水曜日のカンパネラ×カワムラユキ - 金曜日の花魁 

Artist: 水曜日のカンパネラ×カワムラユキ
Title: 金曜日の花魁
Label:
Catalog#:
Format: File (MP3)
Released: 2015/05/29
あいかわらず水曜日のカンパネラの動向から目が離せない(瞳孔だけに)。
昨日、岡山でOL Killerとのツーマンがあった日(僕は行けませんでしたが)、コムアイが出演するヤフオク!の地上波テレビCMの放送開始と、そして本作の無料配信開始が、突如として発表された。
「金曜日の花魁」は、昨年11月にアルバム『私を鬼ヶ島に連れてって』(過去記事)の発売に合わせて行われたタワーレコードのインストア・ツアーの際に、参加特典として配付されたCD-Rに収録されていた楽曲である。作詞をカワムラユキ、作曲をケンモチヒデフミが務め、コムアイが歌っている(そう言えば3人とも名前の表記がカタカナですね)。
コムアイが "歌っている" と書いたが、いつものようなラップではなく、ポエトリー・リーディングのような語りが大半を占めている。昨年発表された時期とくらべて "ポエム・コア" という単語がだいぶ流通するようになったので、今現在ではそのように呼んでしまっても良いのかもしれない。
トラックはドラムとピアノだけなのかな? とってもシンプルな構成でコムアイの狂気に対峙しているし、渋谷の街を歩きながら録音されたというコムアイのヴォーカルのバックに聴こえる雑踏が、SE的なスパイスの役割を果たしていて、他の水カンの楽曲とはかなり趣きが異なる。
他アーティストとのコラボレーションという意味では、今年出たEP『トライアスロン』(過去記事)のアイディアの始まりとなった作品なのかもしれない。そして、もうすぐワンマン・ツアーが始まるタイミングでこの曲の無料配信が始まった意味とかも考えると、色々深読みしてしまう(妄想とも言う)。
初めて水カンを聴くひとにこの曲から薦めるようなことはあり得ないけれど、ファンとしては "これはこれで" という感じで聴いておきたい1曲だ。

Tracklist
01. 金曜日の花魁

【ビール】 サッポロ 麦とホップ The gold 薫るコク 


サッポロの麦とホップ The goldの限定ヴァリエーション薫るコクを飲んでみました。

リッチゴールド麦芽、ゴールデンアロマホップに加えて、富良野産ホップ、ゴールデンスターを一部使用。奥深いコクながら、爽やかに薫る。夏しか飲めない麦とホップ The gold、誕生。
サッポロ 麦とホップ The gold 薫るコク 商品情報サイトよりコピペじゃなくて手打ち)

だそうです。いただきます。
アッ、この爽やかなホップの感じ、嫌いじゃないです。香りと味わいが力強くって。さらに、深みのある苦みが、余韻をよりゴージャスに飾っている。これには驚き。そもそも麦とホップは旨いんだけれどもね。
簡潔に言うと、麦とホップ The gold 薫るコクは、ヱビスの忠実なイミテーションだ。

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【ビール】 サッポロ ラガーズハイ 

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イオングループ限定・期間限定の第3のビール "サッポロ ラガーズハイ" を飲んでみました。

サッポロ ラガーズハイは颯爽としたのどごしが味わえる、アルコール分7%の本格的な新ジャンルです。厳選した3種のホップを使用し、爽やかな香りを実現しました。心地良い刺激と開放感を与えてくれる、本格的な味わいをお楽しみ下さい。
サッポロ ラガーズハイ 商品情報サイトよりコピペじゃなくて手打ち)

だそうです。
のどごし、高アルコール度数、ホップの爽やかな香り、心地良い刺激…。ずいぶんもりだくさんですね。そしてわしづかみですね。いただきます。
アッ、この贅沢なホップの感じ、嫌いじゃないです。と思ったのもつかの間、アルコール感のある甘みが暴力的に押し寄せてきて、すべてを台無しにしてしまいまった。
これ、消費者に訴求しそうな要素を色々詰め込みすぎですよぉ。サッポロの第3ビは信頼していただけに、残念。

