居酒屋割烹 源左ェ門 (金沢) 

先日金沢に行った際に、以前にも音ズレて訪れて適正価格で美味しかった覚えのあった、木倉町商店街の源左ェ門を再訪しました。



平日の夜便で金沢に到着し、宿に荷物を置いてすぐにお店へ。
平日の夜9時ということで、お客さんもそれほど多くなく、ゆっくりと飲むことができました。



生ビールはキリン一番搾り。
僕は居酒屋を選ぶときは、最初にビールの銘柄をチェックします(笑)。



刺身盛り。
まぐろ、サーモン、ぶり、甘えび、だったかな…。



あん肝。
いやぁ、プリン体バンザイ。



かにコロッケ。
かにをほぐした身が入っています。食べてると腱が出てきました(笑)。ちゃんと作ってるんだなぁ。



揚出し豆腐。
とても飯田市いい出汁。



れんこん団子揚出し。
間違えて同じようなものを頼んでしまいましたが(笑)、揚出し豆腐とは違う出汁を使っているのに驚きました。手間がかかってるなぁ。



ふぐ唐揚。
肉厚のふぐの身がからりと揚がっており、とても美味。



シメはかに雑炊。
アッ、また違う出汁を使ってるぞ! そしてかにの身がこれでもかと!

今回鮮魚系の注文が少なかったのは、翌日以降に寿司やぶりしゃぶの予定がひかえていたからですが、鮮魚系以外のいわゆる居酒屋メニュー的なものがひとつひとつきちんと作られていて、しかもお高くない。
地酒も豊富なお店なので、北陸の海の幸を肴に、北陸の日本酒をいただくのも又吉また良し。
金沢に行くときには訪れたい居酒屋です。



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Rockwell - Obsolete Medium 

Artist: Rockwell
Title: Obsolete Medium
Label: Shogun Audio
Catalog#: id1047230761
Format: File
Released: 2015
ロンドンのドラムンベースのレーベルであるShogun Audioを中心にリリースを重ねているロンドンのドラムンベースのプロデューサー、Rockwellの1stアルバム。

ドラムンベースのレーベルから出たドラムンベースのプロデューサーのアルバムなので、一般的には当然のようにドラムンベースにジャンル分けされている作品なのだが、果たしてこれを簡単にドラムンベースのアルバムと言ってしまって良いものなのかどうか(さて問題です、ドラムンベースと何回言ったでしょう・笑)。

ときおり見せるオーケストラヒットやタイトなスネアの音色、あるいはレイヴィーなヴォイス・サンプルなどにかつてのドラムンベースの面影を感じることはできるが、楽曲を構成する音、ビート、グルーヴ、いずれも僕がなれ親しんだドラムンベースからは大きく離れており、性急なリズムや三連符、デジタルな電子音、不穏でリキッドなベースなどからは、むしろトラップやフットワークと言ったテン年代のベース・ミュージックとの親和性を強く感じさせる。

シカゴ発のジューク/フットワークがヨーロッパのクラブ、とりわけドラムンベースのシーンで受け入れられたあたりから、ジャングルやドラムンベースを取り入れるシカゴのフットワークのアーティストが多く生まれたが、ヨーロッパではどうやらその逆コースの現象も起きていたみたいで、昨年あたりからジュークなどの(ドラムンベースの歴史と比較すると)新型のベース・ミュージックを取り入れた越境するドラムンベースを耳にすることが増えてきたような気がする。

Rockwellは2013年のシングル『Detroit / Back Again』でそういった流れの先陣を切ったアーティストでもある。
本アルバムは、彼の越境型ドラムンベースの実験の集大成であり、ドラムンベースという音楽ジャンルの可能性を大きく拡張したアルバムと言えるだろう。

なので、はじめに、この作品をドラムンベースと呼んでいいのか、と疑問を呈したが、僕はあえてこう決め打ちしたい。

このアルバムは正真正銘、最新型のドラムンベースだ、と。



Tracklist
01. Obsolete Medium
02. Faces
03. INeedU
04. Lines Of Ground Glass
05. 14Me
06. Itsok2behapp-e
07. Guts / Blood / Sex / Drugs
08. Negative Approach
09. Please Please Please (Play This On The Radio)
10. Dizzle
11. Macbook Jungle Crew (Your Time)
12. Bait
13. Technoir
14. Rave Cult
15. Music 2000

