Seven Davis Jr - Universes 

Artist: Seven Davis Jr
Title: Universes
Label: Ninja Tune
Catalog#: ZEN224
Format: File
Released: 2015/07/24
先日、某方が突発的に主催されたとある飲み会がありまして。残念ながら僕は参加できなかったのですが、その飲み会に設定されたお題に "オススメのCDを持参する" というものがありました。すでに書いたように僕は参加できなかったわけですが、もしも参加していたとしたらどんな音楽を持って行っていただろうと、ふと思いを巡らせたところ、ちょうどその時期に聴いていた2つの作品が思いあたりました。
本作はその1つめ。

Seven Davis JrはLA在住のプロデューサー/シンガー・ソングライター。
ファンクやゴスペルといった音楽的な経験値をキャリアの下敷きに感じさせる、漆黒の宇宙を旅するディスコやビートダウン・ハウス。そこに若干のゲットー臭をかもし出しているところが個人的な好み。
そのクラシカルなグルーヴの中にもモダンな感覚が見え隠れする音楽性からは、ブラック・ミュージックの深淵を感じずにはいられない(とか何とか)。



Tracklist
01. Imagination
02. Freedom
03. Sunday Morning
04. Everybody Too Cool
05. Good Vibes
06. Be A Man
07. Fighters
08. Afterlife
09. No Worries
10. Welcome Back
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水曜日のカンパネラ - demo7 

demo7.jpgArtist: 水曜日のカンパネラ
Title: demo7
Label: Tsubasa Records
Catalog#: TRNW-0149
Format: CD
Released: 2015/09/09
水曜日のカンパネラによる、今年2作目となるdemoシリーズCD(前作『demo6』の記事はこちら)。今作も消費税込み1枚100円などという、超太っ腹価格となっている。
収録されているのは、コムアイが出演したヤフオク!のテレビCMに使われた新曲「ツイッギー」。9月9日より、全国のタワーレコードにて、限定8209(ヤフオク)枚販売される。
さらに、そのうちの300枚のみ、7月27日にヤフオクに出品という形態で先行発売された。その300枚は、出品からわずか40分ほどで完売したという。いわゆる瞬殺というやつだ。

で、僕が現在手にしているのが、そのヤフオク出品時に落札した300枚のうちの1枚である(ニヤリ)。

入札金額ももちろん100円。しかもこれは送料込みの値段で、支払い方法は三井住友銀行への振込のみだったので、商品代金以外にかかった費用は振込手数料だけ。
水カンチーム、あんたらいったいどんだけ太っ腹なんや…。

収録曲「ツイッギー」は、作詞コムアイ、作曲ケンモチヒデフミ。先日のツアーでも披露されたが(過去記事)、2分弱ほどの短い楽曲となっている。
カラフルな電子音が弾ける上モノに、たたみかける三連符のビート、超ぶっとい地響きを呼ぶベース、そしてコロコロと躍動するコムアイのヴォーカル。トラックは「ディアブロ」同様、UKベースミュージックへの傾倒が見られるが、本作ではさらに一段突き抜けて、水カンの音楽性を新たな地平に導いている。
正直涙が出そうなくらいカッコイイ曲で、不満なのは曲の長さ(短さ)だけ。
でも僕は、本当はこの曲のロングヴァージョンが存在するんじゃないかと秘かに疑っているんだぜ!

Tracklist
01. ツイッギー (ヤフオク!CMソング)

【ビール】 サントリー クラフトセレクト メルツェン 


サントリーのクラフトセレクトシリーズ、第二弾その2はメルツェン(過去記事:第一弾その1ペールエール第一弾その2ブラウンエール第二弾その1スペシャルビター)。

香ばしい麦の香りが特長のカラメル麦芽を一部使用するとともに“贅沢長期熟成製法※2”を採用することで、まろやかな麦の味わいを実現。またアロマホップ100%使用により心地よい余韻の後口に仕上げています。
※2 当社主要スタンダードビールと比べ熟成期間の基準を約3割長く設定

(サントリー クラフトセレクト メルツェン ニュースリリースよりコピペ)

メルツェンは、ドイツのオクトーバーフェストで振る舞われる下面発酵ビール。10月のオクトーバーフェストのため、毎年3月(メルツ)に仕込まれることからその名がついたとされます。
グラスに注ぐと茶〜オレンジ系の液体。モルティなアロマと甘さがあり、少し酸味も感じる。わりとスッキリとしたクリーンなフィニッシュ。
さすが大手メーカー作、甘みを感じつつもスイスイいける感じに仕上がってますね。

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【ビール】 サントリー クラフトセレクト スペシャルビター 

specialbitter.jpg
サントリーのクラフトセレクトシリーズ、第二弾その1はスペシャルビター(過去記事:第一弾その1ペールエール第一弾その2ブラウンエール)。