【ビール】 サントリー クラフトマンズビア 緋色の芳醸 


サントリーがイオン限定で始めたクラフトマンズビア・シリーズの第4弾、緋色の芳醸。
…えっ、もう第4弾なのか。第2、第3弾飲んでないぞ俺(嗚咽)。
(第1弾、貴富の薫りの記事はこちら。)

緋色の芳醸はアルト・タイプだそうです。アルトとは、Kraftwerkと同じくデュッセルドルフで生まれた褐色の上面発酵ビールのことです。いただきます。
エールっぽいフルーティーさとカラメルっぽいモルトの甘みと風味がある。フルーティーという面では同じサントリーの香るプレミアム(過去記事)に一歩及ばないが、重さはひかえめで飲みやすい。

サントリーのクラフトマンズビア・シリーズは3月にリリースされた本作以降鳴りを潜めているが、そこは現在展開されているクラフトセレクトに引き継がれているということだろう。サントリー、頑張ってますね。日本のビール文化の底上げのため、今後とも期待しています。

岡村靖幸 LIVE TOUR 2015 "This is my life" @ Zepp Namba 2015/05/23 

およそ1年半振り5回目の岡村靖幸のライヴ。
活動復帰以後は年2回コンスタントにツアーをこなしているので、僕は2回もツアーに不参加だったことになる。
1600番台という、今までに見たことのない大きな整理番号だったが、ギリギリ前から2ブロック目の最右翼にもぐり込む。右側(下手)狙いなのは、いつもアンコールのピアノ弾き語りコーナーで下手にピアノが設置されることを知っているからだ。
5分ほど押して開演。

(新曲)
1曲目は、聴きなれないミドルテンポの打ち込みファンク・チューン。"新時代" "マイペース" といった単語が聞き取れた。これが今回のツアーで初披露となる新曲であることは、事前に他の会場の様子等を予習していた僕は知っていたが、普通、ライヴの1曲目にファンの誰も聴いたことのないような新曲を演るかぁ?

どぉなっちゃってんだよ
オリジナルから大きくピッチアップした「どぉなっちゃってんだよ」。
以前のツアーでも聴いたけど、男性ダンサー2人を交えて会場のテンションを一気にヒートアップさせる。

カルアミルク
オリジナルよりピッチダウンさせた「カルアミルク」。靖幸はなるべく丁寧に丁寧に歌おうと心がけているのが伝わってくる。
バラードを聴くとその日の声の調子がよくわかるけど、残念ながら、この日は調子が良いようには思えなかった。今回のツアー、声の調子がかなり良い、というそれまでの他会場の前情報とは裏腹に。

泣いちゃいそうだよ (渡辺美里)
過去に渡辺美里に提供したバラード曲をカバー。

Automatic (宇多田ヒカル)
昨年参加したトリビュート・アルバム『宇多田ヒカルのうた』(過去記事)から「Automatic」のカバー。サビの "It's Automatic" は客席に歌わせていた。

彼氏になって優しくなって
現在のところ最新シングルであるミディアムな歌謡ファンク。
僕はこの曲が出てから初めてのライヴだったので、ようやく生で聴けた、という感じだ。

愛はおしゃれじゃない
それは次のこの曲でも同じで。
清涼感のあるギターのイントロから4つ打ちのキックが入ってくる、復帰後の最高傑作。小出祐介のパートもすべて靖幸が歌ってた。
しかし、1年半ライヴに行かなかった間にシングルが2作も出てるんだものなぁ。こんな活動ペース、一体誰が予想した!?