水曜日のカンパネラ - 寿限無ジュテーム 

Artist: 水曜日のカンパネラ (SUIYÔBI NO CAMPANELLA)
Title: 寿限無ジュテーム (Jugem’ je t’aime)
Label: Tsubasa Records / Specific Recordings
Catalog#: SPCFC017
Format: LP+CD+File
Released: 2015/12/18
先月の半ば頃、インスタグラムのフォロワーさんが見たことのない水カンのヴァイナルとおぼしき画像をUPされていたので、これは何かとたずねたら、インスタグラムで画像を見つけたとの返事。そこでインスタグラム上で検索したら、Specific Recordingsというレーベルのアカウントがその画像をUPしているのが見つかりました。Specific Recordingsは、パスピエやCharisma.com、BiS階段といった日本のアーティストの作品をライセンスしてヴァイナルでリリースしているフランスのレーベルのようです。
その後、レーベルのサイトで告知されていた2015年12月18日の発売日(フランス時間)に、レーベルのBandcampから購入できるようになりました。タイトルは『寿限無ジュテーム』。
ちなみに、実は発売日以前からBandcampには音源がUPされていて、なぜか無料でもダウンロードできるようになっていたのはナイショである(現在は無料ダウンロードできないようになっています)。

収録されているのは、2013年の1st『クロールと逆上がり』から2015年のEP『トライアスロン』までの中からより抜かれた既発の6曲で、おそらくフランスのレーベルからのリリースという理由から、「ナポレオン」「マリー・アントワネット」「ジャンヌダルク」といったフランス人名の曲が多く選ばれている。
そしてこれもおそらくなんだけど、選曲されたのは2015年の6月頃じゃないかしら。コムアイさんが2015年6月16日にこのようなツイートをしていて、当初これは『ツタヤレンタル盤』のことを指してるのだと思っていたけど(そして『ツタヤレンタル盤』の情報が出るまでは『クロールと逆上がり』のリイシューだと思っていたけど)、選曲のタイム感からすると『寿限無ジュテーム』のことだったのかなと思わなくもない。

オーダーから1週間ちょっとで届きました。日本語の住所氏名を無理矢理ウェブ検索にかけたような無茶苦茶なアルファベットの住所氏名でよくもまあ届いたもんだとあきれたけどそれはまぁいいや。
ヴァイナルはイエローで、6曲がすべてA面に収録されている。で、B面には落語の寿限無の文字が、レコードの溝と同じ方向に渦巻状にエッチングされている。僕のインスタグラムの写真を見てもらうのがわかりやすいと思うけど(これとかこれとか)。
音質のことを考えたら片面の収録時間をなるべく少なくしようとするのがヴァイナルを作る上での鉄則なのに、あえて音質面のこだわりを捨ててまでモノとして欲しくなる、手にして思わず嬉しくなる作品を志向したあたりからも、水カンの作品作りの哲学というか姿勢が見て取れる。"寿限無ジュテーム" というタイトルは落語好きのコムアイさんのアイデアだと思うけど、こうした盤面も含めたアートワークに関してもおそらくコムアイさんの着想が大きく取り入れられているのではないだろうか。

また、収録曲に関しても、「ネロ」が入っているあたりに、きちんと楽曲で選んでいる感じがして、好感が持てる。
「ネロ」は『クロールと逆上がり』の最後の曲なんだけど、ケンモチさんによるガットギターとコムアイさんのヴォーカルだけの非常にシンプルな楽曲で、個人的にも水カンの中で好きな曲のかなり上位に入る。いつの日かこの曲のライヴを、ケンモチさんがギターを弾き、コムアイさんが歌うというライヴを、目にしたいと夢見ている。

なお、この作品にはヴァイナルのほかに、同内容のCDと、同じく同内容のMP3ファイルを取得するためのダウンロードコードが封入(CDのレーベル面にプリント)されている。3フォーマットのパーフェクトなパッケージ。
ヴァイナルは眺めたり飾ったりとフェティッシュな楽しみ方をして、音源はCDやファイルで聴く、という使い方も可能だ。



Tracklist
A1. ナポレオン (Napoleon)
A2. 桃太郎 (Momotaro)
A3. マリー・アントワネット (Marie-Antoinette)
A4. 千利休 (Sen No Rikyu)
A5. ジャンヌダルク (Jeanne d'Arc)
A6. ネロ (Nero)

【ビール】 サントリー ザ・プレミアムモルツ 香るプレミアム 2015初摘みホップヌーヴォー 


サントリーのザ・プレミアムモルツ(以下プレモルと呼ぶ)から出た、初摘みホップを使ったヴァリエーション、今シーズンは香るプレミアム版も同時にリリースされています。
通称青プレモルことプレモルの香るプレミアム(過去記事)は、レギュラー・ヴァージョンのプレモルと違ってエール(上面発酵)ビールであり、僕が日本の大手メーカーのビールの中で間違いなく一番美味しいと自信を持っておすすめする1本でもあります。

同発だったレギュラー・ヴァージョンの初摘みホップヌーヴォー(過去記事)とくらべると、フレッシュなホップの鮮烈な苦味はそのままに、さらにエールならではのふくよかな香りが非常に魅力的だ。
今しか飲めない香るプレミアムの初摘みホップヌーヴォー、まだ売ってるのを見つけたら迷わず買い占めるべきだと思うし、来シーズンも発売されることを心から期待したい。