北米産ビターホップ一部使用による“しっかりとした苦味”と、爽やかな香りが特長の希少品種シトラホップを一部使用したレイトホッピング製法※1による“キリッとキレの良い苦味と爽やかな香り”を実現しました。
※1 麦汁煮沸終了前後の最適な時期にホップを投入する製法

(サントリー クラフトセレクト スペシャルビター ニュースリリースよりコピペ)

ところで "スペシャルビター" って何のことなんだろうと思ってビア・スタイル・ガイドライン・日本語版を参照したところ、イングリッシュ・ペールエールのサブジャンルのようです(8B.スペシャル/ベスト/プレミアム・ビター)。
以下、ビア・スタイル・ガイドライン・日本語版の記載に沿って感想を述べます。

モルトアロマよりもホップアロマが強く、柑橘系のフルーツ感がある。
薄い銅色で透明度はそれほど高くなく、泡は多め。
ミディアム・ライト・ボディ。炭酸が弱い印象はない。
強烈な苦味が印象的であるも、ホップな爽やかさがずば抜けて感じられ、全体として飲みやすい。

と並べてみたところ、ビアスタイル上のスペシャルビターの中心軸からは、実はかなり離れたビールであることがわかる。むしろアメリカン・ペールエールのカテゴリに近いのではないかとも。
とは言え、これほどまでにホッピーなビールはそうそう出会えないし、僕はそもそもホップ感のあるビールが大好きだから、これがめちゃくちゃ旨いビールであることは間違いない。

超オススメである。

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【ビール】 サントリー クラフトセレクト ブラウンエール 


サントリーが新しく始めたプレミアム価格帯ビールのシリーズ、クラフトセレクトの第一弾その2は、ブラウンエール(第一弾その1ペールエールの記事はこちら)。

香ばしい香りと深い味わいが特長のカラメル麦芽を一部使用するとともに、「上面発酵酵母」を使用することで、“ホッと心がくつろぐような香ばしく深いコクと優しい口当たり”を実現しました。
(サントリー クラフトセレクト ブラウンエール ニュースリリースよりコピペ)

だそうです。
すでに第二弾のスペシャルビターとメルツェンが発売されたタイミングではありますが、いただいてみます。
ちなみに今回のグラスは、僕の所有しているグラスの中でいちばんカタチの近かった、マカオの新恵康超級市場 (Supermercado Venvindo) というスーパーマーケットで買った、お店のロゴが入ったもの。これ、確か70円くらいで買ったような…。

写真の泡が粗めなのは、僕の注ぎ方がマズかったか、グラスが汚れていたかのどちらかです(テヘ)。
舌の上で泡が弾けるプチプチ感が心地よく、カラメル麦芽由来の甘く香ばしい深みのある風味と合わさって、一瞬の幸せを味わうことができる。そう、この瞬間のために僕はビールを飲むんですよ。

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VA - Japan's Next 2015 Special CD 

Artist: VA
Title: Japan's Next 2015 Special CD
Label: ロッキング・オン・ジャパン
Catalog#:
Format: CD
Released: 2015/07/31
姉さん事件です! 『ロッキング・オン・ジャパン』2015年9月号に『Japan's Next 2015』という付録CDがついておりまして、今回で5作目なのだそうですが、このCDに水曜日のカンパネラの「カーネル」が収録されています。
というわけで「カーネル」目当てに、じつに20数年ぶりに、かつては毎号購読していた『ロッキング・オン・ジャパン』を買いました。

「カーネル」は、そのタイトルの通り、カーネル・サンダースをモチーフとした大阪のご当地ソング。すでにライヴではオナジミの曲で、5月にはおとぷり(オトトイ・ミュージック・プリペイド・カード)のキャンペーンで無料ダウンロードが開始されてはいましたが、今回が初のCD化となります。
1985年10月16日の大阪の街の熱狂の様子を、今まさに道頓堀に投げ入れられようとしているカーネル・サンダース自身の目線から、これまでの(カーネル・サンダースの)人生が走馬灯のように流れる様子も混線しつつ語られているのがこの曲の歌詞であると、僕は解釈しています(笑)
サウンド面では、性急な4つ打ちとパーカッシヴなお祭りビートに、ガットギターとピアノがエモーショナルに対比する、超熱量のあるトラック。
いつの日か、タイトルからdemoの文字が消えて、正式にリリースされることでしょう。心待ちにしております。



Tracklist
01. THE BOYS&GIRLS - すべてはここから
02. NOISEMAKER - Her Diamond
03. THREE LIGHTS DOWN KINGS - BRAINWASH
04. フレデリック - 愛の迷惑
05. 魔法少女になり隊 - RE-BI-TE-TO
06. Mrs. GREEN APPLE - 我逢人 -short ver.-
07. Yogee New Waves - Good Bye
08. Awesome City Club - 4月のマーチ
09. 夜の本気ダンス - B!tch
10. 水曜日のカンパネラ - カーネルdemo