ビバナミダ
アニメ『スペース☆ダンディ』のキャラクター勢によるナレーションから始まる「ビバナミダ」。
この曲は僕はライヴで聴くのもすでに3回目なんだけど、超盛り上がってた。もはや靖幸の代表作のひとつという地位を確かなものにしている。

Dog Days~ラブ タンバリン
「そりすべり」からの「Dog Days」をさわりだけ歌っての「ラブ タンバリン」。前回これをライヴで聴いたのは10月だったので(過去記事)、少し早めのクリスマスを演出したんだなと思ってたけど(実際に白石さんのMCも、クリスマスに靖幸とデートする小芝居だったような気がする)、今は灼熱の5月だぜ?(笑)

イケナイコトカイ
「カルアミルク」と並んでその日の靖幸の声の調子を計ることが出来る曲。声量はあったけど、高音が出てなかったりかすれてたり、やはりなかなか調子が良いとは言えなさそうだ。

いじわる
アレンジが変わりすぎてたけどエロ幸は健在。下手のマイクスタンドでポールダンスしてたのもこの曲だったっけ?(笑)

19 (nineteen)
改めてセトリ見てみると比較的『DATE』収録曲が多いなぁという印象。みんな大好きな盛り上がり曲。

I Still Haven't Found What I'm Looking For (U2)
"大阪ベイベ、U2歌うよU2。" とのこと。"みんなも歌ってみて?" という無茶振り。

あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう〜だいすき
白石さんのMCコーナーをはさんで、第1部の最後は「ロングシュート」から「だいすき」へとノンストップで流れるド定番の構成。しかしどぉも音も演奏も少しボヤけてる感じがした。観客もノリきれていなかったような…。

慕情 (サザンオールスターズ)
1回目のアンコール開けはバラードから。この、岡村靖幸がサザンを歌う、という意外性はこの「慕情」という曲を知っていればこそ生まれるものであって、僕はこの曲に特に思い入れがなかったので…。でも、いい曲でしたね。原曲ちゃんと聴きなおしてみます。

Lovin' you (渡辺美里)
そしてついに来ました、渡辺美里に提供した超名曲バラード。過去にライヴで歌ったりしてたのかな? この曲は本当に震えた。持って行かれた。

スキャンティブルース (MEG)
一転して、クールで密室的なハウス。靖幸ヴァージョンは『ビバナミダ (スペース☆ダンディ盤)』(過去記事)にのみ収録。この曲は僕ほんとに好きだなぁ。

come baby
岡村と卓球のあの曲なんだけど、初めて聴く生バンドによるファンク・スタイルなアレンジでかなりな改変がなされていた。…でも「スキャンティブルース」の後に演るんならオリジナルに忠実な密室エレクトロ・ディスコなアレンジの方が良かったのでは? なんて。

うちあわせ
2番の歌詞間違ったのに気づいたひと、どれくらいいたかな(笑)。

Super Girl
"ほんとのDance Chance Romanceは自分次第なんだよ、ねえ知ってた?" と何度も何度も聞いてくる49歳のシンガーソングライターダンサー。
この曲で第2部終了。

大阪ベイベ
2度目のアンコールからのピアノ弾き語りコーナー。しかし、今回ピアノが設置されたのはまさかの舞台向かって左側(上手)。そ、そんなフェイント…。

ちぎれた夜
いつもだと引き続き弾き語りで「友人のふり」に行くところ、さっさと弾き語りは終わって「彼氏になって優しくなって」のカップリング曲のフォークソング。鬼気迫る切なさのあるいい曲だと改めて思う。

真夜中のサイクリング
あれ、こんなインダストリアルなアレンジなんだったっけ?、という感じの「真夜中のサイクリング」。この曲発表当時よりも確実に声が出てるのでなんだかおかしな感じ。

Out of Blue
ツアーのオーラスはやはりド定番の、アダマスを激しく弾きまくりからのデビュー曲「Out of Blue」。ライヴでこの曲の、特に終盤のホーンを聴いてしまうと、嗚呼とうとうこの至福の時間が終わっちまうんだなぁ、と思う。そして、また靖幸に会いに来よう、そう思うのだ。