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【ビール】 サントリー ザ・プレミアムモルツ 2015初摘みホップヌーヴォー 


プレミアム価格帯ビールとして不動の人気を誇るサントリーのザ・プレミアムモルツ(以下プレモルと呼ぶ)より、毎年恒例となりつつあるザーツ産の初摘みホップをフィーチュアしたヴァリエーション(2014 ver.の記事はこちら)。

レギュラー販売されているプレモルとくらべて、フレッシュなホップの苦味が全面に感じることができる、今だけのプレモルです。出たの去年の11月だけど、もしもまだ売ってるのを見かけたら是非に。

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Especia - Aviator / Boogie Aroma (Espacio盤) 

Artist: Especia
Title: Aviator / Boogie Aroma (Espacio盤)
Label: Versionmusic
Catalog#: VICL-37068
Format: CD
Released: 2015/07/22
90年代のサブカルで育った世代のおっさんたちが、みんな揃いもそろって今現在アイドルに夢中になっている現象についてはいつかきちんとまとめたいと思っていて、それには "楽曲派" というタームがひとつ重要な位置を占めてくると仮設を立てているのだけれど、それにしてもこの楽曲派という便利な言葉を最初に考えだした、あるいはアイドルの業界に持ち込んだヤツは、よっぽどの(以下、そのうちどこかに続く)

『Aviator / Boogie Aroma』は、昨年の7月に出たEspeciaの両A面シングル。
Cielo盤、Tierra盤、Mar盤、Espacio盤の4種類のCDが出ていて、ペシストさんたちは特典会目当てに当たり前のように全種類コンプあるいは複数枚購入されていた模様です。僕が買ったのは一昨年のツアー時のライヴ音源がほぼフルで収録されているEspacio盤。
ちなみに、4種類のCDに収録された全7トラックが収録された配信版も後日出ています。CDで買うことに特にこだわりがないのであれば、こちらのほうがお得なのかも。

80年代の空気感の記憶があり、同時に懐かしさ以外のシンパシーを感じている人間にしてみれば、80年代なんて知ってるはずもない90年代生まれの女の子たちによってこんな音楽をやられてしまった日には、もうたまったもんじゃないわけです。もちろん、実際にやらせてるのは周りの大人たちなんだけど。
今年の2月に出るというアルバムにも、なんだかんだ言いながらも期待しかなく。




Tracklist
01. Aviator
02. Boogie Aroma
03. Mucho GUSTO Especia 2014 Tour -Viva Final Espacio Edit-
  01. Intro
  02. BayBlues
  03. FOOLISH
  04. アバンチュールは銀色に (GUSTO Ver)
  05. BEHIND YOU
  06. 嘘つきなアネラ
  07. No 1 Sweeper
  08. くるかな
  09. アビス
  10. YA・ME・TE!
  11. Outro

2015年を振り返る 

あけましておめでとうございます。びびんばです◎

モチベーションを保つことができるのも才能とはよく言いますが、最近はなかなかblogを書くにあたっての才能が自分の中で…って、このマクラは去年も書きましたね。(過去記事:2014年を振り返る
去年と同様に昨年の1年間を振り返ってみたいと思うのですが、今年は1月1項目にとらわれず、遊びに行った主なライヴやイベントについて振り返ってみます。

(1月)
NN7 @ ロフトプラスワンウエスト
水曜日のカンパネラ 平成26年度鬼退治行脚!スペシャル @ 梅田Shangri-La
(3月)
爆ひな'15 @ 心斎橋 Music Club Janus
(4月)
スチャダラパー 華麗なるワンツー @ 味園ユニバース
dubble trubble 〜Mura-T & DJフクタケ ふたり会 (『ヤバ歌謡2』リリパ番外編) @ お茶漬けバーオオノ屋
(5月)
水曜日のカンパネラ @ 大阪マルビル緑のテラス
岡村靖幸 LIVE TOUR 2015 "This is my life" @ Zepp Namba
(6月)
Ikkubaru Japan Tour 2015 @ 心斎橋SUNHALL
(7月)
水曜日のカンパネラ トライアツロン! @ 梅田Shangri-La
(9月)
Grateful Beer Live Festival '15 @ CCO名村造船所跡地
(10月)
MINAMI WHEEL 2015 EXTRA EDITION @ なんばHatch
Towa Tei "Cute" Release Party In Osaka @ CCO名村造船所跡地
(11月)
OHH_CHANOMA #2 @ SOCORE FACTORY
水曜日のカンパネラ ワンマンライブツアー ジパング @ umeda AKASO
(12月)
水曜日のカンパネラ 競演ライブツアー ジパング @ 神戸太陽と虎

年間ベストはそのうち考えます。今から考えます。本年もよろしくお願いします。