズ 

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今年6月、CSのファミリー劇場において、『史上最大!第12回アメリカ横断ウルトラクイズ』の歴史的再放送が敢行されました(今月リピート放送アリ)。
『アメリカ横断ウルトラクイズ』はこれまで再放送は1度も行われておらず、まさに僕を含めた多くのファンにとって念願の再放送であったと言えるでしょう。

『アメリカ横断ウルトラクイズ』は、1977年から1992年にかけての16年間と1998年に、計17回放送されたクイズ番組。一般参加の挑戦者達が、日本を出発してアメリカ大陸を横断しながら決勝地のニューヨークに向けて旅をする(回によって違いあり)という、今考えてもスケールの大きなクイズ番組でした。
かつて、僕も大学生になったら参加するぞと心に決めていたのですが、残念ながら僕が高校3年生のときを最後にレギュラー放送が終了してしまい、夢かなわず現在に至っています。
今回再放送された第12回は、26年前の1988年に行われたもので、成田からグァムを経由して、北極圏から南極圏まで南北アメリカ大陸を一気に縦断するという、過去の大会と比べてもそのスケール感はずば抜けて大きな大会であったと言えると思います。

『サイキック読本』の何冊目かの中書きで、板井昭浩D(当時)が、優れたフィクション作品は、何故自分はその(作品中の)場にいることが出来ないんだ、と身を焦がされるような思いになる、みたいな意味のことを書いていて(本当は正確に引用したかったので書籍の実物を探したんだけど、見つからなかった。何回かの引越を経て処分してしまったのかも知れない)、この言葉はフィクション作品を評価する際の指標として、今でも僕の中に刻み込まれています。板井Dは具体例としてホワイトベースや友引町など4・5点を挙げていたと思うけど、これが人によっては春風高校だったり特車二課だったりするわけです(ごめん、最近の例は思い浮かばない)。
僕にとっての『アメリカ横断ウルトラクイズ』って、実はそんな枠に入ってしまう番組だったんだなぁと見ていて感じました。
いや、『アメリカ横断ウルトラクイズ』はフィクション作品ではないばかりか、実のところ、一般視聴者参加型クイズ番組の体を取った人間ドキュメンタリーを描くノンフィクション作品であるわけで、そのことは番組制作側が当初から意図していた部分でもあり、今回再放送された第12回を改めて観てみても、およそ1ヶ月間の旅の中で、挑戦者の人間ドラマがクイズを通して本当に良く描けていると思います。

ところで今回の再放送に当たって、『今だから話せるウルトラクイズ丸秘証言集』というオマケ番組が新たに制作されています。番組構成の萩原氏(『今だから話せるウルトラクイズ裏話』という、番組ファンにとってはたまらなく興味深いblogを書かれている方でもあります)、美術・デザインの黒木氏とともに、当時の挑戦者から4名が出演されていて、番組から26年後の挑戦者の姿を見ることが出来るのがまた面白い。ウルトラクイズの挑戦者同士は回毎で今でも交流があることが多いそうで、そんな旅の過程で作り上げられた仲間感・連帯感がテレビを通して視聴者にも伝わっていたからこそ、僕も上のような感想を持ったんだろうな。
『今だから話せるウルトラクイズ丸秘証言集』は、ファミリー劇場の番組サイトで完全版を視聴することが出来ます。『史上最大!第12回アメリカ横断ウルトラクイズ』の再放送視聴後に観るとさらに番組を楽しむことが出来ると思いますよ。

今回の再放送に第12回が選ばれたのは前述のスケールの大きさに加え、番組後期の制作会社やスタッフの初めての回であることも関係しているのだろうけれど、今後も年1回のペースでも良いから、『アメリカ横断ウルトラクイズ』の再放送を順次行っていただきたいものであります。個人的には、次回は、レギュラー放送で福留が担当したラスト回であり、陸路でアメリカ横断を行った第14回の再放送を希望です。

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Herbert - Part Six 

Artist: Herbert
Title: Part Six
Label: Accidental
Catalog#: AC 79
Format: File
Released: 2014
Herbertの帰還! Partシリーズ18年振りの新作!!

Matthew Herbertが、Herbert名義で1995年から1996年にかけて、オウン・レーベルPhonoからリリースしていた連作EP "Part" シリーズがまさかの復活。Partシリーズの6作目にあたる『Part Six』が突如発表された。"ムネアツ" ってこういうときに使う言葉だよなぁオイ!

HejiraのRahel Debebe Dessalegneをヴォーカルに迎えた「One Two Three」は、傑作アルバム『Around The House』期を思わせるジャジーなミニマルハウス。「Grab The Bottle」はロウハウスめいたロウファイなジャッキン・ハウス。この2曲が趣向も違えどそれぞれかつての(俺たちの好きだった)Herbertそのもので、最高最高。
その2曲にはさまれた「Manny」と「My DJ」は、また何かしらの生活音からと思われるこもった音質のサンプルを使ったエレクトロニカ。

やっぱりHerbertにはストレートなハウス・トラックを作ってもらいたいですよね。今後もこのシリーズが発表されるのかどうかは定かではないが、期待期待。

Part 6 [12 inch Analog]Part 6 [12 inch Analog]
(2014/07/08)
Herbert

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Tracklist
A1. One Two Three
A2. Manny
B1. My DJ
B2. Grab The Bottle

Neil Landstrumm ‎- Understanding Disinformation 

Artist: Neil Landstrumm
Title: Understanding Disinformation
Label: Tresor
Catalog#: Tresor 53
Format: CD
Released: 1996
CDで聴くハードミニマル 第18回

Cristian Vogelに続いてNo Futureからテクノ総合商社Tresorに引き抜かれたのがNeil Landstrummだった(と言っても、この頃はまだ彼らを指すNo Futureなる固有名詞は流通していなかったけど)。
Neil Landstrummと言えば、とにもかくにもPeace Frogからリリースされた1stアルバム『Brown By August』(過去記事)を聴いて欲しい。今回2ndを取り上げるのは単に1stがレビュー済だったからに過ぎない。

Cristian VogelもNeil Landstrummも、1994年にアシッド・リヴァイヴァルが収束してから表舞台に出てきたひとたちであり、TB-303をそのまま使うことに慎重だったり躊躇するところのある隙間世代なので、いかにしてTB-303を使わずにアシッドな効果を生み出すかということに注力していたと思うのです。
本作もアナログなオシレーター系のシンセ音でなんとかしてアシッドっぽい効果を狙っていて、それがアシッドとはまた違った独自のサウンドを作り出しており、この頃のNeil Landstrummならではのペナペナに潰されたリズム体と不規則なつんのめるドラムロールも健在。ハードめなトラックが多いのもポイント高し。何故か1stよりもラフに作ってる印象が強く、当時はあまり高評価とはいかなかった作品ではありますが。

Understanding DisinformatioUnderstanding Disinformatio
(2003/01/28)
Neil Landstrumm

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Understanding Disinformation [12 inch Analog]Understanding Disinformation [12 inch Analog]
(2003/01/28)
Neil Landstrumm

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Tracklist
01. Twisted In New York
02. Praline Horse
03. Range Rover Traxx
04. Invasion Of The Bovine Snatchers
05. The Glasvegas Experience
06. Pirate
07. S:Board Crash//ZX-81
08. Nasty And Suspicious Nature