どうも今回の大阪の公演に限って言えば、靖幸のコンディションはあまり良いようには思えなかったし、白石さんのMCも靖幸をいじることなく、実にあっさりとしたものだった。
「聖書 (バイブル)」や「友人のふり」をはじめ、ド定番とされる幾つかの曲がセトリから外れたのは、活動再開以後の幾つかの新曲だけでなく、カバー曲や他アーティストへの提供曲が新たにセトリに入ってきたからであり、また、それらの新しくセトリに導入された曲たちのほうが、古い定番曲よりも違和感なくしっくりと今の靖幸に馴染んでいた。
そして2時間45分の長丁場を演じ切るタフで濃厚な圧巻のステージ。たゆまない努力を続けているのだろうし、変化し、進化し続けている。ピアノ弾き語りが向かって左側(上手)で行われたり(根に持ってる)。

今の岡村靖幸は、努力を絶やさない天才だ。それって最強じゃんよ?

(※ セトリの順番が違うとかあの曲も演ったといった情報やご指摘をお待ちしております。他会場のセットリストを参考に、自分の記憶を頼りに書いたものなので、正直、ところどころ自信がないのです…。)

【ビール】 アサヒ スーパードライ エクストラシャープ 


累計35億箱突破記念。期間限定、超辛口のスーパードライ。氷点下でろ過したエクストラコールドろ過製法とアルコール度数5.5%による、強い刺激と研ぎ澄まされたシャープなキレ味が特長です。
アサヒスーパードライ エクストラシャープ ブランドサイトよりコピペ)

だそうです。いただきます。
う〜ん、オラよくわかんね。普通のスーパードライとどう違うんだべさ。
ドライな辛口ですよ。シャープな切れ味ですよ。で?

僕は普段スーパードライを自分から飲むことはほとんどないので、スーパードライ・ファンにはすぐにわかる微妙な味の違いが僕にはわからないという可能性が高い。
ということにしておきます。

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水曜日のカンパネラ - 鬼ヶ島の逆襲 LIVE at Liquidroom 

onigashima.jpgArtist: 水曜日のカンパネラ
Title: 鬼ヶ島の逆襲 LIVE at Liquidroom
Label:
Catalog#:
Format: File (WAV(24bit/48kHz) / MP3)
Released: 2015/05/09
今年の3月29日に恵比寿のLIQUIDROOMで行われた、水曜日のカンパネラ初のワンマンライヴ "鬼ヶ島の逆襲" のライヴ音源。

この音源は、鬼ヶ島の逆襲の開催にあたってクラウドファンディング・サイトきびだんごで募集されたプロジェクトに出資した特典として、後日送付された音声データ(ハイレゾおよびMP3)である。特典はライヴ音源のほかにもライヴ映像、Tシャツ、ステッカー、ライヴ終演後の楽屋挨拶権などがあったが、僕は音源のみを選択した(個人的に、ライヴ映像ってあんまりくり返し観ないからねぇ)。
音声データは12トラックに分かれており、ライヴの前半にあたる部分の11曲が収録されている。ちなみにライヴの後半は、オオルタイチのゲスト・ライヴをはさんで新曲5曲を惜しげもなく披露(ライヴ全体のセットリストはOTOTOYのライヴ・レポート参照)。この部分が、特典ライヴ映像には収録される(見込み?)にもかかわらず特典ライヴ音源のほうからはカットされてしまったのは痛恨の極みと言うしかない。

僕自身はこのライヴには参加していなかったので、先日スペースシャワーTVで放送された数曲を除いて、初聴。映像が付いていないので、ヴォーカルコムアイの実際の現場での行動やニュアンスの部分で若干わかりづらい部分はあったものの、予測と想像で補える部分も多く、ライヴの臨場感を感じることが充分にできた。何より、音がいい。特に「二階堂マリ」や「ミツコ」などの楽曲ではキックのハコ鳴りがズンズンと響いていて、これは現場で体感すると最高だったろうなぁと思う。
「千利休」の中盤で大きくトチッたりもしているが(ヴォーカルの入りのタイミングがワンテンポ遅れたと勘違いしてあわてて走ったら実は遅れてなくて無理矢理元に戻したりしてる)、全体として見ればご愛嬌のレベルだと思う。このライヴが参加者から賛否両論あったのは(あえて説明するまでもないことだけど、公的に "賛否両論" という表現が使われるということは、実際には "否" が圧倒的に多かったというレトリックですからね)、音楽とコムアイのパフォーマンス以外の部分、MCであったり運営自体に端を発していたのだろうなぁと思う(ここは想像ですが)。
ワンマンという、これまでのライヴよりも長時間のステージングを要される条件にも、水曜日のカンパネラという音楽ユニットとして徐々に慣れてくるだろうし、6〜7月に行われるワンマン・ツアー "トライアツロン" では、鬼ヶ島の逆襲で得られた反省点を踏まえてさらに成長した姿が見られるであろうことは、先日のインストア・ライヴ(過去記事)のマジカルな時間を体験した僕は、すでに確信している。
それまでは、『トライアスロン』(過去記事)と『demo6』(過去記事)とこのライヴ音源を聴きまくって、水カン待望気分を高めておきたい。プチャヘンザ手羽揚げろ皆の衆!!

Tracklist
01. 登場
02. 千利休
03. デーメーテール
04. 二階堂マリ
05. インカ
06. チャイコフスキー
07. 星一徹
08. ドラキュラ
09. お七
10. 桃太郎
11. マリー・アントワネット
12. ミツコ

水曜日のカンパネラ @ 大阪マルビル緑のテラス 2015/05/10 

水曜日のカンパネラのEP『トライアスロン』(過去記事)のプロモーションで全国のタワーレコードを巡るインストアライヴ・ツアー、大阪はマルビル店(地下1階)の地上にある屋外スペースでの開催となりました。満員御礼。
僕にとっては、1月の鬼退治ツアー(過去記事)、3月の爆ひな(過去記事)に続くおよそ2ヶ月振り3回目の水カンのライヴ。

実は前日に、他の会場のセットリストなどを参考に、当日のセットリスト予想を立てておりました。それはこんな感じ。

01. ナポレオン
02. ディアブロ
03. 桃太郎
04. カーネル
05. ドラキュラ

インストアライヴ(今回はアウトストアライヴだけど)なのでやるのは5曲くらいだろうな、01は予想というよりも自分がライヴで聴きたい希望、02から03にかけてはDommune出演時にもつなげて演っていてかっこ良かったセット、04と05はやはり大阪なので、というのがだいたいの理由。

整理番号A2番だった僕は、当然のようにステージ最前列と低音のグルーヴをこのままキープで。
ステージに膝をぶつけながら開演を待ってると、ケンモチヒデフミさんがひょっこりと会場の外にやって来る姿が見えた。会場のお客さんには特に気づかれていない様子だったが、僕は「みんな、あの人が水カンの頭脳やぞ!」と叫びたくて仕方がなかった。

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ステージ上にはなぜか風呂桶と手ぬぐいが
一体何に使うのだろう(棒

ステージにコムアイさんの姿が見えないまま、図太い4つ打ちのキックの音が梅田の街に響き始める。
1曲目は「ナポレオン」だ。コムアイさんはフロアの後方から登場。
「ナポレオン」は、N.O.R.K.のOBKRが手がけたグルーヴィーなディープハウスを主体としたトラックにコムアイさんのクールなヴォーカルが乗る水カンの新機軸とでも言うべき曲。僕はライヴで観たいとずっと思っていた。

ステージに上がったコムアイさんから挨拶と今朝ホテルから乗ったタクシーの運ちゃんについてひとくさりMC、そして次の曲「ディアブロ」のコールアンドレスポンスの軽い練習。
「ディアブロ」の歌い出しからワイヤレスマイクの音声が完全に途切れるアクシデントが発生するも、予期せぬトラブルとコムアイさんのステージ上のパフォーマンスで逆におおいに盛り上がり、会場との一体感を手にした。災いも福となす勢いと実力が、今の水カンとコムアイさんにはあるということだ。
「ディアブロ」のアウトロからノンストップで「桃太郎」のイントロへ。
しかし今度は音を出してるコムアイさんのMacBookのケーブルが外れて音が中断するトラブルが。それも乗り切り、梅田の街中に響く「きっびっだーん!」「魂の16連射!」のシャウト。

続いての曲は『トライアスロン』から残る1曲「ユタ」。まさか『トライアスロン』の収録曲すべてやるとは思ってなかった。
なぜかテイラー・スウィフトの販促パネルを「ユタ」のプロデューサーであるオオルタイチさんだと言い張り、インタビュー形式でパネルと会話するコムアイさんのパネル芸もさることながら、「ユタ」でゆらゆらと踊ってると本当に気持ち良くって、この曲の神髄がようやく理解出来たような気がした。

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オオルタイチ氏の登場というサプライズに沸く会場

ラストは、大阪ではいつもやっているという「ドラキュラ」。「カーネル」もほんとはやりたかたんだけど、という言葉もありましたが。
再びフロアに降り立ったコムアイさんは、後ろの方で捕獲した男の子にソロで歌わせるという、おなじみの罰ゲームニクい演出も。

結局、僕の事前のセトリ予想は、4曲目が「カーネル」ではなくて「ユタ」だっただけで、ほかは曲順も含めて的中。ニアピン賞。誰か褒めて!

ミニライヴ後はコムアイさんのサイン会。並んでる間にケンモチさんの存在も会場のお客さんに見つかってしまったらしく、ケンモチさんの前にも長い行列ができてしまっていた。
コムアイさんには『トライアスロン』の透明のジャケにサインをもらい、ケンモチさんには『トライアスロン』に封入の「ディアブロ」の透明の歌詞カードと、それから爆ひなのときに物販でケンモチさんの手から買ったにもかかわらずサインをもらいそこねた『安眠豆腐』(過去記事)のジャケの両方にサインをもらう。ケンモチさんには、鬼ころしの紙パック(ストローで吸うやつ)もさしいれました(水カンの昔のネットラジオ聴いてたひとには意味がわかるよね)。

水曜日のカンパネラの音楽をあらわす際に "中毒性" という言葉が用いられることが多いが、ひとたびライヴを体験してしまうと、加えて "多幸感" という単語を思い浮かべずにはいられない。
なんだかよく理解出来ない中毒性と、まったく正体のつかめない、めくるめく多幸感。

水曜日のカンパネラの生み出すマジックに、みんなも、僕も、完全にやられてしまっている。

150511a.jpg
先ほどまでオオルタイチさんだった物体

水曜日のカンパネラ @ 大阪マルビル緑のテラス 2015/05/10 セットリスト
01. ナポレオン
02. ディアブロ
03. 桃太郎
04. ユタ
05. ドラキュラ

【ビール】 カインズ 黄金 (こがね) 


びびんばです◎

さいきん僕が普段飲みにしてる第3のビールは、このカインズの黄金 (こがね) です。
以前もいちどこのblogで紹介したことがあるのですが(過去記事)、数年ぶりに買ってみたらまったく知らない間にしれっと離乳アルしておりました。

以前の黄金はタイのサンミゲルの工場で作っており、良く言えばシンハーみたいな、タイビールっぽいくせのあるテイストだったんです。僕はそれが好きで、あるいはタイビールだと自らに言い聞かせて、飲んでいたわけです。
対して、今の黄金はベトナム産。ベトナム産の第3のビールのクォリティの高さは自分の中ではもはや常識となっており、麦豊穣や麦のひとときなどその例は枚挙にいとまがありません。

グラスに注ぐと、非常に繊細でシルキーな泡がふんわりとかたち作られ、ホップのみずみずしいアロマが感じられる。飲んでみると、そのアロマにたがわない爽快なホップの鮮烈さと甘みに身体を縦一直線に貫かれるかのようだ。反面、苦みはあまりない。
ひとによってはこのホッピーな感じは苦手に感じるかも知れないけど、僕は好みの超ど真ん中です。もう麦のひととき(過去記事)を探さなくたっていいんだ